2021年6月20日メガネちーむ@両国亭
晴太さんが姉弟子から「空いているから使う?」的に言われて、普段活ハウスで開催のメガネちーむの会を両国亭にて。
昇りん「新聞記事」
花金「貧乏神の良心」
~仲入り~
晴太「辰巳の辻占」
お客さんは神田明神より多めで、しかも若い方が多い印象。活ハウスの時と同じように、まずは3人でトーク。末廣で披露目楽日、明日から浅草ということで、今日の諸々の事情などを話す。その後まず昇りんさんが上がるので一旦羽織を切るために引っ込んだが、その間、晴太・花金が2人で特に何か話すわけでもなく、顔を見合わせて黙っていると、いたたまれなくなったのか昇りんさんが「なんで喋んないの!?」と出てきた。
昇りんさんはずいぶん長くまくらを振る、主に喜之輔さんのことを。その後は新聞記事。花金さんはお披露目まくらを振りつつ、ナツノカモさんの作った新作を。最初に「江戸が舞台の~」みたいなことを言ったはずなのに、なぜか私の中でずっと現代の景色で絵が再生されていた。仲後に晴太さん。色んなことを話して唐突に落語に入る感じ、いつもそうだけど。晴太さんの「辰巳の辻占」は他の方(小助六とか花金とか)で聞くのと結構色々違っているのが面白い。
終わってまたトーク。三題噺をやると長くなるからと無にしたら、むしろ早めに終わってしまった。いつも活ハウスで同じようにしているのに場所が違うとなんとなく雰囲気も違う。秘密クラブ感が薄かったので、その分では若干物足りない気もしたけど、会場が広くなってお客さんが沢山入って良かったし、秘密クラブ感は薄くなったけど、会としては楽しかった。
自分たちの次の会のチラシを一枚も配らないし、神田明神のルート9の公演のこともたいして話さない、もっと宣伝したらいいのにと思わなくないけど、そういうことをしないのがメガネちーむらしさなのかもしれない。
いや、宣伝はもっとちゃんとやった方がいいと思う。SNSでの活動はとても地味な三人で、それは個人的には「ナイス」と思っているのだけど、だからこそこういう現場では告知活動をやったらいいのにと思う。披露目の手伝いでそれどころではないのかな。