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2007.06.28

なぜJ-WAVEにきくおくんが。

職場ではいつもJ-WAVEがかかっていているので、なんとはなしに聞いているのだけど、今日はどこかの番組でゲストが林家きくおくんだった。かなり音を小さめにかけているので、全部はっきり聞こえた訳ではないのだけど、落語を全然知らない人にもっと興味を持ってもらいたいなあという話の何割か増しの勢いで熱帯魚の話をしていた。なんだそれ!

私はまだきくおくんの高座を見た事がないのでなんともいっちゃいけないのだけど、どうしてもあのぱかーっと口を開けた間抜けヅラと(間抜けはどうかかはわからないけど、そう見えるという話で)、これ以上には無い親の七光り(しかもそれを浴びて喜んでそう)、という二点で、どうもあまり良い印象が持てない。あんな風に見えるけど、やっぱり真打になれるくらいだもの、高座はそれなりにお上手(上手という表現のしたかもあれなのだけども)なのか。

静かな職場の中で、一人ひっそり色んな意味で盛り上がるJ-WAVEなのでした。前にも書いたけど私はピストンさんとヒデシマさんのグルーブラインが好き。本当にどうでもいい事ばっかり話していて、疲れてくる夕方には気が抜けていい。ピストンさんの笑いのツボが自分にちょいと近くて、たまに大笑いしそうになる。あと「フミカの交通安全小咄」とかね。「おーいひでしまくーん」「部長〜」っての(もしくは「けん…ちゃん」とか)。今日ピストンさんが「ヒデシマさん発生練習してるもんね。ひでしまくーんって。なんの声かと思った」と話してた。ひでしまくーん。聞いてない人には意味がさっぱりわからないだろうが、そういうものですよ。小咄やオヤジギャグの後のベリークールなヒデシマさんの挨拶もいい。

あ、もう12時過ぎてる、早く寝なきゃ。

2007.06.18

グラバー揚げってご存じかしら?

日々の楽しみ「お昼のメニュー」が廻ってきて見てみると「グラバー揚げ」とあった。隣の先輩に何か聞いてみると「さつま揚げみたいな練り物」との事だったので、頼んでみる事に。食べた事がないものは食べてみたい派。グラバー揚げにもいくつか種類があったのだけど、その中でも「グラバー」を選んだ。グラバー中のグラバー。で、届いたものがこの写真のもの。なんだかわからない具が沢山入っていて、美味しゅうございました。

そしてこうやって「さわらの塩胡椒焼き弁当」+「グラバー揚げ」なんていうような、プラス一品を続けていたら、体重が1.5キロ増えていて、ウエストはメジャーを見た瞬間に気が遠くなるような数字。肉がつくのはそういやでもない。腕でも足でも胸でも、胸なんかむしろ大歓迎だ。しかし腹は駄目だ、腹だけは勘弁してもらわないと駄目だ。と言う事で、明日からのお昼はちょっと考える。最近少し胸が大きくなったような…と思っていたのは、単に太っただけだったと。ノー。

昼過ぎから病的な睡魔に襲われて、もう頭がグラグラしてきて、気が遠くなりそうな気分。どんなに集中しようと思ってモニターや原稿を見ても、文字が全然頭に入ってこない。これはもう眠いとかいうレベルじゃないよ…と必死の思いで仕事。いや本当にそういう感じで。結局頭が使い物になったのは定時終業時間の30分前。この役立たずが。これで帰るにはあまりにも申し訳ないので、20時まで仕事。いったいなんだったのか。

ともかく月曜日お疲れ、自分。

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2007.06.17

サウナ池袋演芸場。

そうとでも呼びたいような状況だった今日の池袋演芸場。開演時点でほぼ満席、少しずつ人は入れ代わっているものの、立ち見が出ている時も多く、一番多かった時はまん中の通路にまで人が座っていた。人の多させいで冷房も効かずむしむしと暑く、若干空気も薄いような、そんな気もする満員御礼の今日の番組はこんなふう。

