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2006.11.30

オレスタイル!

いやー楽しかった。春風亭昇太師匠の独演会「オレスタイル」を見て来た。席は後ろから数えた方が早く、しかも隣の隣は壁という席だったけど、んー大丈夫、全然大丈夫。今日のプログラムはこんな風。あ、明日見る方はネタバレバレで書きますので、お気を付けて下さいませよ。つたない記憶を辿って書いているので、言葉尻なんかはあまり正確じゃないです、きっと。では「内容がわかってもかまやしないよ」という方はちょっと下までスクロール、ピュアーな気持ちで見たい方は、すぐにファイルから終了を選んで下さいな。




















携帯撲滅キャンペーンビデオ
昇太師匠登場でお喋り
立川笑志「元犬」
春風亭昇太「ストレスの海」
春風亭昇太「愛犬チャッピー」
生着替え
春風亭昇太「伊与吉幽霊」
〜お仲入り〜
春風亭昇太「明烏」

携帯撲滅キャンペーンビデオ
弟弟子の柳好さんと一緒にヤクザに扮して、噺をしている時に携帯を鳴らされて、その仇を兄貴(昇太さん)がうちに行くという話し。「携帯を切ってくれや!」ってテロップで終了。

昇太師匠登場でお喋り
昇太さん登場、なんかちょっと痩せたように見えた。さっきのビデオで着ていたものすごい服のネタや、出ていた柳好さんの事を話してた。まだ全然始まってばかりなのだけど、昇太師匠が楽しそうに見えるし、自分もちょっとした事を話してもおかしくて、落語が始まる前からえらいウキウキとした気分に。

立川笑志「元犬」
※訂正いたしました。訂正前に身に来てくだすったかた、すいませんでした。

聞きやすくて面白かったのだけど、どこが?と言われると「そこが!」と指せない。「元犬」という噺を始めて聞いたけど、ものすごいファンタジーなのな。だって犬が「人間になりたい」って八幡様にお願いしたら人間になっちゃうって噺なんだもん。ベムとかはあんなに苦労してもなかなか人間になれなかったのにな。

昇太「ストレスの海」
「今年は来た仕事は全部受けるって思って仕事をしたからストレスがたまっちゃったので、今日はもうあんな噺やこんな噺を気が狂いそうになる程やってやる!なんていいながら、営業で行った先でやるとどっかんどっかんウケちゃって、おばちゃん達のハートを鷲掴み!、この噺のお陰で家が立ち、二つ目以下の人間は「ストレス御殿」だといってくれるが近所からは「ストレス小屋」といわれてる。近所の人が散歩しながら昇太師匠の家を見て「小さい家ねえ」って、「犬に話し掛ける事は無いだろう!」」と。そんな話しをしつつストレスの海。
もー面白かった。あの主人公の奥さんの飄々とした感じがなんとも。昇太師匠の奥様キャラも素敵。海に漕ぎ出た時、片側ばっかり濃いでんなーと思ったら「貴方も漕いでちょうだいよ!漕いでくれないからぐるぐるまわっちゃうじゃないの!」と。なるほろ。

昇太「愛犬チャッピー」
「さっきの噺は営業でうけるけど、営業では全然うけない噺もある。地方の人は大事な所を聞き逃すから、ぽかーんとしちゃって。犬になってるってのがわからないんだよね。稼働率がすごく低いけど(今年は一回やったっきりだそうで)人気のある噺で、でもそんな稼働率が悪いのに人気ってのもおかしい話しで」、ってな具合で「愛犬チャッピー」。噺に入る頃にはお客様から拍手が。これはあれか「やったー!チャッピー来たー!」の喜びの拍手か。THE YELLOW MONKEYで「WELCOME TO MY DOGHOUSE」をやってくれた時の嬉しさな感じだ。THE YELLOW MONKEYファン以外の人にはわかりずらいか。

昇太師匠は先に「うけてうけて」みたいな事をいっちゃうんだけど、もうその通り面白かった。なんでしょうあの面白さは。「ああ、それをいっちゃあ」みたいな事をするっといっちゃうからかな。またあの師匠のやる飼い主のオバハンが馬鹿ったらなくて、それがまた面白い。聞けて嬉しい。

ここまでやって「まだまだー」とまずは生着替え。「地方で生着替えをやるとすごくウケる。おばちゃん達は男の着替えなんか見た事ナイからとか、年寄りの評論家がもう頭にくる。かならず「落語が流行っているそうだ」ってな書き出しで書いて、お前らが何かしてくれたかってーの。オレがもっと落語界で力を付けて、あいつらが年をとったら絶対虐めてやる!」とか、もうあれだないいたい放題だ。でもどれもきっと本当の事なんだろうなーとか思ったり。綺麗な薄い緑の着物に着替えて座ったら照明が落ちて…って落ち過ぎて一瞬真っ暗に。「面白いから明日もお願いします」と。

昇太「与太郎幽霊」
台本コンクールの時の噺だそうで、暑いから寒いからってのじゃなく、こういう噺もいいんじゃないかなあと怪談噺。前にやった二つの噺とはうってかわって、噺のほとんどは落ち着いたトーンの声で(そりゃそうだ、幽霊なんだもん)、ハイテンションな師匠もいいけど、こういう落ち着いた声も好きだなーと、改めて惚れる。最後の「さんずの川を亘る舟も沈んじまえばいいのに」「どうしてだい?」「だって沈んだらあの子が帰ってくるかもしれない」てのもいい。泣いちゃった。

春風亭昇太「明烏」
そして薄いたまご色の着物と羽織りに着替えて(ああいう薄い色の着物に黒っぽい濃い羽織紐って、ポイントが決まっててカッコイイ)、まずは自分の趣味には浮世絵ってのもあると、スライドに一番好きな国芳の絵を映して、色々お話。浮世絵を見る間では古典落語の噺は白黒だったのだけど、見るようになってからは、カラーでイメージできるようになったとの事。そんな「吉原に行く途中」の人たちが書いてある絵を説明したあとに、「明烏」

昇太師匠の「真面目で固い若旦那」が可愛い。一ヶ月くらい前に聞いた花禄師匠の「明烏」とくらべると随分とすっきりとしてる。でも笑いどころがいっぱいだし、朝のシーンで布団の中にいる若旦那が「ああっ、そんなに締め付けちゃあ」って台詞がちょいエロでいい。え、深読みし過ぎ?。

と、みっしり四席。もう2時間ニッコニコしながら笑っていたらあっという間に終了。やっぱり今の自分には昇太さんから出るあの「陽のオーラ」が心地いいんだな。もうセロトニンも出しまくり、アンケートもパーティーの申込書も出しまくって会場を後に。すると、エロビデオのスカウトマンに勧誘された。あはははあははは、どんなマニア向けビデオを作るつもりだ、そして私の年をしっての所行か。そういえばこの前、馬治さんを見た帰りも声をかけられた。基本的には全然そういう類いの(エロも呑みも)声をかけられない私が、落語の帰りに限って声をかけられたのは、それはやっぱり落語が楽しくてセロトニンが出て、嬉しそうな顔になってるからなのかもね。…って、声をかけられるのは別に喜ばしいことじゃあない、日記のネタにはなるが。

昇太師匠の口調を借りるなら「昇太師匠のような素敵な噺家にピンときちゃうなんて、さすがだぞ自分!」だ。
センスいいぞ自分!見る目あるぞ自分!(繰り返すなよ)

2006.11.28

初池袋演芸場。

少し前の深夜寄席で気になった金原亭馬治さんを見に。始めて入った池袋演芸場は、
会場が横広で見やすい
ステージにマイクがにょきっと出てないのがスッキリしてていい
各席に折り畳みの小さい机が有る
チケットはちゃんと印刷したもの
先の番組表をくれた
各所にいるお茶子さんの愛想が微妙に少ない
「ちょっと小腹が」の時に食べたい食べ物がない
そういう所でした。大変に狭い所だったし、傾斜がきっちりあるからどこでみても良く見えるのがいい。でもって本日はこんなふう。

柳家生ねん(前座さん)
春風亭朝也「悋気の独楽」
古今亭朝太「棒鱈」
林家たけ平「干物箱」
〜お仲入り〜
桂笑生「なめる」
金原亭馬治「抜け雀」

まだ時間にもならないのに始まるの早えなあと思ったら前座さん。名前がちょっとうろ覚え、しかもやったネタを覚えておらず。あんまり覇気のない人だなあとは思った。まあ、あんまり覇気が有り過ぎる噺家さんも、それはそれでうっとおしいかもしれないが。(追記)思い出した、やったお話は「道灌」でした。今なんとはなしに色々見ていたら(別に落語のサイトとかでもなく)「あれ、確か」とポイントを思い出し、調べたらこれだった。昔の人は断わるのも粋だな。いや、皆がそう洒落た事が出来た訳でもないだろうけど。

春風亭朝也「悋気の独楽」
普段に深夜寄席で聞いていたら「面白い」って思ったかもしれないけど、この悋気の独楽は私が初昇太師匠のムードデラックスの時に聞いて大笑いだったので、「人が違うとこうもちがうものなのねえ」なんて事を思いながら聞いてしまった。私の中での聞くタイミングが惜しかったという気分。

