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2008.09.10

「アーリーバード寄席」錦糸町アーリーバード

開演時間が遅いと行きやすいぜ、と錦糸町のアーリーバード寄席に。駅から近くて大変に便利。入ってみると思いの外狭い店内。おや、2列目に座ったのにずいぶんと見上げる感じね。

金原亭馬治「親子酒」
江戸賀あい子<音曲>
金原亭馬治「幾代餅」

馬治さんの高座によく来ているお客さんが多かったせいか、珍しくまくらが多め、しかも普段聞けないようなネタも。「タイマージェットシン」がツボっちゃった。どっちの噺も少し久しぶりに聞くような感じ。親子酒はなんだかいつもより短いような。とはいえ私はへんにしつこくやるのは好みではないので、このバージョンもいいな。馬治さんがやる酔っぱらった父親のキャラが可愛い。

馬治さんが二席目上がろうとするとお店に電話が。小さな店内なので電話の声が客席にもモレモレ。電話が終了してから二席目始まり。「幾代餅」も久しぶりに聞くような印象。印象的だったのは朝を迎えた場面。すべてを告白したのを聞いた花魁が話しかける時、ずいぶんとゆっくり間をとって話してたのが、他が結構あっさり気味に進む分、なんだかしんみりきた。

あと何度聞いてもここの親方っていい人だよねえ。自分の店の男子が花魁を買いに行こうって時に(買いに行くって表現でいいのか?)、自分の大事な一張羅を貸してくれたうえに、小遣いまで。馬治さんで聞くとこの親方の人の良さが妙にグッとくるのですよ。長襦袢にまでちゃんと凝ってくれるというのが素敵ですし。ちゃらんぽらんに見えるけど、藪井竹庵先生も(漢字あってるのか?)人が良いし。

「感動さすぞ!」って力んでいないけど、さらっと皆がいい人ぶりを発揮。ちょっと考えると「ありえん」という噺ではあるけれど、これっていい意味でお伽噺なんだよなあと思うと腑に落ちるなあなんて。しかし今日はえらく視線が上下から外れる事が多かった馬治さん。気になることがあっても、あんまり視線を泳がせたら、見てるこっちも気になるよ。汗をかきかきの楽しい二席でしたとさ。

黒の紋付きが良くお似合い。

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