(前座)滝川鯉八(阿弥陀ケ池の天麩羅屋バージョンみたいな噺)
三笑亭月夢(漫談)
檜山うめ吉(俗曲)
滝川鯉昇「粗忽の釘」
桂米福
ぴろき(ギタレレ漫談)
春風亭柳桜「鰻屋」
春風亭昇乃進(歌好きのサラリーマンを乗せたタクシーの噺)
やなぎ南玉(曲独楽)
雷門六助「変わり目」
〜お仲入〜
神田紅
桂伸之介「牛ほめ」
東 京太・ゆめ子(漫才)
三笑亭夢太郎
春風亭昇太「壷算」
北見伸&スティファニー(奇術)
桂伸治「皿屋敷」
笑福亭鶴光「袈裟御前」
〜お仲入〜
口上(上手から鶴光、夢丸、夢花、柳太郎、文月、伸治、昇太、伸乃介)
桂文月「元犬」
東京ボーイズ(ボーイズ)
三笑亭夢花「反対車」
三笑亭夢丸「権助魚」
ボンボンブラザーズ(曲芸)
春風亭柳太郎「井戸の茶碗」

んーどう頑張っても2名ほど演目が思い出せない。2日続けてほぼ同じメンバーを見て、メモもとらずに見ているので、昨日の噺と今日の噺がまじっちゃって誰がなにやら。覚えていらっしゃる方がいましたら、教えていただけたら嬉しいです。

感想はまた後で書き足す予定。取りあえず忘れないうちに演目だけでもと思ったけど、もう忘れてる。何せ今日は会場内がむんむんで、ちょっと頭も後半は朦朧としていた気がしないでもなく。本当にめったにない程の混みようだったそうです。昇太さんの出番はそんな混み様に絶好調の時で(入り口の仕切りまで取り払われる始末)、そこでやった噺が「壷算」。この暑苦しい状況の中、なぜにそんな暑苦しいランキングTOP3にランキングされそうな噺をかましますか昇太さんは!。暑さと酸欠の中で大笑いして、ちょっとトランス状態、爆笑ハイだ。

帰りはちょっと嬉しい飲みの席。そんな嬉しい飲みの席で落語漬けの週末終了。楽しゅうございましたとさ。

2007.06.16

「芸協新真打お披露目興行」池袋演芸場

お披露目も末廣亭、浅草演芸ホールときて池袋演芸場で三ケ所目。「狭いハコだもの、座れなかったらこりゃ大変」と大慌てで行ったら、一番最初の入場者だった。勇み足!。今日も途中立ち見も出るような大入りぶり。そんな大入りの今日の番組はこんなふう。

(前座)滝川鯉斗「ん廻し」
滝川鯉朝(漫談)
ぴろき(ギタレレ漫談)
柳家小蝠「あくび指南」
桂米福「肥壷」
やなぎ南玉(曲独楽)
春風亭柳桜「小言念仏」
三遊亭遊之介「がまの油」
檜山うめ吉(俗曲)
三遊亭円輔「火焔太鼓」
〜お仲入〜
神田紅「かつおのゆすり(髪結新三)」
桂伸之介「たらちね」
Wモアモア(漫才)
三笑亭夢太郎「たがや」
桂伸治「ちりとてちん」
北見伸&スティファニー
春風亭昇太「力士の春」
三遊亭小遊三「弥次郎」
〜お仲入〜
口上(上手から小遊三、楽助、夢花、文月、柳太郎、伸治、昇太、伸乃介)
三笑亭夢花「湯屋番」
東京ボーイズ(ボーイズ)
春風亭柳太郎「テレクラじいさん」
柳亭楽輔「粗忽長屋」
ボンボンブラザーズ(曲芸)
桂文月「ねずみ」

若干のハプニングもあったりした。詳しい感想はまた後程。今日の口上は、私が今まで見た今回の新真打披露興行の中で(今日が6回目)一番笑った口上かも。だらだらゆるゆるなんだけど、物凄く面白い口上だった。もうなんとも言いたい放題、少し言っていた台詞を抜粋すると(言葉尻の記憶違いは御勘弁を)