古今亭朝太「棒鱈」
どすこいな体格の噺家さん。まくらの時にはりきってもごもごしてしまったので「ダイジョブかしらん?」と思ったけど、噺が後半にいくにつれて面白くなった。主人公達の隣の部屋にいる田舎侍が非常に似合ってたし、座り姿から出てくる人の良さそうオーラが私の好み。

林家たけ平「干物箱」
大変に元気のいい噺っぷりなのだけど、それがちょっと落ち着きがなく聞こえて、私の好みではなかったな。あと、このたけ平さんで気が付いたのだけど、私は噺家さんで前髪のある髪形の人ってちょっと苦手だ。でこがスパン!と見えてる顔が好きなんだなと。だからどうしただが。

〜お仲入り〜
すごくお腹が空いて、腹の虫がなってしょうがなかったのだが、程よい食べ物有らずで諦める。あんぱんとかおにぎりとかおいて欲しい。

桂笑生「なめる」
この人も非常に威勢が良かった。おでもこ出てるし(そこかよ)、すっとしてて、噺も面白かったのだけど、声がちょっと好みじゃなかった。もう若干トーン下がり目の声だったら好きだなーって思った。

金原亭馬治「抜け雀」
今日のお目当て。時間のせいなのかまくらがほとんどなく、すっと噺に入ってしまったのがちょっと残念。でもこの前ピンと来た私の感は大当たり、やっぱり良かった、面白かった。声の感じとか、ハキハキ喋ろうとしてる所とか、登場人物にメリハリがあるのがいいし、女役がなんともいい味なの。「障子に書いた雀」という所「雀に書いた」と間違えちゃって、客席がちょろっと笑ったけど、顔色を変えずにそのまま噺を続けた所は、とてもグーだと思った。後ねえ、今日は黒い着物に袴姿で、それがまた凛々しくてカッコ良かった。着物に羽織りもいいけど、袴姿ってのもいいよねえ。

これだけ見て木戸銭が千円だもの、安い。落語のいい所は思いのほかチケットが安い事。二つ目さんだったら500円1000円で見れるのはざらだし、ええ!?って人でも安い。昇太師匠の独演会は3500円で見れちゃう、今度の楽太郎師匠の独演会は出演者がブラック団(=笑点メンバーだ)で2500円、安い。そう考えると、ライブハウスって高いな。屁みたいなバンドをいくつも見させられて3500円とかあるものな。って、バンドと噺家さんを比べてるもんじゃあないけど。

もらったチラシと、新しいかわら版を見ていたら、これまたイイ落語会がいくつもあって。本当になぜだかわからないけどはまりまくりなのでした。また馬治さん見に行くぞー。

2006.11.26

コムちゃーん!

と、口からついて出てしまいそう、いや出てた。オペラグラスをのぞきながらつい「カッコイイ…」と。そんな雪組公演。なのに、朝起きた時には、昨日動き回り過ぎたせいか体が非常にだるくて「今日の観劇はやめておくか」とか思った、罰当たり!。

それではいかん、それではいかんのだよ!と間に合うギリギリの時間に寝床から這い出て眉だけ書いていざ会場へ。席に付いてみると、2階で後ろは後ろなんだけど、真センター、かなり見やすかった。あ、ちなみに雪組トップスターが朝海ひかるさんで通称がコムちゃんなのですよ。朝の海がひかるって、なんて晴れ晴れしい素敵な名前かしらん。

そしてまずは「堕天使の涙」。コムちゃんは堕天使ルシファーの役、これがもうどこもかしこもカッコイイ。ベルベットのドレープが綺麗なロングコートも、真っ黒なジャケットも、真っ白なシャツも、どの衣裳も素敵で、また所作の全てが決まってる。椅子に足を組んで浅く腰掛けてるだけでもカッコイイ。何もそこまで全編カッコよくなくても!という位。ターンをして綺麗にコートの裾が翻る様とか、腕を組んで立っている姿とか、どこもかしこも素敵。また悲しげだったり、物憂げな表情が相当にお似合いで、見とれちゃって見とれちゃって。オペラグラス大活躍で、姿を顔を満喫した。

正直な所、宝塚のお話ってストーリーは単純なんだけど、泣ける。しかも今回のこのお話、コムちゃん退団に向けての伏線みたいな所が沢山あって、いつも以上に泣けた。最後のジャン=ポールの「忘れないよ、お前のダンス」なんて、まさにコムちゃんに向けての言葉でしょうに!と、宝塚に関してはそうプロの客でもない私でもおもった(コムちゃんは宝塚きってのダンサーと呼ばれているのだ)。最後にサリエルがルシファーにインバネスを着せかけるシーンなんか、素敵だった。いや、もうステキシーンばかりなのだけど。

涙涙で幕間。宝塚劇場は女性の花園だけあって、トイレも沢山有るし、休憩時間も30分とってあるのがとてもいい。その間におやつ食べたり買い物したりトイレにいったり。

そして後半は「タランテラ!」というレビュー。またこれもカッコイイのオンパレードでねえ、貴方!。小さい顔に、細くて長い手足が軽やかに動く様の、なんと美しい事。ポージングから表情まで、どのシーンをとっても決まってる。切り取って保存しておきたい所だらけ。コムちゃん以外では、宝塚のこの少しの躊躇もない派手さとか、きらびやかさってさすがだなあと感心。始めてみた人とかちょっと口がポカンとなりそうなレベルの派手さだもんね、派手のベクトルがまた独特だし。

ショーは見ていて忙しい。宝塚ってスターが出てくると拍手する(ステージからいなくなる時もか)、あとテンポのイイ曲だと手拍子。前の席ならいざしらず、後ろだから衣裳が変わったり、キメどころではしっかり顔が見たいからオペラグラス装着、そして拍手、でまた装着、そして手拍子。ぼーっと見ていられない。でも手拍子とか拍手も自然に出てくる訳だ、これが。(もちろんイイタイミングで叩きはじめる常連さんがいらっしゃって、それに引きずられてなのだけど)。

大階段を上がっていく後ろ姿とか、銀橋の端に立ち止まり、踊っている組子さんを見つめる姿とか、レビューでもまた涙を誘うシーンが目白押しで。もう泣いてばっかり、コンタクトがずれそうになった。

でもって、レビューのお衣裳が又どれもカッコよくて、コムちゃんがより素敵に見える。黒いエンビ(かな?)を腕まくりした所とか、闘牛士の衣裳とか、赤いスパンが沢山付いた衣裳とか、…って全部だ全部だよそれ。カッコイイカッコイイと思っていたらあっという間に終了。ちょっとあっさりすぎじゃない?って思えるほど。

あまりにグッきすぎて、普段だったらプログラムしか買わないのに、ルサンクもグラフも萩の月も、メモリアル写真集まで買ってしまった。でもこれが最後なんだもの(コムちゃんは今年一杯で退団が決まってる)、コムちゃんの麗しい姿が載っているものは手に入れておこうって気分。ポストカードとCDと写真は今度来た時買おうう。そしてあと何回か頑張ってチケットを確保しようって思った。

ちなみに、お芝居の最後のシーンはノエルの日で雪がふっていて賛美歌が流れ、ルシファーはその中を人間界から去っていくというシーンでね、そこでさっきの「忘れないよ お前のダンス」となるのだが、これってまんまコムちゃんな訳だ。ラストデイ(千秋楽の日)が24日だし、宝塚という世界から去っていってしまう。そこでねえ、あの台詞をいわれてねえ、賛美歌が流れてた日には、号泣間違いなしって話じゃないのかって。私ですら想像しただけで泣けた。今日記を書いていても泣けてくる。宝塚の男役っていうのは、まさに空想の世界の人間で、だからこそあんなにかっこいいのかもなあって思う帰りの中央線。

コムちゃんには退団しても女優さんになってほしくないな、あのまま美少年でいて欲しい。つかポーの一族とか風と木の詩とかやって欲しかった。沈丁花沈丁花、まといつくよ…

今日はオチ無し。

2006.11.25

落語漬け。

SWAのチケットを取る為に、家からも移動中も会場からも電話をかけたが、16時頃のお仲入りにかかった時にはすでに売り切れ、そりゃそうか。

横須賀芸術劇場で見た京極噺は、席のせいか音がすごく聞き取りににくくて(ぼわーんと変に響いちゃってはっきりしない)、んーんーとその声の感じに自分の耳を調整してるうちに昇太師匠の噺が終わっちゃった。んーもうっ。昇太師匠はまくらでは万博の話を、そのあと「力士の春」から「どすこい」に。「どすこい」すごく短い話だった。なんかこう腰が落ち着かない内に終了。あの音の悪さは席のせいか、席のせいなのか。あ、着物は綺麗なたまご色の着物に袴姿。たまご色って今思うけど、卵焼き色を短くしたものなの?。薄い黄色の事をたまご色っていうよね。卵っていったら白だものねえ。ってどうでもいいかしら、そういう事は。

つぎは小朝師匠。まくらに幽霊とおばけの話をして、まず「蝙蝠」という噺を。これは豆腐小僧とは全然関係ないけど、豆腐小僧って噺が大変に短いので、それだけじゃってんでって事で。この噺は沢山いる噺家さんの中でやっているのは小朝師匠だけと。しかし小朝師匠のおやりになる丁稚とか女中とか若旦那って妙に皆チャーミングに見える。「ヒロシです…」な演出で(暗転して音楽が流れるってあれ)「豆腐小僧です…」というのが良く合ってる。「名前を覚えて帰って下さい 豆腐小僧です 豆腐小僧です 豆腐小僧…」という台詞とともに真っ暗になって終了。

お仲入り後は茂山一家による「新 死に神」。面白かった。「ええ、そんな突っ込みを!」という客が突っ込みたい所を演者が舞台で突っ込んでた。そういうものなの?あのお芝居はそういうものなの?。世界一着いてない可哀想な男が松で首をくくろうと、縄を松に向かって「えいっ!えいっ!」と投げていると、横にいた死に神が「それでは死ねん」と。男のなぜじゃー!?の問に死に神曰く「それは絵じゃ」

えー!?

