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2006.12.28

一年ぶりのサーフコースターズ。

仕事して納会に参加して「昇太師匠でもいないかしらん?」と思いながら下北の440に。入ると会場はパンパンで座れず。疲れているせいもあってテンションがグッと下がるが、友人が自分の近くの前の方の席が2つ空いてるよと誘ってくれたお陰で非常に良い席で見れた。ありがとうYさん!。

中さんのギターはコンスタントに聞けているけど、サーフコースターズとしては去年の440以来一年ぶり。酒井さんも参加の今回のサーフコースターズ、んーもーすっごい楽しかった!。「アパッチ」「ブラックサンドビーチ」「Misirlou」「Bumble Bee」どれも素晴らしい。何が素晴らしいって、あの弾きはじめるとフワーっと広がる明るさに包まれた勢いのある開放感とか、じっとしていられない気持ちのイイノリ、この雰囲気!この雰囲気はサーフコースターズならでは!なんて楽しいのかしらん!、そういう感じ。加えてあの中シゲヲの絶妙な音加減。今さら言うまでもないほどの素晴らしいテクニックと、中シゲヲからしか出てこないあの圧の音。たまらん、本当にたまらん。アンコールでやった「INTRUDER」は、聞いていて息をするのも忘れる程素敵だった。曲を聞いているというより、曲の中に入っちゃった気分。たまらん。

メドレーでやったサーフのライブでの定番曲はまたどれもカッコよく、今さらながらに「サーフの曲ってどれもかっこいいよね!」って思った。何年聞いてるんだ。また今日の中さんのカッコが、とてもMCでは「加齢臭がしてませんか?」なんていう人とは思えないナイスルッキング。ちょいベルボなジーンズに、濃い赤紫の胸のところがフリフリヒラヒラのシャツ。ステキー!激ステキー!ちょっと長い髪にとてもお似合いー!。ミュージシャンフェロモンを、いくつもある蛇口からジャージャージャージャーだしまくり。きゃー蛇口止めてー溺れるー溺れちゃうよー貴方にってなね(退場)。栗田さんは髪がお伸びになってあそばして、一瞬わからなくなりそうなそれくらいの変ぼうぶり。髪が伸びたら前以上に年齢不詳に若返ってた。坊主からそれ意外に変わると、人間ああも印象がかわるのか?そういう驚き。ナオタカくんは得に「これだ!」という変化無し。まあね、そんあライブでございました。ライブ収めがこのライブって本当に良かったなあと思った。

しかし人生いい事があれば悪い事がある。終わった後にじゃんけんによるプレゼント大会をやった。私はいまいち勝ち残れなかったのだが、なんと以前アメリカツアーの時に持って行ったというサーフの旗の時にチョキを出して勝ち残った!ブラボー自分!。ところが、ところがだ、司会者(腹が立って名前を出すのも腹立たしい)が私に気が付かず、もう一度じゃんけんをして、別のあたりの人を決めてその人に旗を渡してしまった。ちゃんと呼んだのに…、私の隣の彼女の時は気が付いたのに…。ものすごくショック。私が勝っていたのに…あんな素敵なものがもらえるはずだったのに…。慣れない司会でテンパっているとはいえ仮にも事務所の社長でしょう。そんな気の回らない人が社長の事務所なんて!ケッ!<下品。せっかくの楽しかったライブが台なしになる位にがっくりきた。でも、ライブをこんなに近くで見れたし、中さんは本当に素敵だったし、と思ってもちょっと気持ちがおさまらなかった。たかが旗にと言うなかれ、だってあの旗はねえ、貴重でしょう。

この無視されたあとの私のじゃんけんへのやる気のなさったらないですよ。「勝ったってどうせ貰えないんでしょう?」ってなヤサグレぶり。ところがすべて終わって、「しかたない」「でも…」という気持ちが高速でぐるぐるしていると、可愛らしい顔をした男子が寄って来た。「あの…先に勝ってましたよね?だからこれ…」。なんとさっき貰った彼が、私の事に気が付いていて「先に勝った貴方に」と譲ろうとしてきてくれたのだ!。「なんですとー!」思わず「うっそー嬉しい、ありがとう!」とあっさり貰っちゃおうかとも思ったのだけど、聞くと彼はサーフのファンでコピーパンドもやっていて、今日はちょっと遠くから来たとの事。本当にねえ、本当にすっごく欲しかったけど、でも、そんな正直に言ってくれる年下の気の良さそうな、しかもサーフを好きな彼からは貰えんなあと。貰いたい、いや、でも貰えん!貰えないよ!アタイ!。あの子かって、きっと勝ってすごく嬉しかっただろうし、そんないい子だし、この子なら大事にしてくれるかなあと、そう思って、

「勝ったには勝ったけど、結局最後に貰ったのは貴方だから持って行って。韓流ファンだっていうなら貰っちゃうけど。バンドやってるなら、ライブの時に後ろにでもはって、それを写真にとってサーフの掲示板にでもあげてみせて。でもわざわざ言いに来てくれて本当にありがとうございます。気持ちは有り難くいただきます」とね、あーもーこーの見栄っ張りがあ。

実はね、ああは言ったものの1人になった帰り道、100パーセント「彼に渡して失敗した!」とは思って無いけど、でも、なんで気が付いてくれなかったのかな、あの時当たっていたら、この帰り道かってもっと嬉しかったかもしれないし、自分で言うのもなんだけど、きっと本当に喜んだし本当に大事にしたのにな…見えない誰かに意地悪されてるみたい…と、一瞬にして二万マイルぐらい深くしょげたのだが、こうやって日記を書いていて、やっぱりあの子が持って行って良かったんだよなあと思ったり。地元に帰ってバンドのメンバーやお友達に自慢して皆で喜んで、でもって、もっともっとサーフを好きになってくれたらいいなあと。そんな台詞、私が言うのもおこがましい話しだけどもなー。

その時の彼に捧ぐ(見ちゃいないだろうけど)「わざわざありがとうー気持ち嬉しかったですー。旗はずっと大事にしてねーサーフをずっと好きでいてねー」

数時間のうちで、色々な感情の全てを網羅、そんな夜でした。あ、もう一つ寂しいことがあった。帰りに知り合いがいたので「お疲れ様です」と声をかけたら、「ああ、お疲れさま」と今まで人からうけた事が無い程に適当な返事をされた。小さな事でもあっさりしょげられるオレ。来年は私に声をかけてくれた彼のような正直でありたいものです。

という事で長い日記終了。

2006.12.27

まぜご飯万歳。

昼ご飯の話。「たらこの煮つけ弁当」で、ご飯のところが桜海老とジャコとくるみの混ぜご飯なの、美味しい。白いご飯も美味しいけど、まぜご飯も美味しいよねえ。プリンは食べきれずに持って帰って来ちゃった。

