« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013.06.27

6/20六月中席打昇進披露興行@池袋演芸場(小助六主任)

今日で定席のお披露目は終了、あっという間だ。

口上(上手から米助、夢丸、世楽、笑好、小助六、小柳枝、助六、雷蔵)
笑好「長命」
世楽「近日息子」
小柳枝「粗忽長屋」
ボンボンブラザース
小助六「崇徳院」

今日の司会は雷蔵師匠。雷蔵師匠はしれっと間違えたりするから見てるほうがドキドキ。今日は小柳枝師匠までがぐずぐず状態で、最後なのにもうなんだか!。新真打の皆様笑いすぎてる。でも、こういうゆるい所がいいなあと思うわけで。何度やって楽しい三本締め。

小助六さん最後は「崇徳院」で。個人的な話でなんですけど、私この「崇徳院」って噺がそんな得意ではなくて(最初の若旦那のへたれぶりがかったるいとか、なんとなく全体が平坦な気がしちゃう)、聞いているうちになんとなく集中力が途切れがちなのだけど、小助六さんの場合、結構はっきりした顔芸が盛り込まれてるし、そもそも小助六さんが好きなので楽しく聞ける(それをいっちゃあおしまいな気もするけど、やはり超個人芸、かなり好き嫌いによってしまうのは仕方がないかなと思う、どうかな)。小助六さんは色男だけど、若旦那や熊のダメダメな感じが良く似合ってる(褒めてるのです)。

「割れてもすえに買わんとぞ思う」

って台詞で綺麗にまとまって終了ー。楽しいお披露目興行でした。トリは全部行ったのだけど、なぜか自分が行かない時に限って「あーそれ聞きたかったのに!」というのがあったりして、やはり寄席はマメに行かないと駄目ねえって思った。

帰りに友人達と演芸場でももらうチラシの裏にある「名古屋きしめん」に行ってきた。ここが安くて(名古屋きしめんとご飯、お新香で650円)。きしめんにボリュームもあり、ペラン!つるっ!っとしたひらぺったくて非常に好みのきしめんで美味しかった。お店のおじさんも親切だったし、お酒もあるみたいだし、また来たい。

定席は終わったけどまだまだお披露目は続く。

6/17六月中席打昇進披露興行@池袋演芸場(小助六主任)

口上の手前で到着すると、ロビーの奥は芸人さんがいっぱい!

口上(上手から歌丸、小遊三、夢丸、世楽、笑好、小助六、小柳枝、助六、夢花)
笑好「代書屋」
世楽「しびん」
小柳枝「粗忽長屋」
ボンボンブラザース
小助六「藁人形」

今日の口上の司会は夢花さん。いつも高座では勢い満々だけど、さすがにちょっと今日の口上の司会は緊張してるように見えた。色んな人の司会が見られるのが楽しい。

主任の小助六さんは「藁人形」!来た!。明るいお噺は勿論楽しくていいのだけど、お披露目興行だもの。おもちになってる色々な噺も聞けたらいいなあと思っていたので、ここで藁人形がかかって感激。そんな長い噺ではないけれど場面転換がはっきりしてて、お熊の意地悪さ、西念の馬鹿さ、仁吉のカッコよさどれをとっても印象的。カッコいい「藁人形」だった。

お熊の店の男が久しぶりに来た西念をお熊に伝える時の「西念が来てます」って台詞が、悪い感じでかっこいいんだよ!

小助六さんはこういう陰な噺も似合うと思うので、もっとかけて欲しいなーと思ったり。

2013.06.15

6/14六月中席打昇進披露興行@池袋演芸場(小助六主任)

なんだかんだいってもうすぐ寄席のお披露目も終りだぬ。

口上(上手から小遊三・夢丸・世楽・笑好・小助六・小柳枝・助六・鯉昇)
笑好「長命」
世楽「しびん」
小遊三「二十四孝」
ボンボンブラザース
小助六「七度狐」

今日の口上は鯉昇師匠で、とっても楽しい司会だった。さすが鯉昇師匠!。小遊三師匠との掛け合いがいい感じでした。口上の色んな師匠方の司会を見るのは楽しいなー。いつもの「新真打がトリの時に帰られると~」のネタで、普段なら「その前の○○師匠のところで」「ヲイ!」って流れなのだけど、今日そのネタを小遊三師匠が話していて「えーその前の…ってオレだ!。ということで私の時にお帰りください~」ってのがいい。誰も帰らないけどね!。そんな小遊三師匠は「二十四孝」。そういえば鯉昇師匠がお披露目の時によく二十四孝ネタを使ってるよね。