この日の中で一番大きく笑ってしまった。落語を二席と狂言というボリュームだったけど、なんだかあっさり終わってしまったような気がするのはなぜか。

そしてその後はドブ板通りを散策するが、教えてもらったバーガー屋にはたどり着けず、通りを行って帰って来ただけで終了。ラッキーレコードとかカボチャ屋を見て「へー」と思いつつ、そのまま帰るのもなんなので、駅前の喫茶平林でナポリタンとコーヒーで寛いで帰る。犬がふかふかしてて可愛かった。

そして郵便局へ行く為に荻窪から歩くが、途中で大好きなフレッシュヒロオがまだ営業していたので、またも野菜をしこたま購入。野菜を買って御機嫌になり郵便局に行き忘れそうになるも、一応思い出して寄り、歩いて西荻の家まで帰る、徒歩45分。

そして荷物をおいて大急ぎで家をでて新宿末広亭へ向かう。着いてみるとNHKさんが取材に来ていた。私の前の人と後ろの人にはインタビューしてるのに私には聞いてくれない、なぜだ。何か、私からは希望じゃない答え(「なぜこちらに来てるのですか?」「はい、若手の青田買いです!」)が出そうだった、そういう事か。そんないつもより入場が遅かった本日の深夜寄席。

柳家小蝙
見てから3日たった今、どんな人でどんな噺をしたか思い出せない。ごめんなさい!

春風亭柳太郎
柳昇師匠のお弟子さんとの事、という事は昇太師匠の弟弟子か。柳昇師匠の物まねや、来年5月に真打ちになるから皆様是非お披露目公演へ!今からいっておくんですから全部行けないなんて事は言わせませんよ!30日あるんですから一日くらいは来て下さいね!って。噺はカレーの噺。新作なのかな。妙に座布団からはみ出て前に座る人だなあって思った。

春風亭鯉枝
手の置方も関係あるかとも思うけど、着物がずいぶんとつんつるてんで宜しくないかと。あと声がロボ声で、出ている人が全部同じに聞こえちゃう。噺は無理に亀を苛めさして竜宮城に行くという噺。これも新作なのかな?。

昔昔亭健太郎 「皿屋敷」
ひょろっとしていて、何かこう変わった空気の人だった。後半になるにつれて表現がくどくなってそれが私にはちょっときつかった。

と、本日は特に「好み♪」という人には当たらず、そういう日もある。これでこの日の全行程終了。神座でラーメンでも食べて帰るか?とも思ったけど、二食も外食ってのはお腹に良くないかなと大急ぎで家に帰る。帰り道では「大人気の真打ちさんとこれからもっと頑張ろうって人というのは、やっぱりあれだ随分と差があるものなんだなあ」なんて事を思った。久しぶりにこんなに動き回ったので、布団に入る頃にはちょっと無い位に体がだるかった。体力あっての仕事と遊び、と。

2006.11.24

新人いびりらしいです。

キャー、先輩にいびられてるー。

職場の男子(28才)の話。書くと長くなるので詳しい話はさておき、どうも腑に落ちないので社長に報告がてら「これこれこう言う事がありまして、これはどういう具合の対処で?」と聞くと、彼はいつも新しく入った人に対してそういう感じの悪い事をかますと言う事。んー。

社長の話が10割正しいと思うのもあれだけど、出勤日の6割り近く遅刻で、職場で堂々と「僕1人で仕事をするのが好きだから、人に説明するのあれなんですよねえ」みたいな台詞をかましたり、遅刻や仕事の事で何か言われると「僕最初はちょっと手伝いで来ただけだし…」なんて言ってるような人なので、新人いびりもやりかねんなあとも思ったり。

長くいるのに少しのリーダーシップも取る気がなくて、好きでやってる訳じゃないとかいい、でも自分の仕事を人に引き継ごうともせず、周りの人間ときちんとコミュニケーションをとれないなら、新しい人間に対して口を出さずに、だまって働けって話でございましてよ。28才男子って、こんなだっけか?と思った。

そういうちょっと頭に来る事は有るけど、仕事事体はイヤじゃない、むしろ面白い。毎日毎日始めてみるものがあるし、色々新しい事が知れるし。

近々ある「結構遠いお席での観劇」に向けて、双眼鏡を買った。これでコムちゃんの麗しい姿とか、昇太さんの着物とか、茂山ファミリーとか、アメリカンロックを奏でるシゲヲ様とかを見てやろうかと。2階3階でライブやお芝居を見るなんていうのは久しぶり。まずは明日横須賀で昇太さんを見て、おまけに横須賀観光。その道のプロに(プロ?)横須賀の見どころを尋ねたので、もう万全。色々見てくるよー。

今日は豚肉と白菜の塩炒めを作った。これもまた美味しくできて大満足。料理に生姜を入れると、料理っぽさが増すような気がするのは私だけかしらん。ちょっと食べ物が備蓄されすぎな、我家の冷蔵庫。

12時を大幅に過ぎてしまったので、大慌てでおやすみなさい。

2006.11.22

無理だった…

昨日も今日も定時でダッシュが出来ず、予定していたのを見に行けなかった。昨日は中さん(八木マキさんのアコースティックライブに出演)、今日は三遊亭きん歌さんが内幸町で「タロ人会」。まあ、定時であがったとしても、中さんはダメだったようだし(7時位からの出演だった様子)、きん歌さんも半分見れるか見れないかだったので、ここは無理せず涙を飲もうって事で。明日はすごく無理をしたい日ではあるのだが、まったくもって無理もしようのない状況で断念。そういう事もあるさ。できればないといいのだけども…

いい事も一個あった。今度の昇太師匠のオレスタイルのチケットが来たのだが、なんと驚きの3列目。ブラーボー!。もーなんでも見えちゃうよなんでも(何を見るつもりだ)。これはあれかな、事務所でチケットを取るのが始めての人間に対しての餌かな。いや、餌なぞ巻く必要も無い程に昇太師匠は売れ売れなんだから、んー、私のチケット運の良さかなー。良くやった自分。

今日のおやつはカボチャパイ。夜のおやつはカレーパン。久我山のラパンというパン屋のものなのだけど、これが非常に美味しかった。カボチャパイはさくさくの生地に甘すぎないカボチャが食べやすいし、カレーパンはパンがモチモチしてて、カレーがちょっと辛めで大人のカレーパンって感じ。美味しい。

そして夜には水菜と生姜のあんかけうどん、白菜と豚肉のピリ辛炒め、キャベツとワカメの味噌汁、というラインナップ。ピリ辛炒めは私の中で大ヒットメニューで、ここ数日一日置きに作ってる。そして今日始めて作ったあんかけうどんも具は水菜と生姜と卵だけなんだけど、あんかけな上に生姜が入っていて非常に暖まる、美味しい。こうやって美味しい美味しいと色々食べていたせいで、一日小一時間歩いているのに1キロ増量。冬だからイイか。イイのか?

増量してるのに、それを加速させるように今日は奥薗壽子さんの料理本を購入。この人の料理は手間が少ない割には、美味しそうって思える料理が多い。見たら又これが作ってみたいもの満載。そんなにいつ作って食べるんだっつーの。料理は作りたいが、時間が合わなくてフレッシュヒロオには行けずじまい。ああ、フレッシュヒロオでどかーんと野菜が買いたい。ヒロオより倍も高くて、しかもしょぼい野菜なんて買いたくないし。と、近所のスーパーを見て思う帰り道。そんな私のお弁当は今日も茶色。

2006.11.21

冷凍庫の話。

先だって日記に書いた壊れかけたかもしれない我家の冷凍庫のその後。気になっている人がいるのかどうかわからないけど(ややさんは気にかけてくだすってたわけですが!)、結果を。

「壊れちゃったのかしら?」と思った次の日の朝、すかさず冷凍庫をバカッとあけると「ヨカッタ!スープ固まってる!」でした。前日に入れたスープやご飯はしっかり氷っておりました。壊れなくって本当に良かった。今冷蔵庫を買い替えたら、思わず大きいのを買ってしまいそうだから、そうならなくって良かった。一人暮らしでそんな大きな冷蔵庫をどうするって話だ。