職場に色々とソフトの使い方を教えてくれるジェントルマンがいるのだが、例えばヘッダーと見出しの話をしている時「こうやって見出しにうんこって書くと、ほらヘッダーに」…すごく楽しそう。そして今日Illustraterで曲線を書く時の例を絵に書いて「なんかおっぱいみたい♪」…やっぱり楽しそう。「ははは、○○さん、小学生男子じゃないんだから」というと、「オレ気分は小学生だもーん」って。いい大人が「うんこ」って書いて喜んでる会社、大丈夫か。でも、言ったらなんだけどこういう「小学生男子レベルエロ」、嫌いじゃ無い。下らなければ下らない程よし。

久しぶりにちょっと早く帰ったので、カレーをつくったり、野菜を冷凍したりと保存食量を作っていたらあっという間に夜。NHK教育で落語を楽しもうって番組をやってて見てるのだが、あの女子が落語を習っているシーンがどうも駄目で。mixiのコミュなんかを見ていると「上手になってきましたね」とか「覚えが早くてすごいですね」な褒め言葉が沢山載っているが、始めて習うんだから下手で当然なのだけど(上手かったらそれはそれですごい話)、あの女子の声と姿がどうも苦手で、そういう人がわざとらしく話しているのを聞くと、なんともお尻がむずむずしてくるのですよ。ああいうのを誉めてあげれる人ってすごい。私にはまだまだそういう了見の広さは全然なしと。しかし小遊三師匠の着物姿がかっこいい。

久しぶりに筋少を聞いてる。「月光蟲」の曲はどれもかっこいい。つい先頃復活してライブがあったそうだけど、どうだったのかしらん。太田さんだけがいないけど、それはいいのかしらん。

明日で仕事納め!20061227

2006.12.26

SWA初体験。

この日は最近非常にお気に入りの馬治さんのところの一門会があって、「おお、一門会いいなあ。お弟子さんがたも出る訳だから、そこの師匠のカラーがわかるんじゃないかしら?」と思ったら、開演6時でしかも鈴本、そして一番のお目当ての馬治さんは、開口一番のすぐ後「間に合わないって…」とがっくりしていた所に、落語の掲示板で知り合った人から「26日のSWAのチケットがあるので、よかったら行きませんか?」と、こちらは新宿で7時開演、間に合う!ちょー間に合うよ!しかもSWAですか!

という事で行って来た。明治安田生命ホールは、思った以上に狭く、なんだかお席もぎゅうぎゅうな感じ。私の席はというとまん中のまん中くらいで、ちょうど高座に上がった噺家さんと正面で同じ目線くらいの高さ、ものすごくいい席じゃあないですか。譲ってくだすった方に大感謝。

「SWA大辞典」
オープニングビデオ(ここでかかっていた曲が、ナイスエレキインストだった)
三遊亭白鳥「ヘビ女」(リニューアルで改作)
春風亭昇太「吉田さんの携帯」(無限落語で書き下ろした噺)
林家彦いち「カラダの幇間」(ネタおろし)
お仲入り
神田山陽「傘がない」(ネタおろし)
柳家喬太郎「明日に架ける橋」(落語ファン倶楽部の企画で昇太さんが初演した「2007年問題」「バイオエネルギー」「吾妻橋」で作った三題噺)

もうどれも面白かった。私は好きだからってのもあるけど、昇太師匠が一番面白かったな。まくらでは「自分が格好わるい」事を。死にかけた話(各種)がそれはそれは楽しい。あんまり詳しくはかくとあれだが、風呂を掃除していて違う洗剤を混ぜちゃって、「シュッ」と吹き掛けた瞬間の昇太さんのリアクションの間が絶妙。今日聞いていて、やっぱりあの声と間と仕種が好みだなあと思った。仕種がねえチャーミングなのですよ。今日はとても綺麗な一斤染め(まあ、サーモンピンクをもう少し薄くしたような桃色みたいな色)な感じの着物に袴。非常にお似合いだった。

白鳥さんは出来っ立てのほやほやの「午前3時に出来た時は爆笑で!」という話をやってくれたのだけど、噛むし、駄洒落は滑るし、話は忘れるし、あらあらあらだったけど、それでも「つまらんなあ」とあくびが出るようなことはなかったな。「35才の女」の話し、あれはどうかと思う。だってその日会場にいた女性を見る限り、そのあたりのラインの女性がすごく多そうだったもの。女30台は思っている以上にデリケートだ(と思う)。そこを笑える女の器量も欲しい訳だけども。って何を書いてるのか何を。

彦いちさんは幇間の話っぷりがスカッとするし、それを嫌がる娘との差が楽しい。まくらでしていた「職質された話」と「白鳥さんのものすごいいい間違え」の話も笑った。

山陽さんは真っ白のSWA着物で、出てくるなりに立ったまま扇子を座布団にバシッと投げ付けた。あ、見台が出ていないから御立腹か!?と思ったら、そういう訳では無かったよう。「前の奴らで長いやつがいるから、いきなりはいる!」とまくら無し。しばらく高座を歩きながら話す。前の昇太さんの独演会のゲストで出た時もいいなあと思ったけど、今日の話はさらに面白かった。パンパンパンパンパーン!とすごい勢い(怒ってるんじゃ無いかなと思えるくらいの)で喋って行く様が、間間に入る言い回しが、かっこいい。来年は山陽さんも見に行きたいなあと思った。

喬太郎さんは面白かったし、同じ噺でも随分違うなあという印象。噺事体も色々変えてあったし、サゲの雰囲気も全然違う。この前に始めてみた「心眼」では、本当にじっくり話すという感じだったけど、今日はきて来た赤いSWA着物をいきなり脱いだり(中には渋い黒っぽい着物)、「これをな」と背中の帯のあたりから羽織りを出して来たり、どうりで高座に上がる時に妙に背中がモコモコしてるなあと思った。喬太郎さんの内儀さんはやっぱり妙に女っぽくて好み。他の噺も聞いてみたいなあと思った。

最後に全員赤いSWA着物を着て登場、一本締をして終了となりました。2時間半近く笑いっぱなしで、非常に楽しゅうございましたとさ。終わった後はチケットを譲ってくだすった方と飲みに行き、焼酎を飲んだしりたので酔っぱらい、2駅以上は乗っていられない状態となり、乗っては降りてホームで休憩を繰り返し、ちまちまと帰って来た。帰って来てからも、友人と電話をしたり、激しくタイトルを変換間違えたメールを打ってみたり(朝に気が付いて、馬鹿さにがっくりした)、日記書いたり。雷が鳴っていて余計になんだか興奮してねむれず、結局寝たのが4時ちょっと過ぎ。でも疲れてなんかないよ!疲れたとか忙しいとかは言ったもん負けと言う事で。

