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2010.07.31

パ愛って字面が可愛いね。

第7回パリーグを愛する会に行って来た。微妙に開演時間に間に合わず、「これで一番手が夢吉さんだったら泣くなあ」と思ったら、泣いた。夢吉さんだった。笑松さんの「今上がったばっかりですよ」の声に気を取り直して入場。お、結構皆ちゃんとユニホーム着てる。

夢吉(新作の野球落語)
マグナム小林「バイオリン野球漫談」
(夢吉&神楽)「野球なんでもランキング」
小蝠(新作の野球落語)
〜仲入り〜
中喜り
女性講談師
タツ&マツ(可龍&笑松)「漫才」

夢吉さんの落語は野球を知らない私でも面白かった。夢吉さんの新作に出てくる人って、結構みんな突飛だったり振りきれてるのが、妙にチャーミング。マグナムさんは野球知識があったら面白いだろうなあと。おじさま達が楽しそうだもん。夢吉&神楽さんは、まったくもって神楽さんが出落ちで(衣装で)、トークがだらだら過ぎて後半お客さんも若干だれてた。でもしきりにうなずいている人もあり。小蝠さんは「あれ、普通の噺?」と思ったら、左甚五郎がキューバにわたるという、また突拍子のない噺を。なんというかこういう会ならではだ。

仲入りで千秋さんがお酒を売りに。おやつもついて200円という良心的な価格なので購入。はばかりが近くなるなあと心配になりつつも、まあ行きたくなったら行けばいいかと。酒を飲みながらのんびり見られる、最高。

あけてメンバー全員で中喜利。可龍さんが司会で向かって左側に小蝠、笑松、夢吉と暑苦しい感じ。着物の上からユニフォームを着ているけど、着物の袖を手繰っている上にガタイが出会から、腕回りもっさもさのパンパン。面白い答えでも、面白くなくても、千秋さんからフライングアタックがかまされてた。二つ目メンバー不利!

女性講談師さんが野茂を題材にした講談を。なぜ名前を書いていないかというと、書くなと高座から言っていたから。だらだら長くてだれちゃった。しかしあの髪形はないんじゃないかなあと。最後はタツ&マツで野球漫才。以外にもちゃんとボケてるし、ちゃんと突っ込んでる二人。用意した写真やコメントの出来の良さにびっくり。手間かけてる。だらだらしつつも時事ネタを織り込んでいい感じに終了。

思うに芸協のメンバーは寄席慣れしているからなのか、ゆるいけどあんまり時間的にはダラダラやらないような気がした。こういう場合には短めに切り上げるのが策という感じ、他の二人は全体の進行より自分のしゃべりたいことが先行して、妙にダラダラと長い。偶然なのかもしれないけどそんな風に感じたのでした。

落語は落語でちゃんとやりつつも、こういうゆるいイベントってもっとあってもいいのに。と思うのでした。

誕生日プレゼントは2200 円

月曜日のこと。芸協二つ目勉強会に行こうと会社を出る。どう頑張っても夏丸さんの出番には間に合わないので(17時30分開演は無理だろう)、せめて食い付きの花助さんに!と。

それならば余裕で間に合うなと、時間潰しに都営新宿線の中で末広亭の本日の寄席の番組を見ると…あっ、代演で昇太さんが入ってる!。しかもちょうどこれから三丁目で降りたら見られる時間だ。どうしよう?
今からいっても勉強会すらぎりぎりくらいなんじゃ?
でも昇太さんの代演って興味あるよ。
とはいえほんの30分だけ見て2200円(友の会価格)って無駄じゃない?
いやそもそもそこだけ見るのって失礼じゃないのか、
寄席ファンがそういうことしていいのか?
と笹塚から新宿三丁目までの数分、大急ぎでぐるぐる考えまくって、「あーもう、見つけちゃったものはしょうがない!これは自分への誕生日プレゼント!」

本当は好きな人だけ見てとっとと席をたつなんてよくないと思ってるけど、「末広のスタンプカードがもう何枚もたまるくらい普段も来てるから、今日だけ多めに見てください寄席の神様!」と自分勝手に決定して、大急ぎで末広亭へ。