新しい職場の皆様の心内がちょっとづつ漏れて来て微妙。実は非常に定着率の悪い職場だって事が判明したのも微妙。続くのか自分。

そういえば最近ちょんまげが不足してる事をペリー荻野の「ちょんまげだけが人生さ」を読んでいたら思い出したので、月曜から二つ時代劇を録画して見てる「新・三匹が斬る!」と「八百屋町夢日記」(ちなみに我家は民放しか見れず)。「八百屋町夢日記」はまだしも「新・三匹が斬る!」がすごい。昨日は河童が人を川へ引きずり込むってネタで、今日は死んだ兄をイタコで呼び寄せて事件の真相を証言させるという、もうなんだかって話し。やりたい放題だなこんちくしょう!って感じだけど、「まあそれも有りで!」って思えちゃうから不思議。

なぜかちょんまげには弱い。

2006.11.20

なんかうっとおしい。

うるおい美率のCM。「わかった、美人なのはよくわかったから、そうもこれ見よがしに前に出てくるな」と思う。まあCMだから前に出てきてる訳なんだろうけども。

昨晩はずっと雨音がはげしくて、そのせいなのかどうなのか取りあえず眠れず、目が覚めたら通常家を出る時間を15分過ぎてた。嘘だと言ってくれハニーな気分になるが、嘘でも何でも無い訳で、「そんなにすばやく行動できるなら、最初からとっとと起きやがれ」な勢いで服を着てコンタクトをして眉毛だけかいて駅までダッシュ。歩いて行ける距離なんだから、タクシーなら大丈夫だろう、と。

この機転のお陰で、思わず誰よりも早く職場に到着。ばっちりだ。今の職場の何がいいって、オフィスカジュアルで出勤しなくてもいい事だ。あと、おやつが出る事、お茶は好きなようにいれて飲める事。遅刻も免れ、お昼は助六を食べて、ちょっと残業して、よくがんばった自分。

帰宅後とっておいた「結界師」を見てホロリ。そんなあっさりとホロリとくるな自分と思いつつもホロリ。「12時になったらMacの電源を落とせ令」が出てるので、今日はこのへんで。

2006.11.19

雨の日曜日。

起きたら午後3時になろうかって時間だった、大寝坊。

「雨だったから眠かったんだなあ」って事にして、図書館に行ったり、冷凍庫の氷をガンガンゴンゴンと金槌で叩いて落としたり(いい近所迷惑だ)、台所回りを掃除したり、撮りためていたビデオを見たり(落語とか落語とか落語)、そんな事をしていたら一日終了。まったくもってあっという間。

その一気に見たビデオの中に「落語極」てのがあった。今月に始まった落語の番組なのだけど、それに三遊亭円歌師匠が出ていた。だけど、もうねえ「昔は昔は」ばっかりいう。そりゃあ本当に昔は良いって事もありますでしょうが、そうもそればっかりをネタにされるのでは、じゃあ今落語を聞いてる私は?今の他の噺家さんは本当にそんなにダメ?そもそも自分は(円歌師匠)は今の落語を楽しくする為に、今いる噺家さんをしっかりした噺家さんにする為に、何かしっかり働きかけをしているの?と思えて、全然楽しく聞けなかった。昔の言葉は良かった等々の事をいうけど、私にはその時の円歌師匠の話は、そう聞きいいとは感じなかった。どうなんでございましょうねえ。

昔の方が良かったって事も有るのは有ると思う、だからといって今に生活している人間が「昔は良かった昔は良かった」ばかり言っているのは、あんまり格好の良い話ではないと私は思うのでした。

あら、こういう話しで日記を締めくくるのもなんだなって気がするので、今ちょっと気になる話。さっき冷凍庫の氷を金槌でガチガチンガチンガチンと派手に取り除いたのだが、さっき冷凍庫をあけると、どうもなんとなく冷えが悪いような…。まさか私は金槌でいらん所まで叩いて、冷凍庫を壊したか?とかなり不安。明日の朝になって中の物が自然解凍されていたら、明らかに私が壊した事に。

続きは明日の日記で!
って、読んでいる皆様には、我家の冷凍庫がどうなろうとも、みじんにも影響ないよな。
じゃあ、明日の日記に結果を書くけど、特に読まずに宜しく!

2006.11.18

久しぶりに深夜寄席。

7時半まで仕事して、新宿に移動、味の時計台で味噌ラーメンを食べて末広亭へ。素晴らしいアフター5の過ごし方、ナイス自分。味の時計台は9月に札幌に行った時には時間がなくて入れなかったので、末広亭への道すがら見つけて、すかさず入った。味噌ラーメン美味しゅうございましたよ。濃いめで、ちょっとだけ甘くて、野菜が沢山入っていて、好み。麺がもちょっと柔らかいとなお好みだ。

そして末広亭での深夜寄席へ。今日は特にお目当てさんはいなく、むしろ誰も知らない日だったから見に行った。人はやっぱり結構多い。私の斜め上の桟敷に座っていた人がうるさくてうるさくて。30台位の男男女で、そのうちの一人の男がうっとおしいったらなくて。
「眠っちゃったらヤバいよねえ」(最初から寝る気なら来なくてもねえ)
「えーなんかすげー緊張するよな」(の割には態度がデカイのな)
「ぶくろには行った事あんだよなー、ぶくろには」(いい年をして、そういう言葉で話すのは…)
「オレなんか目立っちゃってるよな、オレンジが浮いてねー?」(目立ってるのはオレンジ色の服のせいではなくて、お行儀の悪さじゃないかな)
そんな風。そして緞帳が上がるといきなり携帯を出して、写真を撮ろうとする図々しさ。変に畏縮して見る必要も無いけど、郷に入っては郷に従えで、もう少し周りの雰囲気を察して行動してくれてもいいのになと思った。

で、本題。4人の感想を書くよ。
桂きん治さん「(ネタわからず)」
今日見る人は全部始めてと思っていたが違った、この人は前に私の「寄席を最初から最後まで見るデイ」の時にみた。喋り方に抑揚があまりなく、声もロボ声みたいな感じで、全体的にもそもそした感じ。陰の気が出てるような感じがして、私はあまり好みじゃないです。

月の家鏡太さん「代書屋」
中身はどうか存じ上げないけど、ぱっと見た印象は「秋葉原でメイドカフェに通ってそう」な感じ。すごく面白い!ではなかったけど、ぼそぼそ、ぼそぼそっと話す代書屋の役は非常に似合ってた。でも私はもちょっとハキハキした代書屋が好き。着物の色が変わってた、あれはなんだろ。遠めで見るとグラデーションがかかってる風。サゲの後に色々言うのはちょっといや。

三遊亭窓輝さん「味噌蔵」
あ、さっき入り口で喋ってた人だ。ベージュの着物に黒の羽織って組み合わせはいいなあ。話は面白いけど、もう一息パンチにかける感じ。ちょっと声が裏っかえるようになるのが少し落ち着かない。そう、なんかふわふわした印象。

金原亭馬治さん「紙入れ」
2番目にやった馬治さんが今日の一番のお気に入り。スキンよりちょっと長い坊主頭が(上手に想像してくださいませよ)着物姿に似合ってるし、喋り方に無理な感じがしないし、なかなかの男前がやるおかみさんのキャラがナイスで、一番面白かったし、ニコニコで聞けた。他の話しも聞いてみたいなあって思いましてよ。まくらで話していた師匠が入院する時の続柄の話しも面白かった。始めて知りましたけど、そういう場合は(この場合は同意書)弟子ってダメなんだそうで(ちなみにオチは「けらい」と書いた、でした。真面目に話すとけらいだってダメだろうって話だが、それはそれだと思う)。

深夜寄席は、4人の出演者のうち半分笑ったら元はとった、1人でも「もう一回みたい」という人がいたら大当たりというような気分で行っているので、今日は大当たりの日。ドンドーン。ゆっくり着々と「生で見たい噺家さん」を増やしてる。増やし過ぎには注意。

今日の職場でのおやつは「栗型栗入りパン」。このネタはmixiにも書いたのだけど、「栗型栗入りパン」って書き方はアメリカ風な書き方だよね。日本風なら「栗入り栗型パン」。
アメリカ風 「栗型パンです」「これは栗入りの」
日本風「これは栗入りの」「栗型パンです」
…何が書きたいのかよくわからなくなって、馬鹿をさらした所でおやすみなさい。

2006.11.16

剛宝丸。

もうわかっちゃった?もうわかっちゃったでしょ、何の話をするか。

やっぱりあれだな、私の今日一番のグッとくるポイントは、剛宝丸と剛利を後ろからパーンしてくシーンだな。バックには空が広がってねえ、いいよねえ。剛洋が友達をずーっと走って追っかける所とか、シゲが剛利の仕事場に来る所とかもいい。あんまり出てくる人が、ベラベラ喋りすぎないのがいいのかな。あ、後ヤシガニラーメンの青ラベルをミナが食べちゃったと言った時のコトーと和田の二人の「食べちゃったの…?青ラベルを…?」のシーンもいい。てか、なんだ青ラベルって。

ヤフオクで桑田さんのAAAのチケットと、宝塚雪組のチケットを確保。やったー。桑田さんは定価、雪組は大台には乗らない値段なので、上出来ではないかと。いくら見たくでも1枚に二万三万は出せない。もともとのチケットがその値段なら勿論出すけど、オーバーした分を本人以外が儲けるかと思うと、ちょっとなあと考えてしまう。って、SOFT BALLETの解散ライブの時は、「最終日の渋公がFCで外れたら、10万までなら出す!」と息巻いていた頃に比べたら、なんと落ち着いた事か自分(ちなみにその渋公はFCで取れたので、10万出さずにすんだ)。