・この三人が立派な板前になってー。
・弟子より金になる仕事をとって…。
・タイのボクサー
・代演で来たんだからそんな冷たい扱いしなくても!
・毎年真打になるのがいるのですが、どうしようもないのもいて…、
でもこの三人は芸だけはしっかりしております!
・夢花さん北海道でナンパして53人に振られました、でもめげない!そういう根性のあるやつです。

「なんで弟弟子でしかも三笑亭じゃなく柳亭の亭号も違うのが来るんだよ?」
「他の三笑亭と仲悪いんだから仕方ないだよ。」
「そういう事いわない!」

もう、それはそれは言いたい放題で、まん中で座っている三人も顔が笑っちゃってる。新真打は話しちゃいけないのに「〜だっけ?」と話しかけたり、ゆるゆる。でもそれがなんだか楽しい口上なのでした。そして三本締に参加出来て嬉しい。御祝儀を差し上げられるだけの甲斐性のない私、いつも精一杯気持ちを込めて三本締をしておりますよ。「売れろー売れろー」って。←下世話。

明日も来ちゃうぜ!

2007.06.13

イカとスイカと。

今日のお弁当はイカ焼き弁当にスイカ。いんを踏んでるね!

ちょっと隙が出来るとつい携帯からmixiを見てしまうのが我ながら我慢ならなくなって、mixiを初めてとするブックマークを削除。公共の場で俯き加減で携帯の画面にかじり付いているのって、少しみっともないような気がして。みっともないというかお行儀が悪いんじゃないかなあ、と私は思うのですよ。とはいえ自分も絶対やらない訳でもなく(このへんが情けない)、でも、できるだけ慎みたいとは思っている今日この頃。どうしてもの時は、どっかに腰掛けてとか、立ち止まって端の方ですばやくとか。どうだろう。

夜は三省堂で開催の島田雅彦氏のサイン会に行ってきた。夜8時までだったのだが、私が行ったら(7時30分過ぎ位)もう8階の会場はガラーン、島田氏とスタッフの方大勢だけがいる状態。そこへ「最後の方でーす」と呼び込まれ入場。テレビでお見かけするのと同じに男前な島田氏(と大勢のスタッフ)に緊張してしまい、ろくに何も話せずモゴモゴ状態。とはいえ島田氏の方から手を出して下さったので握手、微妙な間のあと思い付いて写真も撮っていただいて、嬉しいかぎり。

あまりにあっという間だったのでサイン会感があまりなく、「なんだったのかしらん…」な気持ちでお茶の水駅に戻り帰宅。本を開いてサインの所に歪なハートマークがあるのを見て嬉しさ盛りかえし。でもって本はもう読んでしまった。少しだけと開いたら気になって止められなくなり一気に最後まで。読み終わったあとは、少しブルーな気分にもなりましてよ。

ところであれ、私が会場を出たとたんに「お疲れさまデシター(拍手)」てなことになっていたけど、まだ8時前。10分前に着いちゃった人なんかいたら、どうするのかしら島田先生。

かれこれきっと10年以上好きなんだから、もう少し気の利いた台詞の一つでも言えたらヨカッタのに、イイ大人があんなもごもごしちゃって馬鹿だな…と反省もするサイン会なのでした。
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2007.06.09

「不動寄席」成田梅屋旅館→深夜寄席

ちょっと我家からは遠いかなと思ったものの、土日しか確実にいける日はないし、馬生、馬治、馬吉と師弟勢ぞろいだし、成田山にもお参り出来るし、と行ってきた。しかし思った通り西荻窪からだと軽く小旅行。歩きも含めると片道2時間弱の行程となりました。途中佐倉って駅の近くで風車を見たよ。

私が会場に入ったのか開場から10分するかしないかの頃、ところが会場となる三階の大広間は、ほぼ満席状態。100畳もあろうかという立派な広間の前の方に高座がつくってあり、客席には座布団が置いてあって、窓は開け放して扇風機が回っている。なかなかイイ雰囲気の会場でございます。千葉ケーブルテレビさんが入ってたり、NHKさんも録音に来ていたり。そんな不動寄席の番組はこんなふう。

