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2008.09.30

夢吉さんと夏丸さんが!

本に載っていた、しかもカラー。

最近出た本なのかな?、もうこれでもかと出ている落語入門本的なもので「基本編」と「落語のあらすじ編」の二冊出ている赤い方(基本編ですね)の、おすすめ噺家さんのコーナーにお二人が燦然と!カラーで!しかもなかなかいい写真で!(ってかあれ芸協のプロフィールの写真か)。一瞬「買ったろか」とも思ったけど、他はどうでもいい内容だったので立ち読みで済ます<ケチ。

お二人が載っているのは嬉しいけれど、いい加減ああいう入門本は…とも。某フリーマガジンの編集長が1ページ使って自分の宣伝をしていたが、あのフリーマガジンで落語の普及は無理だよね!。「イケメンに続く企画を考えています」って、よくそういう恥ずかしい事をなんのてらいもなくアンタ、って思っちゃう。せっかくそういう立場にいるなら、もっと手段を考えればいいのに、勿体ないなあと。イケメンとかそれに続く企画で、本当に落語が普及すると思っているのかしらん。

って、アタイある時期が来ると、妙に文章に険があるよね。

先日買った館林うどんだけど、これが非常に美味しかった。もちもちつるつるしていて、お出汁も濃すぎず薄すぎず。お店のお姉さんがくれた「「一番簡単な煮込みうどんの作り方レシピ」を参考に、野菜を沢山いれたのもよかったのかな。ビバ館林うどん。その後で、明日のおかず用にと「大根と厚揚げのべっこう煮」を作ったのだけど、出来上がってみるとあなた、これ以上はないってくらい酒の肴にぴったりな風情。…思わず一杯だけ晩酌。食欲の秋だものね!<いつもじゃん。

「深夜寄席」新宿末広亭

9月27日のことザマスよ。

末広亭定席終了後、そのまま深夜寄席の列に並ぶ。今日もずいぶんと並んでおりましたが、桟敷の前の方が空いていたのでそこで。深夜を見るの間くらいなら桟敷が楽でいいな。

橘ノ円満「金明竹」
柳家小蝠「天狗裁き」
瀧川鯉橋「蒟蒻問答」
三笑亭朝夢「片棒」

一人目は円満さん。あれ、外の看板と順番が違うぞ。今まで少し円満さんって苦手枠の人だったのだけど、今日の「金明竹」は楽しく聞けた。おかみさんが自然でいい。二番手小蝠さん、なんだかあっという間に終わってしまった感が。場面がボコッと抜けた訳じゃないと思うのだけど、妙にあっさりな高座だった。

鯉橋さんは出てくる前に、不自然な沈黙と急な出囃子。出て来て「CDの操作が出来ない瀧川鯉橋です」と。「以前はカセットテープだったんですが、CDに変わってどうも操作方法がわからなくて…」と。鯉昇師匠ならまだしもアンタいくつだよ!。ご自分の機械音痴ぶりを披露した後は「昔は問答というのが…」と、まずは問答を一つ。これが呑気で非常にいい。そして鯉橋さんでは初聞きの「こんにゃく問答」。いいなあ、これいいなあ。登場人物の飄々としたノリが、鯉橋さんが話すと軽やかで素敵。

自分が桟敷の端っこに座っていたので、襲名のお祝いの大きな花輪がずっと視界に入っていて、出てくるメンバーが終始「徹子の部屋」のオープニングみたいに。花背負ったロマンチックな絵面で見えてて、どうでもいいことだけど自分の中でツボにはまりまくり。花背負った鯉橋さん。

今日は何度もお膝送りをするほどの混雑でしたとさ。

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2008.09.29

今日は肌寒かったですね。

昨日末広亭から帰ってからの事。洗濯機をまわし、笑点を見ながらご飯を食べている時は全然平気だったのに、食べ終わった時点で急にガクンと動けなくなり、なんとか洗濯物だけは干したけどそこで私のヒットポイントはつきてしまい、まさに這うようにして布団の中へ。どんだけ疲れてるんだオレ。他の人はどうだかしらないけど、本当に身体が疲れている時って「ううぅ…」ってうめき声みたいなのが出るよね!

そして今日。朝起きたらケロリンパで別にだるくない、ものすごく普通。一晩寝たらあっさり回復って、お前はドラクエのキャラかよって思った。

昨日の夜に寝るときは「もうしばらく落語は見に行かなくても大丈夫かもね…」と思ったのに、さっき仕事が一段落した18時過ぎ「行くか?」と思っちゃった。行かなくていい!行かなくていい!今日は行かなくていい!と、自分の中で激しく突っ込みが入った。落語本読んで済まそうぜ(済ませた)。

昨日あんなに面倒だったことも、今日はさっさと出来てあっという間に終了、なんだったんだ本当に。

ココアを飲みながらクランベリーズを聞いて本日終了。

2008.09.27

「立川生志真打ち昇進お披露目興行」館林三の丸芸術ホール

行こうか行くまいか迷っていた時に、ある会で並んでいたら自分の後ろにいた方が関係者だったとい
うこの偶然。これは「行っておいで」ということか!?と、その場でチケットをお願いして見てき
た。

立川こはる「真田小僧」
立川生志「長命」
春風亭昇太「宴会の花道」
~仲入り~
トーク(生志と昇太)
立川生志「茶の湯」

生志さんは主にオリンピックと飛行機で王監督と遭遇したネタのまくら、昇太さんは最近よくお目見えの結婚と長野の異臭事件と館林の皆様の印象(うどん屋遭遇事件)。二人ともまくらたっぷり、しかも対談もあり(主にお互いの師匠の話)、生志さんはニ席やったうえに、なんと終演後は出口でお見送りまで!お客さんには大サービスだし、本当に生志さんの会って思える会だった。「本当はお披露目というと口上なのだけど、あれは当人は一言も喋らないから、だったらこうやって二人でトークにしたほうが生志さんの事をわかってもらえるんじゃないかと」という昇太さんの台詞は非常に的を得てると思う。生志さんがなんだかんだ言いながら談志師匠が大好きな事がよくわかった。そこかよ。

なんだか昇太さんは落ち着きかつ好き勝手楽しそうに話している印象。営業営業しすぎず緊張もしすぎずという感じで、聞いていてもすごく楽しい。宴会の花道は昨日に引き続き二度目。時間にして18時間ぶりくらい。一日もたっていない間に同じ噺が聞けるってことはあまりないよね!ラッキー!。今日の方が楽しかった。

生志さんの長命はこの前のトロ助で聞いたけど、茶の湯は初めて聞いた。これすごくお似合い。今まで聞いた生志さんの高座の中でこれが一番好きかも?くらいに私の中ではヒットだった。ご隠居と小僧さんの二人のやりとりが自然で可愛らしい。生志さんの株価上昇。サゲの「ああ、また茶の湯か」の台詞の間も好みだ。

終わって帰り道にうどん屋に寄ってみる。さっき話題に上っていたうどん屋は多分ここなんだろうなあと思いながら店員さんに聞きつつうどんを購入しようとすると、

「落語を見に来られたの?」
「ハイ。でさっき昇太さんが美味しかったっておっしゃっていたので」
「あそこに座ってねえ、面白かったわよ」
「やっぱりこちらのお店だったんですね」
「そうそう。じゃあ消費税はサービスしますね」

おお、昇太さんのおかげでささやかなラッキーが。落語を満喫してうどんを片手に館林を後にするのでした。遠いような近いような館林。あ、駅の近くで買った団子(5本で280円)も、もちもちしていて美味しかった。どこかへ出かけるとそのまま=グルメ旅になりがちだよね。

2008.09.26

「春風亭柳橋襲名披露興行」末広亭下席

これを見てたわけ。
仕事が終わっちゃったら、そりゃ行くよね。

アタイのお気に入りの場所はふさがっていたので、いつもと反対側で。どうも勝手が違ってちょっと見づらい。反対側の同じ場所だから同じ距離のはずなのに、なんだか高座が遠く感じるよ…

でも大丈夫!アタイどの場所でも楽しめる子だよ!