そういえば渋公ってC.C.Lemonホールになっちゃったんだよね。C.C.Lemonは嫌いでは無いけれど、ホールの名前として、C.C.Lemonホールはないだろう、C.C.Lemonホールは。渋谷区も許すなよそういうのを。副題くらいにしておいてほしい。

久しぶりにメグミルクのヨーグルトを食べたけど、美味しい。名前贔屓じゃないよ。味がちょっと濃いんだよなメグミルクって。赤いパッケージも可愛いし。って、名前贔屓だな、やっぱり。

脈絡なく本日の日記終了。

2006.11.15

中シゲヲグループを見に高円寺に。

立ってライブを見るなんて久しぶり、の中シゲヲグループin東高円寺CLUB UFO。最近客席の平均が私の年齢のダブルスコア位だったり、座ったままだったり、ステージに一人しかいないのばっかり見ていたので、音はでかいし、若い人はいるし、みんな立ってウロウロしてるしというのがちょっと新鮮。

今日の中シゲヲグループも大変にカッコよかった。ドラムはナオタカくん、ギターは酒井さん、ベースはSENさん、サーフコースターズの半歩手前みたいなメンバーだ。今日はサーフの曲もやりつつ(「Rumble」「Misirlou」とか)って、今こうやって日記を書いていて、曲名を間違えて御当人に話していた事に気が付いた…。すごく恥ずかしい、つか切腹レベルにダメファン。笑点でいったら、自分から山田君に座布団を渡したい、そういう気分。ショック&反省。

でもって続き。サーフの曲もやりつつ、「Walk,Don't Run」と「パイプライン」というベンチャーズメドレーもありつつ、「アパッチ」とか「Bumble Bee」なんかもはいりつつ、あと曲名がわからないけどシャドウズの曲もありつつもうそれはそれは盛り沢山(他にもやった曲があるのだが、曲名がわからん)。この日のギターの音はシャドウズの曲に一番似合ってた。ギュッとしてグィッとくるようなね、そういう感じ。じゃあそのギターはなんなんだとかは私に聞かないように。「Walk,Don't Run」なんかも中さんが弾くと、独特な間と引っ張る感じが絶妙でたまらん。

MCでは今度桑田さんのAAAに参加するのだが、それがアメリカンロック集な感じで、そのリハもう大変に大変だと。「自分がメインだと大変な事もあるけど気が楽だー、サーフの時の他の二人の大変さがよくわかった」ってな事をおっしゃっておりました。しかしカッコよかった。Rumbleなんかは救心でも飲まないと!てな位聞いててドキドキした。はー素敵、はー素敵。ドラムが久しぶりにナオタカくんだったのですが、もう走る走る。おまけに音数が多いと言うか、飾り過ぎというかそういう気がしなくもなく。でも、久しぶりなんだからそういうものかなあとも思いつつ。

中シゲヲグループを満喫して普段ならさっさと帰るけど、最後に出るバンドにファントムギフトの人がいるって事で残って見た。1曲目で「OK!君のハートを OK!燃やしてあげる」って歌ってて、あー私この曲知ってるなあって。ファントムギフトというと、宝島とかフールズメイトを思い出すななんとなく。ピンキーさんはちょっと強面なかっこいい人でした。エノッキーさんも素敵だったし(演奏も素敵だが、MCの脈絡の無さも素敵)、なかなかに濃い夜でございました。

最後のピンキー青木さんのライブの時は後ろで見ていたのだが、ふと気が付くと中さん、酒井さん(元サーフ、元スプロケット)、エノッキーさん、玉川さん(SWINGING DOORS)の4人が視界に入ってきて「豪華なバックショットだな」って思った。

ライブの後は、色んな人お話して、落語の話も沢山できたのも嬉しい。楽しい夜でしたとさ。にーん。

2006.11.14

言われっちゃうな。

今、昨日の夜にとっておいた昇太師匠のオールナイトニッポンを聞いてる。小学生の時の美人の同級生と大人になって再開して、その彼女が結婚した相手が「しょぼしょぼの男」だったそうで、んもうそれはそれは何度も「なんでそんなしょぼしょぼの男と結婚するんだよ!今からでもやめてくれよ!」としきりに言っている。

これはあれですよ、昇太師匠が結婚する時がきて、まかりまちがって相手の写真が公に出て、でもってその女性が「?」って見かけの人ならば、そりゃあもう「だって昇太師匠なのよ!昇太師匠の相手なんだから、もっと素敵で驚くばかりに美しい女を選んでよ!」って子猫ちゃんに言われても仕方がないよね。ってか、私は言ってみようかな。その時がきたらね。ふふっ(馬鹿か)。

しかしこの年になって、オールナイトニッポンを録音してまで聞くとは。

またカボチャの煮物を作った。今日はちょっと違うタイプのを作ってみようかと、含め煮にしてみた(実際はひき肉が無かったからなのだけど、物は言い様だ)。醤油とだしだけで煮たが、駄目では無いけどあっさりしすぎかなあって気のする、なんというか若干パンチの欠ける味。今度は小豆と煮てみたりとかね。料理が上手でも無いクセに色々試したがり。あ、私の「茶色いお弁当」も復活した。どう作っても茶色い私のお弁当。

職場に「スタッフ募集」のはり紙を見たのですが…という方がいらっしゃった。「全然詳しくないのですが」とおっしゃるその方に向かって、店のスタッフが「あ、大丈夫ですよー。茶杓が何かも知らなかった人間もいますから(笑)」と。
………あ、それ私の事だ!

日々勉強、そういう職場にいます。きん歌さんのレッドペッパーには行けず。週末の池袋と来週の内幸町にかけよう。あ、明日は中さんだ、嬉しい。お土産でも持って行こうかなー、西荻の土産ー。こけし屋とそれいゆのケーキー。

2006.11.13

どっちが好み?

昨日からずっと頭が痛い。頭が痛いのって辛い。

「むむむ」と思った事もあるのだけど、いかんせん頭が痛くてどうにもならないので、又明日。いったいどうしたこった。

と、ここまではさっき書いた。なんとなく眠れないし、頭痛が治まったので書き直す。何が書きたかって言うと、さっきお産のシーンをテレビで見た事が、ちょっと前から思っていた事にかぶったのでその事。

なんでもね裏舞台を見せちゃう事が多かったりするでしょ。ネットでそういう話を書きやすくなったせいなのかもしれないけれど、私はそれを「どうなのかなあ」と思う派なのですよ。こぼれ話的にたまにぽろりぽろりと本人の口から出るもの程度ならあまり気にならないけど、最近は作る側とか、周りの人間が中途半端にネタばらしみたいな話を自分の日記に書いていたりするのが、私はどうも苦手で。じゃあ読まなきゃいいじゃないかと言うかもしれないけれど、検索をしていたら、思わず引っ掛かってしまう事もあって、そういう時「ああ、めんどくさいのを見つけたなあ…」と随分嫌な気持ちになる。伊勢海老を捕まえようとしてるのに、食べられない下魚ばっかりひっかかるようなね、そういう気分。

でもってさっきのお産のシーン。ものすごくしっかり映していて「え…?」って。お産って周りの人間は心配だし、本人は大変だし、生まれてくる子供にとっても大事な瞬間で、そういうのはわかるけど、だからってお産のシーンってテレビで大写しにしてもいいものなのかなあって。なんでもかんでも隠すのは確かに良くない事体にもなりかねないけど、じゃあ何でもテレビに流しちゃっていいのかっていう、そんな感じがしたのですよ。それはお産のシーンに限らずなのですが。

個人的には大食いとか、馬鹿食いみたいなのも見ていてすごく嫌な気分になる。これはお産のシーンを「映していいのかなあ」というのとは全然別の単純な嫌悪感。お産は嫌悪感ではなく、んー、大事なものだからこそ、丸流しってどうなのかなという感じ。

という話を書こうかなと思ったので、このタイトルだったのですよ。「なんでも見たい派」と「なんでも見たい訳じゃない派」と、皆様はどっちが好みなのかなって。見るものは自分で選べばいいというそういうのではなく、そういうものを流していいと思っている人間と、流してはいけないと思っている人間がいるって事。こういう話しをどう考えているかというのを、きちんと書くのは難しい。

2006.11.12

飲み過ぎには気を付けて。

昨晩ちょっとお酒が過ぎたせいで、しっかり二日酔いなってしまい、一日中頭が痛かった。駄目ねえ。

午後には図書館に行った帰り道で、買い物帰りの友人にばったり会う。ちょっとお茶でもとマックに入って、お互いの近況報告を。

笑点にタカアンドトシが出てた。末広亭で見た時の方が勢いが良かったなって、当たり前か。生で見た方がいいのは当たり前か。大喜利の昇太師匠の「持っていかないでェ〜」と山田君が持っていこうとする座布団にしがみつく様に和んだ所でお出かけ。