金原亭馬治「牛ほめ」
金原亭馬生「紙入れ」
踊り(お三人で「かっぽれ」を)
〜お仲入〜
金原亭馬吉「壷算」
金原亭馬生「らくだ」

一ヶ月ぶりくらいに聞く馬治さん。まくらは「お客さんの量はどのくらいが適当か」って話。あまり長々とはむらをふらずに、スパっと話して噺へ。「牛ほめ」は前に聞いたのと所々変わっている感じ、前半を軽めで後半にボリュームがきているような。ちょっと与太郎の馬鹿加減が度が過ぎてるかなあなんて少し思ったけれど、だからこそ清兵衛さんとの対比になるのかなあとも。水浅黄をもっと薄くしたような色の着物が、爽やかで大変よろしゅうございました。

馬吉さんは「壷算」。私は昇太さんのを聞き慣れてしまっていたので、スタンダード壷算があっさりに聞こえる(悪い意味じゃないよ)。馬吉さんが威勢よく喋ると(頭のいい兄貴の方ですな)かっこいい。サゲはあれで良かったのかな?。馬吉さんが話し出したら、下手の舞台袖に子供がウロウロしていて、少し残念。噺家さんが高座に上がっているときは、親御さんがきちんとつかまえていてほしいものですよー。

馬生師匠の「紙入れ」は、馬治さんより品がいい感じがする。馬治さんのはもっとやんちゃ。品がよくて、飄々としてる。「らくだ」はらくだの死体を湯灌場に持って行く前で終わり。前に別の師匠で聞いた時はちっとも面白くなくて、出てくる人がみんなすごく嫌な奴で、暑苦しくて、「何この噺!」と思ったのだけど、馬生師匠のは全然違った、楽しかった。軽やかだし、そこまで嫌な奴には感じなかった。演じ手が変わるとこうも違うかと思った。かんかんのうを踊らせちゃうぞ!

途中、「お仲入だ」と思ったら、浴衣に尻っぱしょりをした馬吉さんが出てきて「ここでかっぽれなどを〜」と。馬生師匠と馬治さんのボケボケの小芝居も楽しく(師匠に毒づいたり、絡んで足技かけたり、万歳しながら「12代目馬生だー!」とかも言っていた。勢いにまかせてまたすごい事を)、最後は師匠と馬吉さんがきっちり踊ってお終いに。しかし本当に馬治さんはいつも色物だ。

しかし、立派な日本家屋の三階で、窓を開け放しての落語会というのは、とても気持ちがいいものだった。程よく緩くてねえ。雰囲気が良かったから、また来たいなあと思った。が、のんびり緩い雰囲気のせいか緩みすぎた人もいたようで、馬生師匠の時にやたら声をかける酔っぱらったオッサンがいたのは残念。気分がいいのはわかるけど、大人なんだから静かに見よう、だ。

その後、懇親会に参加して、謎かけてお題を出して千社札をいただいたり、美味しい鰻を食べたり、楽しいお話を聞かせていただいたり、不動寄席大満喫。ちなみに合間に成田山にも行ってみたけれど、午後4時で終わってしまっていて少し残念。次回早めに来ようと思った。

そしてちょうどいい時間だったので末廣亭の深夜寄席に。なにが丁度いい時間だって噺だけど。今日は今年になってから落語協会の新真打さん卒業記念を抜けば一番の入だったそうで。私が見始めた頃よりさらに増えてる。そんな深夜寄席はこれ。

三遊亭時松「締め込み」
橘家文左衛門(独演会の宣伝と小咄ふたつ)
春風亭朝也「干物箱」
柳家小権太「片棒」
柳家三之助「棒鱈」

時松さんはなよなよっとした雰囲気。噺家さんに向かっての「なよっとした」はどちらかというと褒め言葉で。どちらかというとってなんだよ。おかみさん勢いが良くてナイス。ここで出てきた札の名前を見ると「文左衛門」と出てる。「あれ?なして?文左衛門ってあの文左衛門師匠?」と思ったら、あの文左衛門師匠が御登場。何かと思ったら今度ある独演会の宣伝だった。「ここじゃなくって池袋演芸場なんですがー」「このチラシだけ持って帰ってもらって、あとどーでもいいから」「え、こんなの好き?、じゃあもう一つ」と、宣伝と楽しい小咄を二つやって、ご自分で座布団を返して退場。ナイス文左衛門師匠!。