今日の口上は上手から米丸、小遊三、柳橋、夢丸、歌春、昇太。昇太さんは「宴会の花道」、柳橋師匠は「変わり目」。ちなみに茶楽師匠は「紙入れ」。

終演後、お姉さんに明日の変更を確認して(小遊三師匠お休み!ナイツもお休み!残念!でも代演は陽昇、じゃあ問題無し!←主観)

さあ帰るかと駅に向かっていると声をかけられた。「?」と振り向くと、「あーどうもどうもこんばんは♪」。落語会で顔を合わせる紳士でした。同じように末廣亭に見に来ていらしたとのこと。じゃあ一杯と誘ってくださって、楽しい話を色々聞かせていただいたうえにご馳走になって今帰宅中。

いやー、年上の人の話を聞くのは楽しいし為になることも多いよね。今の自分の為にもなるし、未来の自分に対しても、下からそう思われる自分になっていかなくてはという目標にもなるし。有り難い限りだ。

ってなえらそうな事を酔った勢いで書いてみた昨日。

しらふになった今改めて検閲するも、大して問題無しかと思うのでアップ。

楽しくおめでたい春風亭柳橋襲名披露興行、ただいま末廣亭で開催中、皆様も是非に。

そういえば昨日の口上で
小遊三師匠「柳橋は大看板、昇太は小看板。こかんばんといっても股間に板が入ってるわけじゃありませんよ」
昇太「小看板…小看板って言葉初めて知りましたよ!。…勉強になるな。……こかんばん…」

いい話だ。

2008.09.25

「春風亭柳橋襲名披露興行」末広亭下席

やっと来れたよ「柳橋襲名披露興行」。地下鉄のコンコースを駆け足で向かうも、入ってみるともう
口上も中盤の様子、米丸師匠がお話しをされておりました。末広亭の中は至る所にお花が飾ってある
し、高座にはお祝いの品や後ろ幕があり、大変におめでたい雰囲気。口上の間は後ろで見て、転換の
時に前にずずずいっとね。

口上(上手から米丸、小遊三、柳橋、桃太郎、昇太)
Wモアモア
春風亭昇太「時そば」
桂歌春(漫談)
ボンボンブラザーズ
春風亭柳橋「妾馬」

口上では桃太郎師匠がどうも「ああっ!」って事を言ってしまったようで、結局最後までその余波が
。思わず長めに米丸師匠が話しつつも、最後は最高顧問米丸師匠の音頭で三本締め。いい気分だよね
三本締めって。

昇太さんは初めて聞く「長野の異臭」のまくら。さすがその時その時の旬のネタをすかさず取り込む。久しぶりにかなりの至近距離で見る翔太さんは、なんだか大きい人に見えた。全員のキャラ分けがはっきりしてるなあと今更ながらにしみじみと。歌春師匠はさらっと漫談で。トリの柳橋師匠が出てくると、普段のトリの方が出てくる時よりも一段と大きく長く拍手が。こういう襲名の時なんていうのは何をかけるのかなと思っていたら「妾馬」。噺に入った途端ちょっとした「はっ!?」って事もありつつも、後半の酒をのんで「つるをよろしく」と語り出す場面では、八の妹思いな心情がしみじみと伝わってきて、アタイちょっと涙目。こういうおめでたい席は参加すると自分にも良いことがあるような気がするよね。

柳橋襲名おめでとうございます!

2008.09.24

また眠れないのかしら。

昨日はクリエアローのカッコよさにすっかりノックアウトされて(ヒロシくんが素敵すぎなのですよ)、興奮してなかなか寝付けず、結局4時位まで起きてた。

今日はさっき見てきた遊雀師匠の「紺屋高尾」がなんだか家に帰ってきてもじんわりじんわり来て、気持ちがぽわ〜んとする。こりゃ今日もまた眠れないかも。

こんだけ日々色々みてるくせに、まだ興奮で眠れなくなるって、どんだけピュアーなんだアタイ。って自分で言うなよって話ですが。あぁ、まだ筋少の素敵さも余韻ありあり。

牛の如く皆様の素敵さを反芻しながら、さらに満喫。もうウットリ貯金が出来そうです。

あ!眠たくなってきたから、すかさず寝ます!感想はどちらもまた明日!

アデュー。

「芸協若手会 遊雀の会」お江戸日本橋亭

若手勉強会

9月24日の事さ。開演が17時30分なんて、そりゃない日本橋亭!と思うけど、この公演は「独演会」ではなくて「寄席形式な落語会」と考えると、この開演時間もしかたなしかとちょっと納得。桃太郎師匠にすら微妙かなあと来てみると、中から「互いに見交わす顔と顔」「じゃら あ、じゃら あ、じゃら」って台詞が聞こえる、「七段目」か!遊雀師匠がまだ上がっておられるか!。静かに慌てて入場。

神田松之丞
三遊亭小笑「子ほめ」
春風亭鯉枝
三遊亭遊雀「七段目」
昔昔亭桃太郎「ぜんざい公社」
~仲入り~
三遊亭春馬「お玉牛」
ぴろき
三遊亭遊雀「紺屋高尾」

七段目の最後の最後だけ見られた。ああ、素敵な七段目な風情…。次の機会に聞けるのを楽しみにとっておくってことだ。次は桃太郎師匠。まくらは相変わらず飄々と野球の解説者、桃太郎茶碗の話などなど。何度聞いてもあの雰囲気がラブリーだ。どうも前の方にいるご婦人、あの独特の間の空気感がツボってしまったようで、後ろから見ていると終始肩をふるわせて笑っていらした。気持ちわかるよ!。師匠の「ぜんざい公社」は初だけど、似合う。淡々としている事が余計に笑えてくる。なによりヒットだったのは、あの歌。歌詞は「雨が降ったら傘さして、でも止んだら邪魔だ」とか「ひかりが行って、その後にこだまが行って」という馬鹿馬鹿しいにも程がある歌詞で、しかも合いの手が「きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー」と「どんがちゃっかどんがちゃっか」。ああ、頭の中でグルグル回るよ-。たまらん。

ぴろきさんも新ネタが沢山入ってた。やっぱり私のここ最近のヒットは「パソコンに止まった蚊を退治」のネタだ。楽しいのだけど微妙に時間が長くて、ちょっと後半だれちゃったかなという気もしなくもなく。

そして最後、何をかけるのかなーと期待していると…「紺屋高尾」だー。師匠のバージョンは今まで私が聞いたののどれとも違ってた。久蔵が最初から寝込んでない。「オレ高尾と夫婦になれる!」って脳天気に思っているのに、それが無理とわかって寝込んだり、吉原に行くときのしつらえ描写がなし、おかみさんが結構ちょこちょこ登場。他にも色々。もしかしたら「幾代餅」と混ぜて覚えている部分もあるかもしれないけれど、それはよしなに。

何が一番違うなあと思ったかと問うならば-!?問うんらばー!(筋少熱覚めやらず)どうみても大人の男の遊雀師匠が、ウブーな若者に見えるのですよウブーなね。遊雀師匠がというより、主人公の久蔵がものすごく生々しいウブーな若者に見えるってとこか。他の人のよりも久蔵の気持ちが濃く感じるというか何というか。「高尾にフォーリンラブ」な若者ぶりが誰よりも前に出てるようなね。前半でしっかりそういうところが満々に出てるからこそ、最後に花魁に「おかみさんにしておくんなまし」と言われて、信じられなくて「なんでそんな嘘つくんだよぅ!」とうなだれる久蔵に「ファッファイトだよ久蔵!」って気持ちになる。本当は会うことなんか出来ないってわかっていながらも、親方とおかみさんの気持ちが嬉しくて三年働いたって台詞も泣ける。また師匠がふっとしなをつくった時に妙な女らしさが色っぽかったり。「初天神」や「堪忍袋」のような噺も素敵だけれど、こんな噺もまた素敵なのねえ、遊雀師匠は。

終演後は友人と神田駅すぐの「美味卵家」って洋食屋さんでご飯を食べる。カウンターしかない狭い店だったけど、コロッケとか唐揚げとか豚とかを遠慮なくのせちゃうオムライスとかどれも美味しそう。私はチャーシューのせオムライスを食べたけれど、非常に美味。日本橋亭の帰りとか寄りたいものですよ。

と、この辺りまではなんでもなかったのに、家に帰り一人になると、改めてじわじわと来て、いつまでも余韻が引かない遊雀師匠の「紺屋高尾」なのでした。あと桃太郎師匠の「きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー」とね。極端。

