カテゴリー「落語」の201件の記事

2012.11.03

「第6回 芸協らくごまつり」に行って来た。その1

もはや6回目。

毎年のお楽しみ、芸協らくごまつり(今年の開催は10/14)。たまにはゆっくり行こうかなと思っていたのだけど「サインラリー」というのが開催で、そのシートはかずに限りありと言うことで、やっぱり早めに並んで入場。9時半ちょっと前に着いたらもう20~30人位並んでいる。そして着々と列は伸びる。今までは開場前に芸人さんがパンフを配ってくれていたのに「今年は無いねえ」と話していたら、なんと昇太さんが配り始めた。

キャー!昇太さんキャー!

と興奮していたらあっという間に自分の番になり、受け取り「あ、配ってる所を写真!」とカメラをだそうとしていたら、ちょうどそのタイミングで開場。ワタワタしていて写真は撮り損ねる。いきなり一発目からスマートじゃない感じ。

毎年のように入り口に芸人さんが並んでお出迎え。その間を歩いて行き、まずはそのサインラリー用の用紙を購入、1枚200円。さてこれで第一ミッション終了。あとは12マスをサインをお願いして埋めるだけ。

年々何か見るよりも会場内にいる芸人さんとお話ししたり写真を撮らせてもらう時間が増えて来た。落語は寄席や落語会に行けばいくらでも聞けるし、会場イベントは見たいのが重なりがちなので、いっそもう!って気分。普段お話し出来ない人に声がかけられるなんて幸せなので、ついはりきってうろうろしてしまう。

今回は基本「写真をお願いします」とセットで「ブログにのせてもいいですか?」と確認しながら撮らせてもらった。高座とは違う素敵な姿を見て欲しいのですよ。

右紋師匠。首から下げているのはサインラリーにすぐ対応できるように、のサインペン。
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陽昇さんの「わ缶ねぇんだヨ」。
缶の上の人形をお手玉で倒すゲームなのだが、ワタクシはギャラリーから失笑が漏れるほど下手。
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こちらが陽さん。昇さんのピンショ取り損ねた!
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「見世物小屋松鯉の館」の前で松之丞さん。まだ疲労の色がまったく見えない清々しい笑顔。
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お宝たっぷりの輪投げの店番中の伸治師匠
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色んなお店の店番をしてました笑松さん
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いつも着物や帯の組み合わせが可愛いお囃子の千秋さん
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実は色んな企画の立役者、円馬師匠
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ナイスポーズ!鯉八さん
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一気に載せられないので、今日はこの辺で。

ここにのせたすべての方のスケジュールは芸協のウェブでご確認を。
http://www.geikyo.com/index.php

2012.10.09

10/7「神田あっぷる勉強会(第1回)」@上野広小路亭

本日レディースデイ(高座上が)

遊かり「寿限無」
あっぷる「レ・ミゼラブルより ファンティーン」
陽子「名人小団次」
~お仲入~
鏡味味千代≪太神楽≫
あっぷる「難波戦記~真田の入城」

あっぷるちゃんの二つ目になっての初めての勉強会、ということで行って来た。遊雀師匠のお弟子さんの遊かりさん、初見。今年の春に入ったということなのだけど、とってもはきはきしてて聞きやすかった。味千代さんはおめでたくあっぷるちゃんにちなんでリンゴを回したり、キラキラ光るボールを回してみたり。高座での喋りもどんどん洒落がきいてきてるよね。ゲストの陽子先生は、まくらからものすっごい飛ばしてもう笑えて笑えて。キラキラしてピカピカしてて本当にチャーミング。

主役のあっぷるちゃんは、まくらは話慣れていないのか少しぎこちない気もしたけれど、本編になると堂々としたもので、私は初聞きの「難波戦記」もあっぷるちゃんによくあっていてよかった。

予約した人にはお手製のお土産もついて、ほのぼのとしつつ、中身はたっぷりの初勉強会でしたとさ。出演者が全員女性ってのもなかなか珍しい!

2012.10.02

10/1「これからの芸協!二ツ目勉強会」@東京芸術劇場シアターウエスト

告知間違えがあったそうで、まさかの千円。芸協太っ腹。

鯉毛「饅頭怖い」
夢吉「目黒のさんま」
松之丞「山田真龍軒」
鯉八「都の二郎」
~仲入り~
遊雀「初天神」
昇々「お見立て」

個人的には前半の三人がヒット。夢吉さんの「目黒のさんま」はいつ聞いても殿様が激チャーミングで、そしてものすごくさんまが食べたくなる。松之丞さんの、なんだかいつもよりはじけた感じのキャラも新鮮だし、どこに向かってるのかわからないけど勢いのある高座ってなんだか見ていてワクワクするので楽しい。あのスピード感は聞いていて気持ちがいいものね。鯉八さんの新作は人の気持ちの隅の隅(というか裏の裏)をピックアップするような、目の付け所が絶妙で、いい。その目の付け所がとっても好み。


「のびのび育て、芸協!」って思った。楽しかったジョ!