朝也さんと小権太さんは、マイクのせいなのか、はたまた御本人のあれなのか、声がかん高いというか大きすぎるというか、頭にかんかん来ちゃった。もうすこし押さえたくらいが好みかな。三之助さんは声のトーンが落ちついてて聞きやすかった。あと表情が大袈裟(というか極端)で、顔だけでちょっと笑える場面も多し。色が白くて少しぽっちゃりしていて、福福しいな三之助さん。

と、これにて一日終了。二つ目さんというのは上手下手も、キャラクターも幅が広いので、自分の好みの人を選びたい放題だ。すっごくいるから自分にとっての「大当たり」にいつ会えるかという話でもあるけれど。早いところで見つかった私は運がいいなあと思う帰りの総武線なのでした。

2007.06.08

史上最笑の二人会

この日の予定は色々あって、結局はこれに。春風亭昇太VS昔昔亭桃太郎の両名による二人会。お二人の師匠でもある柳昇師匠の追善会でもありつつの、兄弟会だ。ちょいと遅れてしまったので、王楽さんの途中で入場。王楽さんは入り口あたりで立って見て、桃太郎師匠の時に席につきました。そんな今日の落語会はこんなふう。

昔昔亭A太郎
三遊亭王楽
昔昔亭桃太郎「結婚相談所」
〜仲入り〜
トークショー(桃太郎師匠と昇太さんで)
春風亭昇太「時そば」

A太郎くんには間に合わなかった。何を話したのかなー、まだA太郎くん事体を見た事がないので、見られなくて残念。王楽さんも始めて。噺に入ったあたりから見られた。なんだかスッと凛々しい見かけで、まんま若旦那風情。噺は子供が本をもってこいと言われて父親の本を持って行くが(なんだっけかな坂本竜馬が出てくるの)、カバーはあれだが中身はポルノ小説で、教室でそれを朗読する羽目になって…というお話。ちょっとエッチ臭いシーンが目白押しなのだけど、あのスッとした爽やかそうなルックスで話すので、そう際どい感じにならず楽しい噺だった。若くて爽やかそうで男前の王楽さん、おばちゃんにモテそう。

桃太郎師匠も始めて。師匠が出てくると客席から「ももちゃーん!」の声援が。遠めで見るとさん喬師匠に似てる。ぼそぼそっ、ぼそぼそっと取り留めもなく、だらだらと小咄が続く。緩くて下らなくて楽しい!。言ってる自分がだれてたりするのがいい。「結婚相談所」は、先日読んでいた長井好弘さんの本で、スジ(らしいスジはないけど)や駄洒落も知っていたのに、それでも笑ってしまったのは、桃太郎師匠のフラのせいかしらん。「新聞なにとってるの?。聖教と赤旗と〜イデオロギーが統一されてないねえ」にすごくウケた。思い出したように懐から小さな手帳を出して話し出したネタがいまいちウケなくて、「反応も薄いしな…言うの忘れちゃうようなのはやっぱり駄目だな」とか。

高座の前にパイプ椅子が二客置かれて上手に昇太さん、下手に桃太郎師匠で、主に柳昇師匠の思い出話と昇太さんの女歴(もしくは結婚について)の話。どんなトークショーだ。もそもそと好き勝手に話す桃太郎師匠に「なんですかその勝手なリアクションは!自分で振っておいて!」とか「もういいじゃいですかその話は」「わからないですよそれじゃあ」などなど、お客さんが思っているような事を突っ込んでくれる昇太さん。師匠は80になっても色っぽかったとか、新しく昇太さんとこに弟子が二人入った話しとかも。結婚相手について「ファンはヤじゃないですか!」って。こらーファンも聞きに来てるんだぞー。別に昇太さんと結婚出来るとも(もしくはしたいとも)思っていなくても、枠からはずされると悲しい乙女心だ。勝手だな、乙女心って。

