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2014.08.16

8/16「新鋭講談会」@お茶の水太陽

本日一邑先生お休み。

駿之介「荒神山」
阿久鯉「柳沢昇進録」
~仲入り~
陽司「遠山金四郎」
貞橘「祐天吉松」

毎回とっても楽しみなこの新鋭講談会。

駿之介さん、まずは最近行ったお仕事の話とか泊ったあやしいホテルの話とか。この「まずは近況報告」も楽しみ。そして駿之介さんってなんとなくまくらを話しているのに気がついたら本題にってのがものすごくスマート。いつのまにか話の中にいるの。今回はそんなに話は先に進まず。仁吉達が桑名について、穴太徳の嫁と仁吉が言いあったり、桑名の親分たちが中に入ってくれようとするも上手くいかず、さあどうなる!って所。

阿久鯉先生の柳沢は、采女や息子が相次いで亡くなってしまい、傷心なお殿様を家来が順繰り順繰り御屋敷に招待してもてなして気分転換をしてもらおうと家来たちが画策。最初が良かったがだんだん飽きてきたところで柳沢の屋敷に!そこで気分転換出来すぎちゃって…的な。お殿様大々的に不倫するの巻な話で(相手は柳沢の嫁のさめ)、随分色っぽい回だった。殿様が家来の嫁に手を出すのを不倫というかはちょっとあれだけども。そしてこの先おなじみの浅妻舟のくだりになっていくと。阿久鯉先生がやるとそういうゲスい場面も下品にならないからいい。面白い展開になってきた。

陽司先生はこの会の少し前にあった事件について話したくてしょうがない様子(結局最後には喋っちゃった)。金四郎は弟の金次郎が亡くなって「家督どうする?」って話になっていると、殿様に取り次いでくれる人がいて直々に「ユー遠山の家に戻りなYO!」というお触れが出て、ここから遠山家に戻ってという話に。話の中で「宴席に正蔵が呼ばれて怪談を話す」という場面があり、陽司先生が落語の「牡丹燈籠」を正蔵の物まね(といっても初代なので誰もわからないわけですけども)で話すという珍しい場面有。後半鼠小僧も出て来て、こちらも盛り上がってきた。

貞橘先生は前回から祐天吉松を。加賀屋に婿入りして子供も生まれて幸せに暮らしている所に昔の仲間の金五郎が来て、金をゆすられる。キリがないと言う事で、金五郎を殺そうとするもあえなく失敗。家に戻らず昔の仲間に助っ人を頼む、と言うところまで。ここの金五郎とのやり取りを非常に細かく読んでた。なので今回はかなり吉松と金五郎という二人の男のやり取りがメイン。見た目シュッとした男前で物腰も柔らかくて優しそうな貞橘先生だけど、思いの外悪い奴をやるとカッコいい。妙な色気があったりする。が、カッコいい話なのにちょいちょい「ブッ」っていう引きごとをいれてくる。思いついた事を言わずにはいられないのかなっていつも思う。

なんとなく今回はちょいエロ、R18的な内容が多かったなって印象、話にもまくらにも。でもここに出ている皆様は下品じゃないので、そういう事を話しても下卑た印象を受けたりしないのがすごくいいなって思う。一人の持ち時間が30分近くあるし、力のある方ばかりなので、講談に興味が湧いたらこういう会にも来てほしいなって。

なにせ聴いていて気持ちがいいですので!

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