隣の駅まで行き友人とお好み焼きを食べに行った。美味しいし、店員さん達もいい感じだし、安いし、いい店だ。しっかり食べて、さんざだらだら喋って、ブックオフに行き「高河ゆんとか安積つえことか中川勝海とかの素顔のスゴさ」とか、そういうどうでもいい話をして終了。

御宿かわせみの「初春弁財舟」と成田美名子の「花よりも花の如く(4)」を買った。読んでいたら「エイリアン通り」とか読みたくなってくる。読んでいた当時はシャールは全然ピンとこず、「セレムかっこいい!」と思っていたのだけど、今は「シャールみたいなベタなキャラクターも良いよな」と思うのは、例えば、読んでいた時は年上だったはずのナッキーや沖田くんが(友人は「有閑倶楽部とかね」と言ってた、まさに)、グッと年下になってしまう位に年月が流れたからか。その時は遅々として進まないような時の流れも、後で思い返してみるとあっという間なものだよね。

…なんの話だ。

2006.11.11

今日はかなっくホール。

昇太師匠を見に。

かなっくホールは東神奈川の駅からすぐ、20列目くらいまでしかなく、傾斜がしっかりあるので非常に見やすいし、ホールのスタッフも皆様丁寧で、大変いいハコだった。

でもって昇太師匠。もう開演の14時ジャストに客電がおりて(といってもちょっと照明がおとされただけ)、そのおりたとたんに昇太師匠登場。緑色のスカジャンがお似合いで、あのカッコだけみたら46才とは思えん。今日は、
師匠のお喋り
春風亭柳好(ああ、ネタがわからん。夢の話だった)
春風亭昇太「時そば」
師匠と松尾貴史の対談
〜お仲入り〜
春風亭昇太「壷算」
そんな感じ。計ったかのようにぴっちり2時間。

オールナイトニッポンで話していて聞きたいなあと思っていた「大阪アイス最中事件」の話が聞けて嬉しい。ひとっとおりの話はANNで聞いていたにもかかわらずやっぱり面白い。枝雀師匠の奥様がアイス最中を後ろ手に隠すってところがなんとも。後は、まだ入ったばっかりの前座時代に、柳昇師匠と一緒に飛行機に乗る時に、入ったばっかりの前座のクセに(やまれず)ビールを飲んでいる所を兄弟子さん達に見られて泣きたくなった話とか、出ていた弟弟子の柳好さんの話(いつ電話しても出るとか、ショボい男だとか)。西と東の文化の違いの話しとか。

最初に「春風亭昇太を始めてみる人ー」と挙手をさせると、半分位が手をあげたのを見て「始めての人が多いと、ネタが選びやすい!」と嬉しそう、「かなっくホールに始めてきた人ー」と挙手をさせると今度はほぼ全員が挙手「そりゃそうだよね」と。

仲入り前に前の方の空いてる席を指して「後ろの人ーここ空いてるから座っちゃっていいですよ」

仲入りに入る時に「ちょっと水も飲みたいんで休憩、10分くらいしたら『集まって下さーい』って集合がかかるから、そしたら戻ってきて」

最初のお喋りの時に、「(今日のプログラムを説明した後で)で、あとは自然解散ということで」

「壷算」が終わってお礼を言って会場をグルッグルッと見渡しながら「僕から申し上げる事は以上です!皆様からは何かございますでしょうか?…ってこれは志の輔のネタで」

対談では川柳川柳師匠の話しと、松尾氏の中島らもの酒の席でのエピソード(物まね付き)が面白かった。そして本編。壷算も時そばも、しがみつく男が出てくるのだけど、師匠のあのしがみつきっぷり(=しがみつかれっぷり)がイイ。「もっもう、や、やめて下さい」といいながら体を捩るあの様がいい。あとどんどん混乱してわからなくなって弱り果てる様とか。もう本当に駄目っぽく弱り果てるのですよ、これが。そこがなんとも。…昇太さんの困る様がいいのか?。

今はねえ好きに成り立てだから、何を見ても何を聞いても楽しいって言う、そういう時。でも今に色々蘊蓄とか垂れ出す(嫌だねえ)。でも、私の中のルールで「10年見たら語ってよし」ってのがあるので、私が落語について蘊蓄をたれていいのは10年後、と。先は長い。もし蘊蓄たれてたら言ってくれてもいい「10年早ぇ」と。

ちなみに今日のお着物は最初はえんじの着物にグレーの縞の袴で半襟はサーモンピンクみたいな色、手ぬぐいは、ん?覚えがない。お仲入り後は薄いグレーの着物に明るい黄緑っぽい半襟に青の手ぬぐい(あー手ぬぐいはご自分のオリジナルだから、いつもあれかなあ)。眼鏡も着物に合わせて仲入り前は暖色、後は寒色にしていたと思う。目がそれほど良くないので、今日くらいの距離だとちょっと不明瞭。そして記憶力もイマイチと。

松尾氏との対談の時は、高座に腰掛けて話していたのだが、時折袴を両手で持って、真っ白い足袋を履いた足をぶらぶらさせてる仕種が、お行儀が悪くていかんなあと思いつつも、でもちょっとチャーミングだと思った。

あー気がついたらこんなに書いちゃってる。蜜月時って怖いわねえ。って事で唐突に終了!まとまり感ゼロ!

2006.11.10

そんな距離は私の敵じゃないな。

新しい職場は久我山にあり、今の所は吉祥寺経由で電車で通っているのだが、今日ふと「歩いたろか」と思って、久我山→西荻間を歩いて帰ってみた。鞄には地図を入れてあるので、それを見つつひたすら北上、45分位で着いちゃった。これくらいの距離なら楽勝で歩ける、勝ったなって思った(何に)。

職場では必ずお茶の時間があって、団子だの菓子パンだのカリントウだの、満々にボリュームのあるおやつが出るし、ご飯が美味しいからモリモリ食べてるし、確実に肉付きが良くなってきてそうなので(怖くて計ってない)、帰り位歩くのはいいのではないかと、いやむしろ歩け、だ。

夕御飯を食べてから、西荻古本散策の散歩に出た。9時過ぎに出かけても、回れるお店が何軒もあるのが大変に嬉しい。夢幻書房、音羽館、花鳥風月、猫の手、信愛書店と行ってきた。でもって買っちゃった「高座の七人」という写真集。「写真集なんて買うなよなー」となんとなく思っていて躊躇していたのだけど、結局買っちゃった。写真は橘蓮二、文は吉川潮で、勿論昇太師匠が載ってる。凛々しい顔を馬鹿みたいに楽しそうな顔が載っていて大変にいいです。男の人が自分の事に責任をもって本気を出している顔というのは、とてもとてもカッコイイ。他の六人の写真と文も興味深く読めるし見れる。

これだけ回って2時間、どこかに入って休憩しようかと思ったけど、どうでしょうが始まる時間だったのでそのまま帰宅。本屋に入ると「まだまだ知らない本って沢山あるなあ」って当たり前の事をいつも思う。

鞄には地図と方位磁石を入れておけば、遭難とかしないんだなあ、とか、最近地図を見るのがちょっと上手になったなあって感じた秋の夜。にーん。

2006.11.09

そこだそこ!

今日が木曜日だってことをしっている人は、タイトルの意味も気が付いちゃったかしらん?。「またか」とお思いかもしれないが、まただ、コトーねコトー。そこというのは泣きどころの事。今日のぐっと来るポイントは、剛利と剛洋が家で二人っきり、剛洋が布団の中から「お父さん、僕を自慢の息子だっていってくれたでしょ?。僕だってそうだよ、お父さんは…」ってあそこ!。もうねえ、三人とも泣くよ。三人?。剛洋と剛利と私だ(含むな)。

後、船で剛洋達を助けに来て、剛利が海に飛び込んで船を動かして戻るシーン。あんな姿をみたら、どれだけ自分の父親が誇らしく思えるかって話ですよ奥さん。もう原親子には泣かされっぱなしだ。剛洋が島のおばさんに挨拶されてモゴモゴと会釈するシーン、素なんじゃないか?と思うくらいさりげなかったな。しかし、あんなに主役が出てこないドラマもないよね。

今日も職場では新しく知る事ばかり。知らない事を知るというのは、いちいち新鮮で楽しいのだが、量が多すぎてさすがに疲れて来た。明日行ったらお休みなので、がんばりたい。週末は昇太師匠が見れるしね!。

先日中さんが久しぶりに掲示板に書き込みをされていた。ポールモーリアが亡くなった事についての話。今年の中シゲヲグループのライブで「恋は水色」をやったりしたのは、きっと何かの縁だったんだろうなあと。中さんのポールモーリアの曲ばかりのソロアルバムは大変に素敵なので、聞いた事がない方は是非一度聞いていただけたらいいなあと思う。持ってないなら私が貸しますから。

ポールモーリアで思い出すのは中さんのソロアルバムと、その昔にライブで吉井さんが「オリーブの首飾り」に日本語のみょうちくりんな歌詞で歌いながら、手品をやったこと。歌詞も歌詞であれだった上に、手品が無駄に上手だったのが懐かしい。うさん臭さと、堂に入ったエンターティナーぶりが素晴らしかった。ああ懐かしきかなイエローモンキー。

ここの所、夜は出久根達郎を読んでいるのだが、久しぶりの仕事で疲れているのか、すぐに眠たくなってしまい、いっこうに進まない。今日は最後まで読み切りたい。

2006.11.08

久しぶりの立ち仕事。

一日中立ってるのって久しぶり。全然苦にはならないのだけど、家に帰ってみると足が随分疲れてる。そういえば若かりし頃に始めて丸一日立っていた日は、家に帰ったらもう感じた事のないだるさで足がもげそうだった。でも若いからか次の日にはケロリンパと。若く無いから、明日もだるかったら嫌だな。

今日もまた「へえぇぇ」「ああ、そういう事!」「ほー」そればっかり。

帰りが遅くなったので社長が送って下さったのだが、車の中でかかっていたのは志ん生師匠の「饅頭怖い」。サゲの前で目的地につかなくて良かった。

昨日は折口信夫をやっていたが、今日は「その時歴史が動いた」で柳田国男を立松和平がレポートしてた。なんかそういう記念日が近いんでしたっけ?