蝠丸師匠が「きしゅー」という寸前。次は伸先生とナナさんのマジック。いつもより少し化粧が薄めのポロンちゃんがアシスタント、可愛い。

そして昇太さん、めくりに昇太って出たら客席から「え?!」って声がした。「もう暑いって言わないように!」のまくらから「長命」へ。かなり色々短く詰めてたけど、ポイントが抑えてあって、短いながらも大笑い!。知り合いの常連の女性が笑いすぎて咳き込んでた。

平日の夜席の客席はお客さんの数は少なくて、桟敷なんてガラガラだ。そういう普通の寄席にしかも代演で出た時の昇太さんてどんなだろう?と思っていたけど、いたって普通。いつも通り落ち着きがなく、控え目なお客さんでもハイテンションハイスピードで客席も大ウケ。さすがだなあって思った。あ、昇太さん「暑いとか言わない!落語がどうだとかも色々言わないように!」って。ごめんなさい、少しいっちゃった。

それからあわてて丸ノ内線に乗り日本橋亭に、よかったちょうどお仲入りだ、ありがとう寄席の神様!

仲入り後の花助「須磨の浦風」、陽・昇、笑福亭里光「青菜」。花助さんのかけた「須磨の浦風」は、風情のある題なので、なぜか勝手に長い話だと思っていたら随分短くしかもくだらない話(いい意味で)。だって、おならを、長持ちに入れて、持って帰る、って噺ですよ。なんだそれ!。呑気で楽しい噺だった。私は好み。降りて行く時に妙にテレ笑いな花助さんだ。

陽昇さんの漫才は相変わらずテンポがよくて勢いがあって楽しい。同じネタを何度聞いてもあの言葉の間で笑っちゃう。前の方のお客さんをメガネ=ピーコ、ノーメガネ=おすぎで振り分けて、なぜか私は何度も「おすぎ!おすぎ!おすぎ!」と念を押される。俺チョーおすぎ。

円満さんの「いかけや」も聞きたかったし、夏丸さんの「いが栗」では鳴り物が入ったそうて、あー最初から聞きたかった!だが、仲入り後から見られたからよし、で。

とはいえ芸協さんにはこのメンバーの会は、こっちの日本橋亭寄席枠じゃなくて、別の箱での二つ目噺の会枠で19時開演にして欲しいよ。平日の17時30分開演なんて、どうがんばっても最初から見られないからね!

金遊師匠の会

先週の土曜日に三遊亭金遊師匠の会がことぶ季亭であったのですよ。出演者は師匠一人で、前座・二つ目・真打とを一人三役で三席という会で、内容は「道灌」「小言念仏」「文七元結」。

私は主催側だったので正面から見ることはできず、声だけだったのだけど、それでも聞いたなあと実感できる会でした。どの噺も余計なまくらもくすぐりもほとんどなく(道灌だけは、前座の頃の話を少し)、超シンプルなのだけど、だからこそ際立つ何かってあるなあと。いや、私なんかが言うのもあれなのですけれども。

今人気のある噺家さんて、わかりやすいくすぐりや派手な人物の演じ分けだったりする人が多いような気がするけど、そういうのはなく、綺麗な言葉遣いと間で聞かせてるというのが金遊師匠かなあと。前者のタイプが悪いわけじゃなくて、師匠みたいなタイプの噺家さんがもっともっと聞かれてもいいのではないかなあ、とつくづく思ったのでした。

淡々と話しているようでも、いつの間にか噺に引き込まれている感じ。近くで見ていた女性が親分の「お前ぇがうけとらねえなら川にほおり投げるぞ」の台詞に「うそっ!」と。そういう感じ。いつの間にかその場面を自分が横で見ているような、そういう気持ちにね、なれるてすごいなあと。大変に聞きごたえのある会でした。

おしむらくは夢見心地になった方のいびき、しかも文七で。師匠の声は心地よいので気持ちはわからなくもないが、いびきはちょっと勘弁願いたかった、お休みになられるなら静かに、もしいびきをかいてしまった際には、お連れさんが静かに起こすってことでお願いしたいところです。

友達や身内でもないのに、時間とお金をさいて来てくださるって、本当にありがたいなあと実感したのでした。

2010.07.25

うかれまくり。

土日最終のイベント、クリエアローのライブを見に、下北沢CAVE BEに行って来た。

7バンドも出て時間は30分もおしてるし、もち時間は6曲分、いい条件とはいえないけど、短いながらもギュッとした楽しいライブだった。

前回新曲でお披露目だった「ゆりかご」は、こっちのハコで聞いた方が、カッコいい。音が柔らかくてクリアで奥行きがあるように感じるよ。ベースのリフが心地よすぎて、まさにゆりかご状態でうっとりしてしまった。うっとりし過ぎて、ライブ中に遠い目…。