2008.09.23

「堀の内寄席」堀の内妙法寺

本日一つ目の予定は堀の内妙法寺での「堀の内寄席」。これは毎月23日開催なので平日で行けないことが多いのだけど、今回は祝日にバッティング、しかもお目当てさん登場とあって喜び勇んでの参加となりました。もっと早く起きて高円寺で買い物をしてからと思っていたのに、派手派手しく寝坊をしてしまい、着いたら14時ごろ、ちょっと残念。

私が着いた時はずいぶんとがらんとしていた会場も、始まるころには座布団の数より人が増え、両脇の壁にもびっちりの大入り。やっぱり休みだからかな。夢吉さんがたたいているであろう、まるでバックに荒々しい日本海の大波でも浮かんできそうな暴れ太鼓も高らかに、始まり始まり。

三笑亭夢吉「くしゃみ講釈」
柳家小蝠「片棒」
~仲入り~
昔々亭慎太郎「宿屋の富」

今日の夢吉さんのまくらは先日行っていた新潟での落語会の高座のしつらえの話や、「つばなれ」「こしょうがはいった」などの言葉の説明など。「そんなところに本当に高座作るかよ」と正直思っていたのだが、さっき夢吉ブログを見たら、夢吉さんが説明した様が写真に載っていた。どうしてそうネタになるようなことばかり起こるのか…。何をやってくれるのか楽しみにしていたら、今日は「くしゃみ講釈」。初めて聞くー嬉しいー。夢吉さんのは「女子といるところに草履についた犬の糞を擦り付けられたことへの仕返し」じゃなくて「講釈場でいびきをかいて寝てしまったせいで『帰れ帰れ』と言われて悔しい思いをしたことへの仕返し」に、こしょうをくべようとするのね。

主人公の男がものを覚えられない場面の繰り返しがちょっとくどいかなあって気もしたけど、初めて聞く夢吉さんのあの講釈っぷりはなかなかどうして様になってるよ!かっこいいよ!でも最近ちょっとまた顔が丸くなってるよ!ちょっと痩せてみるともっとカッコいいよ!。余談が入りましたな。思わず講釈に聞き入ってしまい、自分がなぜ最前列に陣取ってとんがらしをくべようとしているか忘れてしまうおとぼけぶりが可愛らしい。ああ、癒されるよ、夢吉さんの高座。しかしこの人もネタ数が多い。多けりゃいいってものではないだろうけれど、お若いうちは沢山いろんなものにアタックしていく事はきっと重要だと思うので、そういうところがすごく好印象。そもそも若いうちしか噺をすんなり覚えられないよね!

小蝠さんは「公園で稽古」のまくらと「片棒」。正直なところどちらも何度も聞いているので「あ、またこれか」と思わないことはないのだけど、公園のまくらは面白いし、「片棒」はよく似合っているからニコニコして聞いていられる。それよりまだ正座枕みたいなのを使っているようで、足の具合がなかなか完治しないのかなあと心配になった。

最後は今輔さんが出てきて来月の宣伝を。来月は鯉太、笑松、そして今輔の三名だそうですよ。帰りはお友達と一緒に丸の内線の駅まで向かう。一人はそのまま帰宅するけど、もう一人は末広亭に行くとのこと。私も夜まで時間があるのでことによっちゃあ見て行こうかと、番組確認の為に末広亭へ。確認すると小遊三師匠もナイツもお休み、そもそも予定があるので柳橋師匠まで見ていかれないので、トリの前でお暇するのも失礼だよなあと無理せず末広亭を後に。軽くお寿司で腹ごしらえをして次の予定のある下北へ移動。下北を一通りうろうろしてこうやって一息つきながらネットカフェーで日記を書いているという次第。

もうそろそろライブハウスに向かうかなあ。ちなみにこのネットカフェーの下にあるライブハウスでは本日は本田恭之くんがライブをやっている模様。

そういえば丸の内線の新宿三丁目で降りて末広亭に向かう時、まず羽光さんに遭遇。「あ、羽光さんだ、おつかれさまですー!」<馴れ馴れしいぞ。向こうから歩いてくるのは…あ、雷太さんだ!。「わー雷太さーん♪」<どんだけ中身のない軽い挨拶だ。友人を末広亭の中に見送り地下鉄の駅に戻る途中でひょいと右側(楽屋口のある方)を見ると最近入られたあっぷるさんと鯉茶さんのお二人が。おお、もしかして昼の部にいた前座さんを全員見かけたってことか。ついてるよアタイ。高座で見ると「おやおや八っつあんじゃないか、まあまあお上がり」なんて言ってる皆様も、降りたら普通の若者にしか見えんな。当たり前か。

さて、CAVE BEに私のプリンスチャーミングのライブを見に行ってくるかな。

Kulie-Alorを下北沢CAVE BEに。

9月23日の二つ目の予定は下北沢CAVE BEでクリエアローのライブ。21時10分からの出順ということでのんびり目に20時30分頃にハコに着くも、まだクリエアローの前の前のバンドがやってる。おい、時間は大丈夫なのか。結局前のバンドが21時位から、クリエアローは40分押し(タカさんのブログ参照)での開始となりました。いくらなんでも押しすぎ。前のバンドで持ち時間よりオーバーした奴らは、演奏の事とかどうでもいいから、まずは持ち時間を守るってところを徹底してもらいたいものですよ。そんな激押しCAVE BEのセットリストはこんな風。

檸檬
コスモス
蒼い夜
恋するダリア
崩壊のバベル
あふれる想い
ーアンコールー
キラキラ
(クリエアローウェブサイトより参照)

今日は全体的に演奏面では「ありゃ?」って場面がそこそこあったり(誰がというのではなく、三人の息の合いようというかなんというか)、タカさんの歌詞がもにょもにょしたり、正直テクニカルメリットの点数は高かったとは言えないかもしれないけど、私は見ていて素敵!カッコイイ!とものすごくグッと来た。

「コスモス」(これのみヒロシくんの作曲)と「恋するダリア」の間に「蒼い夜」というセットリストの妙。ポップで柔らかい花に囲まれて、プ…プログレ?的な闇が際だって、両方の曲の良さがグッと前に出て来たような印象。またこの「蒼い夜」という曲は三人の演奏力の高さもすばらしい。ベースラインがうぅぅっと下から来るようなノリでカッコイイったらないのですよ。安定したドラムと、その上にのってくるタカさんの弾きまくりのあのギュインギュインしたギター。んん…カッコええ…。MCでは相変わらず、一人でボケて一人で突っ込んだりの、とりとめのないホニャホニャなのに、ギターを弾き出すと途端に男らしくなるタカさんだ。

後半の「バベルの崩壊」という曲の構成も、「蒼い夜」と同じく構成が素敵。一曲の中に違う雰囲気を持ってるなあなんて。この構成の格好良さは演奏力と三人の音楽的な大人力のなせる技、大人じゃないとなかなか出せない魅力なのではないかと。

そうそう、ヒロシくんが今日使っていたベースが、最近使っていたのと違う。あれ?この前のと違うよなあ、でもなんか見覚えが…と思っていたら、前のバンドで使っていたのが装いも新たに登場とのこと。今日の衣装とも合う!。ベースが前のと違っていたから、いつも以上にベースラインが印象的だったのかな。耳で聞いているわけだけど、それがジワジワ身体全体に染みこんでいくような心持ちでしたよ。ハー素敵。衣装も相変わらずオシャレさん。赤いカットソーに、白黒の市松模様(だったよな…)のスカーフにナイス帽子(すいません、帽子の種類ってよくわからなくて。キャスケットっていうのかな?)。オシャレさんだ、いつもカッコイイ。まあ、ナイス小物だったスカーフも、途中演奏の邪魔になって(長さが微妙でベースに被っちゃってたの)、途中で脱となってしまいましたが。でも素敵。

次のライブの予定を告知するも反応が無かったのを見てタカさんが「そんなの行かねえよ!みたいな反応?!」的な事をおっしゃっていたけれど、いやいや、クリエアローのファンは喜びを胸の奥でジッとかみしめる派なのですよ。

素敵さにうっとりしていたらあっという間にライブは終わり。ステージにスクリーンが下りてきたのだけど、客席からアンコールを求める手拍子が。するとスクリーンが再び上がってメンバー登場!。あ、タカさんが上に着ていた白いシャツを脱いで黒のタンクトップ姿に。なんだか急に今までとは違う男フェロモンがアップですよ…ドキドキしますよ…。「この辺(お腹周り?)はあんまり見ないで」とおっしゃっていましたが、なんともスリム。カッコイイ人はいつまでもカッコイイという話ですか!。