知らない町に旅してみたい。

どこか遠くへ行きたい。

ジェリー藤尾。

2006.11.07

始めての世界。

新しい職場の一日目の朝というのは、とんずらしてやろうかと思う位に緊張するのだが、本日なんとか無事終了。色々と始めて見たり、知ったりする事ばかりで、一日の間に何度も「へー」「ほー」「そうなんですかぁ」と口から出た。

お昼は皆で同じ時間に同じテーブルで食べたり、
4時頃お茶の時間があっておやつ食べたり、
そういう時のお茶はちゃんといれたお茶で、だれもペットボトルでなんか飲んでなかったり、
スタッフの中に落語好きな人がいて「なんでも聞いて下さい」って、いきなり落語の話ができる人がいて嬉しかったり、
朝の電車は全然混んでないし、
イライザみたいないじわるな人はいなかったし、
まずは良かった。

昨日「明日初日なんだから遅刻する訳にはいかんだろ」と起きているのを諦め、昇太師匠のオールナイトニッポンを物凄いローテクな手法で録音しておいたのを、今聞きながら書いてる。録音したオールナイトニッポン、なんとも言えない風情がある。そして思わずとっておきたくなる。昇太師匠が「昔は出待ちも沢山いたけど、今じゃ見る陰もないですよ!」とか言ってるが、冗談でもそういう事言ってると「待つぞ」って思った。バンド(の客)歴が長いから、たしなむ程度の出待ちならできましてよ。でも追っ掛けじゃないから、ホテル待ちとか新幹線待ちのスキルは無しと。…無くていいか、そういうスキルは無くていいか。

昇太師匠は時々「あれ?今の静岡言葉か?」ってイントネーションが出るよね。ちなみにどんなローテクぶりかは、ipodシャッフルがクリップの大きさにまでなったこの御時世には、恥ずかしくてとても言えない。

さっき教育テレビで中沢新一が折口信夫について話してた、ナイス。来週の楽しみが一つ増えた。

2006.11.06

カボチャってすぐ煮えるよね。

切る時にはあんなに固いのに、煮えるのは早い、なんでだ。少し前まではカボチャの煮たのって嫌いでもないけど、好んで食べる程では無かったのに、今年の秋口からいきなり「良く作るメニュー」の上位にランクインで、今日も作った、カボチャのそぼろ煮。カボチャとともに今年くらいからグッと好きになったのが、甘酸っぱいもの。砂糖と酢をメインに使って作ったドレッシングとか、手羽元を煮たのとか。あれか、味覚が年寄りに近付いた、そういう事なのかと思いつつも、ハンバーグとかカレーも相変わらず好き。縮小ではなく拡大。

明日から新しい職場で勤める事になった。そのせいで今日からもう緊張、行きたくない!位に緊張。こういう時は自分の小心ぶりさに辟易する。いい年なんだからもう少し慣れろ、と。新しい職場は「まだどうしてそういう所へ?」ともいわれそうな、自分でも「選んじゃったなあ…」って所。三ヶ月は試用期間という感じなので、続けられるかはわからないので、どんな所かはまだ秘密。しかし緊張するな。

今日も「私って本当に駄目…」って思う事がいくつもあった。私が落語を好きになってきたのは、落語に出てくる時代背景が好きだったり、言葉の面白さが好きだったりというのもあるけど、出てくる登場人物に駄目な人が多いからなのかなあと、ふと思ったり。昇太師匠曰く「ちょっと駄目」な感じの人が沢山出てくるからな落語って。まあ、落語の中の人のダメぶりと私のダメぶりは、比較できるものではないのだけれども、なんとなく、なんとなくね。

しかし今日の駄目ぶりは、ちょっと涙が出たくらい駄目だった。いい年してこれじゃあなあと思いつつも、急に急に変えられるものでもないしなあとも思いつつ。じゃあちょっとずつ変えろって話。目の前の小石を拾う人生。

そしてちょっと書き足してみる。今「極上の月夜」って番組を見てた、落語が特集だったから。最初の方の「落語を好きな人が落語に付いて語る」はいらないから、もっと本物の噺家さんが沢山出ればいいのになあとか、いったい誰(どういう視聴者をという意味で)にピントを合わせた番組なのかなあとか、別に女子高生は来なくていいいのになあとか思いながら見てた。でも、笑点メンバー(主に昇太師匠)の写真とか、歌丸師匠の一日とか、木久蔵師匠が話す八代目正蔵師匠のエピソードとかよかったな。噺家さんが自分の師匠の、「こんな師匠なんですよう」とちょっと間抜けな思い出を、ちょっと嬉しそうに話すのを聞くのが好き。

夜は昇太師匠のオールナイトニッポンだ。

2006.11.05

だって11月だものね。

日が落ちてから外を歩くと寒い。「なんで今日はこんなに寒いかしらん?」と思ったが、もう11月、そりゃ寒いよね。

朝目が覚めてから「ふむーふむー」と布団の中で考え事をしていたら、あっという間に11時。図書館に行ったり、笑点を見たりして、夜は友人とハンサム食堂でご飯、辛かったけど美味しかった。が、この時期「オープンテラス」な感じは、ちゃんと着てこないと寒い。その後はドングリ舎でコーヒー。友人が「まったりしてるねえ」と言ってたが、西荻はそんな店ばっかりだ。

「赤い鼻」の二階からは猫がみんなを見張ってる。「酔っぱらい過ぎるなよー」「明日も仕事だろー」ってね。

2006.11.04

今日始めて気が付いた。

昇太師匠の「はじめての落語」というCD付きの本がある。先日購入して聞いていたのだが、いつもひとつ聞いては止めて、としていたから今まで気が付かなかったのだが、三席終わった後に止めずにいたら、昇太師匠の喋りが流れてきた。面白かった〜と自分で自分を誉めた後に「一曲歌います」とギターを弾きながら(って本人が弾いてるのか?)歌うのだが、その歌詞が「他の落語家を知らないから騙すの簡単〜」とか「元の落語を知らないから間違えてもわからない〜」って。はははは、正直過ぎだなあ。最後に「指痛いわ、もう」の台詞も絶妙だ。

(気持ちが下がって)「あ、まずい」となったら、このCDを聞く、今日この頃。

友人に会って一緒に食事。今ちょっと悩んでる事を話した、「私はこう思うんだけど○○ちゃんはどう思う?」って。ところが私が悩んでいるような事を、友人はちっとも悩まないのでよくわからんという返事。そうか!そうなのか!。中途半端なアドバイスをもらうより、むしろすっきり。さすが私の友人だ。ナイス。

隣に住んでいる御婦人。枝桐鋏を借りたり、コロッケをいただいたりとお世話になっているので、人の顔を覚えるのが苦手な私でもさすがに覚えた。家の前で会ったので「おはようございまーす!」と挨拶して立ち話。足腰の為に散歩をしているとの事。お話してたら「若い人が声をかけてくれて嬉しい、ありがとう」って。見知った人がいたら挨拶するのは当たり前なのに、そんな事を言って下さって、私の方こそ嬉しなあと。ちなみに御婦人は今年で96才になったとのこと。そうは見えない、若い。96才の方の前じゃ、私はひよっ子どころか、羽化したて位の勢いだ。頑張れ自分。

さっきアド街に昇太師匠が出てた。最後のなぞかけは「綺麗にまとめましたで賞」だな。ああいう姿すら「いいなー」なんて思えてくる、昇太マジック強くかかり過ぎの私なのでした。にーん。

2006.11.03

着物女子を山のように見るの巻

友人と神楽坂キモノフリマに行ってきた。「神楽坂まち飛びフェスタ2006」のイベントの一貫のよう。赤城神社で11時から開催。11時に神楽坂駅待ち合わせで行ったら、もう凄い人。対して広く無い会場の中は女性でいっぱい。しかもかなり着物率が高く(4割り位?)、いつの時代のバーゲン会場だ?な状況。かなりお値打ちな物も多かったが、何せすごい人。30分も見ないで終了。そして出てみると、会場の外には長蛇の列、入り口には入場規制をしてる旨のはり紙。早く来ておいてよかった、って何も買ってないけど。

その後は原宿に行き、大江戸撫子(だったかな?)、くるり、AGARU、シカゴを着物を見て回り、あーだこーだと好き勝手言い合う。欲しいってものはどの店でも見つかるし、買えない値段でもないのだけど、そうやって買って結局対して着ないで箪笥の肥やしになったりしがちなので、もう欲しいじゃなくて「どうしても欲しい!」という、見た瞬間に頭の中でファンファーレが鳴るようなものだけを買うようにしている今日この頃。そして着物は、いくらファンファーレが鳴ろうとも、サイズで断念という事もあるので油断がならん。友人と別れて地元西荻で着物屋を見ようかとも思ったけど、なんとなく止めておいた。

家に帰ると、妙に気持ちが落ち着かずソワソワ、そしてなんだか不安定。どうした自分!?