これは物販にあった今日発売のSWAタオル、公演がいいと勢いでこういうものを買いがち。20061226

2006.12.23

「にゃっ」と一声。

西荻の駅の近くの飲み屋の前にいつもいる猫。いるつど声をかけると必ず「にゃっ」と一声。怒っている風でも無く、かといって小さすぎず、日常会話のようなトーンで「にゃっ」。あれはなんて言ってるのかなあっていつも思う。猫に(そもそも動物全般に)人間のような意志や感情があるのかどうかわからないけど、取り分け猫の顔を見ていると、なんとなく意志がありそうな気がしてならん。そして、あの子のあれは、人で言う所の「よう、今日も寒いな」的なものなんじゃないかなあって。随分猫馬鹿な話でなんだけど、どうだろう。そしてなぜに若干江戸っ子風か。

いつもより念入りに掃除をして、汚れ具合に軽く驚いた。あの人に感化されて玄関を塩を入れた水で拭いてみるが、食卓塩でいいものか?と。今書いていて思ったけど、一般家庭というものは、普通食卓塩(=食べる塩)意外に塩を用意してるものなのかと。

時間があったので餃子を作った。沢山作って冷凍しておくと非常に便利。皮が無くなったので残りはロールキャベツにした。キャベツでくるんでいて「もう、キャベツの葉が小さいよ。これじゃあくるめない」と思ったけど、あれだ、中の具を減らせばいいだけの話だ。それをね、煮始めてから気が付いたら駄目だって言うね、そういう事ですよ。

話し変わってコトーの事。手術が終わって夜更けに、やっとコトーが彩香の病室に来たシーン。そこはあんた手の一つでも握らないと駄目でございますよ!むしろチューの一つでもいっとかないと駄目なんでございますよ!と思っていたらあのシーン。彩香の言葉も、コトーの手の握りっぷりも大変によかった。コトーの手が思いのほか男らしい手だった事にぐっと来た。いいお話でございました。

もう12時半。20061223

2006.12.22

本当にみんな忙しいの?

職場ではずっとFMがかかっていて、そこではしきりに「クリスマス」と「年末で忙しい」という話をしているが、本当に世の中の皆様はそうも忙しい訳なのか。私はとくに忙しくもなく、強いていうなら年末はちょっと見に行くものが増えるかな?位で、そうも忙しい忙しい!という程では。たまにはそういう「もうちょー忙しくて!」とか言ってみたい。

9時まで仕事して、それから職場の皆様と中華料理を食べに行った。どの料理も美味しくて隣にいた男子に「このお店はいいですね。どの料理も美味しくて」というと、
「でも、今日はいつもよりちょっと美味しく無いのもあるんですよ?」
「今日は?」
「ほら、店長もう酒飲んでるから」
視線の先に目をやると、…オッサン客に混ざって飲んでるよ!(しかもコック帽被ったまま)。どうしてサービスされるのかわからないけど、チーズ春巻きがサービスで出て来た(美味しかった)。

いつ止むかもわからない宴を「電車が無くなりそうなので帰ります」と行って退散。電車はあったにはあったが、総武線が遅れていて、ふきっさらしのホームで20分も待つ羽目になり、酔っぱらってる事だし、凍死するかと思った。寒さを紛らわす為に、震える手でmixiの日記を書く。「何やってるんだ自分」って思った。電車が20分来ないというのをみて、「じゃあ歩くかなあ」とも思ったが、吉祥寺→西荻窪を12月も半ばに入った夜の12時過ぎに1人で歩く馬鹿が何処にいる?と一応思い直して、ホームで待っていたのだが、歩いていたらそれこそ「何やってるんだ自分」だった。よかった気が付いて。

FMのDJのヒデシマフミカ嬢がいったいどんな顔をしているのか気になる今日この頃なのでした。にーん。

2006.12.21

コトー最終回。

彩香が死ななくて良かった。

鳴海先生いい奴じゃないか。

ちょっと爽やかに終わり過ぎか?と思った最後の最後のシーンで、コトーが旗をみながら「すっきり晴れやか」ではない顔をしていたのが、むしろ良かった。彩香が貰ったカレンダーの「コトーやしがにラーメンを食べるの絵」も良かった。

お昼に食べたホッケのお弁当も良かった。

職場での冷え防止に「ゆたぽん」を買った。「レンジであたためるだけなんて楽だぜ」と思ったら、微妙にゆたぽんが大きく(レンジが小さくとも言える)中のレンジ皿が回らなくて困った。こんな手前で挫折か?と切ない気分になるが、ちょぴっとずつ端を折り曲げて、なんとか回ってもらった。意外に暖かくて驚き。

明日仕事したら週末はまた落語!

2006.12.18

いきなり忘年会。

週明け月曜日にいきなり忘年会。店でのはやったけど、今日のは職場に仕出しを頼んでの「部屋飲み」みたいな感じ。だからなのか皆様えらい寛いで飲んでる。ほっといたら平気で11時を超えそうだったので「昨日とっておいた笑点を見ないと行けないので」と帰って来た。ところが帰ってチェックすると笑点とれておらず、ものすごくショック。笑点ひとつでこのテンションの下がり様。

私の家の近くでのこと。とある店をみながらおばちゃん二人の会話
「あれ何屋?」
「んー何屋かしらねえ」
「ファッション屋じゃない?」

…ファッション屋て。

2006.12.17

京成中山→三軒茶屋

まずは金原亭馬治さんを見るために、京成中山にある清華園に。元々関東の出ではない私にとって、言われてもとっさに場所が思い付かない京成中山は、ちょっと旅気分。

行ってみるとそこはなかなか趣のある場所で、そこに高座が作ってあって、座布団が置いてある、正しくは「小島記念寄席 清華亭」な訳なのですよ、限定50名。集まったお客様の平均年齢は、私の年齢のダブルスコア位。演目は、

志村葵(随談)
金原亭馬治「紙入れ」
金原亭馬生「二番煎じ」

志村さんのお話は楽屋話。色々な噺家さんの事を聞けて楽しい。私でも知っているような有名な噺家さんのお話が多かったので、なかなか興味深い。
そして馬治さん。今日は瓶覗(って色に近いかなあと、またも日本の伝統色彩を見てしらべてる。早く言ったら薄い青色)な着物に、瑠璃色みたいな羽織り姿。半襟が黄海松茶(いったら薄茶だ、ちなみに「きみるちゃ」と読むよむらしい)に黒い掃いたような柄の入った半襟で、渋い。まくらは地元と、大学で勉強したサケと、日本一有名な若旦那夫婦の話。始めて聞いた話だったけど、これはよろしいですよ!。馬治さんが勉強していらした事と今の噺家さんとの姿のギャップがなんとも。小咄もナイス。小咄の後拍手が沸いたが、前のおじさま(おじいさま?)からは「そうでもない」とのつぶやきが。これもまた笑いを誘っておりました。私はこういう小咄大好き。馬治さんが作ったのかな、他の人の作なのかな。

