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2009.05.17

5月17日「第93回大和田落語会」丸花亭

丸花亭
久しぶりのー丸花亭-。電車が遅延してしまい予定より遅れていそいそと入場。入った瞬間「あれー?」いつもと高座の場所が反対だ。どうもお客さんの人数の関係でレイアウトを大きく変えたみたい。なんか違和感。洗面所の横の廊下の戸までとっぱらうような大盛況。主催の挨拶の後に始まり始まり。

柳家三三「芋俵」
金原亭馬治「らくだ」
~仲入り~
金原亭馬治「強情灸」
柳家三三「魚屋本多」


三三さんは「芋俵」も軽くて楽しくて良かったけれど、「魚屋本多」が素敵だった。噺自体も初めて聞いたのだけど、最初は呑気な噺かなあと思っていると、後半お殿様が自分の父親だとわかり、でも今は名乗れないと言われたあたりの魚屋の気持ちを想像すると、三三さんがぼやけてくるよ…。またこの魚屋の威勢の良いところもカッコイイ。「男は顔じゃねえ、腹と働きだ!」とポンポーンと胸を腕を打つところもいい。いい台詞だよね「腹と働きだ!」って。その通りだその通りだ。お殿様が自分の若かりし頃の事を話す場面での講談ぶりも凛々しく。そりゃこの人、人気あるよねえと思った。

若手真打ちの人気者を迎えてか、馬治さん一席目から「らくだ」という熱の入れよう。まくらも振らずバシッと噺に入るのがカッコイイ。
熱演が過ぎて汗をかいたり大変そうなところにちょっと目がいってしまいがちだったのだけど、くず屋さんの困り振りがなんともいい感じだし、らくだを背負って大家のところに行きかんかんのうを踊らせる場面で、バシッ!っと戸を開けて「大家さんゴメンナサイ!!!」と言って歌い出すところなんていうのは、仕方なさが出ていてかつ笑えてナイス台詞!

仲入り後の「強情灸」が良かった。「自分が普段飲んでお金を払っているところで、今日はちょっと話したらお金をもらえるという…」なんていう地元ネタをいくつか話してから本題に。「これは馬治さんがピカイチでしょう!」と思っている噺がいくつかあるけど、強情灸もそうだなあって。あの意地の張りっぷりや、全体の流れのスマートさとか。若さとオッサン臭さが微妙にからまってるところもいい。

二人が軽めの噺とボリュームのある噺と二席ずつだと、「聞かせてもらったな!」という満足感があるよねえ。しかもこの大和田落語会丸花亭は、私のような会員でも地元でもなく年に2~3回行くか行かないかの客にも親切なところがいいと思う(そうじゃない所もあるものね)。満喫。

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