「明日からまたみんなががんばれるように」と「キラキラ」。ああ、なんだか本当に今日は一曲一曲が身に染みる。ホント単純でお恥ずかしい話だけど、「キラキラ」を聞いている時にタカさんが言ってくださるように「こういう楽しいライブが見られるならがんばってもいいよねえ」なんて思った。…いい年をしてホント単純すぎ!。思いがけないアンコールもありの、楽しいライブでしたとさ。

なんだかベタ褒めだけど、そういう時もあるものですよ。タカさんはご自分のブログで、今回のセットリストは実験的で、アンコールのキラキラが無ければ消化不良だったかもな事を書いていらしたが、私は大変に好印象。大人のバンドはひと味違うなと、そんな気持ちですよ。

よっしゃ書いた!見てるー?<誰に言ってる。

ちなみに先日お会いした方への私信になってしまうのですが、ライブの感想だけで激長の日記になってしまったので冷え性対策のネタはまた後日改めて。大まかに言うとお茶と半身浴ですよ!<大まかすぎ。

2008.09.21

はちきれそうな週末。

はちきれそうな週末。
私の小さな胸(物理的ではない)がはちきれそうに色々見た週末。

土曜日は
「高縄手寄席」
(雷太さんの狸札の狸が激ラブリー!しかしネタのたくさんある人だ。)
「浅草演芸ホール中席夜の部」
(ラッキー!夜の部に変更だ遊雀師匠、しかも初見の「粗忽長屋」楽しい!。伸治師匠の「かぼちゃ屋」も初見、これもまた楽しい♪)

日曜日は
「亀戸寄席」
(彦いちさんの「天狗裁き」も初めて!まくらも初めて聞く話が盛りだくさん、面白過ぎ。しかもこんな近くで!おまけに東京ボーイズまでも!)
「筋肉少女帯 日本武道館」(ああ一万人の大ジャンプ…、頭の上でダメマークを作りジャンプすれば、まさに無の境地。どーしてバンドをやっている殿方はああもカッコいいのかしら!。名曲ぞろいだぜ筋少!)

とまあそんな感じ。他にもあれやらこれやら吸収するものがわんさかで、脳も気持ちもハレーション気味。なぜに皆様こんなに素敵かしら。

また一週間かけて日記書くよ。とりあえず今日はクナイプを入れたお風呂にゆっくりつかって、とっとと就寝いたします。明日からはまた労働者Mですよ。働けー働けー(この曲も素晴らしい)

今日総武線に乗っていたら隣の外国の方に軽くナンパされた。いつものようにわからない単語は潔く日本語で返す。そんなに話しかけやすそうか私は。でも世辞とはいえ「ビューティホー!」と言われたので満更ではないですよ。湿気のせいで頭のてっぺんのアホ毛全開の私にビューティフホーなんて、ありがたい限りですよ奥さん。

まあそんなこんなで週末終了。再見!

2008.09.19

やーすみ!やーすみ!

地味に過ごすぞと決めていた今週も今日で終わり。本当に地味に過ごした。お出かけはせずに仕事ばかり。お金も全然使わず四日間で財布から出て行ったお金は200円ぽっきり。やれば出来る子ですよ。

昨日は職場のミーティング(呑み会?)だったので、それはそれミーティング(呑み会だよね?)だもんねってことでお酒も飲み、美味しい蕎麦を食べる。うちは本当外でのミーティング(呑み会!)が多いな。帰りに可楽師匠に激似の酔っぱらったオッサンに話しかけられる。可楽師匠を20キロ太らせた感じ。オッサン呑気でいいな。

今日もどこにも寄らずに帰って、明日からに備えるぞ!。ああ、また好きな師匠方のお噺が聞けるかと思うと嬉しい。残り時間も気張るかな。

皆様も良い週末を。アデュー。

2008.09.17

「夏丸・雷太だしぬけ二人衆」両国亭

随分前に見たのだけど(8月末)取り合えす書いたのでアップ。だって楽しい会なのですもの!。すっかり私の定例のお楽しみの一つになりましたよ「だしぬけ二人衆」。

この日はは受付に雷太さんが座っておりました。相変わらずいい感じの客の入り。いつも思うけど二つ目一年生と前座の二人の平日の会にこれだけ入っているってのは、なかなかなものだと思う。

桂夏丸「青い鳥」
春雨や雷太「権兵衛狸」
~仲入り~
春雨や雷太「権助魚」
桂夏丸「おすわどん」

今日の夏丸さんのまくらでは(たぶん)協会の余興でしか見られない芸人さんの物まねをご披露してくださった!ありがてえ!。円雀師匠似てる-見られると思わなかったから嬉しい-。あともう一個やってくださったのだが、まだ内緒らしいので秘密なのだが似てる!というか、その設定が可笑しいって話で。芸達者ぶりを堪能。高座の一つ目は「青い鳥」。あ!今思いついたのだけど、青い鳥をかけるからの着物だったの?。キレイな水色の地に(少し小さい白い柄入り)蝶々がはいってる着物で、「あー男の子なのにこんな着物が似合うなんて」とそっちに気を取られてた。取られすぎだ。

一席目は「青い鳥」。さもすると非常にダサダサ感ばかりになりそうなこの噺だけど、夏丸さんは飄々と話すのでダサダサ感よりも「なんだこれ?!」な気分に。ずっと桜田淳子の曲に合わせてあて振りをしていくのだけど、何度見ても「私」と「クッククックー」のところの振りがばかばかしくて素敵すぎ。最後の投げキッスの後には思わず拍手が。成人男性にこの台詞もなんだけど、やっぱりキュートだよ夏丸さん!

雷太さんは最近引っ越しをしたそうで、洗濯物を干していたら日射病で倒れそうになったり、家事も全部やらなきゃいけない、麦茶も作らなきゃ入ってない、そうしたら「権助魚」が…と。「今日はもう出来ません!なんと言われても無理です!今日出来ない代わりに、これから寄席で『権助魚!』と声をかけてもらえればかならずやりますんで」と、開き直って強気なのか弱気なのかわからないまくら。

一つ目にかけた「権兵衛狸」は、「ごーんべっ!ごーんべっ!」と呼びかける狸の声がヘンテコで可愛い。すごく張り切って呼びかける狸だ。背がすらっとお高くて手足が長いのに、ガシーンガシーンと動く感じが無く、人の良い小柄なオッサンを見ているような気持ちになる。あんなに背が高いのに威圧感みたいなものがぜんぜんしなくて、むしろ柔らかい空気がただよう権兵衛狸だったな。この噺自体が大好きなので、雷太さんで聞けて嬉しい。頭をかられた狸が、振り向いてお辞儀をする様、それを見てニコニコしている気がする権兵衛っていう風景がいい。あ、大きな手で「パチンパチン」を扇子をハサミに見立てて切る仕草が素敵だ。

仲入り終わって雷太さん。ちょっと風邪を引いてしまって熱がなんてことをいいつつ、「奇跡ってあるんですねえ」と、電話のまくらで携帯がなった話を始めた。唐突だなあと思いつつも聞いていると、実際その小咄をやって「ここで電話がなったんですよ。ホント奇跡ってあるんですねえ」と言いながら本筋にはいると、あれ?これは?権助魚じゃん!ヤター!。…奇跡ってこれかよ!。途中ちょっとあやしげなところもあったけれど、権助のキャラが非常に嫌味なく可愛らしい。あんな背の高い成人男子なのに小さな男の子?って思える瞬間があるよ。あ、権兵衛狸でもそうだったなあ。不思議。なにより少々無理をしてもネタ出しした話をかけたのが立派だ。せっかくの二人の勉強会、お客さんは少々きついことをいうかもしれなくてもみんな味方。やったほうが絶対に良いと思う。かけた心意気に拍手。まあ、実際はやって当然なのかもしれないけど、そこはあなた、まだ二年というキャリア少しくらい甘やかしてもいいかと。

次は夏丸さん。出て来たなりにニコニコしながら「あれって権助魚って噺ですよねえ…」と。そんな夏丸さんがネタ出ししていたのは「おすわどん」。別に派手な場面もないし、サゲも地味だし、どうなのかなあと思っていたのだけど、思った以上に雰囲気に合う感じ。淡々と進めていくのを聞いているのが心地いいよ。ものすごくピンポイントで落語の感想でもないけど、白い長い指がそろえて黒紋付きの上に揃えられて置いてある形がキレイだなあと思った。夏丸さんの怪談とか聞いてみたいなあと思う「おすわどん」でした。しかし噺自体は地味だな。

芸協でも指折りののっぽでやせっぽちの若者二人の会。コンスタントにネタ出しをしている事も、二人の高座が朗らかで柔らかい雰囲気なのも、どれもナイス。次回は10月23日、場所は同じく両国亭。是非に。

2008.09.15

むちむちプリン。

むちむちプリン。
昇太さんの落語会の帰りに服を買いに行ってみた。

自分でいうのもなんだけど性格はコンサバからは100万光年くらい離れているくせに、洋服は髪を短くし始めてからは特に以外とコンサバ系も好きだったり。いや、コンサバというよりありがちなお姉さま系?。CECIL McBEEとか、ofuonとか、MICHEL KLEINとか(まて、CECIL McBEEはお姉さま系か?)。まあようは以外に日和気味と。

そして今日、またもちょいお姉さま系な服を試着してみてビックリ、

ちょーむちむちプリンだよ!

