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2007.06.04

アゲイン寄席を見に武蔵小山

御無沙汰してしまっていたagainに久しぶりに行く、今日はお客さんで。三笑亭夢吉さんと笑福亭和光さんのお二人。二人で二席づつだから、これこそ二人会。そんなお二人の落語会はこんな風、

三笑亭夢吉「狸賽」
笑福亭和光「阿弥陀ケ池」
〜お仲入〜
笑福亭和光「動物園」
三笑亭夢吉「湯屋番」

まくらではやる事ないから早く来て武蔵小山の商店街に行った事とか。狸賽は「そんなに狸に話しかけちゃぁ、いかさまやってるのがバレバレだよ!」という程のサイコロになってる狸への話し掛けぶり。抑え感ゼロの狸賽。サゲがこの前、文月師匠で聞いたのと違ってた。夢吉さんのは「屁ぇしやがった」ってサゲでした(文月師匠のは「ツボを開けたら狸が尺持って観音様のカッコで座ってた」だったの)。

阿弥陀ケ池は「たまちゃんハウス」で話を知っていたのだったので、始めて聞けて嬉しい。江戸ののんびり感とはまた違った上方ののんびりぶりが楽しい噺。和光さんは大変によく汗をかかれるかたで(まくらでも言ってた)汗ふき用と小道具用と二枚手拭いを持っていらっしゃった。ただ、まくらで自分がこんなに汗かきなもんで申し訳ないですってな事をおっしゃったせいか、そのキャラクターのせいか、汗をかいていることをマイナスには感じなかったな。ちっちゃい突っ込みが沢山あるのが好み。

次も和光さん。夢吉さんの会だから、私はもうさっさとやって下りなあきませんのでとか、夢吉さんに呼んでもろうてとか、終始夢吉さんに気を使っていらっしゃる和光さん。癖なのかな手を前でちいさく合わせて話す姿がなかなか可愛らしいっていい大人にそういう台詞もなんだけど。まくらではロデオボーイとか新しく入った乃光さん(あれ?のの字はこれだったかな?)と羽光(うこう)さんという前座さん事とか、緑の着物の事とか。動物園も生で聞いたのは始めてだったけど、ぼそぼそぼやく場面なんかは、関西弁がぴったりだなあと思った。

最後は夢吉さんの湯屋番。まくらで前回水分を取り過ぎたら尿意を催してしまい、高座やってる最中に行く訳にもいかないから上の公衆トイレに着物の揃いで行ったら通行人に驚かれ、今日は水分を我慢したのにやっぱり尿意を催して、結局また公衆トイレに行ったら小学生に驚かれてと、そういう話。って私もこんなに詳しくかく事はないよね。

湯屋番は若旦那が豆腐を買いに行く場面がくっついているバージョンは始めて聞いたけど、あの豆腐を持って公衆便所に入るところとか馬鹿馬鹿しくていい。夢吉さんは「一人馬鹿状態」になった時のキャラが面白い。飛ばしてる飛ばしてる!みたいになると、今の男の子っぽさが出てくるのが可愛い。こういうタイプの噺家さんを最近どこかで見たなあと思ったら、あ、夢花さんだ。…師匠いっしょだ。一人馬鹿が暴走しはじめると、やっぱり含み笑いがおこるのも一緒だ。若旦那が気取ってものをいう所の声が妙に低くてカッコイイのが可愛い(体を斜に構えて顔を作ってるのも可愛い)。

お二人ともしっかり二席。どちらも明るく朗らか、加えて夢吉さんは若々しいポップさで、和光さんは嫌味にならない程よいフレンドリーさで、とても良い雰囲気の高座を見せてくれましたとさ。どうでもいい話だけど、和光さんの髪形ってちょっとビリケンさんに似てないか?

夢吉さんは毎月出ていらっしゃるので、どうぞ皆様も是非。開演時間が19時30分という、勤人にも優しい時間になっておりますし、木戸銭も1500円とお財布にも優しい金額でございます。他にも落語会が色々決まっておりまする。下のサイトで是非チェックしてみて下さいませな。ロケット団も出ちゃうのですよ!。あの「犬」「ドッグ!」「猫」「キャット!」「象」「ゾウ!」がアゲインで見れちゃうと(ネタでこういうのがあるの)。ナーイス。

http://www.cafe-again.co.jp/

落語会が終わったあと少し皆様とお話をして帰ったら、あっという間に12時過ぎ。ちなみに今日は「寄席の日」だそうで、寄席の木戸銭は半額ちかくになるし、行くと特製うちわがもらえたそうだ。どんなうちわだったのかしらん。

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