「紙入れ」は、ここのところよくかかっているので、聞くの三回目なのだけど、それでも楽しい。前の二回の時は下手から見ていたけど今日は上手から見たので、それだけでも少し新鮮なのですよ。前々から思っていたけど、噺家さんが女役の時する襟元を治すような仕種(あんた〜って、ちょっとしなる感じのあれ)、あれはいいですねえ。たまに必要以上に色っぽく見える時がある、馬治さんの内儀さんもかなりいい(見かけはどうみても凛々しい男前なのに何故?)。そしてあのはつらつとした声がとてもいい。「やっぱり馬治さん素敵ー」とニコニコしながら聞いていたらあっという間に終了。今日はこんなに客席も近いけどあまり緊張していないのかなあと思ったけど、ふと手元に目をやった時に、薄くだけど揺れているように見えて「あ、やっぱり緊張してるのかな?」とも思った。

そして金原亭馬生師匠。最初の印象では「うわー!」って派手に話す人ではなさそうかなあなんて思ったし、話し始めてもそんなに声高らかに元気よく!ではなかったのだけど、なんともねえ不思議な抑揚があって、耳がいっちゃうという。今日は「二番煎じ」という酔っぱらった馬鹿旦那が沢山出てくる噺で、そのよっぱらった馬鹿ぶりがチャーミングだし、お酒をねえものすごく美味しそうに飲むのですよ。「いいなー師匠酒飲んで」って思っちゃった。実際には飲んでないってーの。非常に近い所で見ていたので、お顔の表情もしっかり見えたし(これは馬治さんも同様だ)、楽しかった。

後「馬治さんはこの師匠のお弟子さんなんだなあ」と、何にかわからないけど、なんとなく思いを馳せてみたりした。とても嬉しい事なんかもあったりして、「ああ、来て良かった京成中山」なのでした。そしてせっかくなので法華経寺に参詣して、と今もらったパンフレットをみながら書いているのだが、よくよく見ると私は本堂までいかず、手前の祖師堂を本堂と勘違いしていたのではないかと…。だって随分立派だったから…。やっぱりあれだ、猫とかきぬかつぎとかせんべいに気を取られていたらダメだな。

西船橋の駅近くで美味しい広東麺を食べて移動。ブンブンやENDSでもドラムを叩いていらっしゃる平井さんのやっているoakのワンマンを見る為に三茶のヘブンズへ。最初はえらい人が少なくて、ええ?と思ったけど、始まる頃には一杯に。時間にしたら一時間と少しという短い時間だったけど、平井さんのドラムはすごい。張りとキレがあって軽やか、「手首にモーターでもはいってるのかしら?」というジャストで無駄の無い華麗なスティックさばき。上手いドラマーの叩く姿は、その姿が事体もかっこいい。聞き惚れてる(見とれてる?)間に、こちらもあっという間に終了。楽しい時間と言うのは過ぎるのが早い。oakにしても上領さんがやっていらっしゃるL-E-Dにしろ、すごくかっこ良いのは、プログラミングのセンスもだけど、ドラマーの力量あってのカッコ良さだなあとしみじみ感じた。ドラムがメインで一時間聞かせられるって、そうとうだ。

今日も素敵な人だらけで、手と耳と心の保養をさせてもらいましたとさ。なんか感想を沢山書くと、日記がちょっと真面目な感じになるね。…これで?…真面目?

2006.12.16

カボチャはそぼろ煮かな。

フレッシュヒロオに着いたのが、もう6時近かったせいか、色々なものを特売状態。カブがひと束100円から50円になっていたので思わず購入。相変わらず色々安いなフレッシュヒロオ。店員さんが皆元気がいいのも大変にいい。そしてなぜかここに買いに行くと、必ず他のお客さんとなんだかんだ世間話をするのも楽しい。そしていつも思うが、そんなに私は話しかけやすそうか?。

そして買ってきたカボチャでそぼろ煮を作る。含め煮やツナかぼ(ツナ缶と煮るの)も作ってみたけど、そぼろ煮(鶏)の味が一番好みだなあと、さっき食べながら思った。だからどうしたという話だけども。

ここの所贔屓にしていた美容院が原因不明の休業中、でも髪が伸び伸びで非常にうっとおしく、mixiで評判が良さそうだった「花」という美容院に行って来た。えらい若いお兄さんで、一瞬「大丈夫か?」と思ったけど、なかなかいい感じにしてくれたし、スタッフの皆様の対応が丁寧だったし、シャンプー中とその後のマッサージが随分と気持ちよくて、かなり好印象。頭と首から背中にかけてマッサージをしてくれたのだけど、体が暖まってくるのがわかるし、血の巡りが良くなって眠くなった。カットに関しての判定は一週間くらいたって、おさまりが良くなってからかな。髪形って難しい。

なんだか一日があっという間に終わっちゃった。この子は荻窪郵便局のすぐ近くにいて、いつもこうやってへたーっと寝てる。何を考えて外をみてるのかしらん。
20061216

2006.12.13

集会に行って来た。

ブラック団のな。

ってmixiと同じ書き出しだ。ブラック団の団長である三遊亭楽太郎師匠の独演会に、春風亭昇太、林家たい平の両名が出ていたのでブラック団の集会と、そういう訳だ。私は昇太さん目当てではあるけれど、楽太郎師匠もたい平師匠も始めてなので、それも楽しみにして行って来た浜離宮朝日ホール。席は後ろの方だったのだけど、後半以降にガックーンと傾斜がついていたので非常に見やすかったし、椅子も座り良かった。いい所だ。今日のプログラムは、

ブラック団対談
三遊亭楽太郎「狂歌家主」
春風亭昇太「権助魚」
〜お仲入り〜
林家たい平「七段目」
三遊亭楽太郎「ねずみ穴」

と、ここまで書いておいてあれなのですが、大変に眠くなって来たので本日これにて退散。明日続きを書きまする。にんにん。

2006.12.12

福の神かなにかで?

吉祥寺のララマートでレジに並んでいる時の事。それに気が付く前から「いい感じのレジの人だなあ」と思って並んでいたのだが、ふと私の前にいた二人の20代まん中位の女子、レジの人にちゃんと「ありがとう」って言ってる。しかもちゃんと、というか何か少し嬉しそうに「ありがとう」って。お嬢さん達のマナーがいいのか、それともあのレジのご婦人が福の神か何かで、御利益があったお礼なのか?と思わすほどにいい感じの「ありがとう」だった。ララマートに福の神降臨?。私は若いお嬢さんがつーんとして、投げるようにお金を出したり、だまーって不愛想にひったくるようにおつりと買ったものをもっていくより、ああやってちょっとだけでも「ありがとう」って言ったほうが、なんぼも可愛らしいと思うのだけど、どうかな。

西荻の西友の中の揚げ物とかお弁当を売っているお店のレジのお嬢さんもすごく可愛い(この人は売っているほうだが)。「ありがとうございます♪」って音譜付きっぽい感じで白いビニール袋を両手で渡してくれるのが、大変に心和む。レジの仕事って誰でも出来るといえば出来るのかもしれないけど、「またこの人から買いたいなあ」と思われるようにレジの出来る人ってのは、それはそれでかなりナイススキルだ。難しいよ。