我ながら驚いた、アタイ本当にマジ増量してたんだなあって。なんだかむっちむちでしたよ、カットソーが。これは元に戻さないと…と思う反面、女性の素敵さの一つは柔らかさであると最近しみじみ思うので、過度に大きくなるのでないならいいかなあとも思っちゃったり。まあ、明らかに言い訳だよね!←一応自覚してる。それに私は色黒なので、可愛らしい柔らかさって出にくいのですよ。うーむ。

前日の夏丸・ろべえ・仙花勉強会のまくらで夏丸さんが、これでもか!という嬉しそうな顔をしながら、

「男の手で酌をしてもらうより、女性の白魚を五本並べたような手でお酌をしてもらったほうが…」

とおっしゃっていたのだが、お恥ずかしい話ながら、どうみても私の手より夏丸さんの手の方が白魚を五本並べた手だよ!と思った。

あれ、何が話したいのかわからなくなってきちゃった。まあ、噺家さん達は皆様色白でいいなあって事かな。酔っ払って日記を書いたらこんなものですよ。

写真はトロ助落語会の終演後のトロ助。大入りだったのか万歳をしております。あの時に頂いたピエトロのドレッシングは晩ご飯に大活躍中。どんな適当に野菜を用意しても全部美味しくなるよ!

「春風亭昇太独演会」東神奈川かなっくホール

「春風亭昇太独演会」かなっく。
携帯からだと長い題名が打てないってのがもどかしいな。

今年で3回目の東神奈川かなっくホールでの昇太さんの独演会に行ってきた。ここは珍しいゲストとのトークも楽しみ。

挨拶
春風亭昇々「雑俳」
春風亭昇太「天災」
対談(ラサール石井・昇太)
〜仲入り〜
ラサール石井「ないもん買い」
春風亭昇太「宿屋の富」

今日は最初の挨拶から、まくらまで随分と普段話していないような色々な事を話していましたよ。落語芸術協会の事、自分の今日のカッコ(自分の寝姿をビデオに撮ったという話はすごい)、お弟子さんの事。昇太さんは高座も素敵だけど、まくらも楽しいからいいよねえ。かなっくはよくやってる東京の独演会とも違うしでもすごく地方という訳でもないから、意外にやりづらいなんて台詞も。

昇々さん。「去年と同じ前座が出ますが、さすがに噺は変えると思います。それくらいの事は考えられるので」なんて言われて出て来て「雑俳」。去年は「無学者論に負けず」だったような。ここのところで見る中で一番落ち着いているように見えた。

一席目は「天災」。ホント最近天災ずいていますよ昇太さん。楽しいのは楽しいのだけど、もっとノってもいいかなあと感じたり。客席へどんな玉を投げるのか模索模索しながら話してるという印象。あーこれが最初に言っていたあれかなあ。

ラサールさんとの対談では、主にゲストであるラサールさんのお話しを。渋谷のストリップ小屋で修行したこととか、…あれ、あとなんだっけか。二人とも背が高くないので、高座に腰掛けてというより、高座にもたれての対談となりました。

仲入り後、「あれ?出囃子が違うなあ」と思ったらラサールさん登場。ご自分が実は大阪出身だということを話してから「ないもん買い」。大銀座でも聞いたのだけど、あの広い会場の端っこで聞くのと、こうやってこじんまりした開場で落ち着いて聞くのでは、やっぱり印象が違う。さすがコントもやり役者もやりという人だけあっておお上手、楽しく聞けた。「羽織を脱ぐタイミングも重要なんですよね。でも僕は間違いなく忘れちゃいそうだから、ここで脱いじゃいます!」と、まくらの途中で脱衣。潔いよね。

最後は昇太さん。前座時代師匠の家でご飯とかもなかったので、なんとか自分でお金を稼いでいかなきゃ!という気持ちがあって…なんてお金の話をした後で出て来た噺が「宿屋の富」。うぉーアタイ昇太さんの宿屋の富は初めて聞くよ。主人公の本当は金のない男が、非常に純朴な男って印象、富くじの当たりをみんなで待っている場面は結構あっさり。当たっているにも関わらず気が付かない場面のおとぼけ振りがナイス。でだ、肝心なサゲでやっちゃったよ昇太さん。聞いていて「あれ?こんな終わりかたなん?」と思ったら、終わったあとご自分で暴露(どんなポカかは秘密)。ハハハ、ってなんでそんな肝心な台詞をアンタ!。前にもこの話は台詞を言い忘れて…と。そうなんだよね、落語ってある一文が抜けると話が通じなくなったり、サゲの意味がわからなかったりしちゃうんだよね。

予定より30分近くオーバーで終了。昇太さんは「ああ、こんなに余分に喋っちゃった」とおっしゃっていたけれど、こちらとしてみれば「こんなに余分に聞けちゃった!ラッキー!」だ。「うぅ、楽しかったぜ、ウシシ」と帰宅。早かったので途中駅から歩いて帰る。

連休なんてあっという間でしたとさ。

三連休中日の過ごし方

三連休中日の過ごし方
存分に寝坊をして、
ゆっくり丁寧にご飯をつくって、
沢山洗濯をして布団も干して、
隣駅まで散歩して、
古本屋で落語の本を買って、
キャンチョメが魔界に戻る場面を読んでマジ泣きして、
洪水の映画を観るともなく見て、
それで1日終了。

寄席に行こうかとも思ったけど、見たい方々が悉く休み、代演は全然ピンとくる人でもなく、「ならばたまには休んでみるか!」と寄席と、ついでにお酒もお休み。たまにはこういう日もありだよね。本当にたまにだけど。ここのところの慌ただしい空気を一旦リセットしたって具合だ。リセットって日本語だとなんていうのがちょうどいいのかしらん?。一旦整理したせいかなんだかスッキリ。今日も気持ちよく眠れるぞう!

写真は先日のトロ助落語会の入り口にいたトロ助なのだけど、えらいブレよう。ぬいぐるみを相手に何を緊張しているのか自分。

2008.09.13

LOVE黒門亭!

LOVE黒門亭!
今日は予定が二転三転、決まったり、おじゃんになったり、かぶったり。結局は予定ではなかったけど、黒門亭二部も見ることになり、一部と二部と夜の夏丸・ろべえ・仙花勉強会と、一日中黒門亭にいることに。そんなに好きか黒門亭。

今二部を悩んでいたら朝也さんが「今39人入ってるからお客さんで札止め!」と。呼び込みの為のお愛想かと思ったら本当にそうだった、私のあとのお姉さんは断られてた。

黒門亭大人気。白鳥さん目当てか?