ある店で女の子が試着してた。その女の子は着物始めてさんのようで、店員さんに着る為には何が必要かとかそんな話をしてる。店員さんは「着るのはそんなに難しくない、半襟だって普通の布でもいいのよ」的な説明、それは別にいいと思う。着ている女の子も可愛いなあと言ってるそれもあたってると思う、可愛い銘仙だ。しかしツレの女友達「んー可愛いよー、可愛い」と可愛いを連発してるが、驚きの心のこもってなさ。まったくもって「どうでもいい」感が溢れる「可愛い」の台詞。この二人本当は友達じゃないんじゃないのか?って思った。きっと対して安くないであろうあの銘仙、彼女が勢いで買ってしまわないといいなーとも、でも勢いで買っちゃって、着物っ子になったらいいのになーとも思う。いったいどっちに決着がついたかしらん。

もう寝るかな。

2006.11.02

アンニュイさん逗留中。

早く出ていって欲しい。

先日のライブがあまりにも良かったので、ENDSのアルバムをファーストから順番に聞いているのだが、もう1曲1曲が大変なエボリューションをかましてる事に今さらちょっと驚いた。普段もちょこちょこ聞いているのに、改めてびっくり。「WHOLISTIC」とか「DIVE」とか「遠い朝」とか、他にも沢山。進化何度目ー?って。元のデジモンがなんだったかわからないくらい(デジモン?)。アレンジをそこまで大きく変えても、カッコイイというのがなんとも。「その時の遠藤が歌いたいバージョン」に進化してるのだろうなあ、と。遠藤すごい。そしてライブで「このアレンジかっこいいなあ」と思う何割かは、私にとっては中さんのギターに寄る所も大きい。中さんじゃなかったらどうかってそれはわからん、だって中さんじゃないそのアレンジを聞いてないから(そりゃそうだ)。

昇太師匠の有名ファンサイトの掲示板。初心者としては自分が好きになった人(ミュージシャンとか噺家とわず)のファンがどんな人なのかなあと気になる所で、ちょこちょこお邪魔させて頂いているのだけど、今はなんと「昇太師匠が手を振ってたあの人は誰だ!」ネタで回ってる。言ったらゴシップ系の話だ。私だってうわさ話は嫌いじゃ無いけど、誰でも見られるスペースで文字に残る形でのうわさ話ってのはなあ。しかも本来の落語の話を放っといてそういう話をしてるってのは、なんだかなあと思った。管理人さんには責任は無く、そしてそういうネタで盛り上がりたいのは一握りなんだろうけど、目立つし。てか単純に「今日の高座の感想とかは話したりしないのかな?」と思った。

うわさ話というのは、風に流れて残らないからいいのではないかと。

「Dr.コトー診療所2006」を見ていて、自分が我慢出来なさそうに辛いシーンになると、思わずリモコンの消音ボタンを押してしまう、それくらいチキンな私。だって剛利が!だって株で!だって学資保健が!。ちなみに今日の私の中でのナイスシーンは、泉谷が(役名を覚えろ)船を掃除しながら「誰も悪くねえんだ」とまり子に言うシーンと、魚一匹を素で持ってきて課長を励ますシーン。自分が売ったケンカを、ちゃんと自分から謝るのがいい。基本的にちょんまげが出ているドラマしか見ない私が唯一見ている現代ドラマ。

こんなドラマを見た後に親から電話があって、ちょっと泣けた。家族には大丈夫じゃ無くても「大丈夫」と言うしか無い時ってあるよね。

あるサイトで「その作家さんの話を聞いてから、やっとその人の小説を楽しく読めるようになった」と派手派手しく書いてる人がいた。馬鹿なんじゃないの?と思った。その人の音楽をあんまり聞いて無いのに、一緒に飲むと「大好きです!」とかいう馬鹿と同じか。

ひとところ、ここに書いている事を見知った人も見てる、もしかしたら好きなミュージシャンも見てる?!と思い、どこかで「イイ子に見られたい」作用が働いて、えらい我慢して書いていたのだが、もうそういうのは解禁。「読んでないし」と思う事と、誰かに気兼ねしてイイ子ぶった日記なんてちっとも面白か無いわ、と思って。あ、だからって今の日記が面白いかどうかは別の話で(別なのか?)。思った事を思ったように書かないとウェッブ上で日記を書いてる意味が無い。のではないかと。思ったようにと言うのは悪口を書くではなく、私が思った感想という事で。本当はこんな細々書かなくても、見に来てくだすってるレディース&ジェントルメンは「皆まで言うな」だと思うのだけど、取りあえずあえて。

ここまで読んで気が付いている人もいるかと思うのですが、ちょっと酔っぱらってます。鬼平を読むと酒(洋酒不可)を飲みたくなるのじゃ。<時代劇かぶれ。

2006.11.01

10月31日の話

末広亭余一会の「六人の会と遊ぼう」を見に行ったのです。探していたら偶然手に入ったその席は、なんと右側桟敷の一番高座に近い所。あらーあらーあらーと、始まる前から嬉しさで落ち着かなくて、その緊張が災いして何度も厠に立つ羽目に。小心者な上に格好悪いし、噺家さんに申し訳ない気分。でもねえ、漏らす訳にもいかないし<!。ちなみに本日チケットの記載ミスで、12時開演ではなく13時開演だった。「なんでギリギリー!」(用意の段取りが悪いから)と小走りで来て、ついたらそんな状況。開演時間の記載を間違うって呑気だ。
そして出演者の皆様はこんな感じ。

春風亭一之輔
林家いっ平
タカアンドトシ
笑福亭鶴瓶「青木先生」
春風亭小朝「七段目」
林家ニ楽(紙切り)
柳家花禄「明烏」
ーお仲入りー
立川志の輔「親の顔」
ロケット団
春風亭昇太「人生が二度あれば」
ー大喜利ー
司会 林家正蔵
三遊亭歌武蔵
五明樓玉の輔
林家きくお
林家ひろ木
林家いっ平

今書いていたら、長くなり過ぎて感想なんだか日記なんだかみたいな事になったので、詳しい(というかダラダラと長い)感想は、後日サイトで。どの方も面白かったけど、やはり私の一番「これだ!」ってきたのは昇太さんでした。話も立ち振る舞いも全部含めて。野原で遊ぶシーンの最後で「…つまらん」と打ちひしがれる姿とタイミングが絶妙。あと扇子をはさみに見立ててぱちんぱちん(小さく開閉開閉してる訳だな)と盆栽をいじってみせるシーンで、「こういう古典の手法をたまには使わないと、馬鹿にする人がいるからな」ってぼやく台詞がいい!。

しかし生で見れば見る程はまっていきそう。趣味が無いとか言ってる人は落語を聞けばいいですよ、趣味があってももう一つくらい増やして聞くのもいいですよ(って、自分だって楽しいのに気が付いたのは、つい最近のくせに)。最後に幕が降りて「はーっ」とぐったりする程笑えるって、なんというか有り難い話だ。ENDSが無かったら確実にそのまま当日券の列に並んで入ってたと思う。笑い過ぎてお腹が空いたので、桂花ラーメンでラーメンを食べた。壷に入ってる浅漬けっぽい漬け物も美味しかった。

私の近くに座っていた60手前位のオッサンが、開演前にパンフレットを見ながらこう言ってた。「なんだどうでもいいのも色々でるなあ。六人の会と色物さん少しだけでいいんだよ。いっ平とか大喜利なんか出なくていいんだ」と。言葉のニュアンスはあれだけど、まあそういう内容の事を。確かに沢山出るなあとは思ったが、色々な人が見てみたいから出なくていいとは思わないわけだ。そして始まり3時間半経ってみたら、オッサンはいっ平さんでも大喜利でもしっかり笑ってた。ちゃっかり笑うくらいなら、出なくていいなんて言うなと思った。「オッサンの馬鹿ー」と思ったが、きっとそういう勝手な事は、自分も言ってるんだろうなあとも思った。お客さんって勝手だ。

で、今日は巨大なアンニュイさんが来てるから、もう横になります。
ちなみにアンニュイさんというのは、心にインパクトのあるライブを見た後に来る、虚脱感というかむなしさというか寂しさというか、むしろそういうのがひっくるまった心もちの事、友人が命名。来るかなーと思っていたら案の定来た。という事でまた明日。

そういえば11月23日の銀座らくごアーベントのチケット。発売開始3分後にオンラインみたら、もう売り切れってなってた。どれくらいのハコか知らないのだけど、3分でソールドって。一般発売以外の何かがあるのかしらん。落語、色々と深いな(何が)。

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