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2012.04.20

第249回講談広小路亭@広小路亭

仲入りから入ると1000円だよ。

全部は見られないけど少しでも!って時はお得なサービス。阿久鯉さんは「天保六花撰」の中から。とっても良かった。阿久鯉さんはトントントーンとたたみかけるような場面の勢いや口調がよくて、派手なアクションものを見ている様な心地よさ。屋根の上を逃げていく場面など絵が浮かぶようで、わくわくしながら聞ける。甘えた感じのない高座だけど、三千歳花魁の台詞の時なぞはやはり柔らかく女性らしい印象。ここ最近阿久鯉さんの高座はいつも自分的にヒットなのでちょっと独演会にも行ってみたくなりますな。

トリは松鯉先生。何が聞けるのかなと思っていたら「白菊金五郎」だ!。しかも(下)にあたる部分。先日土日に上下でかけていらしたのだけど、私は上の日にしか行かなかったので、ここで聞けて大変運がいい。

その会の時にたっぷり30分とかで語った上部分を、ささっと5分もかからず説明してしまう。講談便利だな。そして話しに入っていくと…あれ?これ聞いた事ある。演目ではわからなかったけど、聞いているうちに思いだした。

これもまたいい話しなのですよ。主従の絆の深さというか男気というか、そういうものに溢れていて、聞いているうちに知らず知らず力が入る。主の為に重傷を負い、明日にも命が絶えようとする男が、主の謡に合わせて舞うという場面など、やはり先ほどの阿久鯉さんの時同様、ぶわーっとその絵が浮かんでくる。重厚で美しい場面だ。講談でも落語でもふっとその絵が鮮明に心に浮かぶ時ってある。そういう一瞬を感じにいっているのかもしれないなあなんて思ったり。

松鯉先生の声に聞き惚れ、その世界に浸っているとあっという間。松鯉先生素敵すぎる。

そんな松鯉先生、5月池袋上席夜の部で10日間トリをとられます。「男の軌跡十景」と銘打った10席はどれも男気に溢れた素敵な話しばかり。ヒザが正二郎さん、その前に笑遊・遊雀とこれまた素敵な師匠方がいらっしゃいますし、これは楽しそう。(ちなみに昼トリが小柳枝師匠なので、昼からいるのもナイスアイデア!)

5/1(火)笹川の花会
5/2(水)飛鳥山親子出会
5/3(木)河内山と松江候
5/4(金)出世の高松
5/5(土)阿武松緑之助
5/6(日)名人小団治
5/7(月)稲葉小僧新助
5/8(火)青葉の笛
5/9(水)雲居禅師
5/10(木)甚兵衛渡し

個人的にはこの「甚兵衛渡し」が好きで好きで。是非お若い方にも松鯉先生の「男」を感じにきて欲しいです。くわえて5月は独演会も。こちらも2席たっぷり。

第40回 神田松鯉の会
5月16日 お江戸日本橋亭 開演18時 木戸銭2000円

松之丞
きらり
「雲居禅師」松鯉
~仲入り~
南玉<曲独楽>
「悪鬼の万造」松鯉

5月は色々聞けそうで楽しみ!

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