« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007.02.28

「今日どうかな?」「是非に」

と仕事帰りの電話で決まり近所の友達と飲みに。米を買ってしまっていたので、取りあえず家に帰り米をおき、待ち合わせまでに30分時間が出来たので着物を着てお出かけ。近所だし、ちょっと飲みだしと、半幅帯で。

駅の近くの赤い鼻という沖縄料理屋で、近況報告をしながらもりもりと食べる。相変わらずこのお店の料理はどれも美味しい。もう一人の友人にも連絡をとっていたら電話が入った。「今着いた?おいでよ」と電話を切った30秒後位に店に到着。追加も頼み、さらに沖縄そば(小)を一人一椀でしめて、ジョナサンへ移動。

飲み放題で馬鹿話しの続きをして1時30分頃に解散。女同士でこれでもか!という位に沢山話すのも楽しいよね。でもって三人とも絶賛彼募集中(書くな)。独り者女三人で深夜のジョナサン。「そんなんだから駄目なんだよ」とか思った者は打ち首。

しかしあの店は女一人(しかも20代後半から30代にかけて)で来てるお客さんを良く見る。ああいう人を見ると(そして飲んでいる自分達をあわせると)「世の中に女ってあまり放題なのか」と思ったり。みんなチャーミングなのにな、なぜなのか。

2007.02.27

うたごえライブハウス「ゴリ」で落語

開演時間が7時だと船橋でも間に合う。

急いでいったくせに、ゴリのすぐ手前の着物屋でつい襟芯と足袋を買う。足袋350円ですってよ!。ナイス買い物を済ませて店のドアーを開けて驚き、年齢層高。オール私の両親レベルの年齢(もしくはそれ以上)の皆様ばかりがお揃いで、しかも開けた瞬間皆様の視線集中で、一瞬そのまま後ろに下がろうかと思ったけれど、それもどうかという事で中に。喫茶店のマスターを絵に書いたようなおじさまに席に案内され着席。ワンドリンクだったのでお酒を頼んだ。飲んでいて思ったが、そういえば基本的に落語ってワンドリンクじゃないから(そりゃそうか)、飲みながら見るってないよなー、ちょっと新鮮だなーと思った。そんなゴリ寄席は、

立川談修「つる」
談修さんは随分と渋い色の着物で登場。まくらでは先日出演されていた国立演芸場の事を。で「つる」。談修さんは丁寧でお上手なのだと思うのだけど、全体的にお行儀が良すぎて引っ掛かりずらいなあという印象。上手に話すことって落語にもちろん大事なことなのだろうけど、「それプラス何かを希望!」な私だ。あとせっかく渋いお着物を着ていたのに、襦袢の袖が見えがちだったのでそれも残念。

〜お仲入り〜
一席でお仲入り。まくらが始まってもおばさま達はひそひそ喋っていたり、言うことにいちいち普通の声で相づちを打っていたりと(私は相づちは打つが無音で打つ)、全体的に非常に緩い雰囲気なのだけど、意外に嫌いじゃないなーなんて思いながら一人玉露ハイを飲みながら待つ。

金原亭馬治「幾代餅」
馬治さんが出て来たら近くのご婦人が「背が高いわ」って。驚く程に素直な感想。まくらでは昔はあって今はなくなったものの話しで、このゴリの近隣の建物の名前を2〜3上げていてウケてた。自分はわからないけれど、こういう「地元ネタ」って大事よね。あとは病気の名前を昔はこう言っていたけど今はと例をいくつか、へえ〜と隣のご婦人と同じように感心(声は出してない)。ああいうネタは聞き慣れない言葉が沢山出てくる落語を身近に感じられる手伝いをしてくれるので好き。ちょっと下ネタ気味、それもまたよし。
肝心の「幾代餅」も楽しかった。私が今まで聞いた幾代餅は(ほぼ同じということで紺屋高尾も含む)「お泣きなさいませ!」的な引っ張っていき方のばかりで、イイはなしなのだけど「重たい噺」という印象だったのだけど、馬治さんのはもっと軽やかな感じ。軽やかだし、なんとも聞いているとカラフルなイメージが沸くのですよ馬治さんのお噺は。楽しくテンポよく笑い所も沢山あって良かった。

ここの所の馬治さんの高座は二つ前はちょっともにょっとしていたし、一つ前は楽しかったけど短くてあっという間だったので、今日はしっかり聞けて大満足でした。水浅黄というような綺麗な明るい色の着物を着ていらして、大変にお似合いでした。

落語を満喫した後は、知っている方々とちょっと飲みに。船橋から西荻に帰るのに、思いのほか遅くまでいられるのに驚いた。それをいい事に楽しいお話しばかりだったのと合わせて、時間ギリギリまで飲んで帰宅。船橋→西荻窪だから、総武線でがーっとつっきる訳で、座れたから「感心する話しと面白い話しばっかりだったなあ、落語って奥が深いなあ」なんて思いながら、東京横断。

来月は馬治さんと「真打ち昇進おめでとう」の佐助さん。定時ダッシュでまた行こう。

2007.02.26

フレンドパークの山陽さん

丸いな。

山陽さんて、一所にいたくないなんて言い、放浪癖もあるし、ものに執着はないとかもおっしゃっているけど、結婚もしてお子さんもいらっしゃる。私の中ではそれがどうも腑に落ちないというか、噛み合っていないというか、そんな印象を受けるのだけど(してたら駄目とかそういうのではなく、だだなんとなく)、家族ってもの(少し臭いかもしれないけれど「帰る場所」的な)があるからこそ、好きな所に放浪できるのかなあとも。でもそれって放浪っていうのかなあ、とも(別に「違うんじゃないのか!」と責めたい訳では全然なく)、何度も言うけれど、だからどうじゃないのですよ。なんとなくそう思うというだけで。放浪は放浪か。山陽ばれんたいんで申し込んだハガキが、いつか届くのが楽しみだな。「よるのひるね」の独演会も楽しみだな。口角泡を飛ばして語ってほしいな。村長の口調でもいいな。

昼休みに3月は落語会も少ないなあと思ったけど、違う2月が多すぎた、14本だもの。気が付いたらそんなに見ていたのだけど、さすがにこの数はちょっとどうかと思うので、3月はもちょっと絞りに絞って行こうかなと。といっても別に2月だって「なんとなく」行ったのなんて一つもない、どれもこれも「これは見てみたい!」のしか行っていないのだけれども。2月の最後の落語会は明日。仕事を定時でぶっちぎって、船橋まで一目散だー。

今、別の話をひとっとおり一度書いたのだけど、あまりにも毒々しいので消去。

昨日のアクセス数がえらい事に。主に「別キャラ亭」で検索をして来ていらっしゃるようだけど、対したことが書いてなくて、さぞがっかりさせた事でしょうねえ。皆様は見た人なのかな、それとも見てないけれどどんな事をしたのかしらん?と探している人なのかなあ。これは「なんとなく」思うだけ。「なんとなく」って随分と都合よく使える言葉でございますね。

では、おやすみなさいませ。

2007.02.25

下北演芸祭の最終日は別キャラ亭

当たる前は「当たったら嬉しい」と思い、当たったら「もっと整理番号が良かったらいいのに」と思い、一回見たら「最後の公演も見たい」と思う。…欲が深くていけない。まあ結局ズルなどはせず、当たった12時の回を堪能して来た訳なのですが、ひさしぶりに辛い目にあった。開場が10分ほど遅れてしまったので、外で待っていたのだけど、今日のこの寒さ!。あと5分待たされたら泣いてたかもしれん、寒くて。とはいえ昔は色々な場面でこうやって寒い中よく待ったよなあ、最近楽して見てるから戒めなのかなあとか思ったり。何の戒めだ、何の。私の整理番号はとても後ろの方だったので、入ると席を選べるような余地はなく、結局一番後ろでの観覧。一番後ろでも通常のホールと比べたら全然近い訳なのだけど、もういちいち贅沢になってると言うか欲が深いと言うか。