だらだらと進行していったトークショーだけど、二人が柳昇師匠を大好きな事、昇太さんが桃太郎師匠を好きでしっかり先輩として立てている事が感じられる楽しいトークでございました。終わって袖に下がる時、昇太さんは自分のと桃太郎師匠の椅子を重ねて持って行っちゃった。あ、昇太さん「手拭い王子」とか呼ばれてた。

最後は昇太さん、袴を付けての御登場。今日の出囃子はとてもいいテンポでよかったな。まくらは柳昇師匠と桃太郎師匠の話だけ。その話をしている時の昇太さんはとても嬉しそう。「二人から色んな噺を教わったのですがー今日は二人に習わなかった噺をします」と時そば。

食べているといきなり引っ張られる、長さの違う三本のそばを楽しみながら食べる、兄いが与太郎に十五文の秘密を指を折ながら説明する、兄いと全く同じように進めようとして入るおかしな一人芝居、どれも名場面だ。短い噺だけど昇太さんのチャーミングな所がたくさん入ってる楽しい噺。今日も生き生きのびのびの楽しい高座でございました。今日はかなり薄い若草色の着物、桃太郎師匠も薄い水色の着物、どちらも初夏にふさわしいさわやかな着物姿でしたとさ。

次回の桃太郎VS志の輔のチケットをお仲入りの時に販売しますといったら、幕が下りきる前、というか師匠が頭を下げたとたんにロビーに向かう人多数。気持ちはわかるけど、あんまり格好いい姿じゃあないなあと思った。

普段よくある二人会よりもずっと楽しい二人会でした。

2007.06.04

アゲイン寄席を見に武蔵小山

御無沙汰してしまっていたagainに久しぶりに行く、今日はお客さんで。三笑亭夢吉さんと笑福亭和光さんのお二人。二人で二席づつだから、これこそ二人会。そんなお二人の落語会はこんな風、

三笑亭夢吉「狸賽」
笑福亭和光「阿弥陀ケ池」
〜お仲入〜
笑福亭和光「動物園」
三笑亭夢吉「湯屋番」

まくらではやる事ないから早く来て武蔵小山の商店街に行った事とか。狸賽は「そんなに狸に話しかけちゃぁ、いかさまやってるのがバレバレだよ!」という程のサイコロになってる狸への話し掛けぶり。抑え感ゼロの狸賽。サゲがこの前、文月師匠で聞いたのと違ってた。夢吉さんのは「屁ぇしやがった」ってサゲでした(文月師匠のは「ツボを開けたら狸が尺持って観音様のカッコで座ってた」だったの)。

阿弥陀ケ池は「たまちゃんハウス」で話を知っていたのだったので、始めて聞けて嬉しい。江戸ののんびり感とはまた違った上方ののんびりぶりが楽しい噺。和光さんは大変によく汗をかかれるかたで(まくらでも言ってた)汗ふき用と小道具用と二枚手拭いを持っていらっしゃった。ただ、まくらで自分がこんなに汗かきなもんで申し訳ないですってな事をおっしゃったせいか、そのキャラクターのせいか、汗をかいていることをマイナスには感じなかったな。ちっちゃい突っ込みが沢山あるのが好み。

次も和光さん。夢吉さんの会だから、私はもうさっさとやって下りなあきませんのでとか、夢吉さんに呼んでもろうてとか、終始夢吉さんに気を使っていらっしゃる和光さん。癖なのかな手を前でちいさく合わせて話す姿がなかなか可愛らしいっていい大人にそういう台詞もなんだけど。まくらではロデオボーイとか新しく入った乃光さん(あれ?のの字はこれだったかな?)と羽光(うこう)さんという前座さん事とか、緑の着物の事とか。動物園も生で聞いたのは始めてだったけど、ぼそぼそぼやく場面なんかは、関西弁がぴったりだなあと思った。

