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2008.06.25

「夏丸・雷太だしぬけ二人衆」お江戸両国亭

今日はお江戸両国亭で「夏丸・雷太だしぬけ二人衆」。微妙な電車の遅れのせいで両国駅から小走りで向かう羽目に。って、オレなんでそこまで一生懸命見に行こうとしてるんだ?
非常に丁寧な受付を通って中へ。平日夜、二つ目成り立てさんと、前座さんの会としては良く入っているよ!という人数(レディ多し)。一人二席はこんな感じ。

春雨や雷太「一目上がり」
桂夏丸「鹿政談」
~お仲入り~
桂夏丸「富士詣り」
春雨や雷太「松竹梅」

まくらでは最初の噺が「松竹梅」で後がお楽しみになっているけど、実は「松竹梅」を覚えたのが4時なので(「朝の4時ではなくて…」)、この後も稽古してそれでももしかしたら別の噺になってしまう可能性もなきにしもあらずなので、番組表とは違い先の噺が「一目上がり」あとがお楽しみにということで…と。ははは、そんな小学生の夏休みの宿題みたいなギリギリ感。そんな事をいいつつも「一目上がり」はたいへんによろしい出来。
特に派手な事とか奇をてらったりはしていないけど、クスクスと楽しいし、「ご!?」って台詞だけでドッっと笑いが。勢いよくテンポが良くて大変によろしい。個人的には雷太さんはお辞儀が深くて丁寧なのも非常に好印象。さて二席目はどうなる?やれるのか「松竹梅」!

夏丸さんは頭っからとぼけてて「私が夏丸だと思われますが…確認が取れましたら後ほどご報告を…」と。ははは、思われるのかよ。「鹿政談」にちなんで自分が奈良に修学旅行に行った時の話をしつつ、「これがその…」と修学旅行の時の写真を取り出した。なんですか写真持ってたのかよ!どうりで手拭いを置いた時、なんだか不自然だったと思ったよ!修学旅行の集合写真だからでかいよ!。全体的にふにゃふにゃしているのに、さすがに鹿政談の中のお裁きの場面は凛々しく。なんだよ、やれば出来る子じゃないか。

仲入り後も夏丸さん。「先ほど確認がとれましたところ、私が夏丸だということが…」。ほほほ、確認がとれましたか!。パッと聞いた印象だと今の夏丸さんにはこっちの噺の方が似合っていような印象。先達さんにへろへろになってついていく男のキャラが良くお似合い。噺と関係ないが、夏丸さんが思っていた以上にお若くてびっくり(ほよよんとしているけどしっかりしても見えるので)。後相撲の話をまくらでしていた時、相撲取りは稽古で壁にぶつかったりするけど、噺家も壁にぶつかる時があるけど、それは噺家の場合2ヶ月も3ヶ月も続いたりして…なんていう台詞が。サラッと言ったけど考えると重いよなね。

最後は雷太さん、予定通り「松竹梅」を。ついさっき覚えたとは思えないナイス出来映え。謡の調子を練習するところも、婚礼で上手く出来ずにもたもたするところも、トントンと進めていくのでダレた感じがなく聞きやすい。威勢のいい若手がぴったりだ。いやー予定通りで良かった良かった。

超若手お二人の会、受付の子も丁寧でちゃんとしているし、仲入りのアナウンスもきちんと入るし、終わった後は入り口でチケット売り&お客さんに挨拶。チラシの中にはアンケートも、次のだしぬけのチラシも入っているし、全体的に大変にきちんとした落語会。しかもお二人がネタ出し、ネタおろしありで二席。よろしゅうございました。

別の落語会で良く会う女性が客席にいて互いびっくり。目の付け所が同じなんだなあと、妙に感心。

来る時に「なんでそこまでして見に行こうとしてるのかなあ」なんて思ったけど、単純に楽しいからですな。お金と時間をかけて見に行くのだもの、楽しいのが一番だ。

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