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2009.01.18

浅草演芸ホール→下北沢CAVE BE

あらからお目当てさんが浅い時間に移動していたし次の予定もあったので、13時まで見て退散。短い時間ながらも満喫の浅草。

「せっかくの二之席だし(何がせっかくだ)前で見な!」と最前列センターブロックに座ったら端でもえらく前だった。近いなオイ(今更なにを)。まくらで笑わせて、噺に入ると感心させて、短い時間ながらもバッチリだよ夏丸さん!。前座は今日は一人で鯉ちゃさん。「新聞記事」をやったので、あらじゃあ夏丸さんもそれなりに時間があるのかなあと思う。鯉ちゃさんのあのぺたーっとした顔って誰かに似てるよね。夏丸さんは「開眼式」。あの涼やかな落ち着いた雰囲気のせいか、ああいう話して聞かせるような噺も良く似合うなあと。「目から鼻に抜けました」「ほぉお~」サゲの台詞にお客さん感心しまくり。私はあの「あの中で年を取らなくちゃいけねえな」って台詞がいつもツボ。本気なのか洒落なのか、どちらにもとれるような、どちらにしろ気持ちに余裕がないと言えない台詞。こういう小さな小さな言葉(言い回し)の楽しさが落語が面白い理由だよね。って急に語るなよ。

グッと出番が前に来た小柳枝師匠は「狸札」。わー師匠の「狸札」初めて聞く。狸も可愛いし、狸と話す男の自然さが素敵だ。化けることには驚くけど、狸と話していることには全然不思議に思っていないところがなんかいい。「狸の○○八畳敷き」の台詞の後の「色っぽいな」って一言がさりげなくてカッコイイ。さっきの台詞といい、さらっとしごくさらっという言うところがいいんだよな。昇太さんもグッと前に登場。綺麗な黄色の着物に袴姿。紅白と初詣と名古屋のおばちゃんネタを披露。途中お客さんの結婚ネタへの突っ込みに「もう出てってください!」と強気で返しつつも、すぐにチャーミングな笑顔で平謝り。はー寄席はがんばれば近くで昇太さんが見られていい。

伸治師匠はケチの小咄のオンパレード、よく聞くのから珍しいのまで色々。師匠の軽ろやかな雰囲気にお客さんが上手にのって楽しい雰囲気。呑気ーで朗らかーな寄席ならでは空気で素敵だった。続けて笑遊師匠、同期のこの二人が続けて出てくるのって珍しい。「伸治さんが正蔵のネタをやったから」と続けて正蔵(彦六)師匠のエピソードを。あとは自分はついてないって話からおかみさんのネタ。触診のサゲの手前で「あと持ち時間が30秒なの~」と振って「どうしたんだ!?だからどうだったんだ?!」とえらくひっぱる。これで30秒持たす気だなと思ったら、案の定延々引っぱって結局激下ネタでエンド。笑遊師匠は下ネタを喋るとき、本当に楽しそうだ。

と今日はここまでで終了。せっかくだし!と出てくる昇太さんを待って握手をしてもらった。

「し…新年の握手をお願いしてもいいですか…?」
(新年の握手ってなんだよ!)

そんな気味が悪いお願いにも笑顔で応じてくれた昇太さんの後ろ姿に思わず「ありがとうございますぅ~」と声をかける。浅草演芸ホール一の不振人物。

夜はクリエアローのライブを見に下北沢CAVE BEに。思いっきりオンタイムで進行していて、私が木戸についたらもうセッティングをしている音かする。大急ぎで中に入りマフラーをとりコートを脱いで一息ついたらライブスタート。ギリギリ!オレ待ち!<違う。

今日のライブも心地良いライブだったな。誰が喋ってもなんだかしまりがなくユルユルMCなのだけど、演奏中の凛々しさと言ったら貴方。ベースラインが印象的な「春風」、演奏力の素晴らしさが実感できる「蒼い夜」、ポップさ全開の「恋するダリア」などなどどれをとってもカッコイイ。いっつも思うけど、あんなに弾いている姿も音もキラキラしたギタリストってそういないですよ。MCやブログではニャーとか言っているけれど、なになにどう見ても大人の男のギタリスト。はーカッコイイ。ヒロシくんは今日は随分カジュアルなストリート系なカッコ、しかし何着ても似合うな。なんだか音もステージアクションもアグレッシブで、河合さん(あえて今日はこの呼び方で)と二人でガッチリリズムを引っぱっていくよ!見てくれは爽やかでチャーミングだけど、音は以外に渋め、そこが素敵。

「恋するダリア」のイントロでは「はっ!?」なんて事もありつつも、さすがのお三人、さらっとそのまま曲に入ってしまうし、演奏にもMCにもがっついていない大人の余裕があるなあ、だから聞いていてもこんなに心和むのかなあと思ったのでした。次のライブが決まっていないのは残念だけど、まあ寒いし、無理せずのんびり次のライブを決めて欲しいなあと思うのでした。もちろん早く決まれば嬉しい限りと。

嬉しいことばかりの楽しい一日でしたとさ。

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