今日も新橋に落語を聞きに行く予定だったのだけど、残念残業で間に合わず。三分のニ位見れるなら行こうと思ったが、半分も見れなさそうだったので断念、そこは潔く。って三分のニでも行こうと思っているあたり、全然潔くないんじゃないか、と自分でも思ったり。

一房買ったバナナが全然減らない、一房に沢山付き過ぎ。

2006.12.11

大当たりでございますよ。

昇太師匠の都内某所で行われたシークレットライブに見事あたり、見てまいりました。色々事情があり内容に関しては箝口令がひかれているので書けないのですが、そりゃあもう楽しくて楽しくて。「こんな楽しいイベントをタダで見せていただいて、本当にありがとうございます、白夜書房さん!」そういう感じ。

100人足らずの人数とイベントの性質のせいか、昇太師匠もゲストも(これも書かないほうがいいのかな)イイ感じにのびのびとした楽しそうな雰囲気もあり(でも緊張感もあり)、大いに楽しませていただきました。今日のこのイベントはお金払って買ったチケットでもこうはいかないだろうという、驚きの出席率の良さだったそうで、それはもうひとえに「見てぇ!」という気持ちの高い人ばかりが応募した結果なんでございましょうね。みな一様に見る気満々、と。

狭い会場なうえ、有り難い事に席も近く、そのせいかこうねえ、噺家さんの動きにつられてたまに自分も動いてるのに気が付いた。最近薄々気が付いてはいたのだけど、今日はもう如実で。昇太さんが動きが激しい人でもあるから、それはもう余計にあれな訳ですよ。そうかー「ゲームをやってると体が動く派(ランナバとかさ)」だから、落語でもそうなんだなーとか思ったり。いや、お前は動かなくてもいいよって話なのだけどもね。今日は紅鳶のような着物に丼鼠と素鼠っぽい縞の袴。この組み合わせは何度か見てる気がするけど、かっこいい。噺家さんの着物の事を書く時は、わざわざ「日本の伝統色彩」って本を見ながら、それっぽい色を探して書いてる。なんとなく「グレー」とか「ピンク」って書くより雰囲気が出るような気がして。どうかな。

咳と鼻水が出なくて本当に良かった(「録音するから咳が出そうな人は後ろに行ってね令」が出ていたので)。

近くに着物の女性がいて、帯が素敵だったので終わってから声をかけて帯を誉めたら、今日はその帯を作った作家さんに会うからそれをしめていらしたそうで、「その作家さんに言ったらきっと喜ぶと思います、ありがとうございます」と、ナイスタイミングで誉めたな私。まあ、レディーを誉めるのは男のたしなみだからな。…お前はイタリア人か。つかそもそも自分男じゃ無いだろうって話。

今日のイベントのお陰でSWA公演を見る前に、すべてのSWAメンバーを見た事になるのだけど、5人ともタイプは違えども非常に魅力的なので、そりゃSWAのチケットも手に入りにくいよねえ、と思った。

昇太さんは出て来た時なんかには年相応の顔、早く言ったらちょっと老けた感じの顔に見える時もあるのだけど、噺が進むにつれて、いきいきしてどんどん若者の顔になっていくのがすごい。自分で自分を若返らす男。

楽しい一日でございました!

2006.12.10

一週間ぶり。

先週入ってすぐ位にココログのメンテナンスにぶつかり(2日弱)、その後風邪をひいてしまい、日記が御無沙汰でありました。しかし2日間近くメンテナンスで使えず、結局その2日をしても解決せず現状に戻すと言う結果になったそうで、何をどうしようとしたのかニフティって感じだ。

今日はまだ風邪も少し残っているということで、図書館に行く以外は家にいて、掃除したり本を読んだりして1日過ごす。で、さっきテレビを見ていたら石見銀山の特集をやっていた。ちょうど私も今年のゴールデンウィークに両親と行ったので、そういえば…って見ていたのだけど、その中の話で、銀山で働いている人の平均寿命が30才と。30才を過ぎたら鯛の尾頭付きでお祝をしたそうだ。30で寿命がくるって、どんな重労働だって話で。確かに行った時に見た説明に「サザエの貝殻をカンテラ代わりにして、一日中穴に入って掘ってる」ような事が書いてあったし、私が想像する何倍も過酷な仕事だったに違い無く、そういう人たちの働きあっての「もうすぐ世界遺産!?」な訳で。この仕事に比べたら、今のたいていの仕事は楽か。って比べられるものでは無いけれども。

昼に志ん朝師匠の「大工調べ」を聞いていた時に「あたぼうってのは、あたりまえのべらぼうめを縮めたもんなんだよ」って台詞が出て来たのだけど、なんと今日の笑点でのお題の一つにその「あたぼうよう!」を使ってというのがああった。歌丸師匠が「あたぼうというのは…」と大工調べの台詞と同じように説明をいれていて、あー同じ日に同じ言葉を聞くなんて偶然もあるもんだなあと。だからなんだと言われるとあれなのだけども。

寝るかな。


2006.12.09

第331回花形演芸会

第331回花形演芸会を見に初国立演芸場。こんな所にあるのかしら?というような所にあった(近くには最高裁判所とか国会図書館とか皇居とか)。今日は馬治さん目当てだけど、三三さんや喬太郎さんも楽しみ。

国立演芸場はスタッフの皆様は丁寧で、会場はこじんまりとしてて、売店には物が豊富で、座席が左右も前後も若干狭いような、そういう所だった。

前座さん
金原亭馬治「紙入れ」
東京ダイナマイト(漫才)
鏡味仙三(曲芸)
柳家三三「猫久」
〜お仲入り〜
林家ニ楽(紙切り)
東京ボーイズ
柳家喬太郎「心眼」

今日も前座さんがいたのだけど、またも名前を忘れてごめんなさいだ。前座さんの後は馬治さんで始まり。まくらは師匠と病院に行った時の事、お母様とカニと入れ歯の事、ディーラーさんの事。若いってのを活かしたまくらっていいな。本題の紙入れはストンストンと非常にテンポよく進み、あっという間にサゲまで来ちゃった。あれ?もう内儀さんともう一押しなかったっけか?位にあっという間。馬治さんの話は「爆笑!」て感じじゃなくて「フフッ」と笑うようなそういう雰囲気。いい感じでございました。今日は袴姿じゃなく、羽織り姿で、これまたカッコイイ。

東京ダイナマイト
白の着物、赤の着物の二人で漫才。面白かったけど、ちょっと途中「長くないか?」と感じちゃった。

鏡味仙三
曲芸なのですよ。球を使ったり、上にものをどんどん重ねて行くのとか(名前がわからん)そういうの。「ほーっ」と思う技もあるのだけど、バックに山下達郎とか中島美嘉とかを使ってて、それが私にはなんとなく違和感があった。ああいう曲を使うと軽い感じがしすぎるような気がするのでした。

