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2011.02.20

全部楽しい。

昨日の南流山スタジオエンザでの会は、全部楽しかった。

花助「武助馬」
鯉橋「だくだく」
~仲入り~
鯉橋「水屋の富」
花助「お見立て」

お目当てさん以外も思いがけなくヒットして楽しい会もあるけど、独演会以外だとどうしても出演者の中に好みとそうじゃない人が混ざりがちだけど、この会は二人とも好きで4席とも良くって、本当にいい会だった。

本日の助演の鯉橋さんは、前半では呑気で馬鹿馬鹿しい噺を軽く楽しく聞かせてくれて、後半は笑いどころがありつつも、シリアスでぎゅーっと聞かせてくれた。特に「水屋の富」の中程くらいからは、今までの鯉橋さんの見せ方とは少しテイストが変わって、演じる感が強いような。水屋が似合っていて「ハッ」としたですよ。後、声が張りがあって大きくて、でも押し付けがましくなくて、素敵な声だなと良さを再認識。

花助さんは「武助馬」は2回目(一回目は前日のダイヤモンドライン)、「お見立て」はネタ下ろしと出来たてホヤホヤの噺を二席。これがどちらも下ろしたてとは思えないようなしっくりきてる。「お見立て」を聞いていても「前に聞いたのはいつだったかなあ」って考えてた。違うよ!初だよ!。調子がよくて勝手な喜瀬川がチョーお似合い。勝手だけど重たくないから、あんまり嫌な奴に見えないのが楽しい。

「お見立て」で、もーすっごく笑ったくすぐりがいくつもあった。花助オリジナルらしいのだけど、一つなんかは自分のツボにはまりすぎて、余韻でしばらく笑いが止まらなかった。どんなクスグリかは、初めて聞いた時の新鮮さを大事にするために秘密。あれは良かった。

「武助馬」は前半は武助の役者しくじり遍歴で後半から芝居になるのだけど、そのバタバタぶりは、

ドリフかよ!

と突っ込みたくなるほど。映像にするとまんまコントですよ。途中の馬鹿馬鹿しいやりとりが、どうしてどうしてサゲに利いてくるという作りもナイスで、花助さんは噺選びが上手だなと思った。

鯉橋さんの手が厚みがあって大きくていかにも男性の手という風情で頼もしく、花助さんは細くて動きも柔らかくなめらかで、でも女性らいし訳ではなく男性の色っぽさが出ていて綺麗で、どちらもタイプは違うけど素敵な手だなあと、今更ながらにしみじみと。

そうそう、一席目で花助さんが着ていた着物の組み合わせがとっても好みで、カッコよかった綺麗なトルコ石のような明るい少し濃いめの水色に。(こんな感じ?)、茶色の博多献上っぽい帯に)(こんな感じ?)、それとほぼ同色の羽織紐。プラス黒の紋付の羽織。スマートでカッコイイ。いよっ男前!

充実。

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