小遊三師匠は忙しいだろうけど、結構よくちゃんと寄席に出ていらしてていいなあって思う。昇太さんも見習ってもっと出て欲しいな(余談)。

で、小助六師匠は「七度狐」。今回のお披露目興行で何度かかかってるけど、何度聞いても飽きない。今日も楽しかったなあ。あの程のいいのん気なドタバタ感がいいのですよ。今日は噺とはあまり関係ないけど、前半ですり鉢が頭に当たった狐が「おのれ旅人~」と草っぱらから出てくる時に、小助六さんが膝立ちになるのだが、その際、着物の裾が風でヒラヒラと風になびいているのが、なんとも絵になってた。

あと、お灯明に醤油を注いじゃって、ワーワーキャキャーはしゃいで「今のオレ」って言った後すぐにゴンゴンゴンと村の人が尋ねてくる場面。あの一瞬の場面転換の鮮やかさって、噺家さんの力量であり、落語のいいところだよなと思った。どんな場面もセットいらずで自由自在!

ロビーで小助六さんをお見かけした時に丁度黒紋付袴姿で、口上の時の座ってる姿になじみがないので、背の高い男前な立ち姿が新鮮でチョーカッコよかった。

お披露目終わっちゃうのがちょっと寂しくもあるな、と思ったりして。

2013.06.13

6/11六月中席打昇進披露興行@池袋演芸場(小助六主任)

トホホ、入ったらもう小柳枝師匠が上がったあと。

ボンボンブラザース<太神楽曲芸>
小助六「禁酒番屋」

とりあえず入れ替わりまでロビーで待機。ボンボンさんで入る。久しぶりに鼻紙テープが見られたよ。あれなんか楽しいよね。今日は客席をぐるーっと一周。

主任の小助六さんは「禁酒番屋」。これ楽しい噺だし、落語ならではだよね。だって「酒の変わりにションベン持って行ってだまして飲まそうとする」って噺なのですよ。そんな文字にすると「えー」って事を楽しく聞かすってすごい。

また小助六さんが美味しそうにお酒を飲むし、酒屋の人間が「近藤様にお酒を持って行く」ってミッションを、半ばいたずらまがいに挑戦して楽しんでいるから可愛い。お調べだ!と言いながらバンバンお酒を飲んでしまう番屋の人間といい、すぐばれるような方法で持っていく酒屋の人間といい、なんというか誰も本気じゃない感じ。そこがいい。小助六さんの顔芸も発揮の、明るくて楽しい主任を満喫。しかしあのトルコブルーな着物はよくお似合いね。

あと14と17と20も主任なので是非。

あ、前座さんが浴衣を着ていて「あーもうすぐ夏なのね」って思った。

5/26「一龍斎貞橘 真打昇進披露興行 連続講談の会(三日目)」@神保町らくごカフェ

連続だと一日いけないのものすごく悔しいよね。

貞弥「伊達家の鬼夫婦」
貞橘「黒田武士の由来」
織音「提灯屋角力」
~仲入り~
貞橘「金比羅利生記~坊太郎の生い立ち」

またも夫婦ネタ。織音さんの話は落語の「花筏」だ。大筋一緒だけど細部がちょこちょこ違う感じ。こういう落語と講談の違いって面白いね。

貞橘さんは前講で「黒田武士の由来」。貞橘さんて姿がしゅっとしててカッコいいし声もぐっとしてるから、武士の話が素敵だな。そして連続の「金毘羅利生記」。

連続とはいえ、最初に少し前の日までのあらすじを話して下さるので、途中から聞いても楽しめる。ところで、この日は初日二日目の分をざざっと話したけど、あれ?知ってる部分ばっかりだ。欠席してしまった二日目はどんなとこををピックアップした話だったのか気になるところ。

そして四日連続の三日目にしてやっと主人公登場!でもまだ子供!。どうなる明日の大団円!

2013.06.12

5/25「神田松鯉独演会」@お江戸日本橋亭

昼はお弟子さん、夜は師匠の会。松鯉一門ラブ。

真紅「猿飛佐助」
松之丞「谷風情相撲~寛政力士伝」
松鯉「隆光の逆祈り」
~仲入り~
味千代<太神楽>
松鯉「柳田角之進」

特筆すべきはやはり師匠の「柳田角之進」。とっても久しぶりの新ネタだそうで。落語でよくあるタイプの形とは各所随分違っていて、全部書いて説明したいところだけど、それをまだいろんなところでおかけになるであろうことを思うとネタバレで書いてしまっていいのか迷うので、詳細は書かないでおこうかと。

ともかくこの話で自分が落語で聞いた時に「ないわー、それはないわー」という箇所がことごとく聞いていて自然で納得できる形になっていて、だからこそとっても話に入り込んで聞けた(偶然にも私が好きな馬治さんも同じ形に変えてる。本当に偶然だけど嬉しい)。あのスタンダードな形を否定したいわけではないけれど、どうしても「いくらなんでもそれはない」と最後に思ってしまうと、どうしても聞いた後「よかったね」って気持ちにならないので、どなたで聞いてもなかなか好きになれない話だったのだけど、松鯉先生ので好きになれた。また師匠の柳田は真面目で誠実で、かつ貧しい生活ながらも武士としての品があって素敵なの。