「トロ助落語会」朝日ホール

「トロ助落語会」朝日ホール
ピエトロさんの主催で、トロ助と昇太さんのコラボ。コラボってトロ助ぬいぐるみだよ、声は昇太さんだよ。………いっこく堂状態か!?と思ったけど、いやいや、いい意味で普通でした。

携帯を切ってくれビデオ(トロ助&昇太)
挨拶
立川生志「長命」
春風亭昇太「時そば」
立川談春「三方一両損」
抽選会
〜仲入り〜
春風亭昇太「不動坊火焔」

せっかく昇太さんが曲を聴いているのにトロ助が携帯に出ちゃうという、携帯撲滅ビデオピエトロさんバージョン、可愛い。そして私服で出て来てトロ助をもって今日の会の説明、意外にトロ助って大きいのね。声をやった時の事なんかをお話し。

思わず遊びにきちゃった生志さんご出演。九州からのお仕事帰りだったそうで、おっしゃるとおり羽織がしわっしわ。「ずいぶん大きなしぼの縮緬ですねえ」な見てくれ。おかみさんが投げたご飯を受け取った時「GG佐藤だったら落としてるよ!…これが言いたくてこの噺を」。

昇太さんがおりて出て来たのは談春さん、お客さんどよめく。つか談春さん、ここで「三方一両損」をかけますか。ゲストだからこそこれというのもありかもしれないし、ゲストがなにもこの出番でこれをというのも思ったり。昇太さんの後の聞くと、聞きやすいし滑舌がいいなあとしみじみ感じる。立川色の濃い昇太独演会。

今日はまくらがたっぷりだった。ピエトロの事、一発目に上がる人の事、静岡や大岡山でロケをした事、漁師になりたかった事。もう盛りだくさん。二つ目さんとかのだらだらした面白くもない日常報告のまくらは嫌いだけど(でも夢吉さんのは別格、面白すぎ)、昇太さんの話すまくらは、ちゃんとオチもあるし、非常に楽しい。「もっと話して−」って思う。「インナー系の肉」って物言いは初めて聞いた!

高座は古典を二席だったけど、どっちもニコニコだ。なんというか昇太さんの落語に出てくる人たちは皆真に迫ってる感じがするのですよ。困っている人は本当に困ってるし、呑気なのは果てしなく呑気、嬉しそうなのはどうしようもない位に嬉しそう。そういうのを聞いていると、なんだか気持ちがニコニコしてくるってー訳。ふと思ったけど、昇太さんの不動坊火焔ではあんころを一升瓶ではなくとっくりに入れてくるのね。とっくりの方が間違えてあんころを詰めるにはグッと自然に感じるなあと思った。昨日これでもか!ってくらいに寝たので体調絶好調、まだまだ話せるのになあとおっしゃっていた通り、パワフルで素敵な高座だった。まだまだ話してほしいよ。

抽選会の初っぱなで抽選箱の底が抜けてくじが散乱。昇太さん超ガックリ顔。番号を見ないようにくじを選んでおりました。豪華詰め合わせが当たるのだけど、なぜか21番の人が三人も当たった。そして私は21番だったけどハズレ。私の前の人は当たったのに!ガッカリだぜ!。そんな外れた人のガッカリな気持ちを察したかのように、お土産の発表が。ピエトロドレッシングとオニオンティー、そして昇太ハンドタオルの新色(渋い緑がかった茶色、秋色!)のセット。なんと豪華な。ドレッシングは携帯用じゃなくて、ちゃんと大きなオレンジキャップのもの。なんと太っ腹かピエトロさん。これ用に違う色つくったというハンドタオルをつけてくださった昇太さんもこれまた太っ腹。

抽選が終わったら仲入りで最後に昇太さんがもう一席という流れだったのだけど、「時間がない!」とのことで「これから仲入りですが、本当に行きたい人だけトイレに行ってください!僕が話してるけどもう行って行って!。ぴゅっ!ともうさっさと済ませて!」という、落ち着き感ゼロの仲入り。アタイも「早く!早く!」の声に急かされて、昇太さんが高座にいらっしゃるにも関わらずはばかりに行ったさ。確かに本当に短い仲入りだった。ちなみに仲入り終わって次の高座が始まる時に、「漏らした人もいなく無事に仲入りも終わって!」だとさ。漏らすて!

最初に「今日はお得だなあって思えるはずです!これで特だと思わない人は、母親の優しさを知らない人です!」とか言っていたが、確かに非常にお得。ゲスト二人と素敵なお土産付。これからも「都内屈指のお得な会として…」ですって。是非に2回目も開催して欲しいものですよ。そして次回はロビーでピエトロの商品を売ってくれたらいいのにな。あの昇太さんの「これが美味しいんですよぅ〜」って台詞を聞いた後なら、販売していたらぽんぽんと買ってしまいそう。

終演後は友人四人で有楽町の飲み屋に。私が別々に知り合った友人が一同に介したので、私は他の三人を知っているけれど、他の三人は私以外の人とは初対面という状況にもかかわらず、ノリノリで盛り上がってくれて、皆様の人間の出来の良さに感心するばかり。ばっちり酔っぱらって帰宅。家に着き、お風呂に入ろうとわかしている間に寝てしまったようで、「ハッ!」と目が覚めたら床に倒れてた。むっくり起きて改めて就寝。

写真の三点が本日のお土産。ピエトロさんありがとうございます!

2008.09.12

晩ご飯は料亭で。

晩ご飯は料亭で。
8時過ぎ、さあ帰る用意をするかなと思っていると「○○さんが飲んでるからみんな来ないか?って。どうします?」

おー社長からのお誘いとあらば、遠慮なく参加させていただきましょう!と行ってきた。

すごくちゃんとした料亭の個室で、美味しい料理とお酒を満喫。松茸の土瓶蒸しなんかも出ましたよ。初物か初物か。寿命が伸びるね♪。お土産に塩辛までいただいちゃった。明日のご飯が楽しみだなあ、おい。

お腹いっぱいですっかりヘロヘロ。家に着いたら速攻布団だ。今週は結局毎日飲んで、毎日家に着いたら倒れるように1日が終了してることに今気がついた。楽しそうなこと、楽しそうなことに近付いていくとこうなるのね。飲んでるとはいえ最近は2杯のんだらすっかり酔っ払ってしまうので、健康的にも財布的に優しいよ!←そういう問題なのか。

写真は先輩がお土産に買ってきてくださった「じゃがりこ野沢菜味」信州限定なの。野沢菜は入っているけど野沢菜の味はしない、でも美味しい。円丈師匠の「月のじゃがりこ」を思い出しながら食べてみる。

明日から三連休、何をしてすごそうかなー。(大体決まってるくせに)

2008.09.10

「アーリーバード寄席」錦糸町アーリーバード

開演時間が遅いと行きやすいぜ、と錦糸町のアーリーバード寄席に。駅から近くて大変に便利。入ってみると思いの外狭い店内。おや、2列目に座ったのにずいぶんと見上げる感じね。

金原亭馬治「親子酒」
江戸賀あい子<音曲>
金原亭馬治「幾代餅」

馬治さんの高座によく来ているお客さんが多かったせいか、珍しくまくらが多め、しかも普段聞けないようなネタも。「タイマージェットシン」がツボっちゃった。どっちの噺も少し久しぶりに聞くような感じ。親子酒はなんだかいつもより短いような。とはいえ私はへんにしつこくやるのは好みではないので、このバージョンもいいな。馬治さんがやる酔っぱらった父親のキャラが可愛い。

馬治さんが二席目上がろうとするとお店に電話が。小さな店内なので電話の声が客席にもモレモレ。電話が終了してから二席目始まり。「幾代餅」も久しぶりに聞くような印象。印象的だったのは朝を迎えた場面。すべてを告白したのを聞いた花魁が話しかける時、ずいぶんとゆっくり間をとって話してたのが、他が結構あっさり気味に進む分、なんだかしんみりきた。

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2008.09.09

ひよっちゃって。

ひよっちゃって。

「モテ力アップ!」なんて本を読んじゃってゴメンナサイ!