柳家三三「猫久」
聞きやすい声で耳通りは良いのだけど、今の私には、もうひとつどっか押しの強い所があったほうが好みだなあって感じの人でした。すーっとしすぎてて、最初の印象がちょっと薄くなってしまい、話の途中でちょっと私の集中力が切れてしまった。

〜お仲入り〜
美味しそうなお弁当が色々あったけど、ちょっと量が多いのばかり。仕方が無いのでコーヒーを飲んだ。しかし最近色々な所へ行くが、なぜどっこもおにぎりとか3つ入り位の稲荷鮨とかいう「ちょっと小腹が」的なものがおいてないのかしらん。お仲入りがそう長い時間じゃないから、大きなものは食べられないのにな。ここは厠の数も少なく、時間内に行けず。はばかりが近い人間としては少し辛い。

林家ニ楽(紙切り)
お客さんから希望をとったら「徳川家康」とか「露天風呂」なんていう題が出て、悩みながらも見事に切ってみせるのがすごい。さすがだ。徳川家康はね侍の前に鳥がいる絵なの「鳴かぬなら…」のあれだ。「僕がもってる徳川家康の数少ないデータからこれを」と。露天風呂は岩のお風呂の中に人がいて、景色が見えてるっていう絵。紙切りの技もすごいけど、とっさにああいう頓智の効いた絵を思い浮かべられるのもすごい。最後には夏川りみの「涙そうそう」にのせて、先に作っておいた何枚もの切り絵をOHPに写しながら、最後は花嫁さんになるというのを。あれせっかくなんだからちょっとニ楽さんのナレーションが入ってもいいんじゃないかなーなんて思った。私もいつか寄席なんかで気の効いたお題目を出して、あの切り絵を手に入れたいな。

東京ボーイズ
歌謡漫談というのだそうで、ウクレレとアコーディオンと三味線を持った三人が歌いつつ喋りつつなんだけど、こうねえ、なんともいえない緩い空気、シャープ!って感じじゃない、こういうのが意外と嫌いじゃない自分を最近発見。二時間ずーっとこれだったらちょっとあれだが、落語ばっかりでなく、間に漫才あり、ボーイズありってのは寄席なんかだといいよね。あ、だからそういう番組になってるのか。微妙な間がなんとも。

柳家喬太郎「心眼」
これがねえ、恐い噺なのですよ。主人公の目の見えない按摩の梅喜が、目が見えるようになり、自分が男前だって事を知って、どんどん変わって行く様が恐い。最後の方の場面で「あーどうなっちゃうのかしらー!」と思ったけど、最後の最後はそんな酷な終わり方ではなくて(酷といえば酷かなあ)、ちょっとホッとした。喬太郎師匠を始めて見たのだけど、年齢不祥なルックスで、しかもどう見ても男性にしか見えないのだけど、内儀さんの喋りが優しく、そして非常に女性らしいのにびっくり。噺に引き込まれ感が非常に強くて、終わったあともすごく印象深かった。他の噺も聞いてみたいなあって思うのでした。落語って笑うばっかりじゃないのよねえ、そうよねえ、なんて思いながら帰って来た。

帰りに電気屋へ寄って、Macを使っている事で起こる選択肢の狭さに改めて驚いた。そんなにか、そんなにMacはあれか、と。次に買い替える時は、もしかしたらMacじゃないのを買っちゃうかもしれないなあと、ちょっとだけ思った。

さっきの落語会での事を話したくてしょうがないのだけど、特に喋る相手がいないので、仕方がないからその喋りたい気持ちを満々にしつつ、家に帰り酒を飲みながら日記を書く。落語を聞いたあとは、なんとなく日本酒が飲みたい気分になるのでした。ワインじゃだめなんだなあワインじゃ。

オッサン化も程々にね!か。

2006.12.03

色々見過ぎ。

何かにもう取り付かれたのごとく。

まずは宝塚雪組公演。これはもう先週ばっちり感想を書いたからいいか。ただただコムちゃんが、格好よくて、綺麗で、可愛くて、まいった。本当にまいった。これから出る各種大きめのグッズを買う為に、今日は何も買わずに帰る。しかし格好いい。

そして次はお江戸日本橋亭に夢限落語を聞きに行く。これは最近知り合った落語好き紳士に誘ってもらったもので、自分では行こうとは思わなかったかも。一応は地図を見て場所を予習して来たつもりだったのにあっさりわからなくなり、一瞬「もう帰っちゃおうかしらん」と考えるくらいわからなくなる。そこで「いっそタクシーを止めてやる!」と思い脇で手をあげていたらタクシーより大きな車が近寄って来て止まった。「?」と見ると、どうもあのあたりを回っている循環バスのよう。
私「このバスどこまでいきますか!?」
運転手「何処に行きたいの?」
私「三越まで行きたいのですが!」
運転手「行くよ」
(乗車後)
私「幾らですか?」
運転手「無料」

私はどこの田舎から来たお上りさんだっていう感じだな、こうやって読むと。なんとも具合よく無料のバスに載り、またも道がわからないので三越の少し年輩のドアボーイさんに道を教えてもらい、やっとの事で現地に到着。しかしさすが三越さんだ、違う店の場所を聞いたのに丁寧に教えてくだすった。

始めて入ったお江戸日本橋亭は思っていたよりも全然狭くて、会場の作りっぷりなどは、緑区集会所にちょっと毛が生えたくらいの感じだった。今日はテーマが「サウンド・オブ・落語」だそうで。出演者はこんな具合。

古今亭駒次(前座)
三遊亭亜郎
柳家小えん
川柳川柳
〜お仲入り〜
三遊亭白鳥
三遊亭円丈

まずは白鳥、小えん、ともう一方(駒次さんかしら、顔を覚えておらずでゴメンナサイ)の3名が出て来て今日の進行を話し、今度ある台本コンクールの落語会のチケットプレゼントを。じゃんけんをして決めたのだけど、私の同行の紳士が見事当てた、運がいい。

古今亭駒次(葬儀屋が結婚式をやるって噺)
つまらなくはないのだけど、「ここが!」というインパクトが特になくて、今思い出そうとすると印象が薄い。って、このメンバーだもの仕方がないっていう話かしら。

三遊亭亜郎(エルビスプレスリーの噺)
劇団四季出身とあってか、声がものすごく通る。本人もおっしゃっていらしたのだけど「男前の声」だ。所々にはさむギャグがいちいちあまりウケなくて「ああ、こういうのもダメなんだなあ」「んー勉強になるなあ」って。ドカン!笑うにはもう一つって感じのギャグだったの。途中客席のお嬢さんを歌に合わせて高座にあげたり、膝立ちしての熱演ありの、かなり動き回る人だった。歌がお上手なのだけど、歌う時間が長くて、私は少し持て余しちゃったりした。あと、顔が長い人だなって思った。昨日の川柳師匠の噺で行くと覆面が似合う顔だ。

柳家小えん「新竹取物語」
シゲルのキャラクターが妙に印象に残る。姿から想像するよりずっと声が若々しい。この小えん師匠も小朝師匠と同様で、私の中では「一回見ただけではそこまで深く印象に残らないけど、何度か見ているうちに『んー』って好きになってくるタイプ」かなあって思った。最後にふえを吹いて終わるシーンに、ちょっとしんみり。

川柳川柳「ジャズ息子」
昨日も面白かったけど今日も面白い!。言い間違いや忘れも沢山あるんだけど、それも全部含めて味な雰囲気。パンパンパーンと飛ばす勢いと、イイ感じの緩さが絶妙。口ベース口トランペットで色んな曲をやってくれて、それが程よい加減の所でポロッと面白い事をはさむので、間延びしないのではないかと。何を言い出すのか楽しみで楽しみで。70過ぎてあの勢い、カッコイイ!