今日は最初ずっと弘くんの足元に釘付け!(サンダルが脱げやしないかどうかで!)。良かった脱げませんでした。また今日のカッコがお洒落でキュートでカメラを忘れた事を激しく後悔。なんでああもカッコいいのか。途中あまりの素敵さに、「あっ」ってなったよ。前回もなってるけど。そんなに惜し気もなく流し目されたら困る!いや、困らない!(どっちだよ)

タカさんのボーカルもいつもよりハリと安定感があって「お!」だったし、BBのドラムの間はイカスし、何より一曲一曲がねぇ、いいわけ。大人のリリカルって感じかな。わかりずらいか。聞き所とトキメキ所が随所にありすぎて、30分のライブとはいえ大忙し。

「次回はBBと弘くんの誕生日ライブ!」とあれ程言っていたのに、今日のMCでは一言も触れなかったのには驚いた。フリだけかよ!

次回のライブが決まっていないのは残念だけど、仕方ない、大人しく待ってる。

ドキドキするライブがあって本当に幸せ。

運転免許の更新に来た。

江東運転免許試験場に。

書類作成までは非常にサクサク進んだのだが、ここでいきなり長蛇の列。並んだ場所は間違っていないはずなんだが、何に並んでいるのか実はよくわからない。写真か?

一体どれくらいでゴールに着くのかしら。ちなみにゴールドなので3250円。実はAT限定でもない。

新しいかわら版を読みながら待つ。

2010.07.24

もう一回見ようかな。

今日の豊真将の勝ち振りを。

カッコ良かったよねぇ、ガッ!ガッ!と稀勢の里を受けながらも、一歩も引かず力強く前に進んでいくところが、鋼に輝く弾丸みたいだよ。カッコいい!。私はまだ相撲初心者で、詳しいことはよくわからないけど、日馬富士や今場所の豊真将を見ていると「おぉ!」って単純にカッコいいなって思うよ。明日白鵬戦、徳瀬川戦、共に期待。

で、明日は田原町ことぶき亭で三遊亭金遊師匠の会があるので、これも期待。なんといいますか言葉に対して非常に繊細な感覚を持っていらっしゃる師匠ではないかと。

金曜で力尽きそうなところを、土日にあともうひとふんばり。あ、免許証の更新にもいかな!

2010.07.22

日記が長くなりがちで。

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豊真将のことを書いていたら、長くなりすぎて大変なことになったので、取り消し。何かとすぐ語りたがり屋で困るね!

でも何か更新したかったのでこの写真でも。序の口あたりで勝負審判を務めていらっしゃる錣山親方の背中。豊真将は日々山本五十六の言葉を繰り返してるらしい(いつの時代の男だよ!)、今回の騒ぎに対しての自分なりのけじめとして頭を丸めた錣山親方。この親方にしてこの弟子あり。

カッコいいぜ錣山部屋。

2010.07.20

豊真将!

叫んでどうする。

今日も勝ったとですよ、10連勝ですよ。先場所は首の怪我で途中休場でどうなるかと思ったら、この素晴らしい成績。マショーハラショー!

豊真将関の素晴らしい成績を祝して帰ったら、勝った取り組みを見ながら乾杯だよ!。って、お前は何もしていないのだろうて話だけども。何もしていないけれど嬉しいから祝いたいの!

よし、ならば豊真将関の残り5日の白星を祈願して断ちものでもするか。役に立つとは思えんが。

ああ、帰って早くビデオが見たい。

2010.07.19

来ちゃった!

来ちゃった!
朝から言うのも恥ずかしい大失敗をしながらも、等々来ちゃった大相撲名古屋場所!

