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2008.07.31

「オレスタイル」感想その2

Q どんだけ書くんだ。
A 好きなだけ。

・昇太さんの「化け物使い」は隠居が嫌に感じない。確かに人使いは荒いのだけど、お化けが恐いからとやめた奉公人にも悪態をついたりしないし、出てきた一つ目小僧に自分と同じご飯を食べさせようとする。そういうものは食べたことがないというとかき餅という代案まで。びっくりするぐらい細かく仕事の指示をするけど、教える事を嫌がってない感じが嫌な奴に感じさせないのかな。隠居とお化けのやりとりの場面が、大爆笑じゃないのだけど聞いていてびっくりする位に楽しい。

・一つ目小僧が棚からかき餅を取ろうとするとき「飛びつくんじゃないよ!」というご隠居の台詞で、棚に向かってぴょん!と小僧が跳ねている絵がフッと見えた。落語を聞いている時の私の「キター!」って思う瞬間だ。こういう瞬間があるからたまらん。

・「化け物使い」のサゲの台詞、「こんなに化け物使いが荒◙░♂♣Ω╛•@p%∆€」と何を言っているかわからず。どれだけ大胆にかみますか。噺終了後「オレ今なんていった?」と確認する有様で。まったくもってしまらないサゲ。でもだからってダメな高座だったとかではなく。むしろ相当私の中で大ヒットな「化け物使い」。好きな落としたトーンで話すところも多いですし。

・仲入り後は「船徳」。薄い卵色の着物に羽織り姿で登場。ここのまくらで話していたかはちょっと記憶が曖昧だけど、しきりに「今までやらなかったような噺を」てな事を。そうそう、船遊びっていうのは「~人で一万五千円!どうだ!」「よし!」な人はやらなかったんですよ、と。要はお金にばっちり余裕のある人のお遊びだと。

・昇太さんの船徳は若旦那が非常にラブリー。結局船を出すことになり、川縁にいる人との会話(若旦那賢明に船を漕いでます)

川縁の人「若旦那ー大丈夫かー?!」
若旦那「わかーんなーい!」

これだけの会話が妙にツボ。若旦那の呑気さと周りの人がなんだかんだ言いながら若旦那を気にしているのが微笑ましい。意外にちゃんと船を漕ぐ昇太さん<失礼だぞ。呑気な若旦那と、船に乗っちゃって往生扱いてる二人のワタワタ感がお似合いだとおもう。ナイス船徳!

船徳終了後「今何時何分何秒ですか!」と客席に聞くと、9時15分。「あーやっぱり長くなった。でも最終日までには9時に終わるようにします」と。古典に関しては一通りやってしまったので、これからは今まで避けて来た噺や、合わないと思って来た噺や、8月に長めのお休みがとれて大阪に行くので、上方落語を習って来ようかなあと思ってますって。ウケる噺をいくつも持っているのに、まだまだ吸収しようとしているのがカッコイイ。いや、当たり前の事なのかも知れないけど、往々にして出来ない人が多いものね、自分も含めて。

チラシに「~さんって人のチラシ入ってます?最初それを見て『あ、鯉昇師匠の独演会だ』と思ったんですよ」と言って、そんなに笑いが来ないことを受けて、「今日のお客さんはちょっと違う、初めて独演会に来るような人が多いんじゃないかと」という話をし始めた。常連さん、落語通な人が増えると、そういうマニアックなネタで「私それ知ってる」的に、そういう所にばかり食いついてくる。そういうのじゃなく、初めてみるって人が沢山いた方が嬉しい。というような話をしてた。

あーもしかしたら自分もいつの間にか、自分も嫌だと思っていた落語通気取りの人みたいになってきてたら嫌だなあと思ったり。でも、こんなにはまったのは昇太さんのせいなのに!。ぴろきさんや鯉昇師匠のネタが面白いのは昇太さんが芸協だからなのに!とも。アナタのせいでこんな身体に!

…楽しいからはまるのも仕方がないのですよ奥さん。

長の感想これにて終了。記憶を頼りに書いているので、細かい所とか違うかも知れないけど、ニュアンスはまあこんなものではないかと。昇太さんが彦いちさんのお子さんと遊ぶ(そして度が過ぎて今無視され中)って話も面白かったなあ。

あ、また思い出して書いてしまいそうなので、このへんで。

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