内容はというと、それはもうバタバタとしてしかも「今日はー下らないことしかやりませんー」という最初の昇太さんの台詞通り、下らないと言うかなんと言うか。そもそも最初に出て来た昇太さんのカッコ。おかっぱのズラに帽子を被って黄色い着物を着て女の子喋りなんだけど、ちっとも女の子に見えん。楽屋でも「全然女にみえねーよ」と言われたらしく、「次はまつげも付けます!口紅も塗って来ます!」と。それは見たかった。お客さんに無理矢理声援の声を出させて別キャラ亭始まり。30分の中に11人の噺家さんが登場いたしました。

11人つっても、あの5人がやってる訳なのですけれども。一人の持ち時間は非常に短く、爆笑(隙間に大失笑)してるうちにあっという間に30分。私は田舎亭村長と座り家ニイチャンと病家自閉、しあわせ亭花太馬がヨカッタ。ほとんど姿を見せない高座でサゲを叫び逃げ、先日のSWAの男の子と同じ口調の村長、落語突っ込みネタ、ものすごい短いオカマ系鰍沢、楽しい。別キャラ亭というかコスプレ亭みたいだったけど。

そしてやっぱり別キャラの紙切りフレディも出て、最後は極道大喜利。お客さんを自分達で泣かせておいて、「このタオルで涙をふきな」という勝手ぶり。一人として似合っていないサングラス(ダイソーにて購入、一人キャンドゥー)、滑りがち、そして危険ネタな答え、超力技の大喜利で、最後にはタオルを投げ、じゃんけんで笑点のカレンダーをプレゼントして終了。もー楽しかった。馬鹿馬鹿しいことこの上ないけれど、そういうので最後をしめるというのが、昇太プロデュース演芸祭ならではの楽しさなのかなあと。

馬鹿馬鹿しいコスプレと勢い勝負な11人だったけれど、全編古典落語ネタ満載だったので、それがわかるくらいの落語知識がついている時に見られてよかったなと。しらなくてもそれはそれで面白いとは思うけど、やっぱりねえ知っているからなお面白いという事も有る訳で。花太馬が「師匠に教わったっていっても、さん喬じゃありませんよ。師匠はりぼんですから」の台詞がナイス。ああ、さん喬師匠はそんな下らないことも…と思ったもの。あ、これで花太馬が誰かわかっちゃったな。

なぜ出て来たキャラと誰が何をやったかを詳しく書かないかと言えば、なんとなくこの公演は秘密の方にしておきたい気もするなあと思ったので。といっても、私が書かずとも誰かは書くのでございましょうが。

楽しくて浮かれて下北の駅に行ったら階段で転けた。その後は武蔵小山に用事で行ったり、古本屋を見たり、笑点見たりしていたら夜。「笑いが一番」に国本さんが出ていた。あー巡り合わせだなーと思った。

今回の下北演芸祭ではチケットに関して(というか同公演を何度も見る)という殊に関して、ネットや漏れ聞く話で「ええ、そういうの有りな訳か?。だったら私だって!」と思わなくもなかったけれど、そういう事を思ってしまう時点で「アタイもまだまだだなあ」と思った。もちょっとがっつかず寛容に、だ。あんまりぶーぶー言うと主催者側も困ってしまうだろうし、困ってしまっては次に開催してもらえなくなってしまって、それが一番悲しいし。

とーはーいーえー。一回ってお達しが出たなら素直に一回にしたらよろしいのに、色んな理由で二回も見るなんて図々しいんじゃないかと思うのでございますよ、あと別キャラ亭のチケットをヤフオクに出すのはどーかと思うのでございますよ。御友人にお譲りなさいませ、御友人に。

なんか読み返してみると、欲の深さと、それをなんとか自制しようという気持ちと、しきれずにやっぱりちょっと腹を立ててる心の狭さが良くわかる日記でございますな。日々修行、とね。にーん。

2007.02.24

春風亭昇太「春に歌えば」

楽しかったなあ…幸せだなあ…たまらんなあ…

と、終わった後の食事中につい「あーしかし素敵だったよね」と出てしまいまくる程楽しかった。下北演芸祭のファイナルを飾るは昇太さんの独演会「春に歌えば」(独演会と言っていいものなのかしら?)。昇太さんの「お金を払って来てくれたからには、満足して帰らすぜ!」的なあのサービス精神と言うかなんと言うか、見習って欲しい。誰にだ。

中身としては噺は三席なのだけど、すごい充実ぶり。もうねえ人に教えたくない位。私は基本的に「楽しい事の情報は自分だけが握って独り占めだぜ、うしし」というイケズではいほうだと思うけど、ここまであれだと教えたくなくなりそう。「こんな宝は頑張って探して見つけた人間だけが手にいれろ!」なね。とはいっても、ここの日記を見ている人なんてそういないし、見てる人の半分は今さら言われなくても前から昇太さんのすごさをしっている人で、もう半分はいくら昇太さんを知っても興味の対象にはならない人かなーって思うので書く。今日の演目はこんな風。

春風亭昇太 
・タキシードを着て一曲。「バスストップ」という曲だったと思う。
・生着替え
・「松竹梅」
昇太さん退場、入れ代わりに出て来たのは弟弟子の柳好師匠
・柳好師匠の歌唱で「有楽町で会いましょう」
昇太さん登場
・「愛犬チャッピー」
昇太さん退場、入れ代わりで国本武春さん登場
・宮本武蔵の曲。「厳流島うた絵巻」っていうのかな?
昇太さん登場
・「愛宕山」
昇太さん退場、入れ代わりで柳好師匠
・曲名がわからない、多分フランク永井。
〜お仲入り(5分)。客入れや仲入りでは、ずっと懐かしい曲がかかっていた。ゆるくていい〜
ポカスカジャン
昇太さんと国本さん
・曲名忘れてしまった。ブルーグラスのインストの曲。
・「もみの木」
ポカスカジャンと柳好師匠も登場
・曲名わからず、ブルーグラスの曲。あ、「明日になればね」だったかも。

もう出てくる人、出てくる人楽しくて!。柳好師匠のあの佇まい、先に昇太さんが言いまくっちゃって、しかもそれがあまりにもまんまでたまらん。皆きっと「ガムテープのはがれた後の人…」って台詞が頭に浮かんじゃったと思うな。私は浮かんだ。あのうさんくさいスーツが叉なんとも。

国本さんは白シャツにジーンズで手には三味線。浪曲での声の掛け方を御教授いただきました。始めて拝見したけれど、いい声なのですねえ。厳流島の曲のくだりで船頭の佐助(漢字はこれでいいのか)と武蔵が涙する場面では、私もちょっとうるっと来た。すぐくるなあもう。

ポカスカジャンも始めてなんだけど、思っていた以上に面白かった。ものすごく凝ってるし、音楽ネタだったせいかテンポも良く楽しい。随分な力技っぽいけど、嫌いじゃない、全然嫌いじゃない、むしろ好き。ライブを見に行ってみたい。

とゲストの皆様も大変に素敵だった上に、昇太さんですよ貴方。魅力出し過ぎ、魅力の蛇口をひねり過ぎ、貴方は引き出しをいくつお持ちでございますか!なね。飼い主のおばはんの馬鹿さ、チャッピーの柄の悪さ、松公の駄目さ、一八の軽さ、どれをとっても絶妙。「愛宕山」を聞いていて特に思うのは、別に昇太さんって奇をてらったことをしてるから面白いんじゃないなあ、小さいちょっとした言葉の言い回しや、行動の間の取り方が面白いんだなあ、と。前々から思っていたけど、今日の「愛宕山」で特にそんな風に感じたな。ふっと表情を変えたり、たった一言をいうその間が、私にはたまらないのですよ。スザーホンの見せ場の所の「ぶぼぼぼ」とかね。見た人じゃないとわかりにくいか。土器を投げる場面や、傘で落っこちていく場面も。いちいち好きだ。