県体に来たのは10年以上ぶり。その昔、チェッカーズの解散コンサートを見に来て号泣したのが懐かしい(歳が…)

2010.07.17

印象的な噺。

(最近書きかけの日記を整理してる。これは5月16日に見に行ったものを翌日書いている様子)

昨日ふと思い立ち広小路亭に行ってきた。いや、ふと思い立ち、かつきちんと番組を確認してから行った訳だけど。で仲入り後から見たらこんな番組だったのだけど、

今輔「持つべきものは友」
陽・昇
金太郎「青菜」
寿輔「死神」
マジックジェミー
小南治「菜刀息子」

短いながらも好きな色物さんが二組も出てるし、他の皆様もしっかり聞かせてくれて、思わず寿輔師匠なんかは死神だ。来た甲斐もあるというもの。

どんなに客席が自分の守備範囲と違おうとも、自分の作った自分のテイストの噺をかける今輔さんがかっこいいと思った。まるっきり「ぽかん」としている人もいるけど、一部(含私)大ウケ。心臓をドリブルってセンスがナイスだと思う。

昇「皆さんどうですか、幸せですか?」
女性客「幸せ!」
昇「(私を見て)あー本当に幸せそうな顔をしていらっしゃる」
私じゃないっすよ!(幸せだけども)

で最後の小南治師匠。なにせひざで死神だったせいかかなり押していて、出てきたはなて「私の時間がねもうあんまり無いんですよ。死神ね、長いんだもん」と。でも伸びてもいいと言われたので、小南師匠がよくかけていたという噺、「陰気な噺を陰気にやりますよ」と菜刀息子。

これがまた素敵な噺だったですよ。筋としては息子がいなくなって、乞食になっているのを見つけるが結局連れ戻さずってので(略しすぎ)、サゲはちょっと微妙で(色んな解釈が出来るかなという意味で)、微笑ましい噺とは言えないけど、むしろなかなか酷な噺だけど。

途中息子が帰ってこない月日の流れを会話や説明でなく、ずっと物売りの声で聞かすのですよ。金魚を売りにくる頃になっても帰ってこず、あ、等々正月のものを…と。これがなんだか素敵でねぇ。陰気な内容の中、景色を見せることで日が経つのを感じさせるという差がいい。

小南治師匠もいいけど、もっと自分好みの声の人にさらっとやられたら聞き惚れるだろうなぁと。あまりかかる噺ではないから難しいかもしれないけど。

17時手前まで、たっぷりの広小路なのでした。終わってから口々にに「来て良かったわねぇ」と話ている人が沢山いたですよ。

2010.07.15

「あの頃の噺」

「あの頃の噺」
行って来たよ「あの頃の噺」。チケット発売の時はまるっきりアウトだったけど、お友達が探して声をかけてくれたのだ、有難いー。番組はこんなの。皆ちゃんと羽織無、紋無の着流しで高座に上がっておりました。開演前に流れている歌を全部歌えるね!

昇太(挨拶)
談春「真田小僧」
市馬「たらちね」
昇太「雑俳」
3人でトーク
〜仲入り〜
昇太「狸札」
談春「狸鯉」
市馬「牛ほめ」
全員で挨拶

まず「前座噺ってやらなくなっちゃう」というけど、そうか?っていう感じですよ。だって寄席に出てれば、雲助師匠は「子ほめ」やるし、金遊師匠は「真田小僧」やるし、小柳枝師匠は「金明竹」をかけるよ。やらないのは昇太さんは寄席にほとんど出ないから、談春さんはそもそも寄席に出られないから、であって、市馬師匠はそれなりにかける機会があるのではないかなあと。私はあまり寄席での市馬師匠にあたらないから確実ではないけど、寄席ならベテランの師匠だってちょいちょい前座噺はかけるんじゃないかなあと思ったのでした。ってことで談春さんはともかく、昇太さんはもっと寄席に出ようぜ!。話がそれた。

3人6席どれも楽しかった。前座さんがかけると一つの波風もたたず、ただ音もなく風が吹いていくように10分が終わってしまうこともあるけど、この3人で聞くとやっぱり奥行きがあるというか立体感があるというか(一緒か?)、見える景色が鮮やかというか、違う。
昇太さんの「狸鯉」とか狸が超ラブリーだよ。談春さんの「狸鯉」も面白かった、狸以外に可愛いし。以外にとか言うな。市馬師匠のご隠居の台詞とかすごくさりげないのに、ふっと笑える。「何、武蔵川理事長が来た?あ、来てない。そりゃこんなところにはこないか」なんていう台詞がさりげなくてでもツボをぎゅうぎゅうみたいな。

こうやって昇太さんの雑俳を聞くと、昇々さんの雑俳って昇太さんに瓜二つだなって思う。お、ということは、昇太さんは柳昇師匠に激似らしいから昇々さんも似てるってことか。