まあ、アタイもうすこし日和って、そういうのを読んで実践した方がいいって話だよねえと思って。出来ないことはわかってるさ、自分でも…。でも無理なんだもん!。と思っていながらも、その無理を押して読んでいる私のこの努力。<言ってりゃ世話無い。

寄席には間に合わなかったけれど、先日忘れていった日傘を取りに末広亭に。傘なんて沢山忘れていくだろうのに、ちゃんと取り置いてくれた末広亭に感謝。

末広亭の前で友人に会ったので、せっかくだからと飲みに行く。馬鹿女とボンクラ男の話を機関銃のごとく話す(主に私が)。でも、そういう人がいて自分が「イヤだなあ」と思ったら、そこは実はチャンスで、自分はそうならないように気をつけるための絶好の見本がいたと思えばいいのだよね。反面教師反面教師。程よく酔っぱらって解散。しかしなんでわざわざ来てたんだ、友よ。

もそもそと駅から歩いているといつもの猫が。これがまたちっとも触らせてくれないのだけど、触らなければ逃げもしないという、微妙な距離感のある猫で、そこがまたいい訳で。今日もちょっと触れるとビクッ!ってなるので、無理強いはせずに挨拶だけして帰ろうとすると、急に私の前でゴロンゴロンし始めた。これは?と思ったらどんぴしゃりですよ、お触りタイムですよ。急に無防備になって仰向けになってお腹丸出し。そこを私は「ひゃーここが痒いデスかーこっちデスかー」とわしゃわしゃと撫で回しまくるという訳だ。猫のお腹の気持ちよさったらアナタ!。柔らかくてホワホワで、たまらん。喜びのあまり半笑いでなでまくり、猫も伸びたり腹を出したり大忙し。

絵的には「人畜無害の三十女が猫を撫でてる図」だけど、気持ち的にはどう考えても「キャバクラのお姉ちゃんを禿頭のエロ親父が撫でてる図」だ。

人が通ったら急に素っ気なく立ち上がった。猫、アンタ人間っぽすぎ!。最後の最後に気持ちのいい出来事があったので、超ご機嫌で帰宅。

2008.09.07

週末はいわずもがな。

こんなのを見ていましたよ。

5日(金)「雷蔵八百夜 第270夜」
6日(土)池袋演芸場上席後半(夜の途中まで)
6日(土)四谷三丁目「美舟」で小蝠・花助の会
7日(日)新宿末広亭上席(オール)

満喫だ。なんというか疲れるけど見たい、「もーその噺飽きたー」とか「面白くないなあ…」ってのもあるけど見たい、そういう感じなのですよ。

雷蔵師匠の会は、受付を師匠がやっていらして驚き。チラシを持って行くと前売りになるので家から探して来て持参。師匠が「予約とかしなくてもこれ(チラシ)を持ってきてくださればいつでも前売りではいれますよ」と。ありがてえ!。師匠の手書きの近況日記が書いてある新聞をいただく。お弟子さんの雷太さんと風子さんと師匠が二席。ハデハデしくはないけど好印象な会だった。

それと引き替え美舟は、電話をかけてもなっかなかでないし(そういえばここは前に別の会でも問い合わせ先になっていて、その時もちっとも電話に出なかった。確実に出られる時間を書くなり、そういう問い合わせ先をのせるなりすればいいのに)、問い合わせまでしたのに当日料金。まあ、前日までにきちんと予約しなかったから仕方がないかもしれないけど、結構落語会を開いているところってその辺りは親切で、ほんの手前で問い合わせても前売りにしてくださるところがほとんど。でもまあ、あれか、美舟が普通で、他が親切もしくは気が利くってことかなあとも。親切な人が多いと親切になれてしまうもんだな、と少し反省。

池袋は「勝負!」と思っていた雷太さんが高座に上がって嬉しい。すごくいい「出来心」だったのに反応が薄かった、残念だ。初めて高座から名前を呼ばれるというハプニングもあり。これでアタイも寄席の常連ね!<単純。楽屋を出たところのソファーに師匠方が妙に沢山出て来ていらして、さながらそこも楽屋のごとく。初めてスミ師匠が歩いていらっしゃるところをお見かけしたのだけど、すごく小さい方でびっくりした。高座では大きく見えるのに。

少し出遅れて末広亭に入ると、前は埋まって下手桟敷が空いていたのでそこに着席。すると最前列に知り合いがずらり。開演寸前にふっと後ろに目をやるとそこにも。久しぶりに一日中いたのだけど、ナイツが休演だったのはガックリだが、なんと昼夜に二回陽昇さんが見られたのは大ラッキー!。初めて聞く噺もいくつかあったし、トリの伸治師匠の「あくび指南」も初聞き、しかも楽しい!。一日中いると疲れるのは疲れるけど、それでもやっぱり楽しい寄席なのでした。

昨日行ったところでスタンプカードはいっぱいになり、手拭いと招待券を一枚いただいた。でだ、この招待券10月7日まで有効なのだけど、誰か行くかい?。お友達の皆様でここ読んでいて「行ってみたい」って人がいたらメールをちょうだいな。そのかわり私と同じ日に行ってもらうじょ!。一応今月末の柳橋襲名興行に行くので、それに興味があって、一日中寄席にいる覚悟(大袈裟)がある人。アタイは友の会の会員か柏枝師匠の共通割引はがきで入る予定。もらった招待券を人に使って、落語ファンを増やそうって魂胆だ。招待券はあげるから、お茶一杯くらいおごって♪<気前がいいのかケチなのか…。

そんな落語漬けの週末なのでした、ネタはまた追々書く。皆から「そんなに見ると飽きちゃうぞ!」と言われたりもするけど、「飽きそうだったら、ちょっと間を置けばいいもーん」と返すこの頃だ。

満喫して反省して喜んで。

人間てのは以外にどんな事にも慣れてしまうもので、少し前までは「そうだったらどんなにか嬉しいかしら」と思っていた事も、それがちょっとずつちょっとずつ続いていくと、当たり前に思えてきて、そうじゃないと不満に感じてしまったりすることも。

ありがたみってのを感じられなくなったらいかんなあ、としみじみ反省する出来心じゃなかった出来事があった。予測変換で出来心が一番に出てくるのがこりゃまたなんとも落語ファンな感じ。

いかん話がそれた。

この食いしん坊の私が、ご飯を食べる気にもなれず、えらい音で鳴っている雷を聞きながら行き倒れ状態で海底二万マイル程反省していたら、天使からメールが来て海底から急浮上。やったぜ!反省した甲斐あったぜ!←本当に反省してるのかお前!

はまりながらも客観性をもつというのは、なかなか難しいものだなあと、今更ながらに思ったのでした。

さて、反省したから寝るかな←本当に反省してんのか!

2008.09.04

夢で会えたら。

遠藤が寄席に登場した、しかも浅草演芸ホール。

私や友人はそれはもう驚喜乱舞の大騒ぎ。ENDS好きの友人が沢山きているにもかかわらず、遠藤が出て来た途端に驚きまくる、どういうことだ。オッサンオバハンも大勢いる中、なぜか来ているENDSファンがキャーキャー言ってるうちに終了。そしてその後私は疲れていきなり寄席で寝てしまい、「ハッ!」と起きたところで目が覚めた。まるで夢のように楽しい一瞬だった。

…まあ、本当に夢の話だけども。

好きなものを癒合させて同時に夢で見るとは、なんという力業をかますか私の夢力。我ながらあっぱれ。

10月4日は見たい公演がいくつか被ってしまっていて、どうしようかなあ、どれも見たいなあと悩み中だったのだけど、今My spaceで視聴したら「うわ!これだ!」と、ビックリするくらいキュンときたので、これに行こうかなと。森岡さんと出口さんのユニット「ジェントルマン テイク ポラロイド」。随分とベタなユニット名だけど、まあ、この二人だもんね!。聞いた瞬間に「うわぅ!」と思うなんて久しぶり、急にグッと楽しみになってきた。他の二つは定例の会だけど、これはここをはずすと、今度いつかわからないっていうのもあるし。いや、もちろん定例のものだって毎回毎回が別のものなのだけども。

今日はなんだか気分も体調も良い感じ。昨日の寄席効果か。

2008.09.03

「新宿末広亭9月上席夜の部」

また来てしまいました。

桂平治「鈴ヶ森」
東京ボーイズ
桂幸丸「(昭和の思い出話)」
橘ノ圓「長短」
松旭斉小天華
桂伸治「お見立て」

わぉ!全部月曜日と違う♪

圓師匠、いつもの「まーどーかよろしくおねがいします」のセリフなしでポンと噺に。表情豊かでチャーミングだから、台詞を言わない場面でも何か楽しくて、間延びした空気がないよ。

幸丸師匠、もしかして時間配分を素で間違えちゃったのかな。後半いいところで同じ台詞を繰り返しちゃったり、終わりも尻すぼみ(ご自分でもおっしゃっていたけど)。途中、変なタイミングで拍手が入り、それで間がおかしくなった時の「35年やっててもこのざまですよ」の言葉、蘊蓄がある…