〜お仲入り〜

三遊亭白鳥「腐りかけ忠臣蔵」
始めて白鳥さんを見たのだけど、面白かった!。見かけの印象でちょっと苦手かもな…と思っていた上に、吉川潮氏が白鳥さんの事をあまり良く書いていなかったので、あれだったのだけど、テンポのイイ話っぷりにすいすいと引き込まれて、大笑いしてしまった。自分の印象はまだしも、他人の感想で先入観を持つのはよくないなってしみじみ思った。玩具みたいな不思議なギターにのせて「青春時代」の替え歌「賞味期限時代」をみんなで歌う、楽しい。噺の各所各所に落語のネタや他の噺家さんのネタが混ざっているのも楽しい。先入観で良く思っていなくてゴメンナサイという感じ。でも一緒に行っていた人が前に見た時はそう面白いと感じなかったけど、今日は面白かったとおっしゃっていたので、今日は特に良かったのかなとも思う。そうだったとしたらラッキーだ。始めての印象が良ければ、次の席のシード権をとったと言う事だものね。

三遊亭円丈(またぎの噺)
円丈師匠のお姿って、妙に私の記憶の中に残っているのは(落語は聞いた事ないはずなのに)、名古屋で何か番組でもやっていらしてて、それを見ていたのかなあと、出て来たとたんに何となく思った。この円丈師匠も60過ぎてるのにこの勢いってすごいなあと。台本を目の前に置いちゃうし、噺忘れそうになるし、言い間違いっぽいのも沢山あるけど、でもなんか面白いの。まくらでいきなりサゲをばらしちゃって「こうやって手をあげたらみんなで歌って。今日は皆様も演者ということで、あ、ギャラが欲しいとかそういう事をおっしゃる方は歌わないで下さいよ。今日のサゲが上手く行くかどうかは皆様にかかっています」と、客席の皆で練習をしたのだが、師匠はそれをやるのを思いっきり忘れて、幕がひかれかけて「あ!」と高座に戻り「二分で終わるから!」と、練習したサゲをみんなで歌って終了。ははは、狙ったみたいに忘れるのな。あ、狙ったのか。

途中で白鳥さんが「皆さんもうつかれちゃったでしょ?」と言っていた通り、前座さんも含めてみっちり3時間、疲れた。でも大変に楽しゅうございました。ジジィ達弾けてカッコイイなって思った。

話変わるのだけど、会場に微妙なタイミングで笑う女性がいた。周りを気にし過ぎて好きな時に思いっきり笑えないと言うのも体に良くない話だけど、なにもそこまでこれみよがしな大きな声で、しかも手まで叩いて笑わずとも。もう少し場の空気というものを読むのもそれはそれでいいのではないかと。ついでに私の前にいた女。妙に体をくねくねと移動させるので、私も見る為には移動しなくてはならず、はからずともおかしなヨガのポーズみたいな不自然な姿勢を取らされる羽目になった。昨日いた女性もそうだけど、体の芯がしっかりしてないから、きちんとした姿勢がとれないのかなーと思った。リラックスした体勢と、歪んだ姿勢っていうのは違うものね。

今日の長い感想もこれにて終了。にーん。

2006.12.02

初黒門亭と初パシフィコ。

ハシゴだ。

まずは黒門亭に向かうが案の定迷う。協会のお姉さんの的確な道案内のお陰で、すぐにたどり着けた。開場の15分位前だったけど、10人ほど並んでる。始めて入った黒門亭はなんかの集会所みたいな部屋の正面に高座があって、等間隔に座布団がおいてある、そんな所。今日はこの4人。

金原亭馬治
三遊亭円王
花島世津子
川柳川柳

今日のお目当ては馬治さんと川柳師匠。この私的ナイスカップリングを800円(メルマガ会員だから)で見られるなんて幸せな事よ。まずは前座さんがいたのだけど、めくりが見えずどなたか覚えられず、ゴメンナサイだ。

金原亭馬治「抜け雀」
この前の二つ目勉強会の時と同じ噺。まくらで「籠かきっていうのはあまり良い職業とされていなく(追い剥ぎめいた事をしたりしていた人がいたから)雲助なんて呼ばれたりもした、うちの一門に五街道雲助ってのがいるけど、もうとんでもない名前で」って話を。お客さんがそれでウケてそのまま噺にいったせいか、この前より聞いてていい感じだったですよ。って落語歴がまだちょっぴしのくせにいい感じとはなんとえらそうな。
馬治さんは爆笑!って雰囲気ではなくて、なんといいますかね、んー、馬治さんが話しているのを聞いてると気分がいいって具合。来て良かった。

三遊亭円王「三十石」
全部やると1時間位になってしまうので、今日はちょっと短かめにと。歌あり謎掛けありで場面がコロコロ変わる楽しい噺だった。円王師匠はなんだかひょろりとした座り姿。痩せてて、押しは強くなく、嫌いじゃないけど、ちょっと着物を緩く着ていらっしゃるようで、何かの拍子に肌襦袢らしきものが見えちゃうので、それはちょっとあれだと思った。この三十石って噺を他の人でも聞いてみたい。

ここでお仲入り。後から来て、1人分の所にむりくり入ったカップルの女が、きちんと座れない様子で、もう座り治しばかりして、体を右に左に動かすのがうっとおしくてうっとおしくて。大人の女がミニスカートで蛙座りなんかしてるなよ、と思った。

花島世津子(奇術)
胴を半分に切ったり、美女が宙に浮いたり、そういうのじゃないけど、寄席とかでみる奇術って面白い。程々に緩くて、その緩い中に「えっ?!」って技が見えかくれしてて、いいのですよ。たいてい客席参加型だし。最初は「こんなに近いのは始めてでちょっとねえ」といってたけど、だんだん「なんか今日は調子がいいわ。結構こういうのもいいわねえ」って。奇術をしながら人を笑わすってスゴイな。