落語ももちろん楽しかったが、写真を見ながらのトークがよかった。自分が前座二つ目時分の時の話なのだけど、大変だったといいながらも自分の師匠の話をするときは嬉しそう。初高座を終えてまもなくの昇太さんを見て、「初高座 天狗の鼻を へし折られ」という句を作った師匠に「どうしてそんな自信をなくすような句を嬉しそうにつくるんだよ!」といいながらも、やっぱりどこか嬉しそう。市馬師匠のお話が少なかったのがちょっと残念。もう少し市馬師匠の前座の頃のエピソードとか聞きたかったよ。写真は結構雑誌等で見たことのあるものが多かったですよ。小三治師匠の横で上から目線の市馬師匠はナイス。とても二十歳とかには見えない。

そうかぁと妙にしみじみしたのは、三人が前座の頃は脇の仕事に行っても3000円や5000円が当たり前だった(昇太さんは手帳に0.5とか0.3とつけていたそうだ。0.5で5000円)、いい紙でチラシを作るなんて考えられなかった、食えないから痩せてた(最近の前座さんは太ってる人結構いるよね、と)、談志師匠の独演会とかで300人埋まったらすごいっていう話だった、独演会をやってる人がそもそもいなかった等々の話題。時代が違うからといってしまえばそれまでだけど、今の前座さんはその頃と比べるとずいぶん恵まれているのかなあと。いいか悪いかではなく。

そこらあたりで談春さんが「結婚なんて出来ると思ってなかった。落語家になれて、これからずっと落語家でいられるのなら、それ以外は無理だろうと思ってた」と。言葉尻は少し違うかもしれないけど、そんなようなニュアンスの台詞を。本心なのか口先だけなのかわからないけど(談春さんの人となりを知らないので)、これが本当に腹から出た言葉なら、そんな意識を持ってる人には「とりあえず落語」みたいな人は敵うわけないよなあと思ったですよ。んー。

最後に毎年とは言わないけど、何年かごとにずっとやっていきたいと言っていたので、それは見たいよね。全員70代!とか、チョー見たい。最後は市馬師匠の音頭で三本締めでお開きに、楽しい会でした。

市馬師匠がSUBWAYを今日初めて知ったという話がほほえましすぎる。
師匠「寄席の近くにないだろう!」
弟子「池袋演芸場の近くにあります」

2010.07.14

平日の夜席なんかは。

平日の夜席なんかは。
見る側個々のマンパワーが大事なわけですよ。

伸治師匠が主任なので、仕事に余裕があるのをいいことに、いそいそと末広亭に行く。着いたら丁度圓師匠が上がるとこ、間に合ってよかった!

圓「猫と金魚」
笑三「縮辞」
〜仲入り〜
遊雀「堪忍袋」
美由紀
寿輔「英会話」
遊三「権助芝居」
喜楽
伸治「らくだ」

んー、充実の番組。みんな楽しかった。これくらい好みの人がかたまって出ていると、仲入り前くらいからだけ見ても充分満喫。

伸治師匠のらくだの中、かんかんのうを歌った後のくず屋さんの開口一番の台詞がウケた。

「張り切って歌っちゃった!」

確かに。ものすごい張り切って歌っていたよ、むしろヤケだ!くらいの勢いで。師匠のらくだは登場人物のキャラクターが他の人とは違って、ちょっと独特で、だから楽しい。

圓師匠の猫金は初めて聞いたのだけど、こりゃまた面白い。主人と番頭のやりとりが絶妙だ。そういえば圓師匠も、いつも柄物や明るい色が多い遊雀師匠もシックな色目の夏の着物で、普段より渋めに格好良かった。

この人数で前の方に座ったらいじられるだろうなぁ、それもなぁ、と思いつつも空いてるのに後ろに座ってもなぁと前に行ったら、案の定これでもかといじられる。私なんかに「奥様、いやお嬢様ですかな」とか「お嬢さん」と言って下さる師匠方のレディファーストぶりに感心する。お世辞も大事だぜ。

客席は人数は少ないけど聞く気のある人が揃ってるという雰囲気。こういう雰囲気っていいね(寿輔師匠風に)。この日はワールドカップの日本対カメルーン戦の日だったので、寄席も寄席の前の飲み屋も人が少なめ。まさか皆サッカー?そんなに好きかサッカー!?と思った。

6月中席の話でござい。

2010.07.13

末広亭で小三治師匠を。

それは6月下席の話。

かわら版を買いに行った時に「混んでますよね?」と聞くと「お二階ならご案内できますよ」と。あれ座れるの?ならばと急きょ末広亭の小三治師匠の主任の夜の部を見てきた。混んでて当然、夜に行ったって座れないだろうと思っていたから最初からあきらめていたけど、こういう日もあるのね。それとも去年が混みすぎ?

