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2012.08.01

落語芸術協会7月下席@新宿末廣亭

小柳枝師匠の主任の末廣亭、なんとか最終日に行けた。

120731_01

小南治「ドクトル」
ぴろき
金遊「後生鰻」
圓「近日息子」
~仲入り~
うめ吉
蝠丸「首屋」
昇太「ストレスの海」
喜楽・喜乃
小柳枝「柳田格之進」

充実、大変に充実。好きな師匠ばっかり、しかもこの短い時間で初めて聞く話しが3つも。小南治師匠の「ドクトル」はちょっと「四人癖」を思い出す感じ。「首屋(題名は色々みたい。「首医者」とか)」は首がずらっと並んでいるという場面で、「キン肉マンでこうやってマスクを選ぶ場面がなかったっけか…?」とどうでもいい事を思い出した。色々クスグリが替えられそうな楽しい噺だった。

「後生鰻」や「近日息子」は何度も聞いているけれどもお二人の良さが実感できるとってもお似合いの噺だと思う。「後生鰻」は「ここだ」って箇所で確実に笑いがくる。サゲがサゲなので、これを聞くと「落語って大人の笑いだよなあ」って思う。「近日息子」が圓師匠の息子を案じる父親が自然に浮かんでくる感じが大好きだし、楽しい噺なのだけど個人的にはどこか少ししんみり(いい意味で)。

昇太さんは時期的にスポーツネタのまくらで「ストレスの海」。これも寄席ではよくかけていらっしゃるのだけど、自分は久しぶりに聞いた気がして新鮮で面白い。やっぱり昇太さんの噺に出てくるキャラが皆イキイキしてるのがいいよねえ。この噺だと主役の「奥さん」。イキイキしてる。楽しい!

うめ吉さんは最後に「縁かいな」を踊ってくださったびだじぇぢ、その最初に斜め座りでうちわを仰いでいる姿の後姿がなんとも絵になる。綺麗なうめ吉さんを見ながらぼんやり唄を聞いている時間と言うのは、穏やかでいいなあっていっつも思う。喜楽・喜乃のお二人の卵落としもビシッと決まって最後が小柳枝師匠。

「今日は千秋楽で…~略~お侍の噺を…」と言うので何かしら?何かしら?と思ったら「柳田格之進キタ―!!!」。実はやっと落語歴も7年位になるのだけど、今迄一度もこの噺を聞いたことがなかったので、初が小柳枝師匠なんて嬉しい。自分の好きな噺家さんがあまりこういう噺をかけるタイプの人が少ないから今迄あたらなかったのだろうけど、それにしても初にまで随分かかってる。きっとまだまだ結構有名なのに聞いていない噺ってあるんだろうな。

ま、講談では聞いたことがあるのでどんな噺かはある程度知っていたので、もう小柳枝師匠があの正直一辺倒なお侍だって思っただけでちょっと目が潤んだ(早いよ)。でも期待通り素敵でねえ、ぐいぐい押してくる訳じゃないのに、どんどん噺の中に引き込まれて行く。はぁ、素敵。師匠がやる「万屋」の旦那キャラが好き。

と、主任の師匠を含めてとっても楽しい番組だった。客席が多からず少なからずという、私的に非常に寄席っぽい雰囲気だったのも心地よかったし。

素敵な最終日。

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