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2014.07.12

7/12「太福•貞鏡二人会 vol.1」@浅草木馬亭

木馬亭の雰囲気って落ち着くね。モナカも美味しいね。

勇人「大山詣り」
太福「銭湯激戦区」
貞鏡「真景累ヶ淵~豊志賀の死」
~仲入り~
貞鏡「明智左馬之助 湖水渡り」
太福「亀甲縞の由来」

「よっこいしょよっこいしょ」って感じで幕が開くと、あれ?台が低い。次に出る転換をスムーズにするためなのか、釈台に幕をかけて、仲入り前は太福さんも勇人さんも座り高座。浪曲で座ってるって見慣れないから不思議な感じ。勇人さん、話始めてすぐ「あ、すいません」といいつつなにかお尻のあたりをもぞもぞして、頭を最初から。何か座りが悪かったのかな。落語の「大山詣り」って長いなあっていっつも思うのだけど、今日聴いた勇人さんのは最初をグッと削って、熊が坊主にされる辺りから。この話「熊が悪いくせに逆切れ」ってのが嫌であまり楽しく聞けないのだけど、今日のは短めだし浪曲というテイスト(節がはいるし三味線も入るし)のせいか楽しく聴けた。しかし勇人さん、いい眉毛をしている。

女性がやる豊志賀は、男性のそれとは違った良さがあるなー。豊志賀がどんどん嫉妬に狂っていく様がしっとりしていて、とてもお似合い。話の筋はみな基本的には同じなのに、各役の性格設定や、ほんの少しの言葉の違いで随分感じ方も違うなって思った。美人さんで、ドスをきかせると凄みもあるから、こういう話の時はもう少し地味な着物の方が似合いそう。色が白いから濃いめの着物も絶対に合うし。「明智左馬之助 湖水渡り」は楽しい引きごとをいれつつも、長めの修羅場をしっかりと。貞鏡さんをいいなって思うのは、言い立てや修羅場をしっかりやろうって思っているような気がするから。今でも聴きやすいから、きっともっと年をとってきたら声がもっと太くなって言い立てとかカッコよくなるんだろうなあって思った。どちらも聴かせる二席。

太福さんは新作と古典。「浪曲は講談より新しくて、だから色んな事も出来る」というような話をしてたけど、そういう意味ではまさにこの「銭湯激戦区」は今の事を楽しく聴かせてくれるてとってもいい。「亀甲縞の由来」はおめでたい話なので聴いていて気持ちがいいし、太福さんの声の伸びや迫力を感じられるのはこっちかなって思った。太福さんがどーん!と声を出すのが好きなのだ。そしてやっぱり立っている方があっている感じがするね。着物姿が堂々としてカッコいいので、立っているほうが俄然様になる。浪曲と講談、芸の種類も違うしタイプの違う話がならんだので、ダレないで2時間半あっという間だった。

「次回はいつかまだ決まってないのですけど」とおっしゃっていたけど、後からの太福さんのツイッターで12/13に決定したと告知がありました。楽しかったので次も行きたいものです。

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