初めて入った二階は時代のかかっていそうな絵や、見渡せる提灯、全然防音じゃない窓などなどいい雰囲気だった。夜の仲入り後からで時間的には二時間弱だったのだけど、小菊師匠も、アロマのプラムジュースが気になる扇橋師匠もチャーミングだし、見ていて疲れないって時間としてはこれくらいがいいのかな。二階は外の喧騒まる聞こえなので結構声が聞き取りづらいところもあり、扇橋師匠の時などは後ろ二列の人は何とか師匠の声を聞こうとほとんど皆前のめり、果敢な態度で挑んでおりました、もちろん私も。

そして小三治師匠は「特に話すこともないんですが…」といいつつも、扇橋師匠のことを。どのネタもお二人の仲の良さが感じられるナイスエピソード。師匠も扇橋師匠の話をしているときはうれしそうだもの。まくらはほとんど扇橋師匠の話で、そして「植木屋さん」ですよ。

小三治師匠の青菜は、植木屋のキャラクターが非常にラブリー。植木屋が「いいなぁ」というと、いいんだろうなぁと微笑ましく思える。ぶっきらぼうにも感じるけど何だか柔らかいのですよ。素敵。

上がったのが25分位で幕がおりて時計を見たら15分くらい。そんなに時間が経ったようには思えない、あっという間の心地の良い末広亭なのでした。

しかしあの扇橋師匠のエピソードはナイスすぎる…。あのエピソードだけで一冊本が出来そう。

夏の着物を買いました。

広小路亭の帰りにね。

夏の着物欲しいなあ、ネットは安いのも多いけど、あててみないと印象がわからないしなあと迷っていたのだけど、ふと寄席の帰りに入ってみたらどんぴしゃり。

薄紫の細い縞で、試着したら「あ、これいける」な感じ、で買ってしまった。ネットで見るよりは高いけど、まあ良だ。素材はポリエステル。そりゃ正絹や麻の着物は素敵に決まっているけど、特に夏は汗をバンバンにかくから、おうちで着たらすぐ洗えるってのは大事だよ。そうさいさい洗いに出せる経済力なんてないし。一般人の普段着だからポリエステルで充分だ。

そんな風に思っている私に着物屋の店員さんは展示会に来てみて!と声を。「他の店だったら200万とかだけど、うちは直接取引をしてるから50万くらいでとってもお得」と。まて、200万が50万なら安いかもしれないが、素人が50万の着物を買ってどうしろと。そういうセンスで着物を売ってるのかなあと思った。

どんなにいいものでも、そんなものを着ていく機会も浮かばない私には分不相応というものだし、店員さんもいくら社交辞令の販売トークでも、言う相手を間違ってるよー。

都内4つの寄席は7、8月の間は着物や浴衣を着ていくと割引がある。500円くらい安くなるんじゃなかったかな。バンバン洗える着物を着て、寄席に行って割引されまくり!

初めてみようかと。

Twitter。

綴りはあってるのか。実はどう面白いのかよくわからないのだけど、何人かの友人から「○ちゃんはやると楽しいんじゃいかな?」と言われたので、じゃあ試しにと。アカウントをとったばっかりなので、フォローもフォロワーも全然ない(←この台詞も合っているのか自信ない)。気が向いたら検索してみてくださいな、すぐわかると思うです。

何をつぶやけばいいのか。9/17ナイツ独演会、ゲストが小遊三師匠と陽・昇さんと中津川弦ちゃんで、メインもいいけどゲストも素敵過ぎ!とか、こんどの9/2の「かっぱの勉強会」のゲストが松鯉先生で、これはもう行くしかないでしょう!とかか。

誰が知りたいんだそんなネタ。

なんだそれ。

という落語を聞いた。

この「なんだそれ。」はつまらないとかではなく、「ほーそうくるかそうくるか」という「なんだそれ。」

だって、拾った豆炭に情がわいて一緒に暮らし始めた男の噺ですよ。

豆炭に
情がわいて
一緒に暮らして
話しかけるって
…なんだそりゃ!