川柳川柳(映画の噺)
師匠が見ていた映画の話を歌を交えて色々と。前に東海林太郎の物まねでやったら客が知らないのか全然うけなかったから、今日は小林旭でやるって。話してて忘れちゃうから書いて来たって扇子に俳優達の名前が書いてある、でも「あー誰だったかなー、まいいや誰でも」って言っちゃう。口は悪いんだけど嫌な感じがしなくて、言う事一つ一つが笑いを誘う。この人も座布団からばんばんはみだしちゃうタイプ。歌はやっぱり上手、声がいいのですよー。

大満喫をして外に出ると馬治さんがお客さんの見送りに出ていた。馬治さん袴姿も凛々しくてかっこいいのだが、洋服でいるときもオシャレさんで素敵だ。

思いの他時間が経っていたけど、お腹を空かしたままではライブも楽しめないしなと、御徒町の駅近くの蕎麦屋でたぬきそばとミニカレーのセットを食べて移動。ゲソ天ぷら蕎麦も美味しそうだった。

そしてパシフィコ横浜へ。開場へ入り席に向かう途中でもうワンベルが、ひゃーとか思いつつも洗面所に行ってから席に。席に着いてみるとまあ遠い事遠い事。3階のまん中あたりの列だったので、もうステージはむこーーーの方、オペラグラスを持って来て本当に良かった。

ライブは「星条旗よ永遠なれ」ってタイトル通り、アメリカンロックばかり。私はアメリカンロックは積極的に聞いていないので、曲どころかバンド名すら覚えのないのが沢山あった。とはいえさすがに私でも知っているバンドもちゃんとあって、こうねえ、

ドナルドフェイゲンを弾く中シゲヲ
クロスビー、スティル&ナッシュを弾く中シゲヲ
KISSを弾く中シゲヲ
ジミヘンドリックスを弾く中シゲヲ
マイシャローナを弾く中シゲヲ(なぜこれだけ曲名?)

などなどが新鮮な気がして、それが楽しくて楽しくて。こう聞くと中さんのギターってロックって感じがするなあとも思った。チェックのシャツを着てアメリカンロックを弾く中さん、遠くても(場所も席も)来て良かった。ビーチボーイズとかモンキーズが聞けたのも嬉しい。「カッコイイ!」って特に強く思ったのはクロスビー、スティル&ナッシュとジミヘン。いっそ客席から声があがっていたようにエアロスミスとかも聞いてみたかったな。中さんが弾くエアロスミス。

ステージ事体ににもスゴクお金がかっかっていて凝ってるし、桑田さんは歌はもとよりMCも非常に達者でいらっしゃるので、私でも楽しく聞けたのかなあと。そうそう原由子さんがゲストで、アンコールでは中さんの横に原さんがみえて「こんな機会はめったにないんだから、中さんもっと原さんに絡んで行ったらようございましてよ!」とか思ったのに、絡むどころか他のメンバーの所に煽りに行ってしまう中さん。あらあら。

思いのほか聞かせどころも多くて、ファンとしては嬉しい限り。主役が桑田さんなのは充分承知してるけど、やっぱりね、出てる限りには沢山弾いてくれたらいいなあって思う訳で。でもって沢山弾いてくれたら嬉しい訳で。あの中で一番の若手で、ギターも上手くて、ルックスも素敵で、おまけにダンサーの女性と絡んだりして、「それはちょっとカッコ良すぎじゃないのか中シゲヲ」とかも思った(お前ファンじゃないのか)。あと「一週間後のライブは今日のライブよりずっとキャパは狭くて、ずっとギャラも低そうだけど(言い過ぎ)、でもでもきっと楽しいよね!私ももっと前で鯉みたいにビチビチと威勢よく盛り上がるよ!」とかも思った。ライブ中なのに色々考えてる私。だって3階で若干ライブ中の温度が上がり切らない雰囲気だったんだもの。

友人と新宿まで帰って来てご飯を食べて、もう一つ行くか行かないか非常に迷ったけど、さすがにHPも少なくなって来ていたので断念して帰宅。一つ断念したとはいえ、満喫しすぎなほど満喫な1日。最後に食べた新宿のパスタ屋のパスタが美味しいのも良かった。しかし今日の日記も長いね。読んでくれてる人がいるのかしらん?

2006.12.01

今日もオレスタイル!

今日はなんと3列目!ハラショー!ブラボー!スパシーボー!。昨日と違ってものすごくしっかり表情が見えるし、小さな手の動きも確認する事が出来て、大変に興奮。遠くても楽しいけど、近いとやっぱりより臨場感が感じられていいな。噺は2日とも同じ、噺以外の話が(まくらも含めて)昨日よりコンパクトにまとまってるような気はしたな。

「ストレスの海」での小咄の所、ちょうど私の席が「そこらへんちょっとちゃんと笑いなさいよ!」と指される席で、昇太さん曰く地方のおばちゃんのごとく(むしろそれ以上に)「キャー!」と喜んだ(心の中で)。

「明烏」では「このギャグを言いたいが為にこれをやったから、そこがウケてもうやった!って気分」と。確かにドッカン!とウケてた。最後の花魁と布団にいるシーンは「もうお腹のあたりをつねって」と、昨日よりエロ度が低くなってた。そんな細かい事はさておき、どっちも大変に面白かった。なにより昇太さんが落語が好きで、かつ来たお客さんにしっかり楽しんで行ってもらいたいっていう心意気があるから、聞いている方もあんなに楽しい気分になれるのだろうなあと。もうねえ、本当に楽しいのですよ。昇太さんニッコニコしてるし。

2月に劇小劇場である昇太プロデュースの演芸祭も見たいのばかりだけど、チケットがとれるのか…?と思うと、単純に「楽しみー!」じゃない感じがしなくもなく。取れるか?取れないか!、DEAD OR ALIVEだ。大袈裟か、大袈裟だな。その後の独演会は大丈夫そう、なにせ4公演もあるし。って油断してるといけないので気を引き締めてね、望まないと。まだ早いけど。

思いがけずチケットが手に入ったので、両日見て来たのだが、どうも昇太師匠とかSWAには「1人1公演、同じ人が二度見るのは反則」みたいなルールがあるようなのです。「大変にチケット争奪戦だから1人1日、元々公演が2日間に渡るようになったのは、少しでも多くの人に見てもらい為」らしいのだが、今までそういう環境って聞いた事がないからすごく違和感があるし(どんなにプレミアだろうとも、見たくてチケットが取れた人が行くっていうね)、御当人さんが公式にそういう事を薦めていなければ「本当の所はどうなのかな」と思ってしまうのが正直な所。私は反則技を使わなく、自力でとったのなら何度見てもいいのじゃないかな?と思う派なのだけど。本当に「1人1公演」なら、ちゃんとなんかこう示して欲しいものです。昔公演中に言ったかもしれないが、その公演を見てない人にはわからんしね。どうしたものなのかしらー?

落語に関しては「無理せず」「がっつかず」「ほどほどに」をモットーに見に行きたいものです。とかいいながら、新年の寄席の番組表にいくつも昇太さんの名前を見つけて「何度見てやろうかしらん、うしし」とか思ってる、ほどほどの意味のわからない女。

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