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2015.09.17

9/17(木)「講談夜席」@お江戸日本橋亭

初トリの日に大雨。

貞寿「村越茂助」
琴調「天保水滸伝~笹川の花会」
貞水「楠屋勢揃い」
~仲入り~
琴星「東海道中膝栗毛」
貞橘「伊賀の水月~河合正宗」

最近講談協会では若手真打をトリにする番組がちょこちょことあって、今回は貞橘・鶴遊・春陽・梅福の皆様が順にトリを。この日は真打は皆男性という珍しい(というのも少しさびしい台詞だけど)番組。貞寿さんの途中で入ると雨だというのにかなりの入り。

で、もうとっても良かった!。最後の若手真打の為に盛り上げてやろうかなあという感じいうか。琴調先生は笑いの多いまくらからカッコいい「笹川の花会」、貞水先生は珍しく「貞橘さん」と読んでみた、り今度の弟子の二人会の宣伝をしたりしつつ、義士伝の討ち入り寸前の「楠屋勢揃い」っていう「これから討ち入るぞ!」っていう何かこう気持ちが爆発の寸前の時のお話をたっぷり、ヒザの琴星先生はいつもニコニコ朗らかなのだけど今日はさらに明るくなんだか楽しそう。ジパングの話をして弥次さんと喜多さんのやりとりを、それはもう軽やかに。

そして最後に貞橘先生が上がると迎え手が鳴り止まない!。思わず迎えられた本人が「もう大丈夫ですんで」と拍手を止めるという。「トリって大変、(終わった)他の師匠方は楽しそうにしててなんかむかつく!」なまくらから「伊賀の水月」へ。貞橘会で連続で読んでいる場面も含めて前半をギュッと凝縮した感じ。前半は又も白イルカの引きごとなど入れつつ「こんな風に喋ってたら終わらない!」と若干迷走しつつも、後半はあまり引きごともなくかなり硬派。数馬が知らずに偽の村正を持って行ってしまい刀試しで大ごとになり、又五郎が靱負を切り殺してしまうラストまではグッと凛々しく男らしくて、とってもカッコ良かった。

客席には貞橘会や定席で見かける講談のご常連が沢山いらしていたし、ときおり楽屋の方から楽しそうな声が聞こえるし、先生方も客席も「貞橘頑張るんだよ!」な空気に溢れてるような。とってもいい雰囲気の若手真打初トリなのでした。

終演後、師匠と二人で。
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