最初は興味本位で様子を聞いていた友達は、始めつ突っ込み、次第に訝しみ、最後は「もう帰ってくれ」状態。そりゃそうですよ、目の前で胸元に入れた豆炭に向かって「こういうことはちゃんとせなあかん、挨拶しいや」と話しかけられたら、挨拶される男もそりゃ困るという話。

豆炭との暮らしぶりに何の疑問も持っていない男と(疑問がないどころかチョー楽しげ)、「一緒に住んでるのが豆炭…?」な男のやり取りが面白い。

こういう噺を聞くと落語って懐が深いなって思う。ちなみに題目はそのまんま「豆炭」。

まん我さん曰く「今は自分しかかけてない」そうなので、生で聞くならまん我さんの高座で。以前は森乃福郎師匠がかけていたそうです。

豆炭と暮らす男。

2010.07.06

余韻に浸っています。

土曜に見たライブの余韻にまだ浸ってる。今回ずいぶん長持ちだ。

土曜に沼袋サンクチュアリにクリエアローのライブを見に行ってきた。対バンとはいえ一時間も見られた上に、新曲もあり。またその新曲がカッコいいこと。暗くて、とろっとした肌触りの大人っぽい曲でジャスト自分の好み。うっとりしながら聞き惚れてしまう。

おまけになんだかフロントの二人が妙にフェロモン全開で流し目ビームの嵐。それに打たれようものなら貴方大変。本当に「あっ!」ってなっちゃうから!(まて「あっ!」って何だ「あっ!」って)。

そんな胸を突かれた後に「スクリーム」のような切なくてドラマチックな曲をやられたら、そりゃもうドキドキしっぱなしだっていうね。またこの曲の後半のギターソロがU2を彷彿させる乾いてキラキラした素敵ソロなのですよ!カッコ良すぎる!

曲からも客席を見渡す柔らかい視線からもメンバーの包容力と余裕が感じられてそれもまた心地よく、本当に気持ちよく、かつドキドキしながらライブが見られた。

そんな具合のライブだったので、いつまでも余韻が残っていてもぞもぞしてしまうのでした。次のライブがなんと7月25日、ヒロシくんの誕生日の二日前、バースデーイブイブ。

クリエの皆が、いつまでも素敵でいてくれて本当に嬉しい。

2010.07.01

ラブストーリーは苦手だけど。

ラブストーリーは苦手だけど。
これくらいならなんとか。

6月29日(火)「男と女の浮ついた遺伝子」熱海五郎一座 サンシャイン劇場

昇太さんが出ている熱海五郎一座を見てきた。初めて入ったサンシャイン劇場は綺麗だし二階でもかなり見やすくていい感じ。

(パンフを購入していないので、役名等の漢字は想像で)
こういうと失礼なのかもしれないけれど、ストーリーがどうのではなく場面場面の小ネタが面白いよ。ベタ過ぎるのやおなじみ過ぎるネタも多いのだけど、それはそれで面白く。渡辺さんが「待たせたな!」と出てくると「出たー!」ってなるものね。世代のせい?。細かく笑える場面が沢山あるから2時間半という長さでも長く感じなかった。

各所に「これアドリブか?」というのがあるのだけど、三宅さんの「背もたれかっくん」の場面は、「三宅さんでもそこまで驚きますか!?」というような引っ張り様。って、あれであの場面がアドリブじゃなかったら私の見る目の無さに驚きだ。

今回昇太さんは春風昇太郎というオチ建設に勤める(おちけん?)、いつも周りの空気から浮きまくっていて、面白いことも言えない、綺麗な女性からは声をかけられたりしなさそうな腹話術の人形みたいなルックスの男という役で(こう書くと随分な役だ)、若干気持ち悪いキャラだったりもするのだけど、それはそれでチャーミングだし美味しい役なのではないかと。

最後にクサ目な曲をメドレーで歌うくだりは、最初は見ているこっちが照れるけど、思いの外キュートな歌声に少しうっとり…してどうする。するな、うっとりはするな。坂本の「英語の歌は止めたほうが…」の台詞がジャスト。そういうちょっとした台詞が色々所々面白かったのでした。

ああ、でも昇太さんの表情がしっかり見たかったから、オペラグラスを持っていけばよかった!(そこなのか)

しかしびっくりするほど見た人しかわからない感想だね。いや、感想ってそういうものか。そういうものだね。ではまた。

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