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2010.12.14

フリーダム。

「ろ夏仙勉強会」を見に行く。お客さんの少なさに主催でもないのにドキドキした。終演の時点ではドキドキするほどの人数ではなくなってホッとする。

夏丸「都々逸親子」
ろべえ「千早ふる(ろべえver)」
夏丸「ヒニクリスト」
~仲入り~
ろべえ「仏の遊び」
仙花≪太神楽≫

夏丸さんは色々手を加えた「都々逸親子」から。失笑と苦笑で会場がつつまれるようなダジャレを連発したり、なぜ今日お客さんが少ないかを証拠(かわら版12月号)検証してみたり、随分自由にのびのびと話していて、むしろ楽しそうにも見える。「ヒニクリスト」は初聞きだ。正直なところチョー面白いって話でもなかったのだけど(後半妙に早口だし)、芸協の新作が聞けたのが嬉しいし、もっともっと歳をとってから米丸師匠や円師匠みたいになったときにかけたら面白いんじゃないかなあと思える噺だった。って、期待する先が長すぎるけど。

ろべえさんは自転車の話を少しと風俗ネタを沢山のまくらで。「どうしてこんなこと話してるんだろう~」と言う割にはイキイキと楽しそうに話してる。昔小三治師匠に「大学に行ったならそれをいかしら落語をやれ」と言われて、「僕は物理を勉強していて…」ってなフリのあとに「千早ふる」。落語の中に「スーパーカミオカンデ」って言葉が出てくるとはね!。「仏の遊び」では大変に楽しそうに吉原に行ってた。

トリの仙花ちゃんは「年始の為に」と年末のろ夏仙恒例の三味線を披露。相変わらずのナイストークをしながらでは調弦がなかなかうまくいかず「やっぱり仲入りの時にやっておけばよかった…」とぼやきまくり。後半はお客さんに三味線を弾かせて自分は傘のまわしわけ。見事弾き切った可愛いお嬢さんに拍手。そしてぐだぐだと終わろうとしたら「太鼓があるよ」との声に、それを出してきて夏丸さんがその太鼓をたたき、仙花ちゃんが三味線というお囃子教室に!。客席に座ってちゃかしていたろべえさんも、瓶と拍子木でよすけの代わりにし、なんとも華やかに最後を締めくくったのでした。

とっさに皆でああいうことが出来るのが、一つ間違うとただぼっさーとしている若者に見えても、実はきちんと修行や稽古をしている伝統芸能の担い手なんだなと、見直した今年最後のろ夏仙でした。良いも悪いも自由な会だ。

「こんな楽しいろ夏仙、みんなもっと来るといいよ!」と仙花ちゃんが言っていた、次回は2月9日(水)場所は同じく神保町らくごカフェ、19時開演で木戸銭は予約で1500円。

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