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2007.02.25

下北演芸祭の最終日は別キャラ亭

当たる前は「当たったら嬉しい」と思い、当たったら「もっと整理番号が良かったらいいのに」と思い、一回見たら「最後の公演も見たい」と思う。…欲が深くていけない。まあ結局ズルなどはせず、当たった12時の回を堪能して来た訳なのですが、ひさしぶりに辛い目にあった。開場が10分ほど遅れてしまったので、外で待っていたのだけど、今日のこの寒さ!。あと5分待たされたら泣いてたかもしれん、寒くて。とはいえ昔は色々な場面でこうやって寒い中よく待ったよなあ、最近楽して見てるから戒めなのかなあとか思ったり。何の戒めだ、何の。私の整理番号はとても後ろの方だったので、入ると席を選べるような余地はなく、結局一番後ろでの観覧。一番後ろでも通常のホールと比べたら全然近い訳なのだけど、もういちいち贅沢になってると言うか欲が深いと言うか。

内容はというと、それはもうバタバタとしてしかも「今日はー下らないことしかやりませんー」という最初の昇太さんの台詞通り、下らないと言うかなんと言うか。そもそも最初に出て来た昇太さんのカッコ。おかっぱのズラに帽子を被って黄色い着物を着て女の子喋りなんだけど、ちっとも女の子に見えん。楽屋でも「全然女にみえねーよ」と言われたらしく、「次はまつげも付けます!口紅も塗って来ます!」と。それは見たかった。お客さんに無理矢理声援の声を出させて別キャラ亭始まり。30分の中に11人の噺家さんが登場いたしました。

11人つっても、あの5人がやってる訳なのですけれども。一人の持ち時間は非常に短く、爆笑(隙間に大失笑)してるうちにあっという間に30分。私は田舎亭村長と座り家ニイチャンと病家自閉、しあわせ亭花太馬がヨカッタ。ほとんど姿を見せない高座でサゲを叫び逃げ、先日のSWAの男の子と同じ口調の村長、落語突っ込みネタ、ものすごい短いオカマ系鰍沢、楽しい。別キャラ亭というかコスプレ亭みたいだったけど。

そしてやっぱり別キャラの紙切りフレディも出て、最後は極道大喜利。お客さんを自分達で泣かせておいて、「このタオルで涙をふきな」という勝手ぶり。一人として似合っていないサングラス(ダイソーにて購入、一人キャンドゥー)、滑りがち、そして危険ネタな答え、超力技の大喜利で、最後にはタオルを投げ、じゃんけんで笑点のカレンダーをプレゼントして終了。もー楽しかった。馬鹿馬鹿しいことこの上ないけれど、そういうので最後をしめるというのが、昇太プロデュース演芸祭ならではの楽しさなのかなあと。

馬鹿馬鹿しいコスプレと勢い勝負な11人だったけれど、全編古典落語ネタ満載だったので、それがわかるくらいの落語知識がついている時に見られてよかったなと。しらなくてもそれはそれで面白いとは思うけど、やっぱりねえ知っているからなお面白いという事も有る訳で。花太馬が「師匠に教わったっていっても、さん喬じゃありませんよ。師匠はりぼんですから」の台詞がナイス。ああ、さん喬師匠はそんな下らないことも…と思ったもの。あ、これで花太馬が誰かわかっちゃったな。

なぜ出て来たキャラと誰が何をやったかを詳しく書かないかと言えば、なんとなくこの公演は秘密の方にしておきたい気もするなあと思ったので。といっても、私が書かずとも誰かは書くのでございましょうが。

楽しくて浮かれて下北の駅に行ったら階段で転けた。その後は武蔵小山に用事で行ったり、古本屋を見たり、笑点見たりしていたら夜。「笑いが一番」に国本さんが出ていた。あー巡り合わせだなーと思った。

今回の下北演芸祭ではチケットに関して(というか同公演を何度も見る)という殊に関して、ネットや漏れ聞く話で「ええ、そういうの有りな訳か?。だったら私だって!」と思わなくもなかったけれど、そういう事を思ってしまう時点で「アタイもまだまだだなあ」と思った。もちょっとがっつかず寛容に、だ。あんまりぶーぶー言うと主催者側も困ってしまうだろうし、困ってしまっては次に開催してもらえなくなってしまって、それが一番悲しいし。

とーはーいーえー。一回ってお達しが出たなら素直に一回にしたらよろしいのに、色んな理由で二回も見るなんて図々しいんじゃないかと思うのでございますよ、あと別キャラ亭のチケットをヤフオクに出すのはどーかと思うのでございますよ。御友人にお譲りなさいませ、御友人に。

なんか読み返してみると、欲の深さと、それをなんとか自制しようという気持ちと、しきれずにやっぱりちょっと腹を立ててる心の狭さが良くわかる日記でございますな。日々修行、とね。にーん。

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