最後は夢吉さんの湯屋番。まくらで前回水分を取り過ぎたら尿意を催してしまい、高座やってる最中に行く訳にもいかないから上の公衆トイレに着物の揃いで行ったら通行人に驚かれ、今日は水分を我慢したのにやっぱり尿意を催して、結局また公衆トイレに行ったら小学生に驚かれてと、そういう話。って私もこんなに詳しくかく事はないよね。

湯屋番は若旦那が豆腐を買いに行く場面がくっついているバージョンは始めて聞いたけど、あの豆腐を持って公衆便所に入るところとか馬鹿馬鹿しくていい。夢吉さんは「一人馬鹿状態」になった時のキャラが面白い。飛ばしてる飛ばしてる!みたいになると、今の男の子っぽさが出てくるのが可愛い。こういうタイプの噺家さんを最近どこかで見たなあと思ったら、あ、夢花さんだ。…師匠いっしょだ。一人馬鹿が暴走しはじめると、やっぱり含み笑いがおこるのも一緒だ。若旦那が気取ってものをいう所の声が妙に低くてカッコイイのが可愛い(体を斜に構えて顔を作ってるのも可愛い)。

お二人ともしっかり二席。どちらも明るく朗らか、加えて夢吉さんは若々しいポップさで、和光さんは嫌味にならない程よいフレンドリーさで、とても良い雰囲気の高座を見せてくれましたとさ。どうでもいい話だけど、和光さんの髪形ってちょっとビリケンさんに似てないか?

夢吉さんは毎月出ていらっしゃるので、どうぞ皆様も是非。開演時間が19時30分という、勤人にも優しい時間になっておりますし、木戸銭も1500円とお財布にも優しい金額でございます。他にも落語会が色々決まっておりまする。下のサイトで是非チェックしてみて下さいませな。ロケット団も出ちゃうのですよ!。あの「犬」「ドッグ!」「猫」「キャット!」「象」「ゾウ!」がアゲインで見れちゃうと(ネタでこういうのがあるの)。ナーイス。

http://www.cafe-again.co.jp/

落語会が終わったあと少し皆様とお話をして帰ったら、あっという間に12時過ぎ。ちなみに今日は「寄席の日」だそうで、寄席の木戸銭は半額ちかくになるし、行くと特製うちわがもらえたそうだ。どんなうちわだったのかしらん。

2007.06.03

「寄席おもしろ帖」と「新宿末廣亭 春夏秋冬 定点観測」

朝は大銀座落語祭のチケット取り。家電と携帯の二刀流と、お友達との連係プレーで、行きたい公演は全て確保する事が出来て一安心。私の夏フェスは「野外」じゃなくて「屋内」、「山の奥とか海の近く」じゃなくて「銀座」、出ている人はほぼ全員座布団の上に座ったままのソロプレーヤー。楽しみだ。

天気がよかったので布団を干し、戸を開け放して、テレビもCDも消して、掃除仕立ての部屋でごろんとなってると、なんともいい気分。これで給料とかもらえたらいいのに。無理か。

夜は借りて来た本が面白くて一気に読んでしまう。どちらの本も落語の話なのだけど、この「寄席おもしろ帖」という本の152ページの「師弟とのつながり」という箇所を読んでいたら涙。どういうエピソードかと言えば、ある噺家さんの真打披露パーティで、その師匠が「自分には真打になるときにはもう甘えられる師匠がいなかった。でもこいつはオレがいるから幸せだ。この気持ちは師匠をなくしたものにしかわからない。こいつは幸せだ」というような話を涙をこらえて話したら、それをうけた弟子も涙で話せず…という、こうやって書くとそうでもないが、非常にグッとくるいい話なのですよ。今書いていてもまたもらい泣き。

で、ふと「この新しく真打になった方は誰だ?。名前にあんまり覚えがないなあ」と思ったら、あ、遊雀さんだ…。こんないい師弟関係でありながら、あんな事(いや、詳しい事はしらないけれども)になるなんて、余程に余程の事なんだなあと思った。

さすが噺家さんという本当か嘘かわからないような名言が沢山載っていて楽しい。寄席に行きたいなー。あ!明日は寄席の日だよ、確か。寄席じゃない所での落語会があるのだけど、寄席の日だし、うちわ欲しいし、んーんー。

今日現在の悩みごとったらこれだけ。幸せものだよね。彼氏いないけど。あ、こういう事でしか悩まないからいないのか!

