« 2008年ですね。 | トップページ | 主に日本酒で。 »

2008.01.05

2008年初深夜寄席

朝はほどよい時間に起きたけれど、寄席通いはお休みしてお世話になった方におみやげを渡しに行ったり、お茶して楽しい話を聞かせていただいたり、買い物をしたり。部屋の掃除は結局出来ず仕舞い。お世話になった方に池袋で会った後、微妙に時間が空いたので、ネットカフェでメール等のチェックをしつつ(日記も書いたりしつつ)、夜は深夜寄席へ。って寄席に来てるじゃん。あまり早く行くと「早く並ぶ」って事を増幅させてしまう気がして、9時前に末廣亭へ行く。さすがにそこまで並んでいなかった。2008年初の深夜寄席はこんなん。

瀧川鯉橋「ちりとてちん」
三笑亭夢吉「てれすこ」
春風亭鹿の子「一目上がり」
三笑亭可龍「黄金の大黒」

4人中3人が見たい人という、私的には非常に好取組なメンバー。鯉橋さんはまくらがいまいちまとまりがなかったけど、噺自体は楽しかった。「本当は夏にやる噺なのですが」といいながらのちりとてちん。ものすごく臭そうだ。鯉橋さんは外で並んでいるお客さんに整列をお願いするときに「本日出演します瀧川鯉橋と申します」と自己紹介をしながらだったのが好印象。出で立ちは黒の着物と羽織。

「頭の悪い殿様みたいなかっこで」という今日の夢吉さんは萌葱の着物に羽織り袴の正装。「これが正装なんですよ、鯉橋さんは煙草吸ってたら時間がなくなっちゃって袴がはけなかった」とばらすと、楽屋から鯉橋さんが出てきて「余計な事いうな!」と。ははは、袴はこうぜ。夢吉さんは相変わらず若さと馬鹿さがはじけるまくら。「タイガー&ドラゴン」の成功秘話と、尿と、映画の「てれすこ」のお話で。そして話は「落語のてれすこを是非覚えて帰ってください」と「てれすこ」を。思いの外におかみさんが可愛かったな。テンション高く楽しい高座だった。今年は夢吉さんも「沢山みたいリスト」の中の一人だな。途中に「落語協会には文治師匠がいないから」って台詞にウケた。

鹿の子さんは黒の着物に襦袢や八掛の赤が綺麗だ。まくらは「車内での女性のフルメイクの行程」話は「一つ目上がり」、最後には踊りを披露して、「お年玉でーす」と手拭いをばらまき、なかなかおめでた楽しい高座でした。やっぱりお正月ならではの雰囲気を出してくれると好印象。今の世の中あまり季節感がなくなってきているからこそ、せめて寄席では四季を感じさせてくれるっていうのは素敵なんじゃないかと。

最後の可龍さんは淡い桃色の羽織に、薄い薄い若草色のお着物、お似合いお似合い。今日のメンバーはいいメンバーだといいつつも「黄金の大黒をやるっていったのに、あいつがちりとてちんを…」というと私服に着替えた鯉橋さんが出てきて「兄さんすいませんでした!」と高座の袖で平謝り。ちゃんと「ちりとてちんには物を食べる場面があり、黄金の大黒にも後半食べる場面があり、そういう同じようなのが被るはよろしくないから」と、やらないほうがいい理由を説明。他にも色々落語に関しての解説有り。あ、新しい所作が出来ました!と、扇子をくるくるくるーとまきピシッと止めて「クレラップ」と。ははは、平治師匠まだ見ていないんだよなあ。噺自体ももちろんきちっとしていて楽しい。兄弟子らしいところをきっちり見せてくださったかな、という印象なのでした。可龍さんの「ザ 若旦那」な噺をもっと聞いてみたいな。

2008年の初深夜寄席は、期待通りの楽しい高座とあいなりました。これで500円は安すぎるよなあくらいのね。こんないいメンバーだったのに、お客さんはやはりまだ松の内の深夜ということもあってか最近では少なめの130くらいだったそう、勿体ない。「500円でも、金返せ!」って日があるなか、このメンバーでこの人数、勿体ない。

終了後はお友達と新年会。話題が100パーセント落語という、わかりやすい呑み会だ。楽しく飲んで「明日もよろしく!」と帰宅。お互い池袋オール。

« 2008年ですね。 | トップページ | 主に日本酒で。 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34575/17621214

この記事へのトラックバック一覧です: 2008年初深夜寄席:

« 2008年ですね。 | トップページ | 主に日本酒で。 »