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2007.05.26

第四回 ごはち亭落語会

程よい時間まで休日出勤、末廣亭に「東京かわら版」を買いに行き、神田ごはち亭の落語会へ向かう。

ごはち亭は、名古屋出身のマスターが、名古屋ご飯を出す、ドラゴンズサポーターが集まるお店だそうで、神田に移転してくる前を足すと、20回をこえる落語会を開催してるとの事。しかしなぜ落語会を開こうと思ったか。5月に真打になり、末廣亭と浅草演芸ホールでのお披露目が済んだ所での落語会。ちょっとお披露目の時とは違う感じの高座が見られるのではないかときて見た次第。そんなごはち亭落語会はこんな風。

マスターの挨拶
桂文月「狸賽」
春風亭柳太郎「お見立て」
〜お仲入り〜
春風亭柳太郎「テレクラじいさん」
桂文月「船徳」

文月師匠は最初は黒の着物に濃いサーモンピンクで、もう少しオレンジがかかったような明るい色の羽織姿で、後は黒い着物に濃い色の袴。柳太郎師匠も最初は濃いミントみたいな色の揃いで、後は薄い藤色の揃い。お二人ともきっちり衣裳がえ。

まくらで「売れてくには、化けるしかないわけで」的な話をしていて、ずいぶん下世話な事をいうなあ、あんまり師匠にそういう話しは似合わない気がするなあと思っていたけど、途中で「あ、何かそういう噺にふるわけやね」と気がついたり。遅いよ。「狸賽」は狸の会話の場面が非常に可愛い。文月師匠のやる狸に話しかける男が優しげでとてもナイス。

私は柳太郎師匠の古典を初めて聞いたのだけど、喜助がよく似合ってた。あんな大柄でどう見ても男なのに、喜瀬川も思いのほか違和感が無く、新作ばかり聞いていたので、ちょっと以外だなあと思った。

「テレクラじいさん」は、勢いのある口調が楽しいし、じじいと孫の会話が呑気でほほえましい。会話のテンポがいいからか、何度聞いても面白いよー。でも最近テレクラいう言葉自体がそんなに盛り上がっているわけでもないので、テレクラという言葉自体にちょっと違和感も感じたり。

最後は「船徳」。若い衆のまとめ役の男が、親分に下っ端の悪さを話していくところがテンポはよく、でもちょっと間抜けでいい感じ。徳のダメぶりもチャーミング。櫓で船を出そうとするところや、傘でついて壁から離れる所が上手だなあと思った。文月師匠のちょっとトーンを落とした声がなかなかかっこいい。あと、親分かまとめ役の男が話している時に、ちょっとはすっかいになって、何とはなしに膝に置いている手の形が綺麗だなあと。ああやっって動きが派手になる噺の時は、袴をはいていてくださると、着物の裾の乱れが気にないからいいよね。

と、新真打ちお二人が2席づつという、なかなか嬉しい高座の後は、名古屋ご飯で親睦会。一人だったので参加するかどうしようかと思ったけれど、何事も物は試しで参加。こういう席ならではの楽しい話をお二人から聞かせていただいたり、素敵なお酒も飲めたし(どんな風に素敵かは秘密だ)、名古屋ご飯は美味しかったし、楽しい時間を過ごさせていただきました。感謝感謝。

お店のマスターもサイトなどを見ると、ずいぶん頑固そうにも見えて、どんな人かしらんと思っていたが、ナイスキャラクターなマスターで、全然嫌な感じとかはなく、やはりサイトとかではおいたな客もいるからビシッとする所はビシッとしておかないといけないから、ああいう感じなのかなと思った。

落語楽しい。

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