« 第333回 花形演芸会 | トップページ | 芝浜ワイン寄席 »

2007.02.04

黒門亭の昼の部

午前中は昇太さんの先行チケット取り。下調べ不足で出遅れてしまい2番手に付くが、前の人が開始から15分もの間ロッピーを独り占めをしていてどうなる事かと。結局は別箇所で頑張ってくださった方のお陰で無事確保することが出来た。チケットを取りたい気持ちは良くわかるけど、一人で15分もというのはちょっと気が利かないというか、マナー違反というか。私の後ろに並んでいたおばさんの切符を買った位のおねえさんは聞こえよがしに「一人でずっと使ってるなんてどうなの、ちょっと店員に言って来てよ!」と、ツレの男性に店員に声をかけさせに行っていた、自分で行けよ。私も10分過ぎた頃から「おねえさん、ちょっとねばり過ぎだぞ…」と思ったが、まあこれも運だ仕方無し、駄目だったら潔く諦めるかなと言い聞かせてた。結局その一人で15分粘った女性はチケット取れずだった様子。まあ、後ろに3人も並んでいるのに気も使えないような人間の手には、チケットはこないよ(意地悪)

その後チケット取りをしたマイミクさんと始めて会って黒門亭へ。まだ開場30分近く前なのに、結構な人の列。そんな黒門亭はこんなふう。

春風亭正太郎「転失気」
前座さん。「昇太の弟子で」と聞こえたけど、今見たら落語協会所属のようで。だったらおかしいなあと今調べたら、正朝師匠のお弟子さん(始めてのお弟子さん)のようです。が、どーやったら聞き間違えるか自分。昨日の夏丸くんに続いて、この正太郎くんも良かったです。って、私ごときが良かったの台詞もおこがましいけど。小坊主のキャラが良く似合っていたし、前座の人にありがちなビクビク感もあまりなかったし、随分ちゃんとうけてました。まだ入門して1年も経っていない様子(正朝師匠のブログに載っていらした)、ほー、立派なものですね。

五街道弥助「鮑のし」
前回聞いたのが「鰍沢」で、しかも姿がほとんど見えないという状況だったので、気分を改めて再挑戦。…なんですか、今日のが全然いい。いや、「いい」じゃないな、「好み!」だだ。人情噺は嫌いじゃないけど、呑気だったり馬鹿馬鹿しい噺の方が好きなのだもの。弥助さんのスッキリした頭にで華奢な姿に縞の着物が良く似合ってて、ダメダメ亭主の雰囲気がぴったり。って嬉しく無いか、もしかしてこの台詞。言葉がはっきりしていらっしゃるし、テンポもいいし、よかったなー。弥助さんのやるダメダメ亭主は、何処へ行くのも小走りなのね。

三遊亭白鳥「長屋の花見」
今日はクリーム色のSWA着物。まくらで少し前に池袋で「長屋の花見」をやったらくすりともウケなかった、拍手すら無し!という事を話して、ここでも稽古させてもらおうかと「長屋の花見」。ものすごくバージョンの変わった長屋の花見。今日はウケてた。相変わらずなんというかこうとっちらかった感がありまくりなのだけど、なんだか愛嬌があるよね白鳥さんて。黒沢明のネタも、サゲもナイス。私は本名ネタがわからなくて、少々残念。あと、またも近くに「先をいっちゃうおじさん」がいたのも残念。先は言うな先は。

お仲入り
喋り声がほとんど無しの、しーんと静まったお仲入り。しかし最近の人は背筋を伸ばさないのね。座るにしても立っているにしても背中がまがってる。落語は背筋をぴーんと立てて緊張して聞くものではないかもしれないけど、「リラックスして座る事」と「だらしなく座る事」は違うのでは無いかと私は思っていて、公共スペースでは「だらしなく座る事」はお行儀の悪い事ではないかなあと、そんな風に思うのですよ。って自分がいつもちゃんと出来ているかと言うと、ん、できるだけそうしていられるように努力中、だけれども時々精進足りず、な具合(それじゃだめじゃん!<昇太風で)。なにはともあれ女子のカエル座りはみっともないし、足の形が悪くなっちゃうぞ!

入船亭扇治「代書屋」
着物素敵だなあ、インパクトのあるお顔だなあというのが第一印象。お話はつまらないという感じでもないのだけど、声のトーンがなだらか過ぎて、私の好みとはちょっと違うなあと思った。

三遊亭らん丈「唖の釣」
らん丈さんて、町田市の市議会議員さんなのね。辞典とノートを持って御登場されて、一体何が?と思ってみていたら、辞典ってこういう面白い事がかいてあるんですようというお話をまくらで。確かに新解さんは面白い辞典だけど、こういうまくらもありなんかーと思った。唖の釣は、七べえの唖のふりをする場面が、ちょっと生々しすぎて笑えなかった。サゲもなんだがぼんやりした感じ。

とまあこんな風。今日は私の好みとしては、仲入り前の人を、後半に聞けたらよかったなあという気分で黒門亭を後に。その後上野をうろうろしたり、ちょっとお茶をしながら落語についてお話して、晩ご飯前には帰宅。ご飯を食べて一息付いたら、いつの間にかうつ伏せで寝てた。これはいかんこれはいかんと、起きだして掃除をして風呂に入って台所を片付けて今に到る。やらなくちゃいけない事もやれなくなったら、今の自分に対して何がかキャパオーバーという気がするので、逆を言えば、やること出来てたら大丈夫!とも思うので、ガッツでマニキュアも塗り直したし、片付けもした、と。

今日の笑点は大変に面白かった。「子をつけた名前を」のお題の時の、みんなの微妙なヌケ感がたまらん。今年は、小遊三師匠と好楽師匠のちゃんとした高座を聞きに行きたいなー。ってもう買ってあるものねー。5月に好楽、喬太郎、談春、山陽という、私的に非常にナイスメンバーの会があるので、それに行くものねー。

今日も着物を着て出かけたのだが、どうも帯が落ちて来てしょうがなかった。着物コートを着ていたから見えないが、家に着いて脱いでみたらえらい事になってた。ここまで帯が落ちたりすることは無かったのに、いったいどうした。何か変な所があるから落ちてくるのだよな。改良改良。

猫やら犬やらにくっつかれたりもして、いい一日でしたとさ。

« 第333回 花形演芸会 | トップページ | 芝浜ワイン寄席 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34575/13791527

この記事へのトラックバック一覧です: 黒門亭の昼の部:

« 第333回 花形演芸会 | トップページ | 芝浜ワイン寄席 »