9/29「神田阿久鯉独演会」@らくごカフェ

阿久鯉先生に惚れてしまいそう。

貞鏡「拾い首一万石」
阿久鯉「天保六花撰~金子市浪速入り~」
~仲入り~
阿久鯉「天保六花撰 ~金子市の最期~」

阿久鯉先生とっても素敵だった。講談の定席では聞いていたのだけど、こういう独演会は初めて来たのだが、定席よりグッとくだけたまくらは爆笑。だらだら話すのではなく、ちゃんとまくらでもメリハリがきいてる。師匠である松鯉先生の御気性をあらわすたとえ話が、あまりに言い得て妙でさすが!と。

まくらはとっても面白いけど、本編に入ると可愛さというよりカッコ良さや迫力が先に立つ。金子市の嫁を脅す馬鹿男(名前忘れた)が、クソみたいに卑怯な馬鹿男なんだけど、 阿久鯉先生が語るとなんだかドスがきいていてカッコいい。もう、ホント全編素敵で、終演後は友人と「カッコいい!」「素敵!」の連呼。もーカッコいい。カッコいいのに、時折見せる可愛いドヤ顔がこれまたチャーミングで。

阿久鯉先生の事を大好きになった夜でした。

2012.09.26

両国回向院で善光寺出開帳

平成25年4月27日~5月19日の話ですけども。

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散歩で回向院を通ったらそんな告知がしてあった。こんな風に昔の絵がはってある。これはいつごろの時代の絵なんでしょうね。細かいけど見ていくと面白い絵なのでアップにして見てみてね。まだ随分と先だけど楽しみ。落語にも出てくるものね「出開帳」って単語が。



回向院に行けば、この子もいますしね。
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ニャー。


2012.09.24

9/22「小さな笑いの会(小笑独演会)」@らくごカフェ

「小さな笑しか起きない会?」って鯉八さんが。

小笑「町内の若い衆」
鯉八「都の二郎」
小笑「不動坊」
~仲入り~
小笑「船徳」

なぜか人の独演会でネタおろしをする鯉八さんの「都の二郎」は、鯉八テイストむんむん。鯉八さんの「そこに注目するか」という目線の付けどころは自分の好みにぴったりなので、大変に楽しい。

主役の小笑さん。普段あまりまくらをふらないけれど、さすがに今日は自分の会ということで色々話してくれて新鮮。今日は三席かけたのだけど、どこにも力の入った人が出てこないという大変にゆるい感じ。船徳での徳さんのダメぶりも「本当にダメだ…」なキャラながらなんとなくカワイイ。三席やると疲れるというような事を言っていたけれど、そこはがんばって三席かけて欲しい。独演会なんだもの。

ちゃんと大きな笑いも起きてた小笑さんの独演会でしたとさ。次回も(あるならば)鯉八さんがゲストですってよ。

2012.09.21

9/21「第19回 笑遊・伸治二人会」@東京芸術劇場シアターウエスト

仕事で遅刻。入ったら一八が愛宕山でスパークしてた。

笑遊「愛宕山」
~仲入り~
笑遊「青菜」
味千代<太神楽>
伸治「宿屋の仇討」

最初から見られなかったのが非常に残念。息が浅くなって立っているのもだるい位に体の具合が悪かったのだけど、行って最後の方には、具合悪いのがほとんど気にならなくなってた。聞く時に身構えないで聞けるこのお二人の師匠の会だからこそかも、いい雰囲気だった。

短い期間に「出るのは全部!」と言う位に根をつめて見に行くのもありだし、好きになった最初って見たくてしょうがないからそうなるけど、見過ぎてさっさと飽きちゃうよりも、一年に数回でも、10年20年続けて見るっていう見方も大事だし、落語ってそうやって楽しめるのがすっごくいい所なんじゃないのかなあ、なんてことを仲のいいお二人を見ていてなんとなく思った。

笑遊師匠が「青菜」で、おかみさんを押し入れに引っ込ませる時に、延々両手で尻を楽しそうに撫でまわしていて、「そこかー、そこをふくらましますか師匠」と。本当に女性のお尻が好きそうな嬉しそうな顔だった。

楽しい会でございました。

そうそう、東京芸術劇場が新しくなっていたのだけど、内装が黒ベースで、椅子なんかも前より立派。内幸町ホールに雰囲気が似てるように見えた。横の縦列のところからは良く見えたけど、椅子席だと後ろの方がどうかちょっと不明。あの提灯は常設なのかなあなんて気になったりして。

2012.09.18

第254回講談広小路亭@広小路亭

お仲入りの時に入場。

阿久鯉「天保六花撰~金子市之丞の生業・浪速入り~」
紫「一本足打法の秘密」
松鯉「柳沢昇進録~浅妻船~」

三席とはいえ皆様時間たっぷりで、聞きごたえあり。講談は主題があって副題があって、しかも漢字沢山で複雑で一回で覚えられない(ので、友人のを参考にさせていただきました)。

阿久鯉先生はたまたまなのかもしれないけど、自分が定席を見に行くと、ほとんど違う話が聞けてる。そのうえどれもビシッとしててカッコいい。今日も途中途中にクスッと笑える場面も含みつつのカッコいい高座。カッコいいのにチャーミング。阿久鯉先生素敵。松鯉先生のまくらの張り扇の音の話は、「なるほどー」と感心。先生って本編も勿論素晴らしいのだけど、まくらでも色々なお話しをしてくだるのがまた嬉しく興味深い。昔の講談界のお話しとか、腰パンの由来とか(←松鯉先生の口から「腰パン」!)。自分が見聞きしていない時代の話をご本人から伺える幸せ。そして今日の本編は浅妻船をたっぷりと。宝井其角がカッコいいんだよ!

満喫。

2012.09.15

若手落語家まつり「明日に向かって」最終回@道楽亭

「若手落語家まつり」という4人出演のスタイルは今日で最終回ですってよ。

らく兵「洒落小町」
馬治「お見立て」
~仲入り~
歌太郎「粗忽長屋」
きつつき「佐々木政談」

馬治さんの「お見立て」の杢兵衛が喜瀬川が死んだと聞かされて泣くのだけど、その泣き方が斬新。「どこの国の人なんだよ!」なオリジナルな感じ。何度見ても爆笑。馬治さんがやると杢兵衛も田舎者ではあるけど、そんなに嫌な人に見えない、というかなんかこうチャーミングところがあるのが、とってもいいと思う次第。

2012.08.01

落語芸術協会7月下席@新宿末廣亭

小柳枝師匠の主任の末廣亭、なんとか最終日に行けた。

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小南治「ドクトル」
ぴろき
金遊「後生鰻」
圓「近日息子」
~仲入り~
うめ吉
蝠丸「首屋」
昇太「ストレスの海」
喜楽・喜乃
小柳枝「柳田格之進」

充実、大変に充実。好きな師匠ばっかり、しかもこの短い時間で初めて聞く話しが3つも。小南治師匠の「ドクトル」はちょっと「四人癖」を思い出す感じ。「首屋(題名は色々みたい。「首医者」とか)」は首がずらっと並んでいるという場面で、「キン肉マンでこうやってマスクを選ぶ場面がなかったっけか…?」とどうでもいい事を思い出した。色々クスグリが替えられそうな楽しい噺だった。

「後生鰻」や「近日息子」は何度も聞いているけれどもお二人の良さが実感できるとってもお似合いの噺だと思う。「後生鰻」は「ここだ」って箇所で確実に笑いがくる。サゲがサゲなので、これを聞くと「落語って大人の笑いだよなあ」って思う。「近日息子」が圓師匠の息子を案じる父親が自然に浮かんでくる感じが大好きだし、楽しい噺なのだけど個人的にはどこか少ししんみり(いい意味で)。

昇太さんは時期的にスポーツネタのまくらで「ストレスの海」。これも寄席ではよくかけていらっしゃるのだけど、自分は久しぶりに聞いた気がして新鮮で面白い。やっぱり昇太さんの噺に出てくるキャラが皆イキイキしてるのがいいよねえ。この噺だと主役の「奥さん」。イキイキしてる。楽しい!

うめ吉さんは最後に「縁かいな」を踊ってくださったびだじぇぢ、その最初に斜め座りでうちわを仰いでいる姿の後姿がなんとも絵になる。綺麗なうめ吉さんを見ながらぼんやり唄を聞いている時間と言うのは、穏やかでいいなあっていっつも思う。喜楽・喜乃のお二人の卵落としもビシッと決まって最後が小柳枝師匠。

「今日は千秋楽で…~略~お侍の噺を…」と言うので何かしら?何かしら?と思ったら「柳田格之進キタ―!!!」。実はやっと落語歴も7年位になるのだけど、今迄一度もこの噺を聞いたことがなかったので、初が小柳枝師匠なんて嬉しい。自分の好きな噺家さんがあまりこういう噺をかけるタイプの人が少ないから今迄あたらなかったのだろうけど、それにしても初にまで随分かかってる。きっとまだまだ結構有名なのに聞いていない噺ってあるんだろうな。

ま、講談では聞いたことがあるのでどんな噺かはある程度知っていたので、もう小柳枝師匠があの正直一辺倒なお侍だって思っただけでちょっと目が潤んだ(早いよ)。でも期待通り素敵でねえ、ぐいぐい押してくる訳じゃないのに、どんどん噺の中に引き込まれて行く。はぁ、素敵。師匠がやる「万屋」の旦那キャラが好き。

と、主任の師匠を含めてとっても楽しい番組だった。客席が多からず少なからずという、私的に非常に寄席っぽい雰囲気だったのも心地よかったし。

素敵な最終日。

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