2007.06.02

初表参道ヒルズ。

特に用事もないので、入った事もなかった表参道ヒルズなのだけど、本日お友達が誘ってくれた金子国義先生の着物の発表会を見に行って来た。始めて見る金子先生の浴衣は派手でポップで可愛らしい。私の年ではちょっと着るにはあれだけど、20代頭の頃だったら「着てみたい!」って思っただろうなあと。中には今の自分でも素敵、着てみたいと思うのもあったけど、ほら、そこは値段があれで。奥では先生がいらして「お見立て会」をやってた。お見立て会!。ああいう所で着物を買う人ってどういうお金持ちさんなのかなあと思った。

ひょこひょこと会場内を歩いていらした先生は、シックな袴姿でカッコ良かったのだけど、そこにいらっしゃるスタッフの方の浴衣の着方が、みんな一応に胸が帯にドカッとのっているというか、胸元がもこもこしてるというか。お客さんで来ているお嬢さん達の方が綺麗に着ているような気もしたり。でも浴衣って着付けが意外に難しいしなあとも思ったり。そんな人の事を言ってないで、まず自分が着ろよという話なのだけど。

驚くような人込みの原宿を抜けて、夜は中野の飲み屋に。ご飯は美味しかったし、ホールを担当していたスタッフの女の子が、非常にいい感じだったのがよかった。友人と主に「男子の頭が薄くなっちゃったら」の話を。なんでそんな話を。

サンダルやら下着やら手拭いやら、お買い物も色々。サンダルなんかは足が極端に小さいので、きっちり合うサイズがあったらもう大喜び。気に入ったものが色々買えたし、楽しい一日でございました。

2007.06.01

裏表のある人は嫌い。

朝の事、私が出勤すると、まだ前には私より新人の男子しかいなかった。「おはようございまーす」というと、こっちを見たくせに何も言わず。なんだ、見て私の姿を確認したのに挨拶無しってのはどういう了見か。彼は今回だけでなく、ちょこちょことこういう場面に出くわしてる。でも、他に沢山人がいるときは「おはようございます」とか言う。感じ悪い!私はこういう人は好かん!

ここ数日ずっとおかしい位に集中力がなかった。まあそういう時期だからなあと思っていたが違った。もう定時を過ぎ、いつ帰ってもいい時間だったのだけど、明日は休みだし仕事の分で残っているHPは全て使い切って帰ろうと思い、眼鏡からコンタクトに付け替えたら、あれ?具合がいい?。最近目が乾くという話を友人にしたら「目に瑕がついているのかもしれませんよ、しばらくコンタクトをつけるのをやめてみたら」と言われたので、ここ二三日眼鏡に変えていたのだ。よくよく考えたら私の眼鏡は「家にいる時用」に作ったものなので、そんなに度を強くしてない。その上、長時間つける事ってあまりないから、そのせいできっと集中力に欠けてたのではないかと。コンタクトに付け替えたら全然いけたもの。

という事に気がつくのに三日もかかっている所が駄目。

今日の時効警察は、なんか三日月も画面の具合も、作りもくどくてどうもイマイチだなあと思っていたら、最後に「監督・演出 オダギリジョー」と出ていた気がする。あのぐどい感じはオダジョーの趣味か。顔のアップが多すぎるドラマは、見ていて鬱陶しいので好みじゃないな。三日月もいつも位だと面白いけど、今回のはちょっと鬱陶しい。今色々見ていたら、オダジョーは麻生さんが大好きだそうで。お前がかっこいいのは認めるから、女の趣味は私生活だけで発揮しろとか思った。私は又来と十文字が好き。

「女の趣味は私生活だけで」というのは私の友人の言葉、名言だ。

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