「ああ、昇太さんの落語は本当に面白いし、しかもなんとも言えず幸せな心持ちになるなあ」と、落語だけでも大満足なのに、今日はスペシャル脱衣ショーまで!。いや違う、歌と演奏まで!だ。シルバーのスーツを着て、流し切れていない流し目、儚げな風情、心細い歌声、たまらん。ムード歌謡歌手とかきっとお似合い。最後のジーンズに柄シャツでハンチングの姿で、高座に座ってオートハープを弾く様もまた。最初の曲の時はえらいしかめっつらで真面目に弾いていたけど、全員でやった曲の時ははにかんだような照れたような嬉しそうな顔で(47の男性に「はにかむ」という言い様もどうかと思うけど、そうとしか書き様のない表情なのですよ)、心細げな声でポソポソ歌う。しかもオートハープをだっこしてですよ。なんでございますかその母性本能くすぐり作戦みたいなステージは!。あっさりやられましてよ!(やられるなよ)。

「今やった曲は明るくて素直な曲だけど、こんなのもやってて」と「もみーのきーもみーのきー」と弾き語り始めた曲は、えらいブラックな歌詞なんだけど、昇太さんがものすごくかわいらしく歌う。私は昇太さんの意見に大賛成だけど、ネタがネタなので歌詞を書くのはやめておこうかな。ネット上に書いて良いことと悪いことがあるのは私にもわかる。彦いちさんの歌なんかもいつか是非聞いてみたい。

2時間10分の間、余す所なくみっちみちに詰まった「春に歌えば」なのでした。友人達と別れてからも、なんだかぽやーんとしてしまい、むやみにうろうろと歩き回って帰って来たのでした。しかし私はトキメキ上手というか、感動屋さんというか、ステージに対してグッと来る度が高いよね。出したチケット代以上のものを受け取って帰ると。

写真は公演後に始めて行ってみたマジックスパイスのスープカレー。なかなかよろしゅうございましたよ。辛さのランクを間違うと大変にからいかもしれないけど、私は涅槃(だったかな?)を選んで丁度だった。

昇太さんのまくらで「清水駅と新清水駅というのがあって、あ、すごいローカルな話してますね」と言った時に、私は清水には行ったことはないけれど「週間☆ロマン鉄道」というサイトで、話に出て来た静岡鉄道の映像を見ていたので「あ、あそこ!」と思い浮かんで、「ロマン鉄道見ていて良かった…」と思った。だからどうしたという話だが。私の日記なんかいつだってそうだ。よーし、さっきの楽しかったことを牛みたいに反芻しながら、もっと詳しいレポでも書くかな(自分用に)


20070224

2007.02.22

久しぶりにちゃんと料理。

ここの所ずいぶんとサボっていて全然きちんと料理が作れなかったのだけど、少し早めに帰れたら何となく料理気分。奥薗さんの本にあった「切り干し大根入りオムレツ」を作って晩ご飯に。といた卵に戻して刻んだ切り干し大根を入れて焼くだけなのだけど、思いのほかナーイス。程よく歯ごたえが有るし、でもなんとなくホワっとしてる。フライパンの上で「ハッ!」と空中回転で裏返しが上手くいって思わず「ぃよっし!」の声も出るが、独りだ。

そして今は里芋と蒟蒻の煮物を煮てる。切って煮るだけだから簡単でいいのだが、こんな簡単なことも出来ない時は出来ないのですよねえ面倒で。

乾物だの冷凍ものだのを色々ストックしておいているのだけど、さすがにここまで料理をサボっていると、あるものを食べ尽くしてしまったようで、かなりすかすかな我家の冷蔵庫。土日にはフレッシュヒロオに行ったりつるかめに行ったりして、色々揃えて作りたい。どんなに料理が面倒でも、晩ご飯にコンビニ弁当だけは回避。コンビニのお弁当で晩ご飯をすますくらいなら、バナナと牛乳の方がまだいける。コンビニ弁当の晩ご飯回避が、私の最後の砦と。なんの砦か。

スープ作れーハンバーグ作れー。

2007.02.21

トキメいたな。

昇太さん御出演の生活ホットモーニングの「この人にトキメキ!」。中に着ている柄シャツの素敵な事。私の好きなタイプに「柄シャツの似合う人」というのがあるのだけど、昇太さんまでもあてはまってしまった、やっぱりな。何が。楽しそうに落語の事を話してる姿はチャーミングだ、47だけど。私が昇太さんをかっこいいなあと思うのは、落語が面白いのは勿論の事だけど、気が小さいとか、ちゃらちゃらしててなんておっしゃっているのに、風当たりの強い事もあろう新作を派手派手しくかましていく所と、落語が本当に好きで、その好きな落語の為にはなんだってやってやるぜ!っていう所、ものすごく男らしい。わざわざ風当たりの強い所に出ていって立ってるなんて本当にカッコイイ、素敵だ。ああ、上手く誉められないのが残念。

今日の朝はどうも起きられなくて、いつもより遅れて出勤。フレックスでよかった、本当によかった。

別キャラ亭のチケットを何枚でも買ってもいいという話をある掲示板で見た。チラシには「前日までに当たった人は申し込まないでね」な事が書いてあったのに、先日の公演で「いくらでも買えますよー」な事をスタッフが言っていて、それを聞いて購入していた人がいたそうな。本当かしらん。何度見てもいいなら、何度でも申し込むよねえ。正直に「当たったからもう我慢♪」って申し込まなかった事が馬鹿みたいではないですか。んー。何かの伝達がしっかりいっていないのか、まあ、適当なのか、どっちだ。

職場の男子、あまりの残業続きで疲れもピークのようで、私と私と同期で入った女子の名前を間違えて呼んでる。うちの父親みたい(よく間違えてる、特に名前とか気にしていない様子。自分でつけたのにな)。そして間違えた事にすら気が付かなくなってる。仕事って大変だ。

2007.02.20

SWAリニューアル!

日記を書いていなかったのは、家に帰ってご飯を食べてお風呂に入った時点で、HPがなくなっちゃってたからー。日記を書くだけのHPを残せない日が続いていたのですよー。雀三郎師匠の後にも、国立に行ったり、喜多八師匠の会を見に行っていたのですよー。あと休日出勤したりとか。

で、今日は春風亭昇太プロデュース下北演芸祭の「SWAリニューアル」。今日も良い席だった!って、あの会場ならどこでも良い席だが。以下ネタバレにもなりますので、気になる方は逃げて逃げて。

ステージの上に高座が作ってあり、その座布団の上にテレビが置いてあって、ワンベルの代わりに山陽さんがうつってお話。これはあれかな、毎日違うのかな?そこでライブなのかな?。携帯を切れーとか、フレッツ光とか、秋味とかのお話をして(間メンバーが入れ代わり写り混んで)、なんだかもぞもぞしつつ前説終了。暗転して小野瀬さんの素敵エレキインストがかかって、SWAイメージフィルムみたいなのが流れて、メンバー登場。ここがカッコよかったのですよ。5人各自が好きな感じで着物を着て、だらだらーっと出てきて、なーんとなく並んで。向かって右から、喬太郎さんは薄いベージュっぽい品の良い着物と羽織り、昇太さんは明るい綺麗な若草色っぽい着物、山陽さんは中に赤茶のジャージを着てその上に昇太さんのよりは濃いめの若者っぽい黄緑色な着物、白鳥さんは黒にオレンジのラインの入った(紋は白鳥)の着物、彦いちさんは薄い鼠の紬っぽい渋い着物。多くの人が思っているであろう(私もちょっと前までは思っていた)落語家感をぶっちぎるようなバラエティにとんだ着物姿の5人が並んでいるのがカッコよかった。

皆様の近況を順に話していく。喬太郎さんはこの前行ったあ山形の図書館での(ん?図書館だったっけかな?)落語会で見たバックナンバーの事と昼にやった会で蒟蒻問答をやったら全っ然受けなかったとかの事(喬太郎さんはどんな話でも最後にはほろっっとさせるようにもっていけるって話もしてた。「オレは饅頭恐いでほろっとさすよ」「じゅげむでも泣かしたらしいよ」とも。あとなんちゃっておじさんとか口裂け女とかの都市伝説の話。