あと単純に師匠のぐぐぐっと来る低い声が好きなので、その声をずっと聞いているだけで心地よくてうっとりする。

6/30日本講談協会定席主任で柳田をネタだしされていらっしゃるので、是非とも一度聞いてみて欲しいと思う次第。開演12:50、お江戸広小路亭で当日2500円。

師匠は本当に素敵。

今日の行田日記(第四期お披露目編)

今さらですけども。

午前中は演舞のみで、東門へも並んで入るというようなアナウンスがあり、どれだけ混むんだよと思いつつ向かうと10時半少し前到着でもうかなりの人数が並んでた。そして入場前にお子様を先に。とはいえ「大人の付き添い無しでちゃんと自分で座って見ていられる子」のみ。これ、ものすごくいい策だなと思った。これなら子供をだしにしてちゃっかり親が前で見るってことが出来ないわけだもの。優先されるべくはお子さん達であり、親ではないと私は思うし。

このナイス策のおかげで、最前列はちゃんとお行儀のいいお子さん達がずらーっと。小さい子の中でもちょっと年上の子がちゃんと下の子を見てあげているのがほほえましい。開演時間になる頃にはとってもたくさんのお客さん、注目されてるってことか。

今日は第四期の新メンバーお披露目。まずはだんべさんとやいちさんの小芝居から足軽さん紹介(この小芝居が非常に面白かった。安定のだんべ&やいち)。

軽やかに走って来た!
130601_01

新足軽「あお」。女の子でやいちさんより小柄。なんとなく体つきがやいちさんと似ていて、二人並んだ後姿は兄弟のよう。紹介されていきなり前説をしたのだけど、それはそれはしっかり喋っていて頼もしい。

その後には「お掃除大将」の音楽が。最近あまりやらないけど、可愛い演目だしもっとやって欲しい。映画や小説と絡めた楽しい小芝居そして新演舞でお二人登場。この辺りの演出とかさすが忍城という楽しさ。そして和泉様と靱負様は動ける人のようで、こなれてきたらきっと演舞も色々カッコよくなりそう。

今日はこんな微笑ましい場面も。
130601_02






揃うとこんな感じ。
130601_03

そう!長親様と丹波様の甲冑や陣羽織が新調されまして、丹波様はまさに「漆黒の魔人」に相応しい素敵ないでたち。チョーカッコいいんですけど!

こんな顔とか。
130601_04






こんな顔とか。
130601_10
総黒のお姿でカッコよさにもさらに拍車がかかったし、是非に今期も素敵な丹波様でいてほしい。






なかなか凛々しく撮れたあおちゃん。
130601_06






長親様の陣羽織もおニュー。素敵!
130601_08






自分で撮っておいてなんですけど、こういう写真が好きなの。
130601_09

この日は午後はおもてなしのみだったのだが、何せすっごい人で。どの武将様にも列が出来て、15時退陣だったのを大幅に超えてのおもてなし。新しい三人とは名刺をいただいて挨拶をする程度だったけれど、皆様とても丁寧でよい感じの雰囲気でした。

第四期忍城おもてなし甲冑隊にも期待できそうなお披露目初日でしたとさ。

2013.06.03

5/25「第7回神田阿久鯉独演会」@神保町らくごカフェ

悪い奴がカッコいい。

貞鏡「難波戦記~真田の入城」
阿久鯉「天保六花撰~丸利の強請」
~お仲入り~
阿久鯉「天明白浪伝~悪鬼の万造」

この会ではしっかり話しが聞けるのは勿論だけど、まくらで普段聞けないような話が聞けるのが楽しみ。今日もかばん持ちのことなど色々。勢いよくイキイキとチョー楽しいまくら。松鯉先生の話をする時のお弟子さん達は皆なんだか嬉しそう。

楽しいまくらとはうって変わって、話では悪人がそれはもうイキイキと。「丸利の強請」での河内山宗俊のドスの利いたカッコよさ、「悪鬼の万造」での神道徳次郎の器のデカイカッコよさ。どちらも悪人でありながらも、魅力のある人間に見える。またこういう時の阿久鯉先生のニヤリ顔がいいんだよ。「悪鬼の万造」で登場した吉原の小店の花魁の、肝が据わって手練手管な阿久鯉先生も、あんまり他の話では出てこないキャラで、しかも妙にエロくてドッキリ。

「来てよかったー!」という充実感がすごい阿久鯉先生の独演会。

次回は7月27日(土)16:30開演で、場所は同じらくごカフェ。

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »