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2017.01.01

1/1(日)「講談協会初席」@お江戸日本橋亭

今年も演芸初めは講談。

いちか「三方ヶ原軍機」
銀冶「古事記」
こなぎ「大名花屋」
あおい「宿屋の五十貫」
琴柳「海賊退治」
~仲入り~
貞橘「木村又蔵 鎧の着逃げ」
鶴瑛「真柄のお秀」
琴梅「正直車夫」

そして一席目がいちかさんでこれまた幸先が良い。少しお疲れのご様子。銀冶さんは島田風の髷を結って黒紋付でとても凛々しいのに、この髪型の説明(と以前貞鏡さんと極妻のコスプレをした時の話)を「アハハ!」とそれはそれは楽しそうに。まくらではふざけ気味でも話しに入るとグッと真面目になるから好き。こなぎちゃんは「小町の話しがやりたいけど、それなら痩せないと駄目」と姉弟子に言われたと。今でも似合うと思うな、でももちょっとスリムになったらもっと似合うしね。

琴柳先生は引きごとたっぷり。寿限無の言いたてなんかも入って、いつもより砕けている印象。お正月だからかな。最後の方で「冗談いっちゃいけねえ」って台詞が出たせいで前座さんが「おなーかいりー」を叫んで幕を閉めようとしてしまい、まだ続きがあったのに先生も「ま、いいや」とここで終わってしまった。勿体ない!

貞橘先生は黒紋付に袴の初席らしい格好で登場。ちょっと鼻声っぽいなあと思っていたら、又蔵が名前を言う場面(言いたて)の前に「ちょっと鼻を拭きます!」(しっかり拭いて)「じゃあ行きます!」と。いちいち言わないでサラッと拭けばいいのに、そういうことを言っちゃう貞橘先生が可愛くもありもどかしくもあり。「初心忘れるべからず」と、入って最初の方に習ってるこのネタを選ぶようなセンスが「えらいな」って思うわけだ。

なかなか盛り上がったのに鶴瑛先生は出て来るなりにオスプレイ等政治とかの話しをし始めて。私、鶴瑛先生って嫌いじゃないけれど、初席のこの場所の出番でその話は勘弁して欲しかった。心なしか客席も冷えていった印象。その後に可愛くお秀をやってもちょっとバランスが悪い。定席では明るい先生のキャラをもっといかすまくらにして欲しいものです。そしてやっぱり初席はおめでたい系の話がいいなあと。

今年も色んな高座を聞きに行きたい。

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