山陽さんは岐阜に行ってダム湖に行って「今度生まれ変わる時は桜になりたい」事(何桜っていっていたか忘れちゃった…)、白鳥さんは髪を切りに行ってモヒカンみたいにしてといったらこんな頭にと(ずっと被っていた帽子をとったら、メンバー皆が視線を下に落としたという良い話)、彦いちさんは柔術に行った時に聞いた良いかけ声「妥協しないで!」の事(後々いろんな所で使われてた)、昇太さんは久しぶりに実家に帰ったら三味線とかのレコードが沢山あって、忘れていたけど落語みたいな事もしていたらしいというのをお母様に聞いたという事。ここで彦いちさんに「今もそうだよね、落語みたいな事を」と突っ込まれて眼鏡をとって涙。「お客さんも納得しちゃって」とかいわれてた。落語みたいな事って。そして本編。

三遊亭白鳥(ナビの噺)
始めて聞くお噺でした。今日もまごまごしてた。昨日は全然ウケなくて、今日もウケなかったら死ぬとか言っていたけど、今日は結構うけてた。でも「…あ」みたいなシーンも多く、ものすごいとっちらかった感じになったけど、サゲは「ほう!」と思ういいサゲだと思う。途中で上下を思いっきり間違えて「今日の噺は上下をちゃんとしないと駄目だぞ!」って。いつのはなしも上下はちゃんとしていた方がわかりやすいよ!。いつ聞いても上手とはいいがたい白鳥さん、でもなんか憎めない。

春風亭昇太(雨乞いのお噺)
最初に着ていた若草色の着物に卵色の袴をはいて登場、やっぱりまくらなし。聞いているうちに「あれー登場の時のお話と関係あるのかなー」って。始めて聞いたお噺だけど、こういう噺好き。心底嫌そうな「っんぁあ〜もう〜」とか、心底嫌そうな「あっちいけ!馬鹿!小学生が、もう、小さい!」とか、心底嬉しそうな「行きたくないのぉ〜?」とか、どの台詞も程々感が全然ないのがいい。今日は昇太さんものすごくつまっていたけど、もうなんつかそういうのは別にいい。山に昇るシーンも、子供の台詞に母親がにっこーと笑顔になっていくシーンも、子供がイグレシアスに頼みに行くシーンも、どれもいい。表情だけで笑えるというのは、どの席からでもしっかり顔が見えるという、ああいう狭いハコならでか。もちろん寄席なんかでも見えるけど、あれくらいはっきり見えてこそなお良し!という場面も沢山ある訳で。昇太さんから出てるオーラも、声も表情も、私の心を大変に気持ちよく和ます。サゲもいいサゲだ。

山を昇っていく時に、イグレシアスは両手を使い、子供は(名前は「ふりた」でいいのかな?)水の入ったコップを持っているから片手で昇るのだが、途中イグレシアスと子供の掛け合いがものすごく頻繁になり、テンポも上がってきて「こりゃまちがえちゃったりしないのかな?」なんて思ったけど、大変失礼いたしました。そんな所を間違う昇太さんではありませんでした。イグレシアスの息子の名前が「母さん」というネタにウケ過ぎなくらいウケた。土器を投げるシーンとかもいい。あ、お願いごとをするシーンも(どこもじゃねーか!)

柳家喬太郎(都市伝説のお噺)
そういえばやっぱり今日はまくらがない。暗転してSE(出囃子というより今日のはSEだ)がかかっているうちに皆様高座にご着席で、照明が付くともうスタンバイという状態。喬太郎さんが話しているうちに、あれ?これってオープニングに皆で話していた話とリンクしてるなあ、そういえば結構長く話していたよなあ、…あれがまくらか?、合同まくらか?。やっぱり喬太郎師匠の微妙な小ネタ(くすぐり?)は楽しい。お話はずーっと随分馬鹿馬鹿しい話なのだけど、最後の最後で「あ」って。トーンがふっと変わった瞬間が恐い。喬太郎師匠の小ネタは面白いけれど、年齢が下の方すぎるとわからないかもなーとも思った。

林家彦いち(励ます人のお噺)
上手い事つながってんなーと、最後の所でものすごく感心。ああ、ああ、そういう伏線、そういう伏線になっているわけなのですねえ、って。そういうお噺好きだ。彦いちさんをこんなに近くで見たのは始めてだなあって思ったけど、違うな、落語ファン倶楽部の公開録音の時に昇太さんの前にゲストで出た。あの時は「んー彦いちさんかあ」てな印象でしかなかったけれど(申し訳ない)、最近は今日はどんなお噺をしてくれるのかしらん?って。彦いちさんのやるタイから来た男の子が妙に似合ってた。「妥協しないでー!」

神田山陽(生徒が一人の学校に通ってる男の子の噺)
さっきのジャージ オン 着物のカッコの上に羽織りで登場。「こうやってきるとどてらみたいだな」って。確かに確かに。山陽さんがやる小学三年生の男の子がものすごく可愛い!。あの台詞の言い回しは、北海道出身の山陽さんのネイティブなのかしら。ぼそぼそ、ぼそぼそと、ちょっと醒めた感じだけど方言のせいか生意気じゃなくて、なんというかね可愛いの。山陽さんもものすごくかむというかつまるというか、そういう場面は多かったけど、そういうのもいいの。聞けば聞く程好きになるなあ山陽さん。ラジオが聞きたいといわれて「がっちゃん」とボタンを押して音が流れて来た時、「あーラジオを聞こうとしているのにがちゃんとボタンを押すのなあ」と思っていたら、あとで「テープに録音したのだ」って。やっぱりテープかよ!。落語を聞いていると、聞いていて「あれーそうなのかー」と少し不思議に思った事が、少し後にオチが付いたりして、そういうのも楽しい。SWAの会や出ている人同士の交流がありそうな時とか、前の人のネタをちょろっと出したりして、今日は「妥協しないでー」と、昇太さんの噺に出てきたイグレシアスがよく登場。

山陽さんが終わったと思ったら、皆様お揃いのクリーム色のSWA着物に着替えて登場。これからの予定等をざーっと話して終了。昇太さんたら「トイレを我慢していた人もいるかと。もう下に行ってシャーシャー出して」って。シャーシャーて。昨日は3時間以上話したといっていたのだけど、それに比べると今日は全然短い。って、長けりゃいいというものでもない訳だが、なんとなく長い方が得!とか思っちゃうのが情けない。やっぱりあれくらい近い所で落語を聞くというのは楽しい。小さな表情の違いとか、息遣いとか、そういうものも感じられると臨場感というか、こうね、迫ってくる具合もたまらないですし。

しかし今日は寒かった。始まってすぐ位から足元が冷えるなあと思ったのだが、もうどんどん冷やされちゃって、私の周りの人もコートを被ったり、マフラーをしたり。私も足周りにはコートをかぶせて、首にはマフラー。ものすごく格好悪い。後半足なんか冷え冷えで、途中あまりの冷え具合に集中しずらかった所も。いくら暖冬だからって、冷房はないだろう冷房はと思った。せっかくの楽しみにしていたSWA公演を、冷房に邪魔されたのは結構残念。冷えがなかったらもっと楽しめたかも!(それ以上楽しまんでもええて)。

出来が「完璧!」という事はないと思うのだけど(無いのかよ)、それでもやっぱり楽しいSWA公演、やっぱり素敵な昇太さんなのでした。あー最後は土曜日の独演会だー。そして私が入れる別キャラ亭の回は、いったい誰が出られるのかしらん。

2007.02.15

無念…

今日行った桂雀三郎withまんぷくブラザーズバンドのネタを日記に延々と書いたのに、残りわずか、マラソンで言えばキラウエア火山の周りを走ってきてグラウンドに入ったあたりで、いきなりのアプリケーションエラーで全部吹っ飛んだ。火山だけに大爆発と(つまらん)

同じものを続けて二度書く気力が無いので、明日改めて。いっぱい書いたのに…

2007.02.14

バレンタインデーなのですが。

渡す相手は特におらず、ライブや落語にあたったらお渡ししたい人はいても、今日はどこへもいかず、お昼にはマグロとろろ丼とアジのカラアゲを食べ、延々黙々と10時半まで仕事をしていたらバレンタイン終了。

何かを思う間も無く、一日終わったという気分。だが明日はヨーデル食べ放題!雀三郎師匠だぞー。まんぷくブラザーズだぞー。13日の「別キャラ亭」の抽選には外れてしまったので、今回は当たったら嬉しいな。なんと別キャラ亭のチケットは、「早く行ったから買える」ではなく「応募して当たった人が買える」なのです。見たいなー行きたいなー。とはいえ、下北演芸祭を4回も見れちゃってるのだし、これ以上運が良いと何かあるのじゃないか?とも思えるので、外れても潔くね、引き下がってね。って、引き下がるより他に方法も無い訳ですが。

上の人が暴れていて、どすんどすんと煩いです。

2007.02.13

「告白ツーデイズ 山陽ばれんたいん」

さも「仕事のキリがついたので帰りますよー」な感じで会社を脱出。それでも30分残業だ。今日は春風亭昇太プロデュースの下北演芸祭、神田山陽さんの「告白ツーデイズ 山陽ばれんたいん」に参加。始めて「劇」小劇場に入ったのだけど、あまりの狭さに驚いた。「え!ここで見ちゃっていいの!?」位に。以下内容を書いてしまうので、明日の楽しみに♪な人は閉じちゃって下さいませね。

薄茶の全身タイツに、赤い大きなスカーフみたいな布を巻いて登場。頭には緑のモッサモサした太い毛糸で作ったズラと帽子の間みたいなのをかぶっていて、乳首の位置には黒テープでバッテン。胸元にうっすら「諏訪中」って透けてる。

「こういう場所に来たからにはそれなりの覚悟をして来ているとおもう!」とか「私だけでなく皆様にも!」とお客さんをステージに上げて初恋の話を聞く。女性が二名上げられて、色々聞かれるが、山陽さんは「自分がインタビューが下手な事に気がついた」と結局あげたのは二名。

お客さんをあげる前に例としてと、彦いちさんと昇太さんが出て来た。昇太さんの「お弁当を開けずに待ってる」話を可愛いとか思った自分が悔しい。

次に出て来たらなんというかね、こうロシアのマトリューシュカみたいなカッコで出て来た、服は白ですっぽり赤い布を頭に被ってるの。まんまマトリューシュカだ。年賀状の話。年賀じょーず。

今度は諏訪中ジャージ。なぜかしきりに無理矢理前のチャックを上げようとしてる。絵を映してアフレコ。そのままニヒル侍。

他にも色々。途中のニヒル侍の所は、ちょっとダレてしまったのだけど、それ以外は大変に楽しかった。笑いどころがひとっつも無い話を(講談ではない)しているのに、飽きずに聞いていられるというのは、声や話し方が好みだからなのかしらん。普通の早さで話している時よりも、加速が付いた時の話ぶりが好き。そういう声でスパンスパーンと話しているのを見ていると、あの丸顔で坊主で、いったらオッサン体型の山陽さんが、とてもカッコよく見えてくるのですよ。カッコイイ…と思い過ぎるとあれなので(どれだ)、ぽーっとすんな!ぽーっと!と自分で自分に活をいれたりしてね。

200円出してハガキを買って、自分の住所を書いて受け付けに渡すと、日本のどこかを旅している山陽さんから送り返してくれるという素敵な企画があったので、買っちゃった、しかも2枚も。いつの日か山陽さんからのハガキが届くのかと思うと楽しみだ。たとえそれが悲しい内容(自分で言ってた)だったとしても。

この山陽さん独演会だけでも今日一日はナイスデイとして終われるのに、今日は他にも嬉しい事が二つも。ひとつはお昼に、もうひとつは夜に。どっちも有り難い事この上無しな、嬉しい出来事だった。もうねえ「いっくらでも仕事するよ!日が変わるまで残業できるよ!」という位にHPが伸びましたよ。

にやにやしながら本日も終了!

2007.02.10

落語いってライブにいって。

まずは「ぽっどきゃすてぃんぐ落語 ニフ亭」に行く。始めて出した時に当たって以来、半年ばかりずーっと外れっぱなし。一度行ったらもう行けないのかしらん?と思っていたら、久しぶりに大当たり。どどんどーん、どどんどーん。ニ度目に見てもお金のかかっていそうなビルだ。そんな久しぶりの大当たりのニフ亭はこんな。

初音家左吉「子ほめ」
始めて見る感じの噺家さんだ。なかなかの男前だし、話し方もはっきりしてるし聞きやすい。それよりもなによりも、雰囲気が(特に前座仕事をしている時なんか)、例えば「明烏」に出てくる源兵衛と太助みたいな人なの。悪っぽいのですよ。良い意味でですよ!良い意味で!。今まで見た噺家さんには、そういう悪っぽい雰囲気が似合いそうな方はいなかったので、男前でそういうキャラクターが似合うって、ちょっとかっこいいのではと思ったのでした。機会があったら又見てみたい。

鈴々舎風車「佐々木政談」
いいお噺だ。噺の中に出てくる問答の答えに、いちいち「なーるほどねえ」と感心する。単純だな自分。風車さんには何度か当たっているけれど、袴姿は今日始めて拝見する。やっぱり殿方の袴姿というのはカッコよいですな。ものわかりよく、優しく四郎吉に接する南町奉行佐々木信濃守が良くお似合いでした。今までみた風車さんの中で一番の好印象。

五街道弥助「子別れ」
前回聞いた「鮑のし」が楽しかったから、出来れば今日も滑稽噺が聞きたいなあと思っていたので、ほんのちょっとだけ残念。とはいえやっぱりお上手だ弥助さん。何かしゃべった後もしくはしゃべる前に口を「んー」とつむるのが(大抵あごをちょっと引く)、何かありそうな感じをかもしだすな。弥助さんて頭はイガグリ頭だし(大人にイガグリ頭って言わない?てかあの弥助さんの頭はイガグリ頭って言わない?)、いかにも男子っぽい痩せっぷりで、頭的にも体型的にも全然女性っぽくないのだけど、時々ものすごく女の人に見える。今日も亀吉が家に帰って話す時の、母親の動きが大変に女っぽかった。よく女性を観察してるのかなあ。
母親がお世話になっている人の息子だから我慢しておくれ、と話すくだりで涙。すぐ泣くなよ自分。

古今亭志ん太「きゃいのう」
そんなに話して大丈夫ですか?って位まくらが長かった。一回目に聞いた時と同じく、慣れてるなーという感じ。全体的にちょっと私には押しが強いかなあ、なんて。私がたまたま、テンションの高い噺の時に当たっているせいかもしれないですが。ちょっとテンションを下げた御隠居の役なんかは好きなんだけどな。

ここでお仲入り。近くにいたカップルが馬鹿で馬鹿で目障りでしょうがなかった。のべつ何か飲み食いしてるし、語尾の伸びた話し方でずーっと話してるし、二人ともだらしない座り方だし、無駄にべたべたしてるし。「もー鬱陶しいのでございますよ!」と思ったが、某師匠のまくらを思い出して心をしずめる。とりあえず所かまわず物を食べるのはやめてもらいたいものです。

ロケット団
今回はなんと漫才もあり。ニフティの方が「最初聞いた時はポケモンに出てくるのを思い出して」なんて話していたけど、私も最初聞いた時はそう思った。ムサシとコジローとニャースのな。ロケット団面白い。「木へんに黄色は」のネタとか、英語で言ってねのとか。今日始めて聞いた「アナウンサーになりたい」のネタもヨカッタ。最初は穏やかキャラだったのに、進むにつれてヤサグレキャラになっていくのがなんとも。

終わって新宿へ移動して、紆余曲折あって友人と合流。ご飯を食べてだらだらと喋って、程よい時間にお別れ。私はそのまま新宿スモーキンブギにデトロイト兄弟のライブを見にいく。今日はデトロイトハタケヤマさんのバースディライブ。明日も早いので、ライブを見て終電で帰ろうかなあと思っていたのだけど、ライブが始まったのが25時近く。ははは、帰るの無理だ。

デトは演奏が上手で好きとかではなく(ってものすごい失礼な事をぺらんと書くな)、曲が好みだ。男っぽくて、ちょいとハードで、ちょいと切なげで。あとアクツさんの喋りとネタ。今日はハタケヤマさんの誕生日という事で、ステージ上でプレゼントの贈呈式を。なんとロデオボーイ2。物が大きいので本日は目録のみ、明日ハタケヤマさんのお宅に届くそうだ。シャレの効いた人たちだこと。プレゼント贈呈の後に、アクツさんがカラーコピーでこさえたという「ハタケヤマ面」をメンバーがつけて、4人ハタケヤマで演奏。ハタケヤマさんのフォーカード。結局全部見て始発で帰った。楽しかったから良しだ。

結局16時間位着物をきっぱなしだったけれど、先週の失敗を元に対策を変えたお陰か、あまり着崩れもなかった。こうやって着る回数を重ねて、少しでも良い感じに着れるようになりたいものだ。

朝帰ったのだけど、この時期の6時前というのは、まだまるっきり暗くて、駅から歩く道すがら「これは朝帰りじゃなくて、夜帰っているという事にしておこう」と思った。思ったからどうだという話なのだけれども。

2007.02.08

半ズボンはこうぜ!

私がじゃないよ。

ネットのニュースで見たのですが、今はあれなんですって、小学生の男の子もあまり半ズボンをはかないのだそうですね。理由は色々。転んだ時に危ない、オシャレじゃない、パンツみえちゃって恥ずかしい、体に悪い。

私は可愛いと思うのだけど、駄目なのかしら。あの半ズボンが似合う時期というのは、本当に短い間しか無くて、んー、強制されるものでもないだろうけれど、目くじら立ててはかせないものでも無いのでは?なんて思っちゃう。小学校低学年の子が、半ズボンにランドセルって姿は、かわいらしいと思うのだけど。

つーか、小学生のうちからお洒落じゃないといけないなんて大変だ。転んだ時に素足だと危ないって、小学生男子、転ぶ事をそうも毛嫌いせんでも!

なんだか今の小学生は色々大変そうだ。呑気に半ズボンもはいていられない。

2007.02.07

「入った時より顔色が良くなったよね」

と、職場の人と飲んでいる時に言われた。

毎日ご飯が楽しみで、落語を聞いて笑いまくって、有り難い事に職場で困った事も今の所は特になく、布団に入ればあっという間に寝付くし、悩みと言えば「ああー落語会がかぶっちゃうーどっちに行けばいいのー」位。そんな風に過ごしていたら、そりゃ血色も良くなりましょうぞという話でございますよ。

職場のPCを使ってかまわないと言われたので、iPodを買っちゃおうかしら。でもって私の殿堂入りミュージシャンの曲をしこたまいれるの。遠藤遼一、上領亘、中シゲヲのオンパレードだ。あと落語も。

タクシーで帰るのは気が引けたので、終電ギリギリの電車で飲みから帰宅。お疲れ様ー自分。

2007.02.06

朝の奇跡。

8時43分に目が覚めて、9時29分にタイムカードを押せた、通常8時35分に家を出てるのに。どこで何を飛ばしたら、こういう時間で到着するのか不思議だ。

2007.02.05

芝浜ワイン寄席

日記をちょこちょこと見に来て下さっている人は「この子はどれだけ落語を見に行けは気がすむのか?」なんて思っておいでだったりするかしら。もうねえ、気なんか全然済まないよ!幾ら見たってもっとみたいよ!見れば見るだけもっと見たくなるよ!

と言う事で今日は田町にある「ルヴァンヴィヴァン」というワイン屋さんで毎月定期的にやっているという「芝浜ワイン寄席」に行ってまいりました。我が職場のある駅からだと、電車に乗っていない時を全て小走り仕様にして何とか6時半ギリギリに到着。こういう時に限って精算機がエラーになるというおまけつき。ギリギリだったせいか座れず、はしっこのワインケースの側で立ったまま、視界には沢山のグラスとカウンターが入ったままでの観劇(?)となりました。ちゃんと間に合って入れただけ良かった。そんな今日のワイン寄席はこんなふう。

五街道佐助「堀の内」
今度真打ち昇進がきまったという佐助さん。おめでとうございます。
まくらでは真打ち興行が近付いて来て、やる事沢山でもう大変というお話し。「真打ちになられるのか!」という事で、ものすごく「すごいんだろうなあ!」と期待して見過ぎてしまったせいか、噛んだりなんだりの間違えが妙に耳に残ってしまって、申し訳ない聞き方をしてしまったなあと。忙しくて疲れていらっしゃるのかもなあと後からちょっと思った。佐助さんは初体験なのだけど、雰囲気が明るくて、声もハキハキしてて聞きやすい人だなあという印象。弥助さんを見た時の印象と似てる。兄弟弟子だからって事もないかもしれないけど、なんとなく。着ていらした紺の着物が渋くてかっこいい。

金原亭馬治「宿屋の富」
始めて「宿屋の富」を聞くのも馬治さんで、と。私の噺の初体験は馬治さんと昇太さんでそうとういくね。まくらは「落語家になったらこれだけは守りなさい、守らないと破門だよ」(何を守るのかは秘密だ)と「納豆とペコちゃん」の話し。ここの所、皆様このネタで色々お話しになられているけど、当たり前だが皆様「上手い事言うなあ」だ。今日の馬治さんは、馬治さんらしい良い所があんまり出し切れてなかったかなあという感じ。私にしては超珍しく、馬治さんのお噺でちょっとだれてしまった。とはいえ、田舎からでて来た大ぼら吹きの男の訛り具合なんかは、度が過ぎず、イイ感じにのほほんとしていて良かったな。田舎者の役を、ものすごーく強調してやる人もいるのだけど、私はそれはちょっと苦手なのですよ。あ、今日のお着物の色の具合がとても良くお似合いだった。って、甘いかい?。馬治さんに対してはちょっと感想が甘いかい?

お仲入り
お仲入りといっても、立ちっぱなしだし、飲み物が飲める訳でも無いしで、できれば続けてやってもらいたいくらいだった。めずらしく「前売りチケットありますよー」と宣伝していた。佐助さんは真打ち披露興行、馬治さんは国立の中席。私も中席は見に行くつもりなのだが、どの日に行けるかまだわからずで買えず。

五街道佐助「二番煎じ」
佐助さんは黒い羽織を着て登場(一席目は着ていなかったの)。やはりこの二番煎じでも噛む所が気になっちゃったな。気になる噛みと、あまり気にならない噛みがあるのだけど、今日の佐助さんはちょっと気になった。あと大阪弁があまり似合わないなーとも。江戸弁でススーっとハキハキ話されるのがお似合いだと思う。あと、私が聞いた事のある「二番煎じ」が馬生師匠のだけなので、良くないと思いつつもなんとなく比べてしまった。違う所は沢山あれど(当たり前だ)、「馬生師匠の方が寒そう」というのが一番大きいかな。すごーく寒い所をまわってきて、すごーく温かいものを食べてるという感じがものすごくしたのですよ馬生師匠の方が。とはいえ佐助さん、若若しく(実際にお若い方なのでしょうが)明るい雰囲気で、ハキハキ話していて、楽しく聞けましたとさ。

これで1000円とは。家に帰って次回のチラシを見たら「ワイン1杯つき」って書いてある。え、もしかして今日もワイン付いてたのかな?。全然そういうアナウンスが無かったから気が付かなかったですよ、惜しい事をした。お値段リーズナブルで大変良いのですが、噺をしている時にポスレジの「ピッ」という音は勘弁してもらいたいなあと思った。富くじついてる時に「ピッ」ってのはなあ。お店だから仕方が無いのかな。

夜は水曜どうでしょうクラッシックを満喫。HTBって懐の深いテレビ局だなあと思った。どうでしょう班はやりたい放題。酔っぱらって朝の情報番組に出るってすごい。ミスターに「ろくな女じゃねえ」と言われてもいいから、「ピストル大泉」でシェフ大泉の作ったご飯を食べてみたい。

2007.02.04

黒門亭の昼の部

午前中は昇太さんの先行チケット取り。下調べ不足で出遅れてしまい2番手に付くが、前の人が開始から15分もの間ロッピーを独り占めをしていてどうなる事かと。結局は別箇所で頑張ってくださった方のお陰で無事確保することが出来た。チケットを取りたい気持ちは良くわかるけど、一人で15分もというのはちょっと気が利かないというか、マナー違反というか。私の後ろに並んでいたおばさんの切符を買った位のおねえさんは聞こえよがしに「一人でずっと使ってるなんてどうなの、ちょっと店員に言って来てよ!」と、ツレの男性に店員に声をかけさせに行っていた、自分で行けよ。私も10分過ぎた頃から「おねえさん、ちょっとねばり過ぎだぞ…」と思ったが、まあこれも運だ仕方無し、駄目だったら潔く諦めるかなと言い聞かせてた。結局その一人で15分粘った女性はチケット取れずだった様子。まあ、後ろに3人も並んでいるのに気も使えないような人間の手には、チケットはこないよ(意地悪)

その後チケット取りをしたマイミクさんと始めて会って黒門亭へ。まだ開場30分近く前なのに、結構な人の列。そんな黒門亭はこんなふう。

春風亭正太郎「転失気」
前座さん。「昇太の弟子で」と聞こえたけど、今見たら落語協会所属のようで。だったらおかしいなあと今調べたら、正朝師匠のお弟子さん(始めてのお弟子さん)のようです。が、どーやったら聞き間違えるか自分。昨日の夏丸くんに続いて、この正太郎くんも良かったです。って、私ごときが良かったの台詞もおこがましいけど。小坊主のキャラが良く似合っていたし、前座の人にありがちなビクビク感もあまりなかったし、随分ちゃんとうけてました。まだ入門して1年も経っていない様子(正朝師匠のブログに載っていらした)、ほー、立派なものですね。

五街道弥助「鮑のし」
前回聞いたのが「鰍沢」で、しかも姿がほとんど見えないという状況だったので、気分を改めて再挑戦。…なんですか、今日のが全然いい。いや、「いい」じゃないな、「好み!」だだ。人情噺は嫌いじゃないけど、呑気だったり馬鹿馬鹿しい噺の方が好きなのだもの。弥助さんのスッキリした頭にで華奢な姿に縞の着物が良く似合ってて、ダメダメ亭主の雰囲気がぴったり。って嬉しく無いか、もしかしてこの台詞。言葉がはっきりしていらっしゃるし、テンポもいいし、よかったなー。弥助さんのやるダメダメ亭主は、何処へ行くのも小走りなのね。

三遊亭白鳥「長屋の花見」
今日はクリーム色のSWA着物。まくらで少し前に池袋で「長屋の花見」をやったらくすりともウケなかった、拍手すら無し!という事を話して、ここでも稽古させてもらおうかと「長屋の花見」。ものすごくバージョンの変わった長屋の花見。今日はウケてた。相変わらずなんというかこうとっちらかった感がありまくりなのだけど、なんだか愛嬌があるよね白鳥さんて。黒沢明のネタも、サゲもナイス。私は本名ネタがわからなくて、少々残念。あと、またも近くに「先をいっちゃうおじさん」がいたのも残念。先は言うな先は。

お仲入り
喋り声がほとんど無しの、しーんと静まったお仲入り。しかし最近の人は背筋を伸ばさないのね。座るにしても立っているにしても背中がまがってる。落語は背筋をぴーんと立てて緊張して聞くものではないかもしれないけど、「リラックスして座る事」と「だらしなく座る事」は違うのでは無いかと私は思っていて、公共スペースでは「だらしなく座る事」はお行儀の悪い事ではないかなあと、そんな風に思うのですよ。って自分がいつもちゃんと出来ているかと言うと、ん、できるだけそうしていられるように努力中、だけれども時々精進足りず、な具合(それじゃだめじゃん!<昇太風で)。なにはともあれ女子のカエル座りはみっともないし、足の形が悪くなっちゃうぞ!

入船亭扇治「代書屋」
着物素敵だなあ、インパクトのあるお顔だなあというのが第一印象。お話はつまらないという感じでもないのだけど、声のトーンがなだらか過ぎて、私の好みとはちょっと違うなあと思った。

三遊亭らん丈「唖の釣」
らん丈さんて、町田市の市議会議員さんなのね。辞典とノートを持って御登場されて、一体何が?と思ってみていたら、辞典ってこういう面白い事がかいてあるんですようというお話をまくらで。確かに新解さんは面白い辞典だけど、こういうまくらもありなんかーと思った。唖の釣は、七べえの唖のふりをする場面が、ちょっと生々しすぎて笑えなかった。サゲもなんだがぼんやりした感じ。

とまあこんな風。今日は私の好みとしては、仲入り前の人を、後半に聞けたらよかったなあという気分で黒門亭を後に。その後上野をうろうろしたり、ちょっとお茶をしながら落語についてお話して、晩ご飯前には帰宅。ご飯を食べて一息付いたら、いつの間にかうつ伏せで寝てた。これはいかんこれはいかんと、起きだして掃除をして風呂に入って台所を片付けて今に到る。やらなくちゃいけない事もやれなくなったら、今の自分に対して何がかキャパオーバーという気がするので、逆を言えば、やること出来てたら大丈夫!とも思うので、ガッツでマニキュアも塗り直したし、片付けもした、と。

今日の笑点は大変に面白かった。「子をつけた名前を」のお題の時の、みんなの微妙なヌケ感がたまらん。今年は、小遊三師匠と好楽師匠のちゃんとした高座を聞きに行きたいなー。ってもう買ってあるものねー。5月に好楽、喬太郎、談春、山陽という、私的に非常にナイスメンバーの会があるので、それに行くものねー。

今日も着物を着て出かけたのだが、どうも帯が落ちて来てしょうがなかった。着物コートを着ていたから見えないが、家に着いて脱いでみたらえらい事になってた。ここまで帯が落ちたりすることは無かったのに、いったいどうした。何か変な所があるから落ちてくるのだよな。改良改良。

猫やら犬やらにくっつかれたりもして、いい一日でしたとさ。

2007.02.03

第333回 花形演芸会

週に一度の寝坊をしても良い日が今日だったので、思う存分寝坊。寝坊はすれども起きてからはテキパキと動き、まずは友人と会って高円寺散策とご飯。またもシャイロ。普段もリーズナブルだが、ランチはさらにリーズナブル。どこまでサービスをしてくれるのかシャイロ。ご飯も美味しかったが、ウエイターのお兄さんも男前で丁寧で大変によい。「私のも美味しそうだけど、○ちゃんのも美味しそう」と言ったら、友人は焼きシュウマイをひとつくれた。さすが私の友だけあって優しい。お互い勝手な事ばかり喋って解散。友人は中野に、私は永田町に。

間際で偶然に手に入った本日の花形演芸会、お席は大変に見やすい席で、譲ってくださった方に大きく感謝。そんな今日の花形演芸会はこんなふう。

桂夏丸
前座さん。今まで見た前座さんの中で一番うけてたかもなーって思うくらいに、皆様笑ってた。「前座の中でさいこさん…イイ呼び方ですねえ、こさん」うけてた。夏丸くんの噺の中(○○をするには?○○でという例えを羅列して行く噺)で「一ヶ月を100円ですごすには」「ところてんなら100円」の意味がわからなかった私、恥ずかしい。わからなかったというか、今でもわからない。考え過ぎてるか?深読みし過ぎてるのか?。ご存じの方は、こっそり御教授して下さいますと、大変に嬉しいです。

鏡味正二郎(曲芸)
まだそんなにキャリアが長い方ではないそうで、「皆様にはスリルとサスペンスを」とおっしゃっていたけれど、なかなかどうしてお上手でした。茶碗を上に重ねて、おまけに扇子を間に挟むっていう芸は、本当に「ほーっ」と感嘆の声が。正二郎さんも楽しかったけれど、芸に合わせて三味線だけじゃ無くて、唄も入ったのだけど、その唄の声が大変に素敵だった。あーやっぱりこういう唄も、好みの声の方だと、がぜん興味がわくなあと思った。

三遊亭遊雀「初天神」
遊雀さんて、私の想像する落語家像の例その2の雰囲気ぴったり。物理的な姿がごつくなく、物腰柔らかげで、押しが強く無さそうで、なんだ飄々としてるっていうね。いい感じにゆらゆらしてるというか。まくらは馬鹿発言をした政治家の事を少し話しただけで、すぐお噺へ。内儀さんの気の強そうな所とか、親父が嫌そうな所とか、非常に楽しく聞けたのだけど、最後の方で子供がだだをこねて泣く場面。子供の泣く姿は「そうそう、子供ってそうやって泣くよね!」な表現で良かったのだけど、結構長めに泣いていて、私にはちょっとくどかった。私はもうちょっと泣くのを短かめに切り上げてもらう方が好み。あと、団子を買ってもらった後、親父が先に蜜を嘗めちゃって、どぼんと嘗めた団子を蜜につけちゃうバージョンの方が好き。これは好みの問題という話だなー。

爆笑問題
大メジャーだ。あれだけ面白い面白いといわれている人たちだもの、見終わった後で「何、爆笑問題ってさ、生で漫才を見ると対して面白くないじゃない」なんて台詞をいうこともあるのかもよ?と思っていたけれど、違った、面白かった。太田さんがぼけて、田中さんが突っ込んだあとも、まだ追い討ちをかけるようにぼける太田さんの台詞がなんとも。テレビでも爆笑問題の漫才が聞けたらいいのにな。って、私は思いのほか漫才好きだなあって思った。しかしこんなにメジャーな人でも、高座に上がる時は靴下姿。

三遊亭円馬「試し酒」
なにかねえ「つるっとした人」という印象。坊主頭で、丸顔で、お顔がつやつやしていらしたからかしら。どこかしらにものすごくインパクトのある人では無いのだけど、聞きいい声でよかったな。つい先日古今亭志ん太さんで聞いた「試し酒」なのだけど、円馬師匠でもやはりあのきゅうぞう(漢字はどの漢字だ?)が酒を飲む場面で、前回同様にだれてしまった。あの一杯目を飲む場面が長過ぎて持て余すのと、そのあと長らくきゅうぞうだけが話して延々飲む場面が続くのが、どうも苦手。二人聞いて二人だれてしまった。また違うタイプの噺家さんだったらだれたりしないのかなあと思った。しかしこれも好みの問題。帰り際後ろの人は「あのお酒飲むシーンすごいよねえ、上手だし」と言っていらしたし。

ここで「節分なので」と、仲入り前にでた皆さんがでて来て豆まきを。小さな袋に入った豆や手ぬぐい(多分)を投げていたが、私の所には全然届かず、残念。でも豆まきの日にあたって、こういうのが見られたのが嬉しい。田中さんはしきりに「遠くはむずかしいな」といいながら、なんとか遠くに届くように一生懸命投げていらしたのが印象的。

お仲入り
国立は女子トイレが少なくて困る。今日なぞは私は間に合わなくて、結局仲入り後のニ楽師匠を扉の所で立ってみる羽目に。何か策の練らなければ。待っている時に前にいた女性に話しかけられ、着物姿を誉められて大変にいい気分に。「そのお着物すごく素敵」「着なれていらっしゃるなあって思って」などなど非常に嬉しい台詞を言ってくれた。しかも「あ、豆とれましたか?よかったらひとつどうぞ、私二つも取れたので」と。着物を着ていなかったら無かったラッキーだ。

林家ニ楽(紙きり)
ニ楽師匠は紙きりも勿論お上手なのだけど、喋りも大変に楽しい。今日は「ペコちゃん」というお客さんからのお題に「最近のペコちゃんということで」と「ちょっと泣いてます」と涙を流しているペコちゃんを。上手い。ただペコちゃんをきらずに、そこで泣いてるペコちゃんを切るのがね、なんともね。「桜島」という難しいお題も、山と桜島大根を抜いている子供を切っていらした。上手い。最初に習ったのは紙切りじゃ無くて「体をゆらすこと」という話がいい。桜島を切る時に、お囃子の人が選曲に悩んで曲が始まらないのに対して、
「桜島でおねがいします」
(始まらず)
「桜島で〜」
(まだ始まらず)
「桜島で〜」
(でもまだ始まらず)
「…なんでもいいんですよ!(笑)」
ははは。ああいう曲がなんていう曲かわかってくると、より楽しそうだ。

柳家紫文(俗曲)
始めてみました紫文さん。女性の三味線の方と一緒に御登場。飄々とした優男っていう風情の姿で、真面目ないい話なのかなあと思って聞いていたら最後にがくんと気の抜けるようなサゲ。最初に話した鶴次郎(漢字あってるのか?)の話も、後にやった大岡裁きの話も面白かった。他のも聞いてみたい。縞の着物がとても雰囲気にお似合いだった。

柳家喬太郎「ハワイの雪」
あーやっぱりきょんきょん(ああ、とうとうきょんきょんと呼んでしまった)素敵。まくらで話した池袋のロサ会館近くにいる酔っ払いの話はニ度目でも面白い。白鳥さんと朝の4時まで飲んでいたとの事。前に東京人に載っていた「ハワイの雪」を読んだ時にはサトミだった孫娘の名前が今日はメグミだった。…嬉しい。喬太郎師匠から「メグミメグミ」と何度も呼ばれると少し照れますなあ<馬鹿だ。

「ジョージ藤川?なんだそのぺぺ桜井みたいな名前は!」
「お前さん変わって無いなあ」「生まれた時からババアだったんで?」
「(納豆で痩せるの話で)そんな事なら柳家喬太郎は苦労せん!」
「今ふっと思ったんですが、一期一会(これは普通の発音)って一期一会(ちょっと頭にアクセント)って
アクセントでいうと、漫才師の名前みたいですよね。(反応がイマイチなのを見て)…思ったから言ってみたの!」

喬太郎師匠のぽんぽんぽんぽん投げてくる細かいネタが好き。あともうちょっとでもずれると、おっさんが無理に若い子のマネをしてる(しかもちょっと的外れな)になりそうな所を、そうならないポイントで押さえてやってるのが好き。もうちょっとでもずれると危険だと思う。「ハワイの雪」というお噺は、最後の最後までは、ものすごく笑えるのだけど、最後の本当の最後は、あんな終わり方。手のひらで雪かきの場面から、またも私は涙目になってしまった。切ないけどいい終わり方だ。あ、飛行機にのってハワイに行くシーンで、立てひざで両手を広げて「ぶーん」とやった後に、「こんな表現の仕方でごめんなさい!でも他に思い付かなくて」ってシーンも、ものすごくツボった。ぶーんて。

1800円で満喫して国立を後に。よーしこのまま新宿の紀伊国屋に行って「落語ファン倶楽部」と「サライ」を買うよーと思いながら丸の内線赤坂見附の駅に向かって半蔵門線のホームでふと気がつく、「あれ、さっき携帯で時間を見た時、21時ってでてなかったっけ?」。止まって見直すとやはりもう21時33分。全然間に合わない、1時間勘違いしていた、演芸会は3時間半もあったのだ。どうりで尻が痛いなあと思った。確実にあるであろう新宿紀伊国屋から、ないかもしれないけどあるかもしれない微妙な渋谷の啓文堂に行き先を変更。丸の内線に乗ってから気がついたのじゃなくて良かった。

啓文堂には落語ファン倶楽部はあったのだけどサライは売り切れ、ここはなんとしても今日中に手にいれてしまわなければ!とブックファーストへ移動。こちらにはあったので購入。これでやっと本日すべて終了、ごきげんさんで帰宅して、恵方巻きを食べた。恵方が調度テレビのある方角だったので、マトリックスをみながら恵方巻きを食べた。写真は本日の品々。本が二冊と、チケットと、優しい女性にもらった豆と、優しい友人からもらったBODY SHOPの手提げ(可愛い)

今日もいい日。
070203

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »