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2012.05.03

落語芸術協会5月上席@池袋演芸場

素敵…。

仕事終わって気がついたら結構な時間。慌てて向かって仲入り後に入って割引で2000円で入れたけどスタンプは押してもらえず。

春馬「粗忽長屋」
笑遊「弥次郎」
正二郎
松鯉「飛鳥山親子出会」

まくら無で「飛鳥山親子出会」に。最初にざざーっとこの場面までのあらすじを語った後に本編に。経師屋→きんちゃく切り→経師屋→大店の若旦那→元締めの養子と、色々遍歴をたどっていく「祐天吉松」の一場面なのですが、これがねえカッコいいんだ吉松(≒松鯉先生)が。

物のわかる懐の深い男って風情でさ、それをあの渋い松鯉先生の声で語るのでそれはもう!。吉松のちょっとした言葉に胸が詰まる。あんまり書くとネタばれすぎてしまい、初めて聞く時の「おおぅ」ってのをそこなったら申し訳ないなあと思うので書けないのですが、こうねちょっと書くとね「ゆで卵を10個ばかり、割れないように包んでやってくれ」な台詞にすら「ううっ」って来るような、そういう懐の深さですよ。わかりずらい?わかりずらいですか?

渋い松鯉先生なのだけど、子供がまた可愛かったりですし。そして最後の「もう一回顔を見せておくれ」のその場面とか、もうね、たまらないわけです。自分が父親だとは言いだせず、でも可愛い息子の顔が見たい、そこで出るこの一言。

帰り道もずっと胸に何か残っているような、そういう高座ですよ。講談なので笑いは少ないし、一生懸命聞くと少し疲れるかもしれないけれど、あまり今他の媒体からは感じられることの少ない「情」とか「男気」とか「任侠」とかそいうのを満喫できるのが講談かなあって。

そうそう、途中花見の場面の所で、俳句の桜にまつわる「春」の季語を色々説明してくださったり、色々な句(先生のも。先生の素敵だったな…)を紹介してくださったり、そういうのもなんだか嬉しい。

あと8日ありますので、お見逃しありませんように!

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コメント

講談も聞いてみたいなーと思っているけれど、なかなか行く暇がない。
と思ったけど、池袋演芸場のスケジュール見たら
ちょっと仕事早あがりしたら夜の部とか行ける気がしてきた。

松鯉先生は10日、全部違う内容なのね。
いや、他の方も毎日違う噺なのだろうけれど。

落語とか講談とか昔の風情のある話って良いなぁと思う。
落語の新作で現代の噺でもどこかに古い感じが残ってる気がして
そういうのがすごく良いなぁって思います。

いらっしゃいー講談を聞きにいらっしゃいー。
私後半はほぼ行くつもりなので、一緒に聞きましょう。

落語もそうだけど講談は「義理」とか「恩」とかそういうのをより前面に出していて、
すこしこそばゆいけど、聞いていて気持ちがいいと思うのです。

何時でも入れる時に入ればいいのだし、
時間があったら、池袋にきちゃいなよ!

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