小天華先生が終わった時に時計を見ると20時30分(私の席からだと入れ替わりの時に楽屋の時計が見えた)、月曜日より時間があるぞ!大ネタか!と期待。

すると随分みっちりまくらを話してる、東久留米のおうちの話から、寄席の近くの殿方向けのイヤラシいお店の話まで。と思ったらお見立てに、なるほど。

師匠のやる喜瀬川花魁は飄々として軽いのが素敵だし、一八の困りぶりとお調子者ぶりが楽しい。漂うふわふわ感が良いのですよう。ああ、今日も来てよかった。

ところで今日気がついたのだけど、仲入りの間に入った月曜日は2200円で、仲入り後に入った今日は1800円。末広は19時45分までしか入場出来ないから、19時30分から45分までの間のみ1800円になるのか。数分の差で400円の違い…。そんな細かく変えるなら、むしろ入場をもう少し遅くまで可にしてくれたらいいのになあ。トリのみで1000円とか。

なんて言いながらも、どーしても見たい時は、なんとしてでも来るし、幾らでも入るよなー、なんて。

今週はぶり返した暑さと忙しいのが落ち着いたのとで仕事へのやる気ゼロ、むしろマイナス。こういう時は無理せず、寄席に行って充電だ。<充電しすぎ。

パトラッシュ…オラもう歩けねぇ

どこの国の話だよ。

週明けから、まるで7月8月の疲れが一気に来たようなだるさに襲われておりますよ。体は全身ダルいし、お腹が「妊婦さんかよ!」ってほど張ってるし、たまに気を失いそうになるほどの睡魔がやってくるし。

明らかに夏の疲れだとおもうけど、ここまでドッカーンと来たのをどうやって解消したらいいのかしらん?

とりあえず今日はどこにも寄らずに帰宅。小柳枝師匠の「酢豆腐」でも見ながらのんびり過ごすぜ。と思ったら録画失敗していた、ムヒョー。

明日には少しでも回復していますように!

2008.09.01

「新宿末広亭9月上席夜の部」

伸治師匠がトリで初日ですしね!ってことで、仕事を終えて末広亭へ。入ってみると平日の夜なのに中々の入り。後で聞いたら夜の部が始まる頃は少なめだったのに、だんだんちゃくちゃくと増えていった様子。仲入りからの参加で短い時間だったけど、しっかり堪能。初めて聞く噺が三つもあったよ。

桂平治「松山鏡」
東京ボーイズ
桂幸丸「野口英世伝」
橘ノ圓「くやみ小僧」
翁家喜楽
桂伸治「宿屋の仇討ち」

松山鏡で思わず涙目。お上に孝行の褒美になにかやろうといわれたのに、田畑も着物もお金もいらないといった男が、唯一望むのは死んだ父親に会わせて欲しいというところで、じーん…。鏡を知らない田舎者のお噺で、噺自体はまあ物知らずのお間抜けさんなの噺と言ってしまえばそれまでなのだけど、お上に対してふとそう言ってしまう男の気持ちで思わずじーん。単純なアタイ。

圓師匠のやる小僧さんは、こまっしゃくれているけど非常にラブリー。あのぼそぼそと喋るのを聞いているとなんとも言えないニコニコした気分になるよね。たまに舌をペロッとするのもやんちゃな感じ。小天華さんの代演で喜楽師匠(あれ、奇術の人って師匠っておかしいのかな、先生か?。~さんというのもなんだか似合わないし)。茶碗に水を入れてくるーっと廻すと噴水のようにキレイに水が跳ねるのだけど、最後にプワッっと色とりどりの紙吹雪が舞うのがいつみても素敵。

トリの伸治師匠「今日は常連さんがたくさんいらっしゃいますねえ…少し引いてます(笑)」との挨拶。末広亭初日なにをかけるのかなあと思ったら「宿屋の仇討ち」。仇討ちキター!。トリや独演会でしか聞けないから嬉しい。途中立て膝で「かっぽれ」を踊るところもちゃんとあり。ああ、手拍子すればよかった…。微妙な言い間違いが思いの外多かったのだけど、江戸から来た三人と隣の部屋のお侍のキャラがビチッ!と分かれていて、しかもどっちもお似合いなんだよね。呑気な三人もいいけど、お侍の低めの声がカッコイイ。伊八の調子の良さもナイス。楽しい「宿屋の仇討ち」でございました。

出て来てまくらを話している時、ふと着物の合わせの帯の近くあたり、一本白い糸が垂れているのに気が付く。黒の紋付きを着ていらっしゃるから私の席からだと意外によく見える。ん、何の糸が出て来てるのかしらん?襦袢?いや襦袢の糸なんで出ようがないなあ…と思っていたら、かっぽれを踊る手前で気が付いた。あ!手拭いの糸だ!。かっぽれを踊る時に頭に巻く手拭いを胸元に入れていて、そのほつれの糸が出ていたという訳。納得納得。お着物には気を使っていらっしゃる師匠がどうしたのかしらと思ったら、そんな訳だったと。

師匠の高座が済み、緞帳が下りて来る時に差し入れを渡そうと前に出て来た方がいて、それを見て、もう私服に着替えた美香さんがすごい勢いで前に走り寄ろうとしていたのが、下りてくる緞帳の隙間から見えた。お客さんの頭に当たったら危険って事だろうけれど、その素早い動きに、さっきは超気の抜けた顔でやすけを鳴らしていた美香さんだけど、ちょっと見直したよ!

先生!

先週の宿題が出来てないのに、次の宿題がでました!

29日 ロケット団定例集会(末広亭)
30日 馬生ハマ寄席(にぎわい座)
30日 続・瀧川鯉橋勉強会(目黒カルチャースクール)
30日 秘密の落語会(秘密)
31日 東博寄席(東京国立博物館平成館)
31日 無限落語(お江戸日本橋亭)

宿題出過ぎ。まあ出してるのも自分だし、嫌なものではなくむしろ感想を書くのは楽しい宿題な訳だけども。とりあえず先にネタだけでも書いておこうかな。

29日ロケット団定例集会
・最近ロケット団のネタって山形ネタが多い。三浦さんが山形弁を話すの時の表情は好きだし、ネタも面白いけど「山形弁のネタが主のロケット団」になるのはちょっとなあなんて思ったり。ゲストの松元ヒロさんも素敵だった。雷鳴り響く中での大熱演。

30日 馬生ハマ寄席(にぎわい座)
金原亭馬吉「元犬」
金原亭駒ん奈「夏の医者」
金原亭世之介「ちりとてちん」と噺家さんの形態模写
茶番と「かっぽれ」
~仲入り~
金原亭馬治「子ほめ」
金原亭馬生「唐茄子屋」

30日 続・瀧川鯉橋勉強会(目黒カルチャースクール)
瀧川鯉橋「猫と金魚」
笑福亭里光「一人酒盛」
~仲入り~
瀧川鯉橋「肥がめ」
・高座にしている長机の脚がしっかり組み立てられていなくて、鯉橋さんが上がった瞬間にグラッ!

30日 秘密の落語会(秘密)
かわら版にも乗ってないので書かない方がいいかなあと。一席だけだったのだけど、非常に楽しい「寿限無」だった。店内酔客のみの中すごくきっちりやっているのがカッコよくて素敵だった。酔客ばかりとはいえ、ちゃんと聞いている人もいたのも良かったな。ってお前は保護者か。

31日 東博寄席(東京国立博物館平成館)
金原亭馬治「手紙無筆」
金原亭馬生「安兵衛狐」
茶番と「かっぽれ」
~仲入り~
金原亭馬吉「湯屋番」
金原亭馬生「佃祭り」
・二日続けて茶番と踊りも見られたし、噺も一つも被ってなくて嬉しい。

31日 無限落語(お江戸日本橋亭)
三遊亭たん丈「漁師親子」
三遊亭亜郎「桃園の誓い」
林家彦いち「さいとう」
三遊亭円丈「あんたのせい家族」
~仲入り~
柳家小ゑん「トニノリ」
柳家喬太郎「同棲したい」

家にメモを忘れてきたので、抜けてるところ有り(追記しました。無限落語での題名は無限落語ブログより)。といいますか、一昨日のネタすら忘れちゃうってどうなの。これだけ見た上で、髪も切りにいってる。のりしろゼロの週末。ちょっと疲れたようで、今朝は全然起きられなかったし体中が痛かった、なんでだ。昨日も布団に入ったのは覚えているけど秒殺の勢いで寝ちゃったし。週末とはいえ身体は全然休まらないけど、心の充電はばっちりだぜ!そんな感じでございました。

またおいおい色々と追記も。今日から9月、寄席強化月間。強化